番外編
![]() ホステス潜入取材を終えて… 「ねぇ、お兄ちゃん」 「なんだ?」 「スクープって…寝て取るものなのかなぁ?」 「!!!!!!!はぁ?な、何言ってんだ遼子!」 「だってね、現に今日未知子さんが…」 「お前は?遼子、お前は何もされなかっただろうな?」 「うん、私は酔っ払って寝ちゃってたんだけどね。」 「ね、寝た?」 「ちょっと、何違う想像してるの!?私は酔いつぶれてぐっすり寝てただけ!」 「そ、そうか・・・」 「でもね、実際に未知子さんは、それで牛丸大使との取引材料を得た訳だし…」 その後も遼子はなにやらつぶやきいていたが、それは洸至の耳には一切 入ってこなかった。 ただ洸至は頭の中で、「絶対殺してやるリスト」の中に、未知子と 牛丸の名前を、幾重にも書き連ねられていくだけだった。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |