甘い匂い
シチュエーション


公園の横で「たまたま」見掛けた色白黒髪の可愛い女子高校生

今の時代珍しいタイプだ
そして俺のタイプでもある
ムラムラした俺は、
背後からその華奢な体を羽交い締めにして、

これまた「たまたま」持ってたクロロホルムを染み込ませたハンカチを口許に押し当てがいつつ、彼女を公園のトイレに引きずり込んだ

少女の甘い匂いが鼻一杯に広がるのを堪能する

最初は「うう…………」 と声に鳴らない悲鳴を上げて、か細い腕でふりほどこうと抵抗していたが、
やがて動きがゆっくり弱々しくなってきた

体の力が抜けきった彼女を個室のドアを開けて便器に座らせる

表情は既にトロンとして目の焦点はあっていない

さらに眠りを深くすべく、とどめをかがせてやろうとハンカチを彼女の可愛い顔に近付ける前に―――

瞼がゆっくり下がって来た

――ただし、俺の瞼が。

(あれ?おかしいな……?なんだか頭が………?
しまった、さっきの甘い匂い……この子のじゃなくて……クロ……ロ……の)




「次のニュースです
昨夜、女子高生に薬物をかがせ乱暴しようとしたとして、〇〇県□□市に住む
会社員、御前阿保也容疑者が逮捕されました、調べによりますと御前容疑者は―――」


反省はしてるが後悔はしてない






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