帰る途中の夜道
シチュエーション


上京してきてから6ヶ月、私は大学からの帰る途中の夜道を歩いていました

友達と電話をして、携帯をしまったあと―――

突然背後から羽交い締めにされ濡れた布を押し当てられたんです
びっくりして戸惑ったけど体をぐいぐい引きずられてようやく襲われてると気付きました
声を出したけど濡れた布に遮られ、手を振りほどこうとしてもがっちり押さえ付けられて力の差がありすぎました

その香りにむせこんでしまうと、不思議なことに目の前がぼんやりしてきて、
何で?と考え、そこでようやく布から甘ったるい化学製品の匂いがしてるのを認識しました

何か薬だ、そう思い始めた時にはすでに体の力が抜けて指一本動かせなくて
立っていられなくなっていました
抵抗できなくなった私はあとは薬を吸い続けることしかできません
頭をぐるぐるまわされているのか、私の視界がぐるぐるしているのか、頭の中に広がっていく甘い甘いけだるい香りにどうすることも出来ずに、
朦朧としていく意識がすーっと遠のいて行ったのだけ覚えています

それからどれくらい時が過ぎたのか、私は体を撫で回されている感触で僅かに意識を取り戻しました

目が霞んでよく見えないけれどどこかの明るい部屋のベットに仰向けに寝かされ服の上から体のすみずみまで撫でられていました

身体を動かして逃れようとしても手足は完全に弛緩しきってしまっていて動けません
悲鳴を出そうとしても、口が動かきません
そしてぼんやりとしか見えない影は、私の服を脱がしにかかりました

「あ………………」

カーディガンがはだけられ、Tシャツをたくしあげられた所でかろうじて声をあげると、
男は私が覚醒しかけたのに気付いて再び真っ白な布を私に押しあてました

また甘い香りに頭を包み込まれ頭がぐるぐるしてきて、私は再び意識を失ってしまいました


次に目を覚ました時、私はさらわれた場所の近くの公園のベンチに寝ていました
体中が痛くて、言いたくない場所も痛くて、

その後どう下宿先のアパートに帰ったか覚えていません

ドアを開けてすぐにベッドに倒れこんで私は再び昏々と眠りました

次の日の朝、いえ朝というか12時に私は目を覚ましました

ただぼーっとして何も考えられずに居ました
昨日のことを思い出したくなかったので
ズキズキ痛むあそこのことも何とか頭の隅においやろうとしました


――ヴーン、ヴ―ン――

突然携帯の鳴る音で私は現実に引き戻されました
知らない番号からの電話です
私は恐る恐る電話に出ました

「昨日は楽しかったよ、君の体は本当に気持ち良かった」

その一声で背筋が凍りました

「あのさ、DVDデッキを起動して、中のディスクを再生してよ。再生しなかったり止めりしたらその映像をネットに流すから
あと昨日君が昨日夜中から家で2度目の昏睡している間に、その部屋は盗聴器、盗撮カメラたくさん仕掛けたからね?逃げたり助けを求めたり禁止だから」

確かそんな内容の電話はそこで途切れました
私は恐怖で何がなんだかわからず素直に指示に従いました

DVDを再生すると
真っ暗な画面が続きしばらくすると文字が現れました

「鈴本紗季・昏睡レイプ」

私の名前です
私はそこで思わず再生を止めようとして思いとどまりました
さっきの男の言葉を思い出したからです

でも、なら目を閉じればいいのに私はテレビから目をはなせませんでした

映像は、ベッドに仰向けなってTシャツをたくしあげられブラを露出させられた私が覆面をした男にハンカチで口を覆われ成す術なく意識を失っていくところの横からの視点から始まりました
だんだん目を閉じて意識を失って行く様が良くわかりました

やはりあれは麻酔剤みたいな何かなのでしょう

意識を失った私は覆面をした男に上半身を抱き起こされカメラの方を向かされ後ろから抱きかかえられました

画面の中のぐったりした私はブラをたくしあげられ、胸を鷲掴みにされました
それから20分、私の胸は覆面男に執拗にこねくりまわされています

男の手によって胸はもみくちゃにされています

乳首はそのためか恥ずかしいことにピンピンに勃起してしまっているようでした

男は次に私のスカートを腰を浮かせて脱がせ、さらに下着もそのまま脱がせ、私の太股を開かせ、秘所が完全に映るようにしました

お風呂でも自分の秘所をこんなにじっくり見たことはありません

そこから男は私の下半身をまた20分くらいかけていたぶりました

陰唇をなぞられ、陰核をはじかれ、つままれ、浅く指を入れられて、

やがてじっくり愛撫されたそこは、明らかに濡れていると分かりました

全身も真っ赤になってしまっています

意識はないのにしっかり反応している画面の中の私はまるで私ではないようでした

最後に私は男に腰を掴まれ背後位で一気に貫かれました

「あ………ぁ………」

とうめき声をあげています
しかしゆっくり腰を動かされる内にやがてそれは矯声に変わって行きました

「あっ………あぁっ……」
やっぱり意識はないのに、画面の中の私は感じているみたいです


やがて覆面男はふるふると揺れる私の胸を鷲掴み乳首を摘みながら

「くっ………」

とうめいて果てたみたいです
中に出されたみたいですがもう驚きはありませんでした

DVDはそこで終わりました

ヴ―ン、ヴ―ン

再びあの番号から電話がなりました
のろのろと私が出ると、「どうだった?楽しかったっしょ?
君が眠りながらイッちゃったシーンとか続きもあるし、また連絡するよ。これから楽しく仲良くしようね?じゃあね」

私は電話が切れてもテレビの前に座り込んだままでした






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