紫鏡
シチュエーション


「ねぇ知ってる?ムラサキカガミ、20歳までその言葉を覚えていると不能になるんだって」
「えーなにそれー?私が聞いたのはホモになるだったよ」
「チョーウケる男限定ってなにそれ、こんどシンヤに教えてみよう」
「えーやめときなよー、カレシが不能とかホモとかヤバすぎじゃん」

そのときは親友二人で笑いあっていました。でも、紫鏡は本当だったのです。
高校を卒業してから、私は美優とは違う大学へ行きました。
そのせいもあってしばらく会えずにメールで近況報告や夜の長電話ぐらいでしたが、
成人式には二人とも地元に戻ると言うことで再会の約束をしたのです
振り袖を着たの美優はとても綺麗で、そのときは再会の喜びと滅多にみない和服姿にどきどきしてしまったのかと思っていました。
でも同窓会もかねた成人式後のカラオケで一緒に行ったトイレで、
ふざけてるフリをして魅力的に見えることを話したら美優もそうだって
すごい嬉しくて二人して抱き合って、気づいたときには女二人でキスしてました
そのまま手をつないだまま部屋に戻って、今では美優は大事なパートナーです。
あと風の噂ではシンヤ君は受け専のガチホモになっちゃったそうです






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