ある中学校の七つの伝承 外伝3
シチュエーション


その少女は熱血で、正義感が強かった。東に弱いものがあれば行って助け、西に困っている人がいれば行って解決する。
少々短絡的で短気なところがたまに傷だったが、周りからも好かれ、学園生活は概ね順調に送っていた。
もっとも、彼女の鉄拳制裁をありがたく頂戴した、いわゆるワルモノたちからは、当然のように疎まれていた。

彼女の周りには、彼女に助けられた者たちがよく取り巻いていた。彼女はそれを気取るでもなく、友人として接していた


また友人たちは彼女の性質をよく理解し、彼女の耳に入る情報をコントロールすることで、彼女自身が真の意味で
危険にさらされることのないよう、彼女の気が付かないところで互いにかばいあっていたと言える。

あるとき、彼女が教室で昼食をとっていた時のこと。友達の一人が、ふと思い出したように、こんな話を持ち出した。

「そういえば、『赤いチャンチャンコ様』って知ってる?」

周りの友人たちはきょとんとして首を横に振る。この学校の七不思議では聞き覚えがなかった。

「友達の男子から聞いたんだけどね、夜中の1時に2階の女子トイレに入ると、どこからか声がするんだって。
『赤いチャンチャンコ、着せましょか〜〜〜』って。もしそこで返事をしちゃうと、大変なことになるんだって」
「・・・ちょっと待って、なんで男子が女子トイレの話を知って――」
「うおおおおおおおおおおおおおおおお!!」

雄叫びが会話を遮った。熱血で正義感が強く短絡的な少女は、教室どころかフロア中に聞こえるような大声で叫んだ。

「何という悪質な!!そんな幽霊、このあたしがぶちのめしてやる!!うおおおおおおおおおおおおおおお!!!」

鬼神でも乗り移ったかのような物騒な雄叫びを上げ、少女は深夜の学校に忍び込むことを決意したのだった。
話を持ちかけた友人がククッと笑い声を漏らしたことに、その場にいた生徒は誰も気がつかなかった。

そして深夜。12時ころ、昼間に開けておいた1階の窓から校内に忍び込んだ少女は、2階の女子トイレに向かった。
手近な個室に入り、1時を待つ。普段ならとっくに床に就いて高いびきをしている時間だ。少女は欠伸をかみ殺した。
そろそろ1時。問題の時間だ。少女は拳を握り、幽霊を待ち構える。

(幽霊め、何か言ってきてみろ!『やれるもんならやってみろ!』って叫んで、すぐ殴り飛ばしてやる!)

と、女子トイレのドアが開いた。何者かが女子トイレに入ってきたようだ。侵入者は、少女のいる個室の前に来ると、
お決まりの言葉をささやく。

「赤いマンマンコ、入れましょか〜〜〜〜・・・・・・」

「やれるもんならやってみろ!!・・・・・ってアレ?何か違う・・・・・・」

違和感は感じたもののとりあえず叫ぶだけ叫び、すぐに個室を飛び出す少女!食らえ必殺の鉄拳!!
しかし少女の鉄拳は、空中で手首を掴まれることで阻まれた。
個室の外には、10人以上の男子が待ち構えていた。どの男も少女が一度はぶちのめしたことのある不良たちだった。

「えっ、何で・・・?」
「ハッハッハ、望み通りマンコに入れてやるよ!!押さえつけろ!!」
左右から挟み撃ちのように男数人に取り押さえられ、少女はトイレの床に抑え込まれる。
必死に顔だけ上げて、男たちを睨み付ける少女。男たちは薄ら笑いを浮かべ、少女を見下ろしている。
と、リーダー格と思われる男が入り口にいた一人の男に声をかけた。

「おい、もういいぞ。連れてこい」「へい」

入り口の男は一度女子トイレから出ると、すぐに何かを引きずりながら戻ってきた。引きずられた何かは、
少女の前に放り出された。それは、はじめに赤いチャンチャンコの話を持ちかけた友人だった。

服は無惨に引きちぎられ、見る影もない。何度も中出しされたのだろう、秘部と肛門は精液にまみれ、口周りも汁で
べたべただった。首から下には青あざや引っかき傷も見える。顔には傷一つないのは、バレないための用心だろうか。
床に放り出された友人は、ゆっくりと顔をあげた。そして少女の姿を確認すると、生気のなかった顔がさっと赤くなった。
友人は真っ赤な顔で叫んだ。

「あんたのせいよ!!あんたが馬鹿なことやめないから!!あたし脅されて!!ちゃんと言ったら帰してくれる
はずだったのに!!!あんたが!!あんたが悪いんだ!!ああああんたがあんたがあんたがあんたが!!!!」

混乱した少女は、改めて友人を見た。ボロボロにやぶられた服は、どうやらもとは制服だったようだ。
一度家に帰って着替え直した自分と違い、学校が終わってからつい先ほどまで蹂躙され続けていたのかもしれない。

「へへ、そういうわけだ。全部お前をおびき寄せる罠なんだよ。そら、今度はお前のマンコを血で染める番だ」
「うあ、うわああああああああああああ!!!!」

翌朝、二階の女子トイレには、開脚してモップに縛り付けられ、尻たぶに「肉便器」と書かれた少女と、
目隠し状態でギャグボールを噛まされ、膣穴を広げられた状態でテープで固定された友人の二人が気絶していた。
二人は何度も犯されたせいで膣内をひどく裂傷し、赤く染まっていたという。






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