口の女シリーズ1
シチュエーション


ある、とても禁欲的な男がいた。およそ性行為に興味がない男だったが、知人の紹介で結婚をすることになった。
紹介された女も性行為に興味がなく、幾度夜を共にしても一度も求めてくることはなかった。
かくして二人は籍を入れ、晴れてめおととなった。仲睦まじい夫婦だが、夜伽をすることはなかった。

ある日のこと。いつものように男が仕事から戻ると、いつものように妻が迎え入れてくれた。
男はいつものように寝室に荷物を置き、夕食を食べようと部屋を出ようとした。
その時、男は部屋の空気がいつもと違うことに気づいた。何やら熱気があるというか、とにかく妻以外の匂いがする。
男は気になり、夕食の時に妻に尋ねた。昼間不義をしてはいないか、と。
妻は男の質問を一笑に付した。どうして不義などする必要があるのか、と答えた。

翌日。妻の浮気が気になった夫は、仕事を休み、妻を見張ることにした。
朝は仕事に行ったふりをし、そのまま自宅が見える場所に潜んでいた。
昼過ぎになったころだった。若い男が、男の家に招かれていた。
やはり妻は密通をしていたのだ。性に興味がないなどと言いながら、何たる不貞。
男が憤慨していると、新たに二人、若い男が家へと招かれていった。

男は考えた。
同時に相手取るには多すぎるのではないだろうか。さては、悪い男共に脅され、輪姦されているのでは。
不安に思った男は、こっそりと自宅へ忍び込み、寝室を覗き込んだ。
果たしてそこに見えたのは。

どこから忍び込んだのか、合計7人の男が妻と情事をしていた。
そのうち4人は絞りかすのように床に倒れ伏せていたが、今きたばかりの3人の男たちが妻を攻めていた。
しかし、どうも男たちの様子がおかしい。

一人はベッドに仰向けに横たわり、妻をまたがらせて騎乗位で下から妻を貫いている。
一人は横たわる男に座る形で妻を正面から抱きかかえ、対面座位で前から妻を貫いている。
最後の一人は中腰になり、後ろから背面座位で妻を貫いている。
そしてその誰もが、苦悶の表情を浮かべ必死に腰を振っている。

男たちの腰の動きが早くなり、びくびくと幾度か痙攣したのち、止まった。妻の中で果てたのだろう。
妻は長い喘ぎ声をあげると、何事もなかったようにすくっと立ち上がった。

すると男たちは崩れ落ちるようにベッドの上に倒れ、ぜぇぜぇと息を荒げた。
妻は仰向けに倒れた男の一人の顔をまたぐと、そのまま両手で自身の秘部を広げた。
妻の秘部から納まりきらなくなった白濁液が、横たわる男の顔に垂れかかる。
嫌がる男がげほげほと咳き込むが、構わず妻は秘部を広げ、次々に膣道の中の精液を吐き出し続ける。

その様子を見ていた男は気がついた。陰毛に覆われた、妻の秘部。
そこには、尿道、肛門のほかに、膣口と思われる穴が、確かに二つ空いていたのだ。
先ほど三人の男を一度に相手にした際に妻は、対面座位の男には前の秘穴で、騎乗位の男には後ろの秘穴で、
そして背面座位の男には菊門で、それぞれの陰茎を受け入れていたのだ。

男は驚き、思わず声を上げた。
見られたことに気がついた妻は、泣きながら男を部屋の中に招き入れ、自らの素性を離した。

自分は、(下の口が)二口女であること。見られてしまっては相手を殺すか、山に帰らなくてはならないこと。
しかし愛する夫である貴方を殺したくはないこと。(下の口が)二口女は、毎日伽をしなければ生きていけないこと。
それゆえ行きずりの男を拾っては、干からびるまで搾り取っていたこと。

全てを聞いた夫は、さっそく妻を連れてアダルトショップへ繰り出し、バイブを二本、
ついでにローションとコンドーム、ボンテージにムチ、ロウソク、ギャグボール、手錠にロープを買い、
これまでより一層夫婦仲睦まじく暮らしたということだ。






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