深夜の美術室2
シチュエーション


少女は喉も割れよとばかりに悲鳴を上げた。

「い・・・いや・・・・・・いやああああああああああ!!!」


少女は悲鳴を上げ、ダビデ像に背を向け一心不乱に駆け出した。

申し訳程度に四肢を覆うボロ布になった制服、下着は上下とも千切りとられ、胸も秘部も隠すべき部位は全て剥きだし。

陰部には絵の具がべっとりと塗りたくられ、さらに何度も潮を吹かされて太ももからふくらはぎまで愛液でべとべと。

そんな自分の痴態を忘れるほどに、少女の意識は恐怖で染め上げられていたのだ。

しかし、少女の決死の逃走は、一歩目を踏み出す前に終了した。

「えっ・・・いや!!」

ドサッ

床から突き出した石膏像の腕は、未だ足首を掴んだままだった。少女は勢い余ってつんのめり、そのまま前に倒れてしまう。

「いやっ!! は、放して!! 放してってばぁ!! 放せえええええ!!」

上体をひねって、手に持った彫刻刀で石膏像に必死の抵抗をする少女。

ガッ!!ガッ!!

少女の一撃が入るたび、脆い石膏の腕像からは破片が飛び散る。

「このっ!! このっ!! 放せっ!!」

ガッ!! ガッ!! ガチッ!!

何度目の攻撃だったか、とうとう手首には細い亀裂が入り、指が数本もげ落ちた。

ひるんだ石膏腕の隙を突き、少女は左足を引き抜いた。

「はぁ、はぁ・・・あと一つ!!」

必死に彫刻刀を振いあげた少女の真上から、何者かが覗き込むように影を作った。

少女は石膏像の腕に夢中になるあまり、本当の危機は既にどうしようもなく到達しきっていたことに、気づいていなかった。

しゃがみ込み、少女を覗き込むダビデ像。身をかがめたことで、その陰茎はさらに強調されて少女の目に映る。

「ヒィッ!! こ、来ないでええええ!!」

少女は振いあげた彫刻刀の刃先を、もはや肌が触れ合わんばかりの距離にいるダビデ像に向けて振り下ろした。

ガチンッ!!

「痛っ!!」

ダビデ像は、片手を少し動かすだけで易々と彫刻刀を掌で受けた。それだけのことで、少女の軽い腕力は簡単に弾かれる。

弾かれた衝撃は手のひらから肘まで痺れとして伝わり、結果彫刻刀は暗闇の彼方に飛んでいってしまう。

「う・・・あ・・・あ・・・・・・」

もはや少女を守るものは何もない。少女は腰を抜かしてその場にへたり込む。

しゃがみ込んだダビデ像と同じ目線となった彼女の頭に、ダビデ像は後ろからスッと腕を回した。

「あ・・・え・・・?」

ダビデ像の思惑が掴めず呆然としている少女の頭を、ダビデ像は無理矢理引き寄せ、強引にその唇を奪う。

「んぅ!? んんーーー!! んぅーーーー!!」

少女の唇をこじ開け、ダビデ像の舌は少女の口中を蹂躙する。少女は抗議をあげるが、口が塞がれて声にならない。

普通の人間ならば、強姦の際に口を責めようとはしない。人間の歯は相当に硬く、噛みつかれるリスクが高いからだ。

特にディープキスやイラマチオなどは、相応に柔らかく、また太い血管が通った舌や男性器を女性に預ける行為だ。

そこを噛みつかれては、その後の性活動はもちろん、最悪の場合命にかかわる。

よって通常の強姦では、そのようなことは行われない。

しかし、ダビデ像は違う。少女は先ほどから何度も舌に、唇に、敵意むき出しの噛みつきをしているが、

石膏で作られた彼は、少女の咬筋力ではビクともしないのだ。よって彼は、反撃の恐れなく少女の口中を責めることができる。

固いはずの石膏が、本物の舌のようにうねうねと動き、少女の口中を蹂躙する。

それはあたかも、ギンギンにそそり立った陰茎が、自在に形を変化させ、舌を、歯を、頬肉を削り取っているようだった。

ざらざらした石膏を柔肉に押し付けられれば、それだけで血が滲み、相応の激痛を伴うはず。

しかしダビデ像の絶妙な力加減ゆえか、舌先は器用に刺激のみを少女に与えてくる。

少女には、相当にテクニシャンなディープキスの快感だけが伝えられていた。

しばらくして、ようやくダビデ像が唇を離す。

「ん・・・・・・」

少女とダビデ像の口元に、銀色の糸の架け橋がツッとかかり、玉になって落ちていった。

少女の目はすっかり潤み、どんな男でもこれ以上を望んでいることがはっきりと見て取れる。

ダビデ像は背中に手を回すと、優しく少女を抱き寄せた。

もはや抵抗の術も意思も取り上げられた少女は、すっかり花開いてしまった身体をゆっくりとダビデ像に預けた。

快感に火照った身体に、石膏の冷たさが心地よい。ずっしりとした重みも、少女に安心感をもたらす。

どれほど時間がたっただろうか、ダビデ像に少女の体温がすっかり移った頃、ダビデ像は新しい動きを見せた。

少女を体から放すと、すっくと立ち上がったのである。

ダビデ像が立ち上がることで、その隆々と屹立した陰茎が少女の眼前にさらされる。

初めて間近でみる男の陰茎に、少女は息をのんだ。

皮を被った普段のダビデ像の陰茎とはちがい、えらが張った亀頭は滑らかで大きく、筋の浮いた竿は太く逞しく。

(これが・・・男の人の・・・おちんちん・・・・・・・)

少女が見惚れていると、ダビデ像は手と腰を動かし、亀頭を少女の口へと押し当てた。

「これ・・・舐めるの?」

少女の問いに、ダビデ像は大きくうなずく。

少しのためらいを見せたのち、少女は思い切って、ぱくりと亀頭を口の中に含んだ。

普通の男性器と違い臭いもなく、石膏なので色も真っ白、見た目にも清潔そうだったからだ。

が、少女の思惑はすぐに裏切られる。

(ひんやりしてるけど・・・先っちょは熱い・・・にが酸っぱい変な味・・・・・・それになんだか、臭い)

てらてらと光る鈴口からはすでに熱いカウパーが分泌されていた。少女が感じたのはその匂い、その味である。

冷たい石膏像から感じられる確かな雄に、少女の牝の部分は更なる昂ぶりを感じていた。

(変な味だけど・・・・・・嫌いじゃない、かな・・・)

亀頭を口に含み、ぺろぺろと舌でカウパーを舐めとる。その行為を続けるうち、少女は徐々に慈しみを感じてきた。

そんな少女の頭に、ダビデ像はスッと再び両腕を回し、少女の黒い髪の毛を指先ですくように撫でた。

(ん・・・・・髪の毛、気持ちいいかも・・・)

少女が快感に目を閉じた、その直後。少女の頭に両腕を回したダビデ像が、強引に少女の頭を引き寄せた。

「んぐぅ!!?」

少女の口の中は陰茎でいっぱいになり、亀頭は喉を圧迫する。あまりの衝撃に目を見開く。

それまでの少女の舌先の愛撫では不満だったのか、ダビデ像は強引に少女の頭をグライドさせ、

喉奥までいっぱいに使ったディープスロートを強要する。少女にとっては拷問のようだった。

「げぼっ!! うぐぅぅ!! げぼぉっ!!」

異物挿入による、こらえようもない嘔吐感。しかし、抽挿され続ける陰茎に圧迫され、吐き出すこともできない。

さらに、頭を動かされるたびに鼻をへそ下に打ち付けられる。

通常のイラマチオでも鼻血を吹き出すこともあるというのに、ましてや相手は石像。鼻先に石を叩きつけられるのと同様だ。

すでに鼻孔から熱い血が噴き出しているのがわかる。ますます喉を圧迫する陰茎に加え、鼻血でさらに呼吸が困難になる。

「ごぶっ!! ぶほぇ!! おごっ!!」

何度鼻先を痛めたか、そろそろ意識が遠ざかってきた少女に、それは突然訪れた。

「ぐぼおおおお!!?」

ふいにそれまでよりもいっそう深く陰茎が挿し込まれたかと思うと、亀頭が膨れ上がり、そして爆ぜた。

少女には本当に爆ぜたのかと思うほど、熱い精液が喉奥にとめどなく流し込まれたのである。

びゅるっ!びゅるるうぅっ!!びゅびゅっ!!

溜飲しきれなかった精液は噴門から口腔に逆流する。しかし、口中で未だ精液を吐き出し続ける陰茎が、

少女にむせ返ることすら許さない。

びゅぅぅぅうう!! どびゅっ!! びゅっびゅっ!!

「うっ!! ううっ!! んぶぅっ!!」

喉から逆流し口をふさがれ、行く場を失った精液はついに、少女の鼻腔から飛び出した。

涙をぼろぼろとこぼし、鼻から精液をあふれさせる少女。

びゅるっ!! ・・・びゅっ

長い長い射精がついに終わった。ダビデは少女の頭から手を放し、少女を解放する。

「おげぇえええ!! げぼっ!! げぼぼぉぉおお!!」

すぐさま陰茎から口を離し、胃から溢れかえった大量の精液をその場にぶちまける少女。

「・・・・・・ううぅ・・・うぅわああああああぁああぁあぁぁ!」

それは嗚咽なのか悲鳴なのか、その場にうずくまって少女は悲鳴を上げた。

ダビデ像は、そんな少女の傍に立ち、少女を見下ろしている。

「うええええ・・・も、もうやらぁ・・・ひぐっ・・・・・・おうちぃかえるのぉ・・・ひっぐ・・・うわあああ・・・」

うつぶせのまま涙交じりに声をあげる少女。鼻血は治まっておらず、声もたどたどしい。

「ううぅぅううぅううぅ・・・・・げほっげほっ、ひぐっ、わぁああああぁぁあぁあ・・・」

鼻で呼吸ができないせいか、時折むせ返りながらも少女の慟哭は続く。

対して、ダビデ像の反応は淡白で機械的で、冷たいものだった。

ダビデ像は静かに少女の背後に歩を進めると、そのまましゃがみこんだ。

「ぁあぁぁあああぁ・・・・・・ひぃっ!!?」

そして両手で少女のその尻をつかみ動かせぬよう固定すると、

「やっ! やだぁああああああ!! どっ、どうしてぇぇぇええ!!? もうやら、やなのぉぉおおおお!!!」

身体をひねって抵抗しようとする少女をねじ伏せ、

「ねぇ!!許して!!お願いだからぁ!何でもするから!それだけはやなのぉ!!!」

先ほどまでの筆責めで未だ潤い冷めやらぬ少女の秘肉に白く冷たい亀頭を擦り付けると、

「やだあああああああああああああああああ!!!!」

ずぶり

陰茎を挿し入れた。

「いやああああああああああああああああああああああああああああああああああああっ!!!」

ぱつん

少女の身体の奥で、何かが破けたような音が響いた。

半狂乱になっている自分の中に、それを見下ろすもう一人の自分が感じられる。

もう一人の自分は、今、確かに取り返しのつかないものを失ったことを感じた。

自分が泣いている。叫んでいる。抗っている。蹂み躙られている。犯されている。姦されている。

もう、どうすることもできない。上から見ていることしかできない。

少女は、破瓜の痛みゆえか、はたまた恐怖か諦観か、すでにダビデ像のされるがままになっていた。

ダビデ像は、初めと変わらず後ろから少女を突き立てる。片膝を立て、時折上体を少女に預けて体重をかける。

その時も尻は掴んだままなので、少女は逃げることも出来ず、肉壺に突き入れられた剛棒でダビデの重さを受けねばならない。

「うっ・・・うぁっ・・・・・・ぅがっ・・・」

苦痛に顔をゆがめながらも悲鳴一つあげることのなくなった少女は、誰の目にも壊れかけているのが明らかだった。

ダビデは尚も抽挿を続ける。時にはその石棒が抜けるぎりぎりまで腰を引き、長いストロークで深く奥まで挿し入れる。

ドズン、という重い衝撃と痛みに、少女は拳を握って耐える。膣壁は侵入者を追い出すべく、ぎりぎりと締め付ける。

時には、膣の浅いところをこすりあげるようにねちねちと責められる。笠の開いた亀頭が、膣口を掻き回す。

女性の肉体の生理現象として、肉棒が往復するたびに少女の秘孔からは透明な蜜が漏れ出し、太ももを伝って床を濡らす。

少女の秘部は石棒が出入りするちゅぷちゅぷという音を立てる。その愛液すら、破瓜の傷にしみ痛みをもたらす。

「ゔあっ、あ゙ぁっ、ん゙ぁっ、んん゙っ、ぅあ゙っ・・・・・・」

リズミカルな腰の動きに、少女の口からも嗚咽のように声が溢れる。

「も゙っ、もぉ、おわ、ってよ、ぉお゙ぅ、っぐぁ・・・・・・」

少女の哀願が届いたのか否か、ダビデの腰の動きが徐々に速度を増す。

「ぅあ゙っ!? ぅあ゙っ、ゔぅっ、ひあっ、っあ゙っ! あ゙っ! あ゙あっ!! ぅあ゙あっ!!」

ダビデは急に腰を引いたかと思うと、少女の子宮口を割って入らんばかりに、今までで最も強く石棒を叩きつけた。

「ひぎぃいいぃっ!!?」

そして少女は、ダビデがその亀頭を子宮口にぴったりとくっつけ、グリグリと押し当ててくるのを感じた。

「ぁぁぁぁぁぁぁ・・・あてないでぇ・・・」

と。

どびゅっ

「・・・え?」

びゅるっびゅびゅっ、びゅぅぅううっびゅびゅっ!

「いや・・・・・・うそ・・・・・・だって・・・・・・」

少女の胎内に熱い異物が送り込まれているのが、少女自身にもはっきりと自覚できる。

二度目とは思えない、子宮に直接流し込まれているかのような射精。

「いや・・・いやあああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁあああ!!!」

少女は再び、長い長い悲鳴をあげた。

「や・・・いや・・・まだ射精てる・・・」

びゅるぅ・・・・・・・びゅっ

やがて精液を出し切ったダビデ像は、腰をぶるっと震わせると狭い少女の膣から石棒をずるりと引き抜いた。

永かった凌辱の、終わりの兆しが見えた少女が安堵の溜息を洩らす。

膣内に出された直後ではあったが、それでも区切りが見えたせいか身体の緊張も緩み、

閉じられた秘裂からは一筋の白い精液がこぼれ出る。

ダビデが狙ったのは、そんな数瞬のあいだ緩んだ少女の、緊張がほぐれた肛門だった。

抜いた愛液まみれの石棒を、すぐに肛門へと押し当て、貫き通す。

まんこに射精してから肛門に挿入するまで、時間にして約5秒程度。射精しても硬度を失わない、石棒だから出来る荒業だ。

「いぎぃいいいい!? お、お腹の中ッ・・・挿入ってくるぅ・・・・・・!!」

再び始まった苦痛に、少女は顔をゆがませる。耐えがたい異物感に腹が張り裂けそうだ。

少女自身の愛液でぬらぬらとてかる石棒は、少女が如何に抗おうとも滑るように侵入してくる。

更に深く挿入せんと、ダビデは少女の尻肉を荒々しく掴む。美しく白い肌にダビデの指が食い込み、割れ目をこじ開ける。

「いっ、痛い! 痛いよぉ!!」

少女の泣き声など全く聞こえないように、ダビデは強引な挿入を続ける。

「ひぎいいいいいいいいいぃぃぃぃぃい!!?」

やがて少女の肛門が拡がり、ダビデの太い石棒を根元まで銜え込んだときには、少女は半ば以上意識を失っていた。

最早ぴくりとも反応がなくなった少女を、それでも性の捌け口として責め続けるダビデ。

肛門は裂傷し、破瓜のものではない血がダビデの精液と交じり、桃色ににじんでいた。

やがてダビデは繋がったまま少女を抱え上げると、幼子がおしっこをするような体勢を作った。

少女自身の重みで、石棒は少女により深くまで挿し込まれる。

悲鳴を上げずにいられない状況にも、意識のない少女はだらしなく口を開いて腕を垂らすばかりだった。

そのままゆっさゆっさと少女の腸壁を楽しんでいたダビデだったが、ふと動きをやめると、

少女の右足を支えていた手を前に伸ばした。自然と少女の右足はより高く掲げられ、少女の秘裂がぱっくりと丸見えになる。

ダビデはその開いた秘裂に指を伸ばすと、めちゃくちゃに膣内を指で掻き回した。

「ふあわっ!? うあっ!! あわうっ!? んひぃっ!!」

突然の刺激に強制的に意識を覚醒され、戸惑う少女。ダビデの指は、先ほどはち切れるほど子宮に注いだ自分の精を掻き出し、

さらに直腸と膣内の薄い襞を擦りあげる。

「ひぃいっ!!? お腹の内側がっ、えぐられてるよぉ!!」

ダビデはさらに腰の動きを再開させ、石棒で直腸の最奥、子宮の裏側を叩きあげる。

「ひやああああっ!! あ゙っ、あ゙っ、あ゙ひぃいいいいいい!!」

今までの痛みとは違う、明確な、圧倒的快感。膣壁を擦りあげる指と子宮を裏から突き上げる石棒に、少女の脳は焼き切れた。

「あ゙! あ゙っ! あ゙! あ゙っあ゙っあ゙っあ゙っあ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙!!」

白目を剥き、獣のような声ならぬ叫びをあげる少女。尿道は再び決壊し、だらだらと零れ落ちてダビデの足元に池を作る。

秘所はダビデが指で攻め立て、少女自身の愛液とダビデの精液で白い泡を作っていた。

肛門は空気が入るのか時折ぷぴぃと情けない音を立てながら、吸い付くようにダビデの石棒をしゃぶりつくす。

理性を手放した少女は、すべてが限界だった。自身が置かれている状況を認識することすらままならない。

ダビデはその白い胸の中で舌を突き出して悦楽に叫ぶ少女を見下ろすと、大きく少女をゆすりながら、

美術室の真ん中へ歩を進めていった。



翌朝。登校した美術教師により、少女は発見された。

ダビデ像は少女を抱え上げ後ろから犯した姿勢のまま教室の真ん中に直立し、周囲には十数個のイーゼルが囲んでいた。

イーゼルには、少女がどのように犯され、壊されたかを克明にスケッチしたキャンバスが並んでいたという。


■別ラスト

肛門は空気が入るのか時折ぷぴぃと情けない音を立てながら、吸い付くようにダビデの石棒をしゃぶりつくす。

理性を手放した少女は、すべてが限界だった。自身が置かれている状況を認識することすらままならない。

そんな少女の尻を、ダビデはひときわ高く持ち上げたかと思うと、一気に最奥にたたきつけ、そのままそこで射精した。

「あ゙・・・あ゙あ゙・・・・・・あ゙う・・・・・う・・・うふぁ・・・・・・はは・・・あは・・・・・・」

泣き笑いのように口角を上げる少女。白目を剥き鼻血を出しながらの、凄絶な笑みだった。

ダビデは少女の腸に最後まで出し切ると、そのまま少女を抱える腕を緩める。

まるで捨てられるように、前のめりに落とされる少女。幸いにも頭は打たなかったが、顔を強打したようで起き上がれない。

その間に、ダビデは準備室へと帰って行った。

少女がやっとのことで顔をあげると、口中が切れてしまったのか口から血を流し、その表情はさらに凄絶さを増していた。

美術室の中には、先ほどまでの乱行が嘘のような、耳が痛くなるような静寂が帰ってきた。

少女は安堵のため息を洩らすと、そばの壁にもたれかかり、座り込んだ。

このままでは股が痛くて、満足に歩けそうもない。明日学校いけるかな・・・。

そんなことを考えながら少女はふと上を向いた。



なんだろう、これ。 白いギザギザは・・・・・・牙? あ、じゃあこれは口なの・・・? 大きい、カバみたい。

誰かが私を覗き込んでるんだ。 口の大きな誰かが。 あ、目があっ―――バグン



モナリザの、人ならぬ白い牙の並んだ巨大な口が、少女の頭を飲み込み、断頭台のように、今、閉じた。 






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