男だらけの環境
シチュエーション


なかなかの美貌とプロポーションを持っているのだが、性格が男っぽすぎる女性。
コンパニオンのバイトなどすれば良いのに、自分の性格に合わないとガテン系のバイトを志願する。

そのサバサバと物怖じしない性格で、現場の作業員達ともすぐ打ち解け、
仕事の方もバリバリこなすので、皆からの人望も集めていた。

ある日、現場監督から、次の長期連休に予定が無いなら、
山奥のプレハブに泊まり込みで、大規模な工事の手伝いをしてくれないかと頼まれる。
監督は、バイト代も余分に出すし、ちゃんと彼女の為の部屋も用意すると言った。
彼女は、バイト代は有り難く貰うと了承したが、部屋などは特別扱いされる事を嫌い、
気心知れた仲間と一緒の方が良いと言って、皆と一緒の部屋に泊まると提案。

自分の容姿に自覚の無い彼女は作業後、あまりにも無防備な格好で寛いでいた。

人里離れた現場で長期の作業。

同室にいる男達は辛抱堪らなくなり、ついに……



部屋で寛ぐ彼女に、1人の青年が「マッサージしようか?」と持ちかける。
彼女は、弟分的な存在であるその青年に警戒心を感じず、その申し出を快諾した。
うつ伏せに寝転ぶ彼女の身体に、青年の淫情を含んだ両手が触れる。
青年は初め、至って普通の指圧。そして徐々に十本の指をウネウネ蠢かせ、
彼女の身体の内に眠る、無意識下の性感を刺激していく…。
彼女も知らず知らずのうちに、普段の快活な声とは違う
女らしい艶のある吐息を洩らし始めていた。
青年の手は、彼女の背中から腰、そして足先から太股、
遂には、形の良いヒップや脚の付け根へと伸びていき、最も敏感な部分に触れた刹那、
ふと我に帰った彼女が、マッサージの終了を告げる為に青年の方を振り返った。
その時、彼女の瞳に映ったものは、取り憑かれた様に自分の身体をまさぐる青年と、
鼻息荒くオスの野獣と化した男達が十数人、いつの間にか彼女の周りを取り囲んでいる。
その顔は、明らかに普段の『気の良いオッサン達』とはまるで違っていた。
ようやく身の危険を感じた彼女だったが時既に遅く。瞬く間に男達に手足を押さえつけられてしまう。
数十本の褐色の筋くれだった手が彼女の全身を這いまわり、
タンクトップに浮かび上がる柔らかな膨らみにも容赦なく指が食い込む。
敏感な部分も、ショートパンツの上から刺激され、その度に
拒絶の意思とは関係なく、ビクンビクンとしなやかな肢体が跳ね踊る。
そして、彼女の激しい抵抗も虚しく、身に付けていた衣服は全て剥ぎ取られ、
彼女の美しく引き締まった裸体の全貌が男達の前に晒される。
現場作業で焼けた小麦色の肌とは対照的に、
服を着ていた部分の白く滑らかな肌に、男達は更に興奮し歓声をあげる。
両手足を押さえつけられ、バタバタと暴れる度に、
程よい大きさの胸がプルンプルンと揺れ、それがまた男達を喜ばせた。
堪らなくなった男達が彼女の胸にむしゃぶりつき、大勢の手によって刺激され、
意思と反して硬くさせられた乳首が舌で転がされ、歯で甘噛みされる。
怒りと拒絶と哀願の入り交じる彼女の声に、少しずつだが甘い音色が混じり始めていた。

重い色をした空からは雨が降りだしていた…。

人気の無い山奥に建つ一棟のプレハブ。
その中では、オス達の荒い息遣いや狂喜の咆哮。異様な熱気が渦巻き、
その熱気の渦の中心には美しい女性が1人。オス達の欲望まみれの手に蹂躙されていた。
数人の男達に両側から脚を抱えられ、股を大きく拡げられる。
彼女は力一杯抵抗するが、屈強な男達の力に敵う筈もなく、恥ずかしい場所が大勢の眼前に晒される。
その一番守らなくてはならない女性の秘部にも、褐色の手が群がり、
まだ初々しい割れ目は指で揉み込まれ、その上にある淫豆も剥き出しにされ、指で弾かれ扱かれる。
意外と薄い陰毛も、興奮に狂った男達が伸ばした無数の手にむしり取られ、
まだ幼い割れ目と相まって、まるで少女の様な恥部にされてしまった。
そして遂に、閉じていた部分も拡げられ、ビンク色の秘肉に男達の視線が集中する。
彼女の可憐なまでの秘部に、男達が一際大きな歓声をあげる。
続けて、口々に彼女の『穴』を批評しだした。
恥辱に染まり顔を背けた彼女の耳に入った「処女」の言葉にビクッと反応してしまう。
その反応に、一層男達のボルテージが上がった。
そして彼女の股間に、全て脱ぎ捨てた青年が昂った逸物を握りながら潜り込む。

男達の間では、彼女の弟分である青年が彼女に対して憧れ以上の感情を抱いている事を知っていた。
そんな、男達にとっては粋な計らい。
しかし、彼女にとっては極めて不本意な形で処女を奪われてしまう。
先走りを割れ目に塗り付けられ、往復される度に怯え震え、泣いて哀願する彼女の声は無視され、
青年の一方的な愛の告白と共に、彼の怒張が、まだ男を知らない彼女の秘洞に埋め込まれた。
目を見開いて、口をパクパクさせる彼女の姿に、その場の全員が息を呑む。
そして、2人が繋がった部分から一筋朱の雫が落ちた瞬間、
一斉に、うねる様な大歓声と拍手が湧き起こった。
ビリビリと痺れる位の音を耳に受けながら、彼女の全身から力が抜けていく。
奪われてしまった…。こんな場所で…、好きでもない相手に…
そんな喪失感に支配された彼女の身体は、男達のなすがままになった。
青年は、腰を振りながら体を倒し、彼女の唇に自分の唇を重ねる。
キスすらした事もない彼女は、またひとつ大事な物を奪われた事を理解し、一筋新たな涙を流した。
青年は一心不乱に彼女の上で腰を振り初穴を犯しながら、
届きもしない愛の言葉を、何度も、何度も、彼女に言い続ける。
やがて、限界を迎えた青年は、彼女の胎内へと熱い思いを注ぎ込んだ。
最後に、もう一度彼女の唇にキスをして離れると、
他の男達の褒め称える言葉と、乱暴な祝福に迎えられていた。
そんな光景を遠くに見る彼女の視界に、また別の男の顔が覆い被さる。

降りだした雨は、一層激しさを増していた…。

淫臭漂うプレハブ内には、肉がぶつかり合う音。粘着質な水音。
そして、喜色を含んだ男達の呻き声と、快楽に溺れたオンナの声が響いていた。
彼女の全身は、オス達が吐き出した獣臭のする体液で真っ白に染まり、
穴という穴に、昂った熱い肉塊が突き入れられては、中に精を注がれる。
後ろの処女も奪われ、つい先刻ファーストキスを奪われた唇も、
幾人もの男達からくわえさせわれ、大量に注ぎ込まれた。
初めは、苦痛の呻き声と泣き声ばかり漏らしていた彼女の唇からは、
いつしかオンナの悦びを知った淫靡な声が紡ぎ出されていた。
数人の男達から、外に連れ出され、激しくなった雨に打たれて、
身体中の白濁を洗い流しながら、膣内へとまた新たに注ぎ込まれる。
その度、悦びに震える身体に、自分は女なんだと彼女は思いしらされた…。

翌朝。昨晩の激しかった雨が嘘の様に、空は晴れ渡っていた。

男達は作業現場へと出て行き、彼女は、部屋の布団の中にいた。
昨夜の行為で心身共に疲れ果て、熱にうなされながら眠っている。
これから、自分はどうなってしまうんだろう…
ボンヤリと考えていた彼女の耳に、ゴゴゴ……と不気味な地鳴りが聞こえる。
疑問に思ってからさほど時間も経たないうちに、凄まじい揺れが襲う。
慌てて痛む身体を起こした彼女が、窓から外に見た光景は、
昨夜の雨で弛んだ山肌が土砂崩れを起こし、作業場の男達を呑み込んでいた。
その直後、彼女のいるプレハブも土砂が押し寄せ、視界が闇に包まれていった……。


ーーーー数ヵ月後

山奥に建つ巨大な建造物。
その全容を見渡せる見晴らしの良い丘に、1人の女性の姿があった。
女性が立つ前には石碑があり、そこには、あの時工事に携わった者達の名が刻まれていた。
大勢の作業員が犠牲になった土砂崩れ。その唯一の生き残りとなった彼女。
慰霊碑に花を手向け、彼女は1人呟く。

「ざまあみろ……」

そう呟く彼女の瞳には、止めどなく涙が溢れていた…。






SS一覧に戻る
メインページに戻る

各作品の著作権は執筆者に属します。
エロパロ&文章創作板まとめモバイル
花よりエロパロ