シチュエーション
「お兄ちゃん、あそぼうよ〜」 由香が抱きついてくる。 「ごめんな、お兄ちゃん忙しいから、また今度な」 かわいい妹にかまってやりたいのは山々だが、明日までに課題を仕上げなくてはいけない。 「やだやだ、あそびたい〜!」 由香は駄々をこねる。 「あそびたいの!」 机に向かう俺のひざにちょこんと座る由香。 「お兄ちゃ〜ん」 そのまますりすりと甘える。 あまりのかわいさに思わず抱きしめそうになったが、課題をやらなくてはいけないという事実がブレーキをかけた。 「だーめ」 「お兄ちゃんのけちー」 「お兄ちゃんはけちなんだ」 由香はぷくーっと膨れた。 そして、ぷいっと顔を背けて、とてとてと部屋を出ていった。 少しかわいそうなことをしたかな。 「っと、課題課題」 由香のためにも、超特急で終わらせることにした。 「由香」 「……」 「ゆーか」 「……」 課題を終え、由香の部屋にくると、由香はすっかりご機嫌ナナメだった。 でも、ちらちらとこちらをうかがっているあたり、本当は遊びたいに違いない。 ここは、何か悪戯をしかけて意地を忘れさせてあげよ。 「えい」 ぺろんとスカートをめくってみる。 飾り気のない、水色の幼児パンツが見えた。 「ひゃっ! お兄ちゃんのえっちー!」 きゃっきゃっと笑いながら逃げる由香。 どうやらご機嫌とりは一発で成功したようだ。 「ほれほれほれ」 つい調子に乗って、狭い部屋で由香を追い掛け回して何度もスカートをめくる。 由香もはしゃぎながら部屋中を逃げ回る。 何度も何度も由香のパンツを見ていると、だんだん興奮してきてしまった。 「おりゃっ」 逃げる由香をうしろから抱きすくめる。 「ひゃあ、つかまった〜」 楽しそうな声をあげる。 俺は、うしろから抱きしめたまま、手を由香のスカートの中に侵入させた。 ぷにぷにした秘部をパンツ越しに指先でなぞる。 「お兄ちゃんのえっちー」 由香はけらけらと笑いながら体をよじる。 暴れないように片手でしっかりと抱き、もう片手をパンツの中に侵入させる。 由香の幼い割れ目を無遠慮に触った。 「きゃはははっ、あはははっ、えっち、えっちー!」 由香は手足をばたつかせる。 やはりまだ性感よりくすぐったさが上のようだ。 ぷにぷにとした柔肉の感触を愉しむ。 「はぁ、はぁ……由香」 ついに我慢できなくなり、由香のパンツに両手をかけ――。 「由香ー、プリン食べるー?」 「あ、お母さん、食べる食べるー!」 するりと俺の腕を抜け、ぱたぱたと部屋を出ていった。 「……」 取り残された俺は、この昂ぶりをどう処理していいかわからなかった。 SS一覧に戻る メインページに戻る |