身体計測
シチュエーション


「しつれいしまぁす」

ガラガラとうるさく音の鳴る引き戸を開きながら、雪乃は室内に向かって小さく声をかけた。瞬間、つーんとした消毒液のにおいが鼻を掠める。
ここは保健室。1週間前に行われた新学期の身体計測を風邪で休んでしまった雪乃は、今日改めて計測を行うことになったのだ。

「はい、いらっしゃい」

保健室の先生は若い男性で、バランスのとれた長身に清潔そうな白衣を着て、端正な顔には親しげな優しい笑みを浮かべていた。

(そういえば、クラスメートの女の子がみんな、保健の先生がかっこいいって言ってたな…)

基本的に健康で滅多に保健室を利用することのない雪乃は、保健医の優しそうな様子とクラスの子による評判を思い出し、なんとなくほっとして緊張を解いた。

「えっと…6年4組の坂本雪乃なんですけど…」
「あぁ、身体計測だね。準備するからちょっと待ってね」

保健医は雪乃の用事をすぐに見抜き、体重計や座高計などを移動させ始めた。

「あの、お手伝いしましょうか…?」
「大丈夫大丈夫。あ、それより、体操服に着替えてもらえるかな?」

言いながら保健医は保健室の隅のついたてを指差した。「わかりました」

若い男と二人きりの部屋で服を着替えるというのは、ついたてという仕切りがあるとはいえ、普通だったら恥ずかしがる所なのだろう。
しかし、友達からも「雪乃はほんとにぼーっとしてるよね!」と言われる性格故か、雪乃は男性と二人きりの部屋での『ナマ着替え』に特に疑問を抱かなかった。
身に付けていたブラウスとスカートを脱ぎ、下着のみになる。用意しておいた体操服を手に取る、と、

「検査の邪魔になるから、ブラジャーは脱いでね」

ついたての向こうから保健医の声がかかった。

(ブラジャーかぁ…)

思わず雪乃は自分の胸元を見下ろした。
小6にしてはかなり小柄な雪乃は、胸もまだあまり膨らんでおらず、クラスメートのほとんどがブラジャーを着けるようになってもいまだに着けていなかった。
雪乃の家は父子家庭なので父親に相談することもできず、普通は何歳くらいでブラジャーを着けるようになるのかもよく分からなかったのである。
そんな雪乃だから、もとよりブラジャーは着けていなかった。

「着替え、おわりました」

ついたての後ろから出てきた雪乃を、保健医は何故か上から下までじっくり舐めるように見て、にこりと微笑んだ。
粘着質なその視線に雪乃はなんとなく気恥ずかしくなり、うつ向いた。

「じゃあ、計測を始めるよ」

身長、体重、座高とテキパキと計測していく。保健医によると、全体的に、雪乃は6年生の平均をだいぶ下回っているらしい。

「これから大きくなるよ」

保健医は励ますように言い、

「じゃあ次は、胸囲を計ろう」

雪乃のシャツに手をかけた。

「シャツをこう、肩の辺りまで捲り上げて持っててね」
「はい」

背の高い保健医は、雪乃の胸元に目線を合わせるために、立っている雪乃の前で膝立ちになった。
丁度保健医の顔が雪乃の胸の真ん前にくる格好になる。見下ろした雪乃は恥ずかしくて、シャツを握った手が震えそうになった。
雪乃のささやかな膨らみが保健医の目に入る。抜けるように白い肌に、膨らみの頂点にある可愛らしいピンク色の乳輪、その真ん中に密やかにぽつんとある乳首は、恥ずかしさからか少しずつ硬度を増しつつあるように思える。
普段人目に晒すことのない場所に、保健医のねっとりとした視線や、熱い息が吹きかかる感じがして、雪乃の頬は真っ赤に染まっていった。

「じゃあ、まずアンダーバストから測るよ」

背中側からお腹側にメジャーを回して膨らみの下辺りに当てる。
保健医はメジャーの位置を調節するように、背中、脇腹、お腹など雪乃の肌に度々触れた。
さするように肌に触れる手がなんとなくくすぐったくて、雪乃はくすくす笑いながら身体をよじる。

「こーら、動かない動かない」
「だってぇ」

ずれるメジャーを直すように尚もしつこく肌を撫で回す手が熱く、だんだんとくすぐったさの他に肌が粟立つような感じがしてくる。

「ふっ…ぅ」

「よし、じゃあ、次はトップバストを計るね」

ようやく測り終えたらしい保健医が笑いを滲ませながら言う。

「まぁ雪乃ちゃんはあんまりアンダーと変わらないみたいだけどね」

からかうような保健医の声に、雪乃は思わず頬を膨らませた。

「もぉっ、そんなことないですっ!ちゃんとはかってくださいっ」
「はいはい。じゃあなんとか胸が大きくなるようにちょっと工夫してみようか」

再び背中側からメジャーを回した保健医の手が、今度は雪乃の小さなバストを包むように動いた。

「んっ」
「こうやって寄せたら、ちょっとは大きくなるかな?寄せて上げるブラっていうのもあるし」

笑いを含んだ声で呟きながら、保健医は雪乃の胸をやわらかく揉み上げる。

「知ってる?女の子って、男の子におっぱいを沢山触ってもらうと、おっぱいが大きくなるんだよ」
「そぉなんですか?」

友達にもコドモと言われる雪乃は、性的な知識には疎かった。

「雪乃ちゃんのおっぱいもこれで大きくなるかも」

あまり力を込めずに、ふにふにと指先を動かす。下から持ち上げたり、柔らかく押し潰してみたり。

「は…んぅ」

さするように乳輪も刺激する。微かに手の平に感じるぽっちりとした乳首を緩やかに、手のひらで転がすように触れていると、心なしか雪乃の息が荒くなってきた。
手の下で可愛らしい乳首が慎ましげに立ち上がるのを感じると、保健医は手を止めてメジャーをバストに巻いた。

「うーん、ちょっとは効果あったかな?」
「…っぁ…」

初めて胸に受けた刺激で、ジンジンした変な感じがする。

「あぁ、メジャーが」

ずれたメジャーを直すために、保健医の指先やメジャーが更に雪乃の尖った乳首を掠め、弱く刺激した。

「あぁ…ん…っ」

時たま保健医の指は乳首を軽く摘まんだりくりくりっと押し潰すように動く。メジャーの無機質な冷たさもカリカリと乳首をこするように刺激した。
いつの間にか、雪乃の育ち盛りで敏感な乳首は完全にピンと立ち上がってしまっていた。
尖りきった乳首と、頬を可愛らしくピンクに染め目を潤ませる雪乃を見て、保健医は小さく口元を歪めた。

「はい、じゃあ胸囲の計測はおしまい。雪乃ちゃん?」

初めて味わう不思議な感覚に、雪乃は頭がぽーっとなっていた。

「おーい、大丈夫?」
「…あ、はいっ!次はなんですか」
「えーと、次は問診だね。」

雪乃と保健医は向き合ってイスに座った。

「もんしん?」
「そう。何か身体のことで、心配なこととか相談したいことはないかな?」
「えーと…」

雪乃はいまだ火照ってぽーっとする頭で考えてみた。
そういえば、雪乃には一つ、親にも友達にも言い辛い悩みがあったのだ。すっかり打ち解けた雰囲気だし、優しいこの先生になら、言えるかも――

「わたし、お父さんしかいないんです。お父さん忙しいし、なんとなく聞けなくって…」
「うん」
「…あの…わたし、まだ生理が来ないんです。周りの子はみんなもう来てるみたいなのに…」
「ははぁ、生理か」

最近の子は発育が良いため、生理もかなり早い年齢で始まる傾向がある。確かに、雪乃位の年齢ならば始まっていても不思議ではない。
しかし平均より身体が小さく、しかも人より遅い3月生まれの雪乃にはまだ生理が来ない。
決して異常なことではないが、周りの女の子と比べて焦っているのだろう。

保健医はしばらく思案すると、真剣な表情で言った。

「うーん…もしかしたら膣に何かあるのかもしれないな」
「えっ…」

雪乃の頭を悪い想像が巡る。

「僕で良かったら見てあげようか?お医者さんには行き難いよね」
「あ…お、おねがいします!」

保健医の言葉に、雪乃は勢い込んで頷いた。
お医者さんといえども、見知らぬ人にアソコを見せるのは流石に恥ずかしい。それに、雪乃は保健医をすっかり信じてしまっていた。

「じゃあ、ベッドで…」

保健医が白いシーツの敷かれた簡易ベッドから掛け布団をどけると、雪乃はそこに仰向けに寝そべった。

「保健室のベッド、初めてです…」
「意外と寝心地いいだろう?…じゃあ、脱がすね」
「はい…」

ベッドの横に立った保健医の腕が雪乃のブルマに伸び、ウエストのゴムに指を掛けた。脱がせ易いように少し腰を持ち上げると、ブルマとショーツが一気に引き下ろされ、足から抜かれてしまう。

「ひゃっ」

驚いてぴっちりと合わされた太もも、まだ毛が一本も生えていない幼いスリットもかたく閉じられている。

「じゃあ…膝を開いて」
「はい…」

覚悟はしていても、誰にも見られたことのない場所を晒すのには抵抗があった。雪乃の顔は先ほどにも増して真っ赤に染まっている。
恥ずかしすぎて、脚が動かない雪乃を見かね、保健医の手が僅かに開かれた膝を掴んだ。「ごめんね」と申し訳なさそうに言いながら大きくM字に開脚させる。

「ひゃっ!」

幼い秘部が初めて、男性の目に晒されている。恥ずかしいと思うほど、下腹部がジンジンする変な感じを覚えた。

「ぅぅ……ど…どうですか…?」
「うーん…ちょっと触るね」

すらりと伸びた脚の間を覗き込みながら、保健医は指を伸ばすと、閉じられたままのスリットを左右に割り開いた。
クチュ…と湿った音がする。
まだ完全には成熟していないキレイなピンク色をした秘唇は、先ほどの胸囲計測での愛撫によってか、わずかに潤っていた。

「ひゃんっ」

潤いに指先を浸し、割れ目全体に蜜を塗り広げる。熱い指先が、秘唇の形を確認するように、ゆっくりと丁寧になぞっていく。

「…んんっ…」

ひくひく震える花びらを細かく上下に刺激しながら外周をなぞり終え、包皮をかぶったままのクリトリスがツンと軽くつつかれた。

「んぁ!」
「外性器は普通みたいだけど。ちょっと検査するね」
「は…いぃ」

冷静な声で雪乃に喋りかけながら、保健医の指先はクリトリスを刺激しつづけていた。指の腹でくるくるとさすったり、くりくりと押し潰すと雪乃の反応も大きくなる。

「自分でここを触ったことある?」
「なぃ…です…っ」
「そっか。ここを刺激すると、ふつうの女性は息が荒くなったり声が出ちゃったりするんだ。今の雪乃ちゃんみたいにね」

だから雪乃ちゃんはふつうだよ。保健医の言葉に、自分の身体は普通の女の子と同じなんだと、雪乃は安心した。
気が緩んだ雪乃の様子に微笑みながら、保健医はクリトリスの包皮を剥いた。剥き出しになった粒に細かくバイブレーションを与える。

「ぁんッ!や、あっ…んっ…せんせ…?」
「雪乃ちゃんのここからクチュクチュ音がするだろう?これも正常な女の子である証拠なんだ。声、我慢しなくていいからね」
「はいっ…あぁあっ…んぅっ」

尖りきった淫核を親指と人差し指で挟むようにするが、小さく可愛らしい粒はヌルヌルと滑り、逃げていく。

「ふぁっ…はっ……あっ…」

雪乃の反応を確かめるように、指はしつこく動き続ける。静かな保健室には、雪乃の喘ぎと、クチュクチュ淫らな水音だけが響いていた。

「どんな感じかな?雪乃ちゃん」
「ぁっ…なん、か…じんじんするぅっ…っん…っ」

ツンと立ち上がり健気に震えるクリトリスは執拗にこねられ、秘唇からは蜜がどんどん溢れ出てくる。
小陰唇の奥、ちいさな膣口が、トロトロと愛液を溢れさせてヒクヒクと、わずかに開こうとしていた。

「じゃあ、次は内性器を検査するね。」

膣口の周りを少し撫でてから、ゆっくりと中指が侵入してくる。ぬるぬるとした愛液のおかげでスムーズに入っていく。

「ぁ、あぁぁ」
「指が入ってるんだよ、わかる?」

指が根元まで埋められると、温かく湿った内壁が、異物の存在を確かめるようにキュッと締め付けた。

「ぁ…はぅッ、わ…わか、ります…」

快感に熱い吐息を漏らし、耳まで真っ赤になって雪乃はこくこく頷いた。
器用な長い指は内側の感触を確かめるようにゆるゆると動く。ゆっくりと入口まで一度引き抜かれ、再び奥まで押し込められた。

「あぁ…やぁぁ、んッ」

ゆったりとした指の抜き差しは、背中がゾクゾクと粟立つように気持ちがよかった。

ふと、中で指を曲げれば、いいトコロに当たったのか雪乃が一際大きな声をあげる。

「はぁあッ…!…あ、ふ、あぁ…せ、んせぇ…」
「気持ちいいのかな?」
「ぁあっ…ソコ、ん、ふぅッ…き、もちいぃです…ぅ…ッ」

時折Gスポットも刺激しつつ抽挿を速め、雪乃の様子を伺いながら2本目の指を挿入した。痛みは全くないようだ。
更にもう1本増やし、雪乃の幼い身体はもはや3本の指を咥えこんでいる。じゅぷじゅぷと愛液が泡立つほどに膣穴を掻き回し、拡げ、淫らに溢れる蜜がシーツをぐっしょりと濡らしていた。

「雪乃ちゃんのここなんだけど」

保健医の深刻そうな声音に、快感に沈んでいた雪乃の意識が覚醒する。

「は、ぃ…?」
「ここね、どうやら普通よりちょっと狭いみたいなんだ。」

ぐちゅり。保健医は指を引き抜く。

「んぅっ」

拡げられた入口がヒクヒクと震え、内壁が物欲しげに蠢いている。

「ここ、ムズムズする?」

優しく撫でるように花弁に触れられると、先程までの刺激が恋しくてたまらない。

「ふ…ぁ、ん、はぃ…おく、がむずむずします…ッ」
「雪乃ちゃんのここを治療するには、男性の協力が必要なんだ。幸い僕は男だし、今から治療してもいいかな?」

そうだ、これは検査だったのだ。保健医の真剣な物言いに、雪乃は一瞬緊張を取り戻す。
治療の内容は分からなかったが、雪乃は『普通』の女の子と同じになりたかったので、即座に了承した。

「ぉ、おねがいしますっ」

治療を施してくれる保健医は優しく微笑み、雪乃の頭を撫でてくれた。

「いい子だね。じゃあ、ちょっと足を開いててね」

保健医はベッドに上がり、雪乃に覆い被さった。いつの間にかスラックスの前が広げられ、赤黒い性器が覗いている。

「最初はちょっと痛いかもしれないけど、治療のためだから我慢してね」
「は…はぃ」

不安に目を瞬かせながら、それでも保健医を信頼しているからか、雪乃は小さく頷いた。

チュプ…

膣口に何か熱くて硬いものが触れる。

「力を抜いててね」

言うと、保健医はゆっくりと腰を進めた。瞬間、雪乃は焼けるような痛みを感じた。

「ああぁぁぁ!」

一気に奥まで貫き、動きを止める。膣穴から零れた僅かな鮮血がシーツを染めた。

「あああぁぁ…い、いた…ぃぃ…っ」
「すぐに痛くなくなるよ、大丈夫」
「うぅ…んんんっ」

目をつむり、破瓜の痛みに耐える。先程までの指よりももっと太いものが自分を貫いているのがわかった。

「息を止めないで」

耳元で囁かれ、再びクリトリスを柔らかく摘ままれた。
淫らな粒に与えられる感覚に集中していると、快感が外側から戻って来た。ジンジンと痛む内側で、だんだん奥が疼いてくる。

「あぁ…っ、あつぃ…」

熱くて硬いものが入ってる…痛いのに、ムズムズする。へんなかんじがする。

「せんせ…おくが、またむずむずしてきたの……」
「ムズムズ?」
「へんだよぉ…っ」
「これで、中をこすってあげようか?」

少しだけ、ズリッと奥を突くように動かされる。

「あぁぁッ」

きもちいい。もっと、もっと沢山この太いもので擦って欲しい。奥の疼きがたまらなくなり、ついに雪乃は堪えきれずに言った。

「もっとこすってぇ…ッ」
「…じゃあ、動かすね」

雪乃のおねだりにクスリと笑み、保健医はズルズルと腰を引く。入り口まで引き出した肉棒を、膣壁を擦り上げるように挿入する。

「あああぁぁッ……!きもちぃ、きもちいぃ…ッせんせぇっ」
「治療が効いてる証拠だね」
「あ、あぁッ、ん!んぁっ…ぁあ!」

抜く時には狭い膣口が肉棒を締め付け出て行かせまいとし、押し込めば柔らかい粘膜が亀頭を温かく包み込んだ。抽挿はだんだん速くなっていく。

「あぁんっ…ふうっ、やぁぁっ…ひぁ…ッ」

幼い膣穴に肉棒が吸い込まれる度にグチュグチュと淫猥な音がした。少女の秘所には大きすぎるモノが、子宮口まで深く突いている。

「やぁぁ、せん、せぇっ…もぉだめ…ぁうっ…」
「うん…最後に中にお薬を出すからね」
「はひぃっ…あ、ふぅんっ……あぁ、あぁぁっ」

長時間愛撫されてきた雪乃の身体は、初めて頂点を迎えようとしていた。その快感は底が見えない程深く大きい。
激しくピストンを繰り返す保健医の手が、とどめとばかりに雪乃の剥き出しのクリトリスをグリッと押し潰しす。

「!や、ああぁぁぁぁっっ!!」

初めての絶頂に、目の前がチカチカして身体がビクビクと震える。
絶頂の瞬間、きゅぅぅっと収縮した膣壁の締め付けで、保健医も勢い良く精を吐き出す。深く子宮に届く程挿し込まれた肉棒がドクドクと脈打ち、欲望を注ぎ込んだ。


「………ぁ…?」
「目が覚めた?」

シーツが取り替えられ、情事の痕を微塵も感じさせないベッドの上で雪乃は目覚めた。ちゃんとブラウスとスカートも着せられている。

「治療は終わったよ。すぐにかは分からないけど、普通の女の子と同じように雪乃ちゃんにも生理が来るからね」

相変わらずの優しい微笑みと暖かい口調で保健医が語りかける。

「はい!ありがとうございました」
「どういたしまして。また何かあったら相談しにおいで?」
「はいっ」

歩けるかな?と気遣いながら、保健医は扉の外まで雪乃を見送ってくれた。

(優しい先生だったなぁ)

雪乃は保健医の笑顔を思い出しながら、夕闇の中を家路についた。






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