牛乳
シチュエーション


その日、祐(18歳、大学生)は何か気掛かりな夢に目を覚ました。寝苦しい夜だった。

「あああ、暑い…牛乳、牛乳…」

彼の言う牛乳とは、冷蔵庫で半分シャリシャリに凍らせた、夏限定彼限定の大好物だ。

「(ゴクッゴクッ)ぷはっ、やっぱゲリピー覚悟のキンッキンのガン冷え牛乳は最高だな
!さて寝るか」

牛乳が腹の中から身体を冷やし、祐は心地よくタオルケットにくるまった。



30分後、祐はまたしても目を覚ました。

《ボフゥ!》

「うぐはぁぁぁああ!」

い、息が…!息が出来ない……!
突如、祐のみぞおちに何かが突っ込んで来たのだ。

「ううう、ありがとうございますぅ!私のためにコップにこぉんなにザーメン溜めて置い
てくれるなんて…ど変態で性欲絶倫で彼女も居ない喪男なのは明らかですけど、その心意
気に感激ですぅ!」
「ふぐぅ!や、やめ、肺が押し潰され……!フヒュゥ……!」
「最近誰のところに行っても、ビョーキ気にしたりゲイだったり寝る前にオナニーしてカ
スカスだったりで、とってもお腹減ってたんですぅ…嗚呼、性情報の氾濫が憎い!あれで
すよね、NHKの爆笑!オンエアバトルみたいにオナネタになった人のもとにザーメンが
届くようなシステムがあれば、私喜んで2ちゃんでもPINK板でも顔晒しマン晒しなん
でもアリアリの女神やっちゃうのになぁ〜、はぁ……あれ、なんで口角から泡吹てるです
か?カニさんのマネ?」
「……(ガクッ)」
「きゃあ!し、しっかりしてくださいぃ!」


牛乳を精液と間違えちゃうおっちょこちょいサキュバスとの性活が始まった。






SS一覧に戻る
メインページに戻る

各作品の著作権は執筆者に属します。
エロパロ&文章創作板まとめモバイル
花よりエロパロ