最期の快楽
シチュエーション


「はぁ・・・」

今日もまたこの部屋に帰ってきた。かれこれ一ヶ月になるだろうか。
もはや自分の部屋といってもいい、ネットカフェの一室。
これといって取り柄も無い私は、身の回りに起こるあらゆる出来事に絶望していた。
明日誰にも迷惑をかけぬよう、ここから離れて自分の人生を終えようと考えていた。

「ふぅ、俺の人生30年、女には特に縁がなかったよなぁ・・・」

そう思いながら、ソファに深く座るといつの間にか眠っていたらしい。

「お前か・・・?我を呼んだのは?」

ふと、声が聞こえた。

「誰?」

目を開けようとするが、目が開かない。
それなのに目の前には悪魔のような格好をした妖美な女が立っている。
いや、夢にしては生々しい。肌には生ぬるい空気を感じ、
彼女の呼吸はまるで自分の呼吸のような妙な一体感を感じる。

「リリスという。お前は明日死ぬのだろう?」
「なぜ、それを・・・!!うっ!!」

身体の自由が利かない。頭に直接声が響く。

「くくく・・・。お前は選ばれたのだ・・・。ようこそ、最期の快楽へ。」

そういいながらリリスが右手を上げると、私の衣服が消えた。

「お前の股間があまりにも苦しそうなのでな。」

彼女のいうとおり、彼のモノは完全に勃っていた。それもそのはず、リリスは私がもっとも性的に理想とする姿をしていた。
ぷっくりと膨らんだ乳輪に豊満な胸。くびれたウェストに不釣合いな尻。これらを覆い隠す薄手の布切れ。

「くくく、触る前からコレでは・・・すぐに死ぬことはできぬようだな。」
「どういう・・・意味だ?」
「お前はすべての精液を我に捧げて死ぬことになっている。なかなか尽きそうないではないか。」

そういいながら、リリスは接吻した。この世のキスとは思えぬほど生暖かく、鼓動が早まる。
その瞬間私のモノはドクドクと精液を吐き出した。

「もう、一回目か・・・。」

そういいながらリリスは唇で精液を吸い取っていく。
不思議なことに敏感なはずの股間に不快感はまったく無い。
それどころか、またこみ上げてくるのだ。

「うっ・・・!!」

続けざまに二発。自分のモノを咥えるのを止め

「くくく・・・。半分ほどか・・・」

と言った。私の思考能力はもうほとんど無かった。

「我がこのように巨乳の姿で現れたのは、お前の趣味のようだな」

リリスはそう言うと、乳房の間に自分のモノを挟みこんだ。

「二発ももらい、少々疲れた。挟んだままにしておるから、自分でなんとかしてみるがいい。」

そういうが、身体が金縛りにあったように硬直してどうにもならない。
それなのに、リリスが吐き出す精液のにおいの混じった息を身体に吹きかけられるたびに股間に快楽が集中する。
もだえ苦しむように、股間に力を込めたその瞬間、三度目の射精をしてしまった。

「ふふふ、くっくっく、あーはっはっは!」

頭の中に声が響く。

「胸に挟んでおるだけで、いきおったわ!」

それでも、まるで衰えないモノを握り、リリスは嬉々として自分の股間に導いていく。
リリスの股間はまるで別の生き物のように甘い汁を垂れ、ゆっくりとうごめいている。

「最後は直接、吸ってやろう。無くなるまでな!」

そういいながら、リリスは自分にまたがると、腰をゆっくりとグラインドさせていく。

「う・・ああ・・・」

腰が行き来するたびに、射精するのだ。
止まらない。

「お・・・まえは・・・サキュ・・・バス?」

全身が膣の中にあるような錯覚を覚える。
そして、感覚のすべてが溶けていった。

・・・・

「こっちだって!」
「ガヤガヤ・・・。」
「なんだ、この部屋。うわっ、臭っせ!このジーさん。精子まみれで死んでるぜ!」






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