寺生まれってスゴイ
シチュエーション


やっと念願の彼女ができた。
切れ長の目とサラサラストレートな髪がステキで、一言で言えば一目惚れ。
告白してOKをもらってから1ヶ月、今日は彼女が僕の部屋へ泊まりに来てくれた。
2人で酒を飲みつつ話していると、彼女がすりよってきたなと思ったらキスをしてきた。

「キスは初めて?こんな女は嫌い?」

うつむきながら上目遣いでそんなことを言う彼女、言いようもない愛しさと、
初めてじゃないんだというやり場のない嫉妬が渦巻いて、首を振ることしかできなかった。

「そう、ここはこんなになっているものね。」

スラックスから股間を刺激してくる。
酒が入るとエッチになるのかな?なんてどこか人ごとのように考えているうちに押し倒されてしまった。

「気持ちいい?」

するりと怒張を引っ張り出し上下にしごき、頭の方を手のひらでぐにぐにとこねる。
自分の手とは違う快感に翻弄されるだけで精一杯だ。

「も、もう出ちゃうよ!」

焦りながら言う僕に、

「もったいない、ちゃんとここに飲ませて?」

するりと彼女がショーツをおろして覆い被さってきた。

「うふふ。いただきま〜す」

もうとろとろに蕩けている彼女の肉壷に僕の怒張は簡単に飲み込まれてしまった。
にゅるりとした感じとつぶつぶの感じ、優しく締め付ける気持ちよさで彼女の腰が何回も上下しないうちに限界がきてしまった。

「だめ、だめ!出ちゃう!」

キスも手コキもセックスもすべて初めてだった僕なんて簡単に追いつめられ

びゅっびゅるるるるっ!

彼女にしがみつくようにして彼女の奥に放つ。

「あ、ああ・・・」

初めてのセックスはこうして終わったのだった。

「童貞卒業おめでとう。どう?気持ちよかったでしょ?でも初めての精液は飲みたかったかも・・・」

入れたままキスをしたあと
唇を舐めてからて彼女は言った。
脱力したまま彼女を見ているとまた・・・って、全然萎えてない!
いつも自分でしてるときは1回出しちゃえばすぐ萎えるのに!

「ふふ、もっとちょうだい」

再び彼女が動きだした。
経験不足の悲しさか、また何回動かないうちに出してしまう。

「まだよ、もっとちょうだい」

彼女の動きが止まらない。
また放つ僕、射精する間隔がだんだん短くなってくる。
もうほとんど彼女の動きに合わせて射精しているような感じだ。

「もう、もうやめて・・・」

のどがカラカラになりながら彼女に懇願する。

「まさか、最後までもらうに決まってるじゃない」

相変わらず余裕の表情で言う彼女。

もうだめだ、このままでは死ぬ。彼女をふりほどくことすら思い浮かばず、全てをあきらめた瞬間、

「破ぁ!!」

聞いたことのある声が聞こえた。寺生まれで霊感の強いTさんだ。
両手を彼女に突き出すと彼女は吹っ飛んだ。

「くそ、あと少しだったのに!」

そう彼女は言って、分が悪いと思ったのか窓から飛び降りて逃げた。ここは5階なのに!
あっと思って窓から外を見るとコウモリのような黒い羽の生えた彼女が飛んでいくところが見えた。

「彼女はサキュバスといってな、西洋の妖怪なんだ。」

寺生まれって外国の妖怪には跡形もなくすほどの威力はないのかなと思った。






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