エイレーネ
シチュエーション


塔の頂上から降りた先のようやく見つけた隠し部屋で少年を待ちうけていたのは、
クリスタルの鎖に吊るされた裸同然の女の姿だった。

天女の衣に闇の念が宿った様な汚れた紫の薄布を身体に巻き、
緑の宝石をあしらった、乳房の頂や股間だけが隠れる紐の様な
黒光るハイレグアーマーに身を包んだその女の身体には、見慣れぬものが据えられていた。

腰まで届くか否かというほどのなだらかにうねったワインレッドの髪の間からのぞく獣の双角。
虫の膜翅のように白く透き通った色をした、ワイバーンの様な鈎爪つきの大きな六枚の翼は、
その背に小さくたたまれている。それは明らかに魔の眷属の証しと見て取れる代物であった。
艶かしい肢体を繋がれたその女は、リリオが彼女に語りかける前に口を開いた。

「やはりきたのね。彼らを倒し、たった一人でここまで登ってくるなんて、流石は天聖の血を受けし勇者。できるわね」

幼き勇者は仔犬の様なブラウンの瞳を微動だにせず、まっすぐに彼女の貌を見つめながら訊く。

「月の石の剣は、ここにあるんでしょう?」
「あるわ」

女はリリオに髪色と同じ色の瞳をあわせたまま、彼の姿を見返した。

麻織りな布で作られた羊飼いの服に、鋼板を織り込んで造られた簡素な鎧に身を包み、
身の丈に似合わぬ一間半もあろうかというハルバードを手にした奇異ないでたち。
その仔犬のような一見眠たげにも見える涼しげな瞳と、空色の短く細やかな髪。
愛らしくも凛とした顔立ちは、勇者というよりは、どこかの国の王子かと見違えそうなものであった。
女はうっすらと笑みを浮かべた。リリオの頬が、すこし赤らんだ。

「しかし当たり前のことだけど、私を倒すことができなければ、あなたのものにはならないわ。
我が名はエイレーネ。さあ、まずは私を解き放ちなさい」
「そうはいかないよ。それは罠だ」

僅かに震えを感じながら、リリオは身構えた。

「……フフフ、さすがに賢いわね。褒めてあげるわ」

エイレーネは長い睫毛の美しい瞼をとじてそう言った。

「月の石の剣をわたしてくれれば、傷つけたりはしないよ」
「あら、強くて賢いだけじゃなくて優しいのね。おねえさん、そうゆう子、好きよ」
「!?」

エイレーネの双眸が再び開く。

「特に……賢すぎないところがね」

パリィィィィン!!!!

彼女を繋いでいたクリスタルの鎖が、突然砕け散った。
エイレーネは笑みを浮かべながら、リリオに向けて左手をかざした。

「!?うわぁぁぁぁっ!!」

砕け散った鎖の欠片が舞い散りリリオの身体を襲う。
素早く吹き付けるように飛来するクリスタルの破片は、麻布の鎧は一瞬にしてズタズタに傷つけた。

「ぐぁっ!……どうして?精霊鋼の力が、なんで湧き出てこないんだ……!」

エイレーネの理力は凄まじく、リリオは軽々と吹き飛ばされ、そのまま仰向けに壁を背にするように倒されてしまった。
透き通った六枚の翼が小さく拡がり、彼女は鎖の欠片を纏うようにして床を離れる。

「残念だけど、あなたはもう罠にかかっていたのよ。この塔に足を踏み入れた、その時にね。
この塔は霊気を封じる力の場。この塔で放たれた力は私へと流れてくる。そうゆう罠よ」

翼を畳みながらを彼女はリリオの前へ降り立った。

「でも安心なさい。私もあなたを傷つけるつもりはないわ」

「く、くるな!」

エイレーネの左手が再び彼に向けてかざされる。

「くるな!くるなぁっっ!!」

リリオの身体が中に浮かべられ、大の字の格好で壁へと押し付けられた。

ヒュヒュン!!ヒュゥン!ヒュヒュン!!

鎖の欠片がリリオの両腕へと飛来してゆく。リリオは身体を揺すって激しく抵抗するが、
エイレーネの強大な理力の前にはなすすべもない。
ハルバードは、虚しく床に転がっていた。
キッ!キッ!と音を立てながら、クリスタルは彼の両腕を取り込んで鎖の形を取り戻してゆく。

「うれしいわ。あなたのような珍しいオカズにめぐり合えるなんて……」
「お、おかず……?」
「さあ、あなたの身体を見せてもらうわよ」

エイレーネの慣れた手つきが、ズタズタになった麻布の鎧を解いていった。

「やめるんだ!なにをするんだよ!」

上半身を裸にむかれたリリオが叫んだ。

「ふふ。それはね、とってもきもちいいことよ……。ああ、なかなか逞しいじゃない。
このぶんなら、相当いやらしいおちんちんが期待できそうね」
「えっ……」

エイレーネは身体を屈ませると、その慣れた手つきを、リリオのズボンへと差し向けた。

「やめて!そんなところ見られたらボク、はずかしい……」

生えかけの恥毛に守られ、まだ鞘に納まったリリオの幼い性器は、あっさりと彼女の目の前へ晒されてしまった。

「ふふふ、思った通り。かわいいおちんちん」
「だ、ダメっ!!見ないで!」
「まだ小さいのに、こんなにパンパンになってる……」

その意に反していきり立ってしまっているリリオの幼い性器を、エイレーネは左手で下手から手に取ってそう呟いた。

「うっ……、放して……」
「いいわ、放してあげる」
「えっ?」
「月の石の剣もあげるわ。ただし……おねえさんを最高にエッチな気持ちにさせてくれたら……ね」
「イヤだっ!ボクはそんなことをするために、この塔へ来たんじゃない!」
「そんなこと、私には関係ないわ」

エイレーネは少しリリオから後ずさると、その胸の前に両手を重ねるように組みあわせた術位をとり、
六枚の翼を大きく広げた。

「私は、この塔に入り込んできたエサを頂くだけよ」

エイレーネの左手の中指がハイレグアーマーの上から、
陰唇の中心から陰核に沿って、ゆっくりとなぞるように愛撫を始めた。

「……ぁっあぁん……。ねぇ、おねえさんのオナニー見て……」

エイレーネがうっとりとし始めた。上目遣いのいやらしい目つきでリリオを見つめながら、
右手はアーマーの下の左乳首を直に、左手は上から股間をなぞりながら、淫らな息を立てている。

(!!み、見ちゃだめだ……!)

リリオは強く目を閉じた。

「あぁ……。だめ……おねえさんの身体、見て……」
「イヤだ!そんなことしないっ!」
「んっ……そんなこと言って……おちんちんは、こんなに……
ぁあん…!坊やのおちんちんかわいい……あぁんおちんちん…あぁぁん!」
内股に腰を下ろしながら、エイレーネは激しく身悶えた。指の動きが少しずつ早くなってゆく……。
「ねぇ、坊やもエッチになって……。おねえさんの匂い、嗅いで……。ぁぁ……」

エイレーネの六枚の翼が桃色に輝き始めた。

(なに……このにおい……?甘くて……ううっ…!)

リリオは必死に目を閉じて抵抗していたが、流石にその息まで止めることはできなかった。
翼から放たれた淫気は、すぐにリリオを侵食していく。

(あれ……。なんだか……きもちいいや……)

「あっあっあっあっあぁぁぁ……!おちんちん…私のオカズ…あぁん!」

リリオは尚も目を閉じて抵抗していた、しかし、エイレーネの淫気は確実に彼を蝕んでいた。

(あっ……おねえさんの姿が見える……?どうして……?
目を閉じてるのに、おねえさんの……ハダカよりエッチなカラダが……えへへ……)

「見えるでしょう…おねえさんの…身体……。イきそうなの……。
ねぇ見て……。おねえさんがイくところ、見て……」

リリオの思考力が、意志が、エイレーネの中に堕ちてゆく……。

(えへ…えへへ…。ダメだよぉ……おねえさんのカラダ、エッチなんだもん……
でも、目を閉じてもおねえさんのカラダが見えちゃうなら……。
えへへ…見ちゃおう。おねえさんのカラダ……おねえさんのぁあ…ぁぁっ…!)

リリオの瞼がゆっくりと開かれる。

彼の目の前では、彼の脳裏に浮かんでいたものと同じ光景が繰り広げられていた。
翼を広げて淫気を放ちながら、自分をネタに自慰に浸る淫らな女……。
その指が、その目が、彼女のすべてが彼を欲しがっているように、リリオには見えた。

「ふふ…やっと……見てくれたね」
「お、おねえさん……」
「ぁっ……。これでもっと気持ちよくなれるわ。さぁ……たっぷり私を視姦して」

リリオはとろりとした目つきでエイレーネの身体を見つめた。

(おねえさん、なんてエッチなカラダつきなんだろう……。
腰がとってもくびれてて、ハイレグがお股に食い込んでて、おっぱいが見えちゃいそう……。
えへへ……なんだかボクまできもちいいや。おねえさん……えへへ……)

恍惚の笑みを浮かべながらエイレーネは激しく身体を弄り、少年に見つめられる快楽に喘いでいる。

「あふぅっ…!もっといやらしい目で見て……。デレデレしながらおちんちんの先を濡らしなさい。あぁあぁん!」
「ぅぅ……。おねえさん……エイレーネおねえさん……!
ボク、おかしくなっちゃったよぉ。敵のおねえさんを見て、すごくエッチな気持ちになってる……!」
「いいのよ。……それでいいのあぁあん!」

リリオの表情に苦悶のような色が漂い始める……

「ハァ…ハァ…!だ、ダメ……ボク、おかしくなっちゃった。
おちんちんがヘンなの……。はぁっ、おちんちんがすごく……ああっ!で、でるぅっ!」

ぶぴゅっぴゅぅぅぅぅ…っ!!!

リリオは、吐き出してしまった。白濁した彼の液が、床にぴちゃぴちゃと飛び散った。
彼の身体は完全にエイレーネの翼から放たれた淫気に冒されいた。
身体を触れずにさせられてしまった始めての奇妙な射精の快感に、リリオは打ち震えた。

「あ……どうして……。ボク、イっちゃったの……?」

全身の力が抜けてゆくのを、リリオは感じた。

「ああん。いけない坊や。私より先にイっちゃうなんて……」

少し残念そうな顔をして、エイレーネは自慰にひたる手の動きを遅めた。

「お、おねえさんのチカラなんだね……。すごい……すごくきもちぃ……ああっ、また!」

ずぴゅぅぅ…っ!!!

焦点んの定まらない目をエイレーネより少し上に向けたまま、リリオは精液を、ふたたび床に飛び散らせた。

「うふふ。でも、すごくイイわ。美味しそうな匂いが漂ってくる……。
あぁっ、だめ我慢できない」

ぺろっ…ちゅるちゅる…

エイレーネは思わず床に飛び散った精液をなめとり始めた。
じゅるじゅると音をたて、右腕を床について這うようにしながら、左手は陰核を愛撫したまま……。

「んっ……んはぁっ。おいしぃ、勇者様の精液。クォーターエルフで半天聖の人間の汁って、こんな味がするのね……」

愛おしそうに、リリオの顔を見つめると、エイレーネは再び床の精液をなめだした。

「ああっ、ダメだよおねえさん。そんなの、汚いよ……」

2度の射精でしぼみかけたリリオの陰茎が、這い蹲るエイレーネの姿に反応し、
ふたたびムクムクとふくらみ、そそり立ち始める。

「おねえさん……ボクのせーえき、そんなにおいしいの?」
「んっ。えろん……。おいしいわ。床まで食べてしまいたいくらいよ……」
「じゃあ、もっと出してあげる。……だから、お尻……見せて」

激しく顔を紅潮させながら、リリオはそう言った。

「あら?坊や、お尻が好きなの?」
「うん。おねえさんのおっきなお尻、太ももも、大好き……」
「それなら、おねえさんにお願いしたら、後、向いてあげる。
『おねえさんのお尻見せてください。お願いします』っていうのよ」
「ええっ?や、やだよ……恥ずかしい」
「それじゃあ、お尻は見せてあげないわ」
「そんなぁ……。ううっ、おねえさんのいじわる。ボク、すごく恥ずかしいんだよ」
「だめよ。人にはちゃんとお願いするものよ。
それに…こんなに精液を出すところを見られて…まだそんなこと…言うの?」

エイレーネは、陰部を弄り回す左手の動きを止めない。

「おねえさんは人じゃないじゃないか。人間の女のひとよりエッチなカラダで……
ぁっ……おねえさんのカラダ好きぃぃ!」

リリオには、もうまともな思考力は残されていなかった。

「んっ…!おねだり…しなさい……。私のお尻…見たいんでしょう…?」
「ううっ。『おねえさんのお尻、見せてください』」
「『お願いします』……は?」
「『おねえさんのお尻でボクのちんちんはさんでぐりぐりしてください……。お願い……お願いします』」
「とっても…正直なのね。いいわ、先にご褒美をあげる」

エイレーネはゆっくりと立ち上がりながら、翼をたたんだ。左手は、止めない。
彼女は振り向くと、ハイレグアーマーのTバック状になった部分にのみ隠された
大降りで丸みをおびた形のよいヒップが、リリオの陰部の前にやってきた。

「えへへ……。おねえさんのお尻……おしり……おしり……///」

殆ど丸出しの臀部に、大きく開かれた背中に、太ももに、
妖しげな分泌物にぬらめく細長い尻尾に、リリオ彼女の背部すべてに見とれていた。

スルスルッ…

エイレーネの尻尾が、蔦のようにリリオの陰茎を絡めとった。

「知ってる?淫魔の尻尾はね、こうすると、すごく感じるの……」
「あっ……。おねえさんの尻尾、ねとねとする。くすぐったいよ……でも」
「気持ちいいでしょう」
「うん」
「これ……、口から飲んでも……あぁっ。おいしいのよ」

自慰に浸りながら尻尾を少年の陰茎に巻きつける魔性の雌の姿に、リリオはうっとりとしていた。

「エイレーネおねえさん、しっぽで、最高に気持ちよくなれるの?」
「なれるわ。あなたがイくところはこの目で見られないけど、
目を閉じれば、坊やの姿が見えるから……。あんっ///」
「ああ……。ボク、もうイきそうだよ。まだ、お尻におちんちんがあたってないのに……」
「ふふっ。すぐにイかせてあげる。一緒に……イきましょう」

ぬぷっ……ぐにぐにぐにっ……

尻をリリオの下半身に押し付けながら、エイレーネはゆっくりと腰をくねらせた。
柔らかな雌の感触が、陰茎をとおしてリリオの全身へと伝わってゆく……。

「うわぁっ…おねえさんのお尻が……!おしりのおにくが柔らかくて……」

ぐにっ…ずりっ…

「あっ、あぁん…ああぁん。……どぉ…?私のお尻の味は……!」

ずりっ…ずりっ…

「はぁっはぁっ……。おちんちんが、また、ヘンになっちゃう!

きもちぃ。気持ちよすぎるっ……!」
リリオ思わずあまりの快感に、目をとじた。
エイレーネの尻の感触が、彼女の体温が、リリオをますますおかしくしていった。

「ああん!だめ…私を見て。私のお尻で最高に欲情するのよ!

勇者様のおちんちん…硬い…ああんイイっ…いいわぁ……」
エイレーネも目を閉じたまま、幻惑の中のリリオが自分の体で感じすぎるほどに感じていることに欲情した。

「あぁ…お尻……おねえさんのお尻、見た目も感触もエッチすぎるよぉ…!
……でちゃう!おねえさんのお尻にせーえき出しちゃうっ!」

どぷぅぅっ…!ずびゅ…びゅるびゅりゅっ!!

激しい勢いで飛び出した精液は、エイレーネの翼まで届いた。
桃色みがかった半透明の白い翼は、ごくごく薄い黄色みを帯びた濁った白に汚された。

「あぁ…!あはぁぁっっ!坊やのおちんちんが……おちんちんが!ああぁぁあん!!」

エイレーネが絡めた尻尾の絞める力が一瞬強まると、彼女は激しく身もだえ、声を漏らした。

「んぁぁ……えいれーね……おねえさん……」

エイレーネがゆっくりと振り向き、少し屈みながら、リリオに顔を近づけた。

「坊や……よくできたわね。凄く、いやらしい気持ちになれたわ。力がみなぎってくる……」

鎖に繋がれたリリオの放心しきった姿は、もはや天聖の血をひく凛々しき勇者のそれではなかった。

「えへ…えへ…おねえさんのおしりきもちぃ……えへ……えへへ……///」

エイレーネは彼の頭をなでてやった。

「でも、あなたまた先にイったわね。やっぱりいけない子……」

精液を出し切ったリリオの性器を手にしながら、エイレーネは呟く。

「罰としていただいてあげる。坊やの全てを。ねぇ、勇者様……?」

リリオのハルバードは虚しく床に転がっていたままだった……。


ダイナシガイストがあらわれた!

リリオ「さて、帰るか」

エイレーネ「ええーっ!?」

リリオ「なにか問題でも?」

エイレーネ「いや、私まだ一本グソの話してないし」

リリオ「なんだそれwwww」

エイレーネ「おととい明らかに60cmはある一本グソが出ましてですね」

リリオ「いい。いらないそうゆうの」

エイレーネ「じゃあ、なんで帰るんスか?」

リリオ「あー、あんま長いSS俺苦手なんで」

エイレーネ「分けて書けば?」

リリオ「いやボクに言われても……」

エイレーネ「じゃあ、一本グソの」

リリオ「あー!あー!あー!!続く!!後日に続く!!続くかも!!とりあえず終了」






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