エイレーネ 快楽だけの交わり
シチュエーション


光った。
液晶内のリリオの足元に輝く竜のペンダントが、突如として輝きだしたのだ。

『たちあがりなさい滅びより選ばれざる者よ あなたにはまだやるべきことがあります』

ペンダントの輝きが、虹色の激しい瞬きに変わった。瞬きが、リリオの瞳に宿る……。
彼を拘束していたクリスタルの鎖は、瞬く光の前に崩れ去り、彼はその身の自由を取り戻した。

「これは……!造竜の力か!」

エイレーネの表情が、虹色の瞬きの前に、一瞬にして曇った。

「ハッ……!?ボクはいったい、どうしてたんだ!」

刹那に正気を取り戻したリリオは、とっさにハルバードを拾い上げ、
その切っ先をエイレーネへと差し向けた。

「天にも背いた小賢しい地上人の力が、なめたマネをしてくれたものね。
せっかくいい気持ちになっていたと言うのに、不愉快だわ」
「よくもボクにあんなことやこんなことをさせたな、許さないぞ!」

虹色の瞬きが、再び輝きに戻った。そしてその輝きは、リリオの全身を覆うフルプレート状の装具となって具現化した。

白き竜を思わせるマスクと、重厚な甲冑のようなその姿は、どこか機械的な無機質さと魔術的な神々しさを併せ持っていた。

「……Type−WのARMマキナート。私と同じ白翼竜の力……」
「マキナートのことを知ってるの!?」
「少なくとも、あなたよりはね。でも、そんなことはどうでもいいわ。
紛いの蜥蜴は、所詮真の竜力には敵わないことを、教えてあげる」
「教えて!この力は何なの?」
「欲張りな子ね……。私の出す条件はいつでもひとつよ。
……そう、私を最高に気持ちよくしなさい……!」

エイレーネの両手が艶かしく翻ると。彼女の翼がカッと開き、激しく輝いた。
凄まじい理力の破光が、六つの刃となってリリオに遅い来る。

「あたらないっ!」

咄嗟に見切りがつき、リリオはハルバードで破光を受け崩した。

「今度はボクが撃つ番だよ、おねえさん……!」

その後は、激しい撃ち合いだった。
エイレーネにより絶え間なく放たれる理力の破光は、彼女の意のままにリリオを目がけてトリッキーに襲い来た。
対してリリオもハルバードを時には軸に、時には盾として素早く立ち回り、
隙をみては彼が唯一会得しているマキナート・アーツである双装竜気砲を放った。
だが一撃必殺の重量撃である竜気砲は、身軽さで遙かに勝るエイレーネには大きく拡がった翼にすら掠りもせず、
外れた竜気砲の微細な霊力が塔の内壁によって吸収され、エイレーネの理力へと変換されるばかりであった。

「あははっ。狙いは悪くないわ」

歯がゆさに顔を顰めながらエイレーネを睨みつけるリリオを、彼女は嘲笑し続けていた。

(はぁっはぁっ!くそう……。このままじゃ、らちがあかない!)

「お遊びはこれまでよ。対象年齢を越えたおもちゃは、ここで処分してあげる」
「いまだっ!くぅらぇぇぇっ!」

ズギュゥゥゥゥゥン!!!!

「!?うぐっ!あぁぁぁぁっ!」

二門の竜気砲の片方が、エイレーネの身体の中心を射抜いた。

「そ、そんな……紛いの蜥蜴ごときに、この私が。いやぁぁぁぁっ!」

心臓を胴体ごと破砕され、エイレーネの身体は、断末魔の悲鳴をあげながら白い灰となって崩れてゆく……。
勝利の喜びをかみしめ、リリオはマキナートの装甲を解いた。竜の装甲は、淡い光りとなって消え去った。

「……やった。やったぞ」

エイレーネの亡骸の中から、灰色の石でできた短剣が転がってきた。

「これが、月の石の剣……。やったぁ!これで月の門が開くはずだ!」

勇み足を躍らせ、リリオは裸のままペンダントを腕に巻き、
ハルバードと短剣を手にして、塔の頂上へ出る階段へと向かった。

『ふふふ。それはよかったわねぇ』
「!?……そんな!?」

そこにあったのは、紛れもなく先ほど灰燼に帰したはずのエイレーネの姿であった。

「エイレーネ……おねえさん?」

エイレーネの姿が変わっていた。黒光りするレオタードのようなあのハイレグアーマーは着られておらず、
彼女の身体は裸に羽衣だけを纏った格好になっていた。

「うれしかった?私の鎧を倒すことができて」
「あ……ぁ……!」
「あらあら。そんなに驚くことはないじゃない。ああ、女の裸、慣れていないのね」
「ウソだ!おねえさんは、さっき死んだはずだ!」

うろたえるリリオをよそに、エイレーネは語り始める。

「私の鎧を脱がせたのは、魔王様以外ではあなたが初めてよ。
流石は勇者様ね。少し、本気になってしまいそうよ。でも、あなたはいけない子」

エイレーネは、ゆっくりとリリオへと歩み寄ってゆく。

「倒すべき敵を前に、また、ここをこんなにしてるんだから……」

驚愕に身を硬められたリリオの陰茎を、エイレーネは優しく撫でた。

「や、やめ……て」
「そんなこと言って、本当は欲しいんでしょう?私の……」

くぱぁ

「ここが」

エイレーネはそう言って、股を開くように跪きながら左手の人差し指と薬指で、
僅かに纏った薄布からも隠しきれていない、淫らな花弁を開いて見せた。
着ていたハイレグ鎧の形状に合わせて綺麗に刈り整えられた、彼女の髪色と同じワインレッドの恥毛。
その下に咲いた見かけによらず小ぶりな大陰唇は、男を悦ばすための処女の色を湛え、
その中から周囲を、時折白く濁ったいやらしい粘液で潤わせていた

「見て……。坊やが私のお尻であんなにいやらしいことをしたから、こんなになってしまったのよ」

中指と性器の間で透明の糸を引かせながら、エイレーネはリリオを誘う。
翼を広げ、あの淫気で誘う彼女の表情は、まさに毒婦そのものであった。

「くぅっ、今度はその手にはのらないぞ」

リリオは、ペンダントを紐解き、右手で強く握り締めた。

「マキナートを使うつもりでしょうけど、無駄よ。オーバーロードなんて高度な機能、あなたにはまだ無理。
もっとも、サクリファイスデバイスのいないオーバーロードなんて、只の首吊りだけどね」
「オーバーロード?サクリ……デバイス?」

古より生きる淫魔であるエイレーネは、知識においても彼を遙かに凌駕していることは、言うまでもない。

「私は欲望に素直な子が好きなの。無駄にあがく奴は見てて小気味はいいけど、正直、うざったいのよ。
その点、坊やはいけない子だけど、素直だから好きよ」

エイレーネは、そう言ってからリリオの陰茎を右手で掴むと、亀頭の先端に舌を這わせた。

ちゅるっ…

「はぅぅっ…!」
「さぁ、横たわりなさい。また一緒に、気持ちよくなりましょう……」

淫気が再び、リリオの身体を蝕んでいった。彼の身体は前に吸った淫気への抵抗力をもつどころか、
まるでアナフィラキシーを起こしたかのように、より敏感な身体へと変わっていた。
正気と幻惑の狭間を飛び越え、リリオは一気に淫らな欲望の中へとおちていった。

「うん……ボク、エイレーネおねえさんが、したいようにするよ」

リリオは仰向けに横たわりながら、恍惚とした表情を浮かべ、エイレーネを受け入れた。

「おねえさん、ボクを吸いたいんでしょう?ボク、おねえさんに吸われるの、こわい……」
「ふふっ。怖がらなくていいのよ。言ったでしょう?私たちは、一緒に気持ちよくなるのよ」
「ボク、どうすればいいの?」
「まずは戦いの疲れを回復させてあげる。私の蜜、たぁんとお飲みなさい……」

エイレーネはリリオの顔に跨ると、そのままシックスナインの体勢をとった。

「私は坊やのおちんちんを味わうわ。そうすると、ここから蜜がでちゃうの……ほら」

花弁を押し広げ、エイレーネはクリトリスを伝わせてリリオの顔に糸を垂らした。

ぺろん…ちゅぅっむぎゅう……むにゅむにゅっ!

「ああん……!坊やったら、勝手に……。やぁん///そんなに私のお尻、好きなの?」

リリオは夢中になってクリトリスを嘗め、吸い回しながら、エイレーネの尻を鷲づかんだ。

(えへへ……ボク、やっぱりがまんできないや……。おねえさんのお尻…柔らかいなぁ…)

「あぁ……もぉ……。エッチなんだからぁ……。はむっ……んっんっ……」

負けじとエイレーネもリリオの亀頭を皮ごと口に含み、皮と亀頭の間に舌を這わせる。

「んふぅ…おねえさんのおまんこエキス、おいしいよぉ……。
どうしてこんなにおいしいの…?わぁっ、ちんちんきもちいぃぃ!お尻……おしりぃ……!」

ぶびうぅぅっ……!


ダイナシガイストがあらわれた!

エイレーネ「……てな感じで、未消化のホウレン草がまだらになってたわけですよ」
リリオ「汚い汚い……」
エイレーネ「別にいいじゃないっスか。分解して食べたわけじゃないし」
リリオ「そうゆう問題じゃねえwwてか、サキュバスって普通のメシ食うんですね」
エイレーネ「あれっスよ、犬が体調悪いとき草食ったり、デブがダイエットコーラ飲む、みたいな」
リリオ「よくわかんねえ喩え」
エイレーネ「うちもあんまりwはぁー、結婚してえ」
リリオ「絶対結婚できる気がしません。てか、『愛などいらないわ』ってひとでしょあんた」
エイレーネ「愛と結婚願望は別」
リリオ「あ、そう」
エイレーネ「そこそこいい女だと思いますよ?長生きしてますから博識ですし、
物好きっスから料理よくしますし。その割りに食費かかりませんし、男可愛がるの好きですし」
リリオ「60cmモノがでるデカいケツしてますし、
する話する話、毎回ぶっ飛んでますし、ナル入って自分で自分のこと褒めてますし……」
エイレーネ「それは仕方ない」
リリオ「いやいやいや!話は自重できるレベルですよ」
エイレーネ「あー、誰か『エイレーネタソの未消化ホウレン草たべたい』って男、いねえかなぁ」
リリオ「引かね?そうゆうの」
エイレーネ「引くww引くけどストライクゾーンには入る!」
リリオ「あんたの男に求める条件がよくわからない」
エイレーネ「……なんだろなぁ。金とか別にいらねえし。優しくされても微妙だし」
リリオ「面白い人……とか?」
エイレーネ「役たたねえっスよwスイーツ(笑)じゃあるめえ。大体、うちより面白い男が基本的にいない」
リリオ「まあ、ねえ……」
エイレーネ「同種とか近縁種の娘だとさあ、顔よりスタミナってヤツとか、
最後まで徹底的に歯向かう意思の強い男……とかおおいけどさぁ。なんか違うんスよ」
リリオ「いいじゃねえかそうゆうので」
エイレーネ「まあいいや。じゃあね」
リリオ「おまw結局何の用で電話してきたんだwてか、SSここで終わりかよ」
エイレーネ「ううん続くよ。じゃーね☆」

ピ!ツーツーツー…

引き続き、SSの本編の方をお楽しみください。


彼女の口の中での最初の精液の味が、エイレーネの口内に広がった。

じゅるっ…ごっくん…

エイレーネは惜しげもなくリリオの精液を飲み下すと、
口の中に残った精液をやリリオの皮の中に溜まった恥垢なめずりながら、リリオの陰茎をしゃぶり続けた。

「んはあぁぁ……ちんちんが…くすぐったいよぉ……。イっちゃう…また、でちゃう…!!」

すぐさまに次の射精は起こった。繰り返される射精感は。少年にとって耐え難いものであった。

「きもちぃ…もっとイきたい…でも、怖い。ぁぁっ……おねえさんのエキスおいちぃ……
おまめさんがシコって……。えへへ、おねえさん、かわいい……」

ちぅぅっ…ちゅぱ…ちゅぱ…ぺろんぺろん…

エイレーネが息を漏らし、リリオの陰茎を左手で揉むように扱きながらながら囁く。

「っぁぁ……そこよ……。穴の入り口から、クリトリスの先のほうまでなめつくして……
いっぱい吸いなさい。もっとたくさんおねえさんのエキス飲ませてあげる。ぁあぁぁん…!」

リリオは、再び耐え難い射精感に襲われた。すぐさまエイレーネは精液をなめとり、
強制的に彼を次の射精へと導いてしまう。そしてまた、彼は、放った。

じゅぷぅぅっ!ぴゅっ…ぴゅっ!

何度絶頂に達しても、またすぐに射精させられたくなる……。
淫気に身も心も冒され尽くし、完全にエイレーネの虜と化したリリオは、
もはや射精を望み、精気を体液に換えて搾り出されるだけの機械であった。

「どうして…こんなにいっぱい出してるのに…ボク、まだイきたいよぉ……」

激しすぎる射精の快感に半ば放心しているリリオの脳裏にあったのは、
エイレーネの身体の感触、秘めた部分の香り、誘う言葉のひとつひとつ、
そして、そのすべてを求めてしまう泥沼の様な欲求ばかりである。

「エイレーネ…おねえさん……。ボク……ほしいよ……」
「月の石の剣なら…んっ…さっき…あげたでしょう……?」
「ううん……。ボク、おねえさんがほしい」

エイレーネは振り向き、可愛がりげな笑みをリリオになげかけた。

「えへっ…おねえさん……。キレイだよ。ここも…ここも…。おねえさんのカラダ、だいすき……」
「素直な坊や……。私も好きよ。でも、愛してはいないわ」

エイレーネは向きなおし、再びリリオの陰茎を擦りながら言う。

「愛の無い、快楽だけを求め続ける交わり……それが淫魔の与える悦び。
坊やの求めているものはそれ……。惑わされた末に露わになった、只一つの望み。
そして私の求めるものは、その欲望を食らうこと。私はあなたのものにはならないわ……」
「いいの……。おねえさんと、ずっとエッチなことができるなら、ボク、なにもいらない」

リリオは悦びの表情を浮かべながら、そう答えた。

「そう。勇者様には、倒すべき敵、守るべき者がいるんじゃなかったの?」
「えへへ…おねえさんを押し倒したいよ。おねえさんのお尻……、ボクの宝物…///」
「本当にいやらしい坊やね……。素敵よ。私と交わるに相応しい男……」

エイレーネはカラダを起こし、翼を少し広げる。そして宙でリリオの方にむき直すと、
彼の腰の辺りより少し下に、彼女は腰を降ろした。

「上の口だけで吸い尽くすのは、勿体無いわね。こんどはこっちの口で味わわせて貰うわ。
ぼうやのかわいいおちんちん……たっぷりとね。ぁっ…」

くちゅ…くにゅっ…

エイレーネの左手が、リリオの陰茎を膣口から陰核に這わせて上下させる。
彼女は右手で右の乳房を搾るような仕草で揉んで見せた。

(ああぁぁ…おねえさんのエキスが、おちんちんにしみこんでくる。
もっとこすって…ボクのおちんちん…もっとかわいがって……)

微笑が、仰向けになって思わず瞼を閉じ苦悶するリリオを見据えている。

「んはぁっ…坊や、ご覧なさい……。おねえさん…どんなのが好きか…知ってるでしょう…?」
「おねえさん……オナニーしてるんだね。ボクのおちんちん……きもちいい?」

エイレーネの擦りつける手の動きが、僅かに早まる。彼女は陰核を中心に自らを責めた。

「ぁっ…ぁぁぁっ!いいっ。坊やの硬いのが…あたって…いい…
坊やのいやらしい目が、私の身体を……。あぁん!もっと見て……。
おねえさんを、もっとエッチにしてぇっ…はぁぁぁん!」

どぷぅ!ずるびゅるっ…!

「いやぁん……。また…イったのね……。まだ挿れてもいないのに。ふふっ…」

リリオの吐き出した液が、エイレーネの手の動きによって、
肉棒でぐちゅぐちゅ音をたてながら彼女のエキスとかき混ぜられてゆく。

「あぁ…あぁん…あぁん…あぁあぁん!」

混ざり合った液の感触にエイレーネは悶々とした。声を漏らし、執拗なまでにクリトリスを責める。

「おねえさん…きもちいいんだね…えへへ…おねえさんがハダカ…
ボクのちんちんで…エッチなことしながら、ハダカ……ぅぅっ!」

混ざり合った液の、リリオの成分比が増した。

「ァっ…!ぃく……ねえ見て…おねえさんのクリトリス…気持ちよくなっちゃう…!
はぁん…あぁぁぁん!みて……おねえさんがイクところ、見てぇぇっ!!」

ビクッ…!!…とろんヒクッ…ヒクッ…

エイレーネは悶絶した。一瞬身体を強張らせて双眸を強くを閉じると、それから微かに身震いしながら脱力した。
膣口の奥から、濃厚すぎる催淫物質を含有した薄桃色の半透明の粘液がどろりと流れおちる。
リリオの陰茎を伝い、薄桃色の粘液は彼の陰嚢へと滴っていった……。

「うぅ…おねえさん……。イったの?ボクもまた、出しちゃった……」

二人の股間は様々な滑った汁で濡れつくしていた。度重なる射精にも関わらず、
リリオの性器は内部も外部も、エイレーネの淫気の効力によって健全さを保ったままであった。
しかしその分、彼の体力・生命力は大きく奪われていた。
エイレーネの秘蜜の効力により幾許かは回復するものの、回復するのは主に性器とその周辺ばかりだ。
それでもリリオが苦痛を感じることは無い。それもまた淫気の成せる業である。
美しすぎる雌に吸われ続ける悦びは、もはや彼にとって何者にもかえがたいものとなってしまっていた。

「ハァ…ハァ…坊や、素敵よ……。私をこんなに感じさせてくれるなんて思わなかったわ。ご褒美……あげる……」

エイレーネは翼を小さくたたんだ。そして壁の方へ歩き出した。
そしてその場で羽衣をスルリと脱ぎ捨て、壁に向かって両手をついて跪き、振り向く。

「来て……。あなたの大好きなお尻、好きにして……」

艶かしい身体を遠目にみたリリオは、思わず微笑を浮かべた。
よろよろと立ち上がり、彼はエイレーネの方へゆっくりと千鳥足を進める。

「えへっ…おねえさん…おねえさんんっ…!」

倒れこむようにエイレーネに抱きつき、リリオは彼女の両胸を鷲づかむ。そして彼女の尻の割れ目に陰茎を突き立てると、
彼女の翼の中に首筋のあたりの髪に顔を埋め、一心不乱に腰を揺らし、彼女の尻を責め始めた。

エイレーネは、そっと彼の胴に細長いしっぽを巻きつけた。

「あんっ…乳首も触って…首筋もおなめなさい。
お尻は好きにしていいから、おねえさんのことも……して」

リリオはエイレーネの言葉に素直に従った。

「あぁっ…そこよ…。もっと……あんっ!だめ…そこはお尻の穴よ……。
もっと下の方がぬるぬるしてるでしょう…あぁぁ…もっとなめて…あぁぁん!」

ずん…ずん…ずん…ずにゅっ!!

「うわぁ…入っちゃった…おねえさんのなかに入っちゃったよぉ…
吸われちゃう…こわいよ…あぁ……あぁっ!」

ドクドクっ…どぷどぷどぷっ…!

挿入した瞬間、リリオは暴発した。初めて触れる膣の感触の衝撃は、
淫気に支配された彼を射精に導くには充分すぎるどころのものではなかった。

「ぁ…ぁ…いれただけなのに……。なんで?どうしてこんなにきもち……んぁぁっ!」

エイレーネがほんの少し腰をくねらせて見せると、リリオはすぐに次の精液を彼女の中に迸らせた。

「ふふふ……。どぉ……わたしの中は……。あんっ…あんっ…!」
「だ、ダメ……ちんちん溶けちゃう!おねえさんのなか、あついよぉ……!」

リリオは苦悶の表情を浮かべながら、無意識に腰を震わせるように上下させていた。
その震えに同調するように、エイレーネも身体をくねらせて悶えた。

「あぁっ坊やのが…私の奥に……。はぁんっ…あんっあんあっあっ
あはぁぁいいっ。あぁあぁん。ぁぁイイわぁ……ぁあぁぁん!」

どぷん…っずる…ずる…どぷっ!

「あぁんおいしいっ。坊やの精、たまらないわ。もっと出して。
出しながら…私を突きなさいあぁ…いい…ああぁぁんあァァあっ…」

リリオは溶かされていた。陰茎の先から拡がるエイレーネの感触に意識のすべてが奪われ。
彼は彼女の身体をまさぐりながら、ただひたすら腰を振り、精を吸う穴にエサを与えつづけた……。

(えへ…えへ…えいれーねおねえさんの、おまんこのおにくが……おちんちんに、すいついて……
ねちねちして……うぅっ……でちゃうよぉ……。おねえさんのおっぱいおっきぃ……ちくび…たってる……。
ぅぅ…またでちゃった。でも…こしが…うごいちゃう……。おねえさん、もっと……おまんこでちんちんすって……。
あぁっおしり……おなかにあたって……やわらかい……
おねえさん……おねえさんのかみ、いいにおいだよぉ……)

リリオは少し息を荒げながら放心した。放心したまま腰を動かし続け、何度も何度も射精した。
エイレーネの膣は、涎をたらしながらリリオの精を味わい続ける。
只の人間とは違う奇異な精気の味に、エイレーネも打ち震えた。
しかし、彼女はリリオの様に快楽に我を忘れることはない。彼女はひたすら愉しんでいた。
堕ちてゆく哀れな子の夢中な姿を。そして、その子の断末魔の感触を……。

「あんっあんっあんっあんっ…!あはぁぁぁっ…いいっ…。
突いて……。もっと出すのよ……おねえさんのなかで最高に気持ちよくなりなさい」
「はぁはぁ……おねえさん、すきぃ。エイレーネおねえさんのおまんこ、だいすきぃぃ……!」

自慰を覚えた猿のように腰を振り続けるリリオの姿を振り返り見ると、エイレーネはほくそ笑んだ。

「坊や、これが淫魔との行為よ……。愛の無い、快楽だけの交わり。素敵でしょう?
あはぁっ……。さぁ、あなたの全てを私に差し出しなさい」
「はい……おねえさん……」

ぶびゅっ……!とく…とく…

「いい子ね……。あぁっ…あぁぁあぁぁぁんん!!」

愛の無い、快楽だけの交わりは、夜明けまで続いた……。
その後、勇者の姿を見たものは……誰もいない。


〜おまけ〜【出現条件・エイレーネの鎧を3ターン以内に破壊する】

……数ヶ月後

エイレーネ(しかしまさか、受胎しちゃうとは思わなかったわ。雑種の遺伝子、恐るべしね。
それにしても成長早いわねこの子。思い返せば、私よりは全然遅いんだけど……)
リリオ「えへ、えへへ……」
紫髪の娘「ママ〜、どうしてパパは働かないで、プロレスごっこしかしないの?」
エイレーネ「うっ…そ、それはね、パパは魔王を倒そうとして、プロレスごっこしかできない体になってしまったのよ」
紫髪の娘「ひどい!あたち、魔王をやっつけてやる!」
エイレーネ(魔王様ごめんなさい。でも、嘘は言ってないわ……。
この子、とんでもなく強い。今の時点で、たぶん私でも勝てない……)

光と闇の血を引くこの娘の力はメドローアが屁に見えるほど凄まじく、
魔王は言い訳もできないまま倒されてしまいましたとさ!めでたしめでたし。






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