賢者タイム
シチュエーション


『折角濡れていない秘所を虐めてあげようと思ったのに、これはいけませんね』

人差し指と薬指で陰唇を捺し広げながら、賢者の中指はサキュバスの陰核を虐めつづけた。

「やめて、セックスなんてしたくない!人間の精は、口だけでいいの……あぁっ!」
『ククク、何を言ってのですか?貴女は負けたのですよ。
敗者である貴女には何の権利もない。それなのに、こんなに濡らしてよいのですか』
「イヤ、やめて賢者様……。許して……ください……んんっ!」

賢者が首筋に舌を這わせると、サキュバスはひくりと身を震わせた。

『さあ、そこに這いつくばるのです。さもなくば、あなたのその身を焼き尽くしてくれましょう』

サキュバスは恥辱と恐怖にまみれた顔を一度賢者の方に向けると、
床の上で獣のように四つん這いになった。
私は、負けた。
その意識がサキュバスの中で火傷のように痛む。

賢者はそれをあざ笑いながら、衣を剥いて自らの淫杖を露わにした。

『ほら、貴女の大好きなおちんちんですよ』

サキュバスは恥辱に顔を歪めた。
いつも口にして弄んでいる物に、こんどは自分の身体が弄ばれることを思うと、ゾッとした。
賢者はそんなサキュバスが可愛い気に思えた。



「イヤあっ!抜いて。セックスなんてイヤぁっ!

ああっ、動かないで……動かないでぇ!」
懇願するサキュバスをあざ笑いながら、賢者は突き続ける。
……賢者はすぐ出した。
これから中だしされるのを嫌がるサキュバスのセリフを書こうと思ったのに、即逝った。
サキュバス的にも嫌がりながらも感じてしまうと思っていたのに、この有り様にきょとんとしている。

「イヤ……精が……私の中に!」

と、棒読みするしかなかった。
賢者はなぜかにこやかだった。






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