シチュエーション
![]() 翻る剣閃が、淫魔の喉元でその輝きを潜める。 あまりに突然だった俺の動きに、淫魔は身じろいだ。 「今の姿のお前では、次の一撃はかわせないだろうな」 「貴様……! まさか、この為に!?」 俺は、ふっと笑みを浮かべた。 「四つん這いになるんだ、雌犬」 「め、雌犬ですって?」 「そうだ。力を封じられることなど何も考えず、小娘の姿になったんだ。間抜けな雌犬としか言えまい」 「それを見越してこんな姿を……?」 「それはそうだ。よくわかっているじゃないか。それならこれからどうすればいいか、わかるだろう?」 「やめて……やめて! ああっ!」 聞き分けのない淫魔を、俺は突き飛ばした。 すぐさま俺は淫魔のその股を強引に開かせる。 そして横から彼女を雁字搦めにすると、そのまだ濡れていない、 毛にすら守られていない秘所に肉棒をねじこんだ。 「っぁああ!」 望まれずに生まれ、人の精を吸って生きる卑しき魔物。淫魔はまた、こうして増える。 「イヤぁっ!やめて!やめて!」 妊娠するのだ。望まない交わりは淫魔の内分泌に影響を及ぼし、急激な早さで子宮内に卵子を製造させる。 それに伴う快感は男の射精とは比べものにならないという。 快感に狂わせ餌をとる淫魔であればこそ恐れることであろう。 倒れた淫魔のまだ膨らみかけの乳房を、俺は嘗めずり、指先でクリトリス虐めながら肉棒を動かすと、 淫魔の秘所はじわじわと淫らな滑りを帯はじめた。 未成熟なきつい締め付けをあじわいながら、俺は淫魔を責めつづける。 「お願い……エッチなことしないで。そんなに強引にされたら、吸えなくなっちゃう」 「気持ち良すぎてか?」 淫魔が紅潮するのがわかった。変身の影響か、彼女は精神まで少女のそれに近くなっているのだろう。 「嫌なら抵抗すればいいだろう?」 「ああっ、あはあぁん……。ダメ……おなか……気持ちいい!」 妊娠の準備は整ったようだ。 「お願い、中には出さないで。私の身体はすきにしていいの。でも、中には……!」 俺はキスで淫魔の口を塞いだ。 「知っているぞ。淫魔はレイプで妊娠するんだろう?」 「そ、それは。ああん!」 「胎内の子に魅了され、母体は自らの子に吸い尽くされて果てる……。 お前もそうして生まれてきたのだろうに」 「イヤ……そんなのイヤぁっ!」 「アルフレッド……仇は討たせてもらうぞ」 「!!」 少女の締め付けは、俺をすぐに絶頂に導くには申し分なかった。 ……結局俺は、友の仇をうつことができなかった。 「パパー、みるくっ♪みるくっ♪」 「だめだ。今日はママからもらいなさい」 「ママのはもう飲んじゃったの」 「全く、育ち盛りというのも困ったものだな……」 朝は娘から。夜は妻から。とうぶん、俺に休みはない。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |