アルフレッドの仇
シチュエーション


翻る剣閃が、淫魔の喉元でその輝きを潜める。
あまりに突然だった俺の動きに、淫魔は身じろいだ。

「今の姿のお前では、次の一撃はかわせないだろうな」
「貴様……! まさか、この為に!?」

俺は、ふっと笑みを浮かべた。

「四つん這いになるんだ、雌犬」
「め、雌犬ですって?」
「そうだ。力を封じられることなど何も考えず、小娘の姿になったんだ。間抜けな雌犬としか言えまい」
「それを見越してこんな姿を……?」
「それはそうだ。よくわかっているじゃないか。それならこれからどうすればいいか、わかるだろう?」
「やめて……やめて! ああっ!」

聞き分けのない淫魔を、俺は突き飛ばした。
すぐさま俺は淫魔のその股を強引に開かせる。
そして横から彼女を雁字搦めにすると、そのまだ濡れていない、
毛にすら守られていない秘所に肉棒をねじこんだ。

「っぁああ!」

望まれずに生まれ、人の精を吸って生きる卑しき魔物。淫魔はまた、こうして増える。

「イヤぁっ!やめて!やめて!」

妊娠するのだ。望まない交わりは淫魔の内分泌に影響を及ぼし、急激な早さで子宮内に卵子を製造させる。
それに伴う快感は男の射精とは比べものにならないという。

快感に狂わせ餌をとる淫魔であればこそ恐れることであろう。
倒れた淫魔のまだ膨らみかけの乳房を、俺は嘗めずり、指先でクリトリス虐めながら肉棒を動かすと、
淫魔の秘所はじわじわと淫らな滑りを帯はじめた。
未成熟なきつい締め付けをあじわいながら、俺は淫魔を責めつづける。

「お願い……エッチなことしないで。そんなに強引にされたら、吸えなくなっちゃう」
「気持ち良すぎてか?」

淫魔が紅潮するのがわかった。変身の影響か、彼女は精神まで少女のそれに近くなっているのだろう。

「嫌なら抵抗すればいいだろう?」
「ああっ、あはあぁん……。ダメ……おなか……気持ちいい!」

妊娠の準備は整ったようだ。

「お願い、中には出さないで。私の身体はすきにしていいの。でも、中には……!」

俺はキスで淫魔の口を塞いだ。

「知っているぞ。淫魔はレイプで妊娠するんだろう?」
「そ、それは。ああん!」
「胎内の子に魅了され、母体は自らの子に吸い尽くされて果てる……。

お前もそうして生まれてきたのだろうに」

「イヤ……そんなのイヤぁっ!」
「アルフレッド……仇は討たせてもらうぞ」
「!!」

少女の締め付けは、俺をすぐに絶頂に導くには申し分なかった。



……結局俺は、友の仇をうつことができなかった。

「パパー、みるくっ♪みるくっ♪」
「だめだ。今日はママからもらいなさい」
「ママのはもう飲んじゃったの」
「全く、育ち盛りというのも困ったものだな……」

朝は娘から。夜は妻から。とうぶん、俺に休みはない。






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