シチュエーション
![]() ごそごそという物音がして、ボクは不意に目が覚めた。 夜も夜、真夜中と言っていい時間――だって周りが見えない程に暗いんだもの――に、クーラーや扇風機が気休めにしか感じられないほど暑くて。 しかし、そんなことはどうでもいいぐらいに、ボクは驚いていた。 なぜって? だって、この世界で一番美しい女性が、ボクのお腹の上に跨り、自慰に浸っていたんだから―――。 「・・・・綺麗だ・・」 ボクが思わず呟くと、美人のお姉さんはビクリと震えた。 「え・・・ちょ、なに?見られてるの?私のオナニー、見られちゃってるのぉ? 」 「はい・・いやらしくて、素敵です」 「・・・さ、サキュバスがオナニーで性欲発散しているのを、見ちゃったわけ?」 「はい、はっきりと」 幾らか暗闇に目が慣れると、ボクの上に跨る美女の服装などもうっすら見えてくる。 ビキニの水着よりも更布の少ない上着、股間には何も着けられておらず、腰まで伸びているであろう金色の髪も彼女を美しく彩っている。 そして何より、今までみたグラビアアイドルやらAV女優を遙かに凌ぐ胸の大きさが目を引いた。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |