最強勇者と魔王淫魔
シチュエーション


ここは、『第89世界』の魔王城

俺の仕事はいわゆる勇者だ
108からなる世界の繋ぎを塞ぐ魔王達
その全てを倒し、全ての世界を繋げ
『第零世界』、またの名を『幻界』の封印を解き
『幻界』の魔王である大魔王によって囚われた大天使様を救出し、大魔王を倒すのが俺の仕事だ

そして今いるのが『第89世界』
前任の勇者、―――親父の死んだ地だ

1番弱い『第1世界』の魔王ですらも、通常の人間でたった3分を稼ぐのに軍の4個大隊が必要なほどの力を持った各世界の魔王
それを倒せるほどの魔力を秘めた人間は7歳から修行を始め、18歳の誕生日を迎えると、勇者という職業になる
当代の勇者は俺しかいないが、過去には最大20人にもなったらしい
そして親父は先代の勇者で、『第28世界』から『第88世界』までを1人で攻略したが、この世界で敗れ去ったのだった

当時の親父はLv2463だった
従来の勇者はLv99が限界だったから親父の力は子供の俺から見てもとんでもないものだとわかった
だが、あんなにも強かったあの親父は、ここで敗れ去ってしまったのだった

死因は知らない
勇者には、その世代の勇者が背負う勇者の証の紋章がある。その世代の勇者が全て死ぬと、紋章は次の世代の勇者へと渡る
その勇者の紋章が俺に現れたから、親父が死んだとわかっただけだ

ここまで来るのは余裕だったが、今は正直不安だ
あの最強の親父が、近付くだけで『第42世界』の魔王が圧死するほどの力を持ったあの親父が、負けるほどの相手―――

大丈夫、今の俺はLv4611。装備も全て神龍の魔法石で作った。当時の親父より確実に強い。負けるはずがない

そう自分に言い聞かせ、城門に軽く左拳を当てる
その衝撃で城門は激しく吹き飛んで城内のモンスターを蹴散らし、柱を砕き、反対側の城壁に風穴を空けた

それから城門から階段へと真っ直ぐに歩を1歩進めると、まず城内の生き残ったモンスターが全て爆ぜて死んだ
2歩目を踏むと、城内の罠が全て誤作動を起こした
3歩前に出ると、城そのものが大きく歪んだ
そして4歩目でとうとう城は全壊し、大量の瓦礫、モンスターの死骸、人間の白骨死体などが降り注いだが
俺の周囲には塵すら落ちてこなかった

あっという間に瓦礫の山が出来上がったが、先の世界への繋がりが確認できないので、どうやらまだ魔王は生きているらしい

城はダミーだった
稀にだが、わかりやすい魔王城ではなく、奈落の底や、遥か天空に居を構える魔王もいると親父に聞いた
きっとこの魔王はそういうタイプなのだろう
今日はもうやめにして宿を探そう。そう思って街の方向へ足を向けた瞬間

「あら、勝手に人の家ぶっこわしといて即帰宅だなんて、それはちょっと酷いんじゃないかしら?」

背後から、女の声がした

振り返るとそこには、魔王いた
黒い山羊のような角が生えていて、髪は赤色で、やけに扇情的な顔つき、までは確認した

「一つ聞く。お前がこの世界の魔王か?」
「そうよ?アンタが今まさに瓦礫の山に変えてくれた住居に一人暮らしにペット多数の住人で、この世界の管理を大魔王様に命じ――」

話を聞く気なんかない。親父の仇の顔なんて見たくもないので、魔王を指差して魔力を10%解放する
そうするだけで魔王はこの瓦礫の山ごと消滅してくれた

魔王が消滅すると同時に、東の空に次元の裂け目が現れ、次の世界への繋がりが再び開いたのがわかって俺は一安心し
体力や魔力はもう全快しているが、精神的に次の世界へ行く前に少し休みたかったので、今度こそ街へ向かった

街に着くと、魔王を倒して世界を救った勇者として歓迎された

「この辺りに宿はないか?」

と街の住民に聞くと、街で1番豪華なホテルの支配人が、無料でスイートルームを貸してくれるというので言葉に甘えさせてもらうことにした

部屋に着くと、そこは宮殿のような部屋だった。が、興味はないので他は全て無視して寝室に向かう
寝室には天蓋にレースにと、なんでもついた巨大なベッドが2つあったが、面倒なので近い方のベッドに装備だけ足元に置いて横になった
ベッドはあまりにも柔らかくて、横になっていると、しばらくもしないうちに眠くなったのでそのまま眠ることにした
明日は起き次第、次の世界へ出発する予定だ
姿勢を寝やすいものに変えて目を閉じる。次第に意識はまどろんで、深い眠りへ落ちていく



そういえば結局、親父の死因はなんだかわからなかったな―――

「じゅっ!じゅるっ!ずっ!」

なんだか淫靡な水音がする

「ぺちゃぴちゃぴちゃ」

力は入らないが凄く気持ちがいい

「れろれろ」

まるで全身を舐めまわされているような快感

「はむはむ」

それに耳を甘く噛むような気持ちいい感覚

それら全てから来る強烈な絶頂感に目を開けた
目の前には自分の正気を疑うしかない光景が広がっていた

まず俺は宙に大の字にされて全裸で浮遊している。さらに首より下が全く動かせない
そして居場所は、なんと街の中央広場にいる。唯一自由に動く首で周囲を見渡すと、月はまだ低いのに家に明かりはない
さらに俺の魔力に対して封印術式がかけられている。今の俺は身体能力が異常に高いだけの人間になっている
そして最大の問題は、あの女魔王が、またこいつも全裸で、俺の周りに大量にいるということ

「なんっ!?」

突然の現実に驚愕するが、どうすることもできない

「あははっ!起きた起きた。残念でした。貴方はここでリタイアです」
「実は私は身体が24体の身体で出来ているのよ。そしてその全てが本体なの」
「全てを同時に消滅させない限り私は不滅。さらにそれぞれが異なる能力を持ってるの」
「あ、この世界の人間の全員は私の作り出した幻影だったのよ?」
「どう?私って最強だと思わない?」
「ちなみに貴方はこの街に入った時点で負けてたのよ。科学の力で出来た魔力封印装置は感知することは絶対に不可能」
「貴方が宙吊りなのも、その科学の力よ。科学の力は世界一ってね」
「でも貴方達って刃が通らない身体してるから殺すの面倒なのよね」
「だから考えた結果、犯して犯して犯し尽くして、過労で殺せばいいと思うわけ」
「ま、そういうことで諦めて犯されて死んでいって頂戴な♪」

言い終わると同時に全ての魔王は俺の全身を激しく愛撫する
両乳首を舐め、指をフェラし、耳を噛み、首筋を舐め、腿に舌を這わせ、脚も舐め、さらにアナルまでも舐める

「あぁぁあぁぁぁっ!」

信じられない程の快感が俺の神経を焼き尽くし、絶頂に達する
全身から送られる快楽の信号に脳はパンクし、もはや考えることもできない

「ほらほら、こういうのはどうかしら?」
「だれも性器を弄らないのね。じゃあ私パイズリフェラしちゃお♪」
「あ、袋は私がやるんだから!」
「じゃあ私はチューしちゃうっ!」

「はぁあぁぁっ!あぁぁっあああっ!」
先程の愛撫に加えて背中に豊満な胸を押し付けられ、特上のパイズリフェラ、玉舐め、さらに全身にキスの嵐、これで達しない男はどうかしている

「ふふ、柔らかいおっぱいはいかが?」

俺の口に魔王の乳首が当てられる
俺は夢中でそれにむしゃぶりつくと、魔王の胸からは母乳らしきものが出てきた
だがその与えられる母乳すら今は快感で、さらに俺は精液を吹き散らす

「ふぅっ!ふぅぅぅっ!」
「貴方これ母乳じゃなくて薬なのよ?大丈夫?」
「まぁもう欲望が理性を埋め尽くして、言葉なんて理解できてないでしょう」
「それよりさっきからまるで尿みたいに精液撒き散らしてるけど、貴方いったいどれだけ絶倫なの?」
「まぁ私はその方が楽しめていいけど♪」
「みんな、そろそろ枷解くわよ?準備はいい?」
「もちろん。むしろ早くしてくれないとこっちの気もおかしくなりそうだわ」
「じゃあ、はいっ」

魔王が指を鳴らすと、石畳の地面にゆっくりと座らされる
体育座りを崩したような姿勢になり、魔王がもう一度指を鳴らす
すると今度は身体が動くようになった

「貴方は今、もう自由になりました」
「そしてここが貴方の生死の分岐点」

「このまま私とセックスする?」

魔王が片足を上げて自分のマンコを広げる。膣内は既にドロドロで、それだけで太股に愛液が滴っている

「それとも先へ進む?」

魔王が東の空を指差す。そこには『第90世界』へと繋がる次元の裂け目が

「どちらを選ぶのも、貴方の自由よ」

魔王が俺の装備をこっちに投げる

「あぁ…うぅ……」
「悩む事なんてないわよ」
「そうよね?だって貴方のするべきことは一つですもの」



俺のするべきこと…俺は…俺は……ああぁぁぁっ!

もう夢中で駆け出して、一番近くにいた魔王を組み伏せる

「あぁん♪」

彼女も色っぽい声を上げ、自ら秘所を広げて俺を受け入れる
俺はその広げられた膣に正常位の体勢で乱暴に挿入する

「あああっ!来たぁっ!入って来てるのぉぉぉっ!」
「ちょっと!さっさとイって早く交代しなさいよね!」
「こうなったらイかせてやるんだから!」

他の手の空いている魔王が俺と、俺に犯されている彼女を愛撫する
俺は際限なく高まっていく快感になす術もなく、ただただ彼女の膣内に射精しながらピストンを繰り返す

「っ!ぅっっ!」
「あぁん!あぁっ!イクっ!イクぅっ!ああああぁあぁぁぁっ!」

挿入していた彼女が特大の絶頂を迎えて失神する
それを見た他の魔王が、彼女を退かして俺を押し倒して騎乗位で挿入する

「あっはぁぁっ!すごいっっ!」

今度の彼女も性に狂った獣のように腰を縦横無尽に振り回す
膣の壁面をぐりぐり掻き回す感触が最高に気持ちいい
俺はもはや声すらあげることもなく、文字通り『全身』からやってくる快感に叩きのめされている

「あっ!今度は私だからね!?」
「何言ってんの?早い者勝ちよ!」
「ほらほらあんたもイキなさいよ!」
「あぁあぁぁぁっ!イクっ!イクぅっ!イってますぅぅっ!」

彼女の絶頂による膣内の急激な動きで、俺も一際高い絶頂に達して腰を突き上げ、彼女も失神した

「次は私っ!」
「あぁ!もうずるいよ!」
「早い者勝ちだって言ってるでしょ♪」

今度は立ちバックで奥まで一気に挿入した
彼女の胸を揉みしだき、クリトリスを捩切れそうなほど強く刺激する

「あはぁあっ!射精したままピストン凄いぃっ!クリトリスも最高なのぉっ!犯されるの最高なのっ!」

彼女の膣内は子宮口はだらしなく開き、そこにちょうどカリが引っ掛かってお互いに最高の快感を引き出している

「子宮らめぇっ!子宮でセックスするのらめぇぇえっ!すぐ飛んじゃうからぁっ!奥やめへぇぇえぇえっ!」



彼女も失神し、また次の相手が現れる
きっとこの乱交は俺が死ぬまで、或いは死んでも終わらない

でももうそんなことを考える頭なんて、とっくにない
でも今は与えられる快楽だけで十分だ―――






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