シチュエーション
![]() 「あん、まだ出るの!?すっごい♪」 女は男の腰の上に跨がり、豊満な胸を上下に揺さぶりながら嬉々とした声を上げた。 もう何度射精したか分からない。 男は女が望むままにその胎内へ精液を放出し続けている。 「も、もう……」 男が何とか声を出した。 女を見る目からは生命の輝きが失われようとしている。 女は目を細めて見下ろすと、身をかがめ男の唇に自分の唇を合わせた。 たっぷりと唾液を絡ませた長い舌がぬるりと男の口内に侵入してくる。 かつて体感したことのない濃厚なキスだった。 男のモノが女の中でまた硬さを取り戻し始める。 「フフ……」 女は唇を離すとほくそ笑んでゆっくりと腰を上下に動かす。すでに大量に注がれた精液が結合部から溢れ出し、ずちゅっ、ずちゅっと粘液がこすれ合うこの世でもっとも淫猥な音を響かせた。 「うっ……うああ」 「あんっ、あっ、いいわぁ、もっとちょうだぁい!」 女は男の呻き声などまったく意に介さずに腰を振り続けた。 やがて、男がほとんど反応を見せなくなってからようやく女は腰を浮かせた。 「お腹いっぱい……素敵だったわよ」 心なしか膨らんだように見える下腹部をさすりながら満足げに笑う。 もちろん返事は無い。 「さて、と」 満腹感で重くなった腰を上げ、男の顔の上に跨がる。 顔面騎乗位の格好である。 「頂くモノはしっかり頂いたから『出がらし』はお返しするわ」 そう言うと、股間を指で広げ、白濁の粘液を勢いよく膣から逆流させた。 びゅるびゅると吐き出される液体で男の躰が白く染まっていく。 「あはは!ホントにいっぱい出したわねぇ。あたしが射精してるみたい。あはははは!」 女の笑い声だけが、いつまでも響いていた。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |