シチュエーション
![]() ぽむっ! 淡い光が散らばり煙るようなエフェクトとともに、淫魔の周りからそんな音が発せられた。 90年代の小さい子供向けのアニメできいたような、キャッチーな「変身解けちゃった音」。 仰向けの俺に馬乗りになっていた奴の体重は質量保存の法則を無視して軽くなった。 ああ、そうか。今日はあの日か。淫魔が真の姿に戻ってしまう新月の夜か。 そうかそうか。知ってるけどな! 俺は気持ち悪いにやけ方をしてしまった。 「あら、もう解けてしまったのね」 彼女は一瞬でおかっぱになってしまったワインレッドの艶やかな髪を手いじりしながら、 今更色気づいた口調でそう言った。 妖艶なスレンダー巨乳の微むっちり美脚ボディが、一瞬でつるぺったんである。 あの匂ってきそうな大人の女の色香が、しょんべんくさい臭い小娘のじょぼじょぼしょんべん臭に早変わりとは……。 いい。まあいい。しょうがない。まあ仕方ない。 仰向けにされ力を奪われ、ズボンをひんむかれ、 大人状態の淫魔さんにおっきおっきさせられて涎を垂らしっぱなしだった俺のチンコに 「いいわ。それで貴方はもう私の虜……。ふふっ、可愛がってあげる」 と、マセガキちゃんは絡みついてきた。 なんかムカつく。ようわからんが、なんかちょっとちょっとムカつく。 俺は淫魔のおかっぱアタマをなでなでしてやった。 睨まれた。 「なんだよぉ!」 所詮は女。所詮はクソガキ。そう、すぐムキになる。とても可愛らしい。 ちょっとしたあてつけのつもりか、淫魔は俺のチンコをお股に挟みこんでぎゅうぎゅうしてきた。 俺は淫魔のアタマをまたなでなでしてやった。 淫魔はむすっとしながらそっぽをむいて、俺の胸にその身の重みをまかせてきた。 この淫魔、チンポをクリトリスにあてがいながら腰をくねらせて、自分を興奮させて下の口から秘蜜を分泌する習性がある。 「んっ……。んっ……」 と吐息を漏らしながら、 媚薬である自分の愛液を獲物のチンコに塗り込めて中毒状態に陥れ、貪り食うのだ。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |