美しき夢魔
シチュエーション


ごぅんごぅんと鈍い音が響く。
調教手の住む洋館の薄暗い地下に、それはあった。
天井から縄で吊され、足や腕を壁に固定された「美しき夢魔」。
胸には巨大な搾乳機を設置され、休む間もなく絶頂しながら母乳を搾り取られている。
目を隠し、さるぐつわを噛まされ、白磁のようだった肢体には、数え切れぬ程の数の鞭でなぶられた跡が残る。
膣と尻穴には小さな人間の手程もある張り型が突き刺さり、内部を掻き乱す。
時折精液を飲まされて体力を回復し、母乳の出が悪くなれば薬を注射される。
尻穴の張り型を抜けば、次には溶液を注がれ、腹に溜まった汚物を吹き出すことになって。

だが、「夢魔」は幸せだった。
調教手は、数多くの夢魔を調教し、売りに出していく。
彼に恋焦がれようが、彼に媚びようが、それは変わらない。
しかし「夢魔」は、ずっと彼と住んでいられる。
彼女が彼を愛しく思えばこそ、彼女はその身を捧げ、彼の道具であれるのだ。

ごぅんごぅんと鈍い音が、薄暗い地下室に響く。
今日も「夢魔」は、最愛の人のために母乳を吹き出し続けている。






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