バレンタインサキュバス
シチュエーション


「おい、そーゆーイベントがあったなら『あった』って言えよ!」

サキュバスはモニターを抱えるようにして画面に見入っていた。

「いや、興味ないだろうと思って……それにもう過ぎちゃったし」

「こういうのは参加することに意義があるんだよ! かか彼女がかかか彼氏にちょこれいとをやるんだろ!」

サキュバスは顔を真っ赤にしてしゃがみ込んだ。
「ちょっと待ってろ!」

何をする気だ??

「うーん……!」(ムリムリムリムリ…)

「うわぁっ! こんなとこで何してんだ! ……って、あれ……甘い」

「にゃはは。サキュバスに不可能は無い! V(ぶい)」



 劇 終 (チャ チャ チャーーーーン)






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