ふたなり女王とふたなりインプ 前編
シチュエーション


・ふたなり百合
・半ば調教


眼前の青年の謁見を認めたのは、他でもない私の世継ぎを孕む淫魔の調教を任務として与えた男だから。
かねてより名家としての誇りを棄て、夢魔の探索と調教を繰り返していた青年は、私が思った以上に調教師として優れていたらしい、と私は内心呆れてみる。
たまに偵察という言い訳と共に彼の家を訪れてはいたが、私が行く度に彼の家に飼われる夢魔淫魔の類の人数は増え、ただでさえ美しい夢魔淫魔たちはその美貌を高め、幸福に頬を緩めていた。
娼館を経営しているからと言われた私が、お忍びで訪れた娼館は、正しくこの世の中で最高の天国と言えた。
何せふたなりの私を受け入れ、私を犯しぬいてくれたふたなり娘までもいたのだから。
その日から、私はそのふたなり娘に心を奪われた・・・・娼館に通い詰めになってしまった。
いや、それは問題ではない。
問題は眼前の青年の隣にいる、愛らしい、そして私を狂わせた幼き姿の夢魔の存在なのだ。

「・・・・というわけで、皇帝陛下への報告を終わります。では、私はこれにて失礼いたします」

私がほうけてしまっている間に、彼は調教の成果を全て言い終わっていたらしい。
私に背を向け去り行く姿に、私は思わず悲鳴のような声を出していた。

「――――――――ッ!!」

何を言ったのかは覚えていない。
ただ家臣たちの呆然とした顔と、調教師の悪戯げな微笑み。
そして最愛の夢魔の愛らしい、しかし淫らな笑顔だけが、私の脳裏に焼き付いた記憶だった。

「さぁインプ、一緒にお風呂に入りましょう?」

私は我慢の限界に達し、目の前の夢魔にそう言った。
インプは楽しそうに、嬉しそうに破顔し、私の隣に来てくれる。
かの調教師への懇願、そしてあらゆる手を尽くした対価を以て、私はインプを伴侶と出来たのだ。

「こーてーへいか、また私とエッチがしたあの?」
「皇帝陛下、ね。あなたに言われるとくすぐったくなるわ。良ければ、お姉様と。そう呼んで?」
「うん、わかったよお姉様っ♪」

ふたりきり、皇族のみが使える大浴場で身を清める。
侍女の類は基本的に呼ばぬ上、防音も出来ているこの状況で、私はインプに犯されることを願う。

「インプ、私はもう我慢出来ないわ?」

前に娼館で見たときより、更に太く長くなったインプのふたなりペニスに、私は胸を踊らせた。
私の股間のそれよりも遥かに逞しいそれで貫かれることを考えただけで、私は愛液を垂れ流しているのだ。

「じゃあお姉様、インプといっぱいエッチしようね?ご主人様に色々道具も貰ってきたし、ね♪」

可愛らしい声に潜む、艶。
インプに優しく押し倒された私に、彼女はいくつかの薬を飲ませた。
そして間を置かず我が身に訪れる、異変。

「利尿剤と母乳薬、って言うんだって。おもらししたくなったり、おっぱいミルクが出るようになるお薬って言われてるの」

無垢な笑顔のまま、インプは続ける。

「今からお部屋にどーぐを取りに戻ってくるね?その間、おちんぽミルクもおしっこも、おもらししちゃダメだよー?」

おもらししたら、おしおきだからね♪
そのインプの声を皮切りに、私は気が狂うような絶頂感に耐えつづけることとなった。

インプがオナホールとアナルバイブを持って大浴場に戻ってきた時、私は我慢しきれずにオナニーをしていた。
片手で自らの胸を搾り、もう片手で浅ましく勃起させたペニスを上下に擦り。
子を孕んだわけでもないのに溢れる母乳と、ペニスから吐き出す白濁、まるで鯨が潮を噴くように断続的に漏らす尿のミックスされた液体に塗れ、狂ったようにイキ続けていたのだ。
インプはそんな私に呆れたかのように息を吐くと、私の耳元で囁いた。

「我慢出来ないお姉様には、おしおきしちゃうからねっ♪」

刹那、私が自ら扱いていた私のペニスが、オナホールに飲み込まれる。
オナホールには管がついており、その先には風呂桶があって。

「う、んほおおおォォォォっ!?」

インプの極太のペニスが、私のアナルを貫いた。
ぷしゃああっと私の尿が激しく噴き出し、インプの美貌を濡らす。
オナホールは容赦無く私の精液を搾り、風呂桶を満たしてゆく。
インプの小柄な身体からは想像しえぬ程の力で両胸から母乳もを搾られながら、私は意識を失った。






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