迷宮の底 前半
シチュエーション


あらすじ
少年王宮騎士であるセスは、自国の命で迷宮に1人で偵察に来ていた。
そこで彼は罠にかかってしまう。
そんな彼を助けてくれたリレアと名乗る美しい女性。
しかし彼女はこの迷宮にいた淫魔。彼女はセスの精液を吸精することが目的であった。
1度は彼女の元から逃げ出したものの、すぐにつかまり彼女たちの住処へ連れて行かれ、セスは彼女とその仲間の淫魔達によって今まさに吸精されようとしていた。


「もう逃がさないから」

「あっ……!」

どうしよう、どうすればいいんだ?

「あぁ私、もう我慢できないっ」

いきなり正面にいた淫魔の一人が、僕の唇を奪いながら押し倒してきた。

「…………っ!」

驚いたが口をふさがれて声が出ない。僕を押し倒した淫魔は、両手で顔をぎゅっと抱きながら激しくキスをしてくる。
淫魔の温かくぬらりとした舌が口内に侵入してくると、僕の舌をからめとるようにうごめき唾液を吸いとっていく。
淫魔のほうからも、舌を伝わせ甘い唾液が注がれてくる。
注がれた唾液は強制的に呑み込ませられる。そして淫魔の唾液の効果なのか身体がとろけていくような感覚に襲われた。
ちゅっ、ぴちゅっ……
キスをする唾液の入り混じった音が僕たちの口の隙間から洩れている。
淫魔から与えられるキスの快感に僕は翻弄され始めてしまった。
もう自分の口がとろけてしまっていると錯覚させるほどで、僕の脳をしびれさせ思考能力を奪うには十分すぎるほどだった。

「うぁ……ん……やめ………んんっ」

それでもどうにか抵抗しようとするが力が入らず、僕に跨っている淫魔を押し返すことができない。
それに言葉も唇をふさがれてうまく出せない。

「もう、1人で楽しむなんてずるい」

「私も味わいたいのに」

キスをする僕達の様子を見ていた他の淫魔達が我慢できなくなったのか不満を言いながらにじり寄ってくる。
他の淫魔たちが交代するようにねだっているようだが僕に跨り唇を奪った淫魔は一向に退こうとしない。

「あーあ、もう夢中になちゃってるわね」

「仕方ないわよ、生の人間の男があんなにかわいい子じゃね」

「もう、ずるーい! はやくかわってぇ」

「ねぇ、待つよりほかの部分で楽しんだ方がいいんじゃない?」

「それもそうね」

僕の周りに群がった淫魔達が、身体中に手を這わせ弄ってくる。
身体の上を何本もの手が這い、中には服の中に潜り込ませて直接触ってくる者もいた。
くすぐったい何とも言えない刺激が襲う。そしてズボンの上から股間もなでられた。

「!!」

なれない刺激に身体がビクッと反応する。

「やっぱり、夢の中で感じるのとはわけが違うわ」

「すごい、セス君に触ってるだけでアソコが濡れてきた」

「やっぱり服が邪魔ね、そろそろ脱がせたいからちょっとどいてくれる?」

ちゅぱっ……
そう言われ仕方なしにキスをしていた淫魔が名残惜しげに唇を離した。激しいディープキスでお互いに分かち合っていた唾液が僕と彼女との口の間に、トロッとした糸をかけた。

「はぁ、すごいわ……。 生身の人間とのキスがこんなにもいいなんて……」

キスをしていた淫魔は、蕩けたような表情でそうつぶやいた。
一方の僕は、激しいキスで体力も精神力も奪われ息も絶えたえになってしまった。

「さぁ、服を脱ぎましょう」

脇から1人の淫魔が僕に覆いかぶさり、シャツのボタンを上から順にゆっくりとはずしていく。
覆いかぶさっている淫魔のふくよかな胸がふるふると揺れているのが見える。
その様子は僕に女性の胸がどんなに柔らかいものなのかを教え刻みつけるかのようだ。
胸に気をとられている間に僕のシャツのボタンは1つまた1つと開けられていく。

「……うぅっ、ダメです……やめてください……」

シャツに手をかけている淫魔の手首をつかむようにして止めさせる。

「嫌、抵抗なんかしないで」

「私たちはセス君を気持ち良くしてあげたいの? ダメなことなんて何もないでしょ? だからおとなしくして……ねっ?」

両脇から2人の淫魔が僕の腕を片方ずつ掴んだ。
先ほどのキスによってすでに大した力が入らなくなっていた僕は、2人の淫魔によって簡単に捕らえられてしまった。
「あぁ、本物の男の子の指だ〜」

そして左手をつかんた淫魔はそのまま人差し指を口に入れ唾液でぬらつく舌で舐めしゃぶり始めた。
指先から淫魔の口内の温かさと濡れ具合が伝わり、指を舐められるたびにぴちゃっ、ぴちゃっと水音がする。
指の先だけを口に入れ吸うように愛撫したり、一気に指の根元まで咥え込んだり、舌だけで指全体を下から上へと舐めあげたりと様々な愛撫が続く。指から身体全体へジワリと快感が広がっていく。

「んっ……、気持ちいい? 指じゃなくて、他のところ……舐めてもいいんだよ?」

指を舐めながら淫魔が上目づかいで僕を見つめてきた。
それだけで心臓が跳ね上がった。

「セス君……みて」

今度は右手をつかんでいた淫魔が吐息を感じるほどの耳元で僕にささやいてきた。
いわれるがままに右を向くと淫魔が上半身を露出させ豊満な胸を露わにしていた。

「私のおっぱい、セス君の好きにして……」

彼女は僕の右手を胸に押し当てた。
手のひらに収まりきらないほど大きな胸がむにゅっとした柔肉の感触、と汗ばんだ吸いつくような肌の感触を伝わらせる。

「あんっ……」

淫魔は甘い声を出し、胸に押し当てた手の感触を楽しんでいる。

「もっと強く……」

そう言うと彼女は僕の右手に自分の手を覆いかぶせ強引に胸を揉ませる。
動かす掌に形に合わせて張り付き、吸いついてくる淫魔の胸は女性の胸を触ったことのない僕をその魅惑の感触の虜にしていた。
そうこうしているうちに僕はシャツをすっかり脱がされ、裸になった僕の上半身が淫魔たちの前にさらされた。
もう僕は興奮で身体が火照りすぎてこの薄暗い部屋の冷たい空気さえも感じられないほどになっていた。

「セス君の身体とても綺麗…………全身舐めまわしたいわ」

「ほんとだよね……とても男の子に見えない」

誰かが僕の腹を指でなぞる。
つつーっとした、くすぐったい感触に背筋を震わせる。

「ひゃぅっ! ……や、やめて……」

「やあん……かわいいー♪」

「いじめたくなっちゃう」

もはや僕は好き勝手に淫魔に弄ばれていた。
そして今度は何人かの淫魔がズボンを脱がせようと、ベルトに手をかけ始めた。
ま……、まずいっ!
上半身は何人もの淫魔に取り押さえられ動けないので、下半身を腰だけをひねるように動かし、ベルトをはずそうとしている淫魔たちから逃れようとする。

「こらっ、まだ抵抗する気なの?」

「動かないでください、セス君」

リレアさんの声がした。
確認はできないがどうやら彼女は下半身側にいるようだ。
淫魔の1人が僕の腰に手をまわして動けないようにがっしりとつかむと、他の淫魔がたちがベルトをはずし始めた。
腰をつかんでいる淫魔は女性とは思えないくらい強い力で、僕は腰をひねることも浮かせることもできない。
あっさりとベルトを外され、ズボンを脱がされた。
ペニスはもうすでにはちきれんばかりに勃起し、パンツを今にも破りそうな勢いでテントをつくている。

「あぁ、素敵……。この下に……おちんちんがあるのね」

腰を押さえていた淫魔が誰に言うわけでもなくうっとりとつぶやいた。

「さあ早くパンツもおろしてしまいましょう」

僕は何もできないままズボンを脱がされてすぐに最後の防具ともいえるパンツをおろされてしまった。
痛いほどに勃起した僕のペニスが淫魔たちの前にさらされた。

「これが……セス君の……」

「あぁ……素晴らしいです…………」

「おおきいし……美味しそうな匂いがする……」

「うぅ…………」

淫魔達は生唾を飲み込んで僕のペニスを凝視しているようだった。
こんなふうにペニスを見られたことがない僕は恥ずかしさのあまり顔が紅潮する。
両手で顔を押さえたいが、四体を淫魔に押さえられどうしようもできない。
顔を見られたくない僕は、ぎゅっと目をつぶった。

「恥ずかしそうにするセス君かわいい」

「むぅぅ……!」

誰かに顔を抱きかかえられると、また唇を奪われた。

「さあリレア様どうぞ、セス様のものを味わってください」

「ありがとう、でもみなさんも味わいたいのに私だけが独り占めするなんてことはできないわ。みんなで味わいましょう?」

「ありがとうございますリレア様!」

キスをされて様子はわからないが、誰かが僕のペニスを手でやさしく包み込んだ。
ひんやりとした手が爆発してしまいそうなほど熱を帯びたペニスを冷ましてくれるようで心地がいい。

「セス君のおちんちんとても熱くなっていますね」

この声はリレアさんだ。
リレアさんが、あの美しい人が僕のペニスを握っている。
そう理解すると僕の劣情は刺激され、限界まで勃起したペニスにさらに血が集まる感触がした。
ペニスをつかんでいるリレアさんの手が不意に上下に動いた。

「ひゃぅっ!」

その行為は今までに感じたことのない快感を感じさせ、僕は情けない声を洩らしながら身体をびくっと震えさせた。

「ふふっ……セス君は敏感さんですね」

リレアさんはペニスをゆっくりとした一定のリズムで上下に動かし始めた。

「ぁあ、あぅ……あっ……ぅう……」

僕は快感に耐えきれず口から媚声を洩らしていた。

「セス君は可愛い声でないてくれますね……ふふっ……可愛いがいがあります」

リレアさんはもう夢中といった様子で僕のペニスを弄っている。
いつの間にか僕にキスしていた淫魔も僕の口から離れその淫猥な姿を凝視している。

「あぁ、先走り汁が…………」

リレアさんは僕のペニスの先から出てきた先走り汁を自分の指ですくい口へと運び、舐め始めた。

「んちゅ……美味しい……極上の…………ちゅっ……味がします」

自分の指ですくった汁をなめきると、また亀頭の先に指をつけ舐める。
まるでつまみ食いを止められない子供のようだ。

「セス君もっと、もっと出して下さい」

「ぁあ……や、やめて……」

リレアさんはさっきよりも速いペースで上下にしごく。
最初に見たおっとりとやさしそうなリレアさんは、ただ雄の体液を求める淫らな雌となっていた。

「リレア様その……、私達もセス君のおちんちんにさわりたいです……」

淫魔の一人が夢中になっているリレアさんに申し訳なさそうに言った。

「あ……ごめんなさい、私すっかり夢中になっていました」

それを聞いてリレアさんはやっと我に返ったように僕のペニスから手を離した。

「じゃあみんなでセス君を気持ち良くしてあげましょう」

「はい♪」


リレアさんの愛撫から解放されたばかりの僕のペニスが次から次へと覆うようにまとわりついてくる淫魔達の手に捕らえられてしまった。

「うぁっ……」

もう何本の指がペニスにまとわりついているのかもわからない。
淫魔達は息を合わせてゆっくりと僕のペニスを上下に動かし始めた。
力強く掴まれている部分もあれば、少し軽めにやさしく覆うようにまとわりつかれている部分もある。
ペニスがゆっくりとしごかれるとそれらの部分が快感のアクセントとなって僕のペニスに快楽を与える。
経験したことのない感触と快感に僕は体をよじらせながら快楽に呻いていた。
僕のペニスからは我慢汁がだらだらと流れ、それが僕のペニスを覆い尽くしている淫魔達の手に付く。
それはぬるぬるとした潤滑液となり滑りを良くし、しごくスピードを早めさせた。
精液が睾丸から尿道へと込み上げてきた。もう射精まで秒読みの状態だ。
だが射精するということは淫魔に精を奪われ吸われるということ。
ここまで追い詰められ、急に恐怖を感じた。

「や、やめ……てください…………! これ以上されたら…………」

無駄だとわかりつつも、身体をひねらせ最後の抵抗を試みてみた。

「まだ抵抗する気なの?」

「そんなことなさらずに、私達に身を任せて下さい」

僕はペニスへの愛撫に参加できなかった淫魔達に抱きつかれ、あっけなく動きを封じられた。
上半身の両側に僕の腕を抱えるようにして淫魔が抱き付き、胸を押し当てる。
両足には一人ずつ淫魔がまたがり座った。
僕は全く動きができなくなってしまった。
抵抗もできなくなってしまった僕は、淫魔達に身を任せるしかなかった。
先走り汁という潤滑液も手伝ってか淫魔達の手の動きがどんどんと早くなっていく。

「ぁ……んぁっ…………もぅ…………!」

ついにペニスに与えられる快感が許容範囲を超え、出るのを今か今かと待ちわびていたように精液が勢いよく飛び出た。
ビュクッビュクッビュクッ!!
初めて女性によって出される精液は、感じたことのない快楽と一緒に放出された。
腰が勝手にびくっびくっと痙攣してしまう。
吐き出された精液は淫魔達の手をどろどろに白く汚し、勢いよく飛び出したものは僕の身体や淫魔の身体に降りかかった。

「見て下さいセス君……」

リレアさんは自分の手についた精液を僕に見せつけるように指で弄る。

「こんなに熱くて……ドロドロで……いい匂いがして…………あぁ、素敵です」

うっとりしたように呟くと、それを自分の口に近付け赤くぬらついた舌でぴちゃぴちゃと音を立て舐め啜りはじめた。
僕はそのあまりの淫猥な姿から目を離せずただ見つめていた。

「んちゅっ……美味しい…………セス君の味がする……」

他の淫魔達も降り注がれた精液を奪い合い少しでも多く取ろうと貪欲に精液を舐めている。
自分の手についたものを堪能するように舐める者、他の淫魔の身体に降りかかったものを舐める者、僕の身体についたものを舐めとろうとする者、皆が皆、思い思いの方法で僕の精液を貪っている。
僕のペニスに残っている精液を絞りだそうとする淫魔もいた。
彼女は棒の部分を軽く手で持つと、亀頭を軽く咥え尿道から絞り取るように吸い始めた。

「っ――――――!」

亀頭が急に濡れそぼった淫魔の口内に案内され、そして貪るように吸われる。
それは射精直後のペニスには苦しいほどの刺激を与えた。

「ずるいー、まだ舐めちゃいけないんだよ」

「それなら私も参加させてもらうわ」

すると今度は棒の部分に吸いついてくる感触がした。

「ひぁっ!」

唇のプルっとした感触と口内の温かく濡れた舌が伝わり、ペニスを溶かし奪いあう愛撫が始まった。
舌の動きはまるでペニスの形を確かめるかのようで、しかもそれが一方向からではなく左右から感じられる。

「ぅあ……だ、だめ…………」

射精直後の僕がそんな愛撫に耐えられるわけもなく、身体をよがらせ何とか快感を逃がそうとのたうつ。
ペニスからは残った精液はとっくにすべて吸いとられ、代わりに淫魔の口に我慢汁がダラダラと流れている。
またすぐに精液が出そうな感覚がやって来て、睾丸がきゅっと引き締まる。

「ちょっと、貴方達! リレア様の中に十分に注いでもらうまでセス君の精を無駄に出させてはダメよ!」

銀髪の淫魔がペニスへの愛撫を止めるようにそう促すと、僕のペニスに群がっていた淫魔達が渋々離れた。
やっと狂いそうなほどの刺激から解放され僕は肩で息をする。
気が付くと淫魔達は僕の身体からは全ての淫魔が離れ、そして僕を囲うようにして見降ろしながら座っている。
まるで何かの儀式の生贄のようになった気がして怖くなった。
するとリレアさんが前に進み出て、仰向けになっている僕のお腹の辺りを跨いで立ひざの状態で僕を見降ろしてきた。
上を見上げると、リレアさんと眼があった。
そして僕を見ながらよう妖艶にほほ笑んだ。
リレアさんも興奮しているのか顔が赤く惚けたように染まって、整っていた髪も少し乱れている。
上半身の衣装はすでに全て脱いでおり、豊満な白い胸と、綺麗でピンク色の少し小さめな乳首が見えている。
その姿はとても妖美で僕は、心を射抜かれたようにぼうっと見ていた。

「さぁ……セス君……私と一つになりましょう」

今までで一番、甘くとろけるような声で僕に言った。
その言葉に今から行うことの理解をすると、僕の心臓はうるさいほどに鼓動を刻み、そして喩えようもないほど興奮してきた。

「見て下さい……」

リレアさんは自分のパンツの紐に手をかけると、スルッと解き自分の秘所をさらした。
そこには毛が生えておらず、つるつるで全て丸見えだった。
いやらしい肉の裂け目が、女性器の全てが見えた。
初めて見る女性器は想像していたよりもずっと綺麗だった。
それはリレアさんが淫魔だからかもしれない。

「精液を舐めてから、セス君のペニスをここに欲しくてたまらなくて……こんなになってしまいました」

リレアさんは自分の秘所を両手で広げた。
割れ目から見えるリレアさんのアソコの中は、血色のよさそうな綺麗なピンク色で肉壁が何とも艶めかしく蠢いていた。
そして溢れかえる愛液で洪水になっている。
それらはねちゃっと肉壁の間に糸をかけ、おさまらないものはとろとろと下の方から垂れ始めていた。
僕はおもわず生唾を飲んだ。

「見えますか? セス君がこんなふうにしてしまったんですから責任を取ってくれますよね?」

リレアさんは片手で僕のペニスをつかむと自分の秘所の入り口へと導いた。

「さぁ、私のここでセス君のおちんちんを食べさせてください」

あれにペニスを入れたらおしまいだ――――
そう自分の中で警告がしていた。
逃げ出すなら誰にも拘束されていない今しかない。
おそらく最後のチャンスだ。

「…………」

そうわかっていたが、理解していたのだが、僕は金縛りにあったように動くことができなかった。
僕が抵抗しないことを理解したのかリレアさんは笑みを浮かべ亀頭を入り口に擦り付けた。
ぬちゅっ

「――――ぅっ!」

先を擦りつけられただけなのだが、ペニスの先からは電撃のような快感が走り僕は情けない声を上げた。

「ふふっ」

そしてリレアさんは角度を整え狙いを定めると、腰を重力の従うままゆっくりと降ろしてきた。
にちゃっとした音と共に、ペニスの先がゆっくりとリレアさんの肉壺の中へ沈んでゆく。
ぬちゅっ、ぬちゅっ……
まるで蛇が獲物を捕食してくようにリレアさんのアソコは僕のペニスを歓迎し、呑み込んでゆく。

「あぁぁぁ―――!」

「ぁあん……いい、だんだんとセス君が私の中に入ってくるのが感じられます」

リレアさんの中は温かく、滑った粘度の高い愛液であふれているようだ。
秘肉は迎い入れたペニスを隙間なく覆い尽くし、逃がすまいとするかのようにぎゅっと絡み纏わりついてくる。
ペニスはぬちゅぬちゅと、どんどん沈んでリレアさんの柔らかく汗ばんだお尻が僕の腰の上に乗っかるのと同時にペニスの根元までがすっぽりと収まった。

「ぁぁああっ……ぅぁあっ!」

ビュルッ!ビュルルルルルッ!!
人間の女性の中にさえ入れたことのない僕は淫魔であるリレアさんの中の舐めしゃぶられるような感覚にまったく耐えることができず入れただけで精液を出してしまった。

「ひゃん、セス君……早いですよ」

僕は身体を震わせ弓のように反らし、腰を突き上げてリレアさんの一番奥に精液を迸らせる。
それを膣肉はすべて吸いあげ、さらに貪欲に求めるように脈動している。
このまま死んでしまうのではないだろうかと思えるほどの快感に支配された。

「あぁ……、セス君がどんどん流れてくるのが分かります……」

リレアさんは中で感じた精液の感触をうっとりといい、目を細め僕の方を見つめていた。
僕はシーツを掴み全身に力を入れ快感に耐えていた。
リレアさんの中ではまだ狂ったように精液が放出されている。

「だめ……!! と、とまらない……!!」

射精を長引かせるように膣肉が絶妙なタイミングで蠢き締め付けるので、射精が止まらない。
それに加えリレアさんが小刻みに腰をくねらせるのでペニスの根元から精液が絞られる。

「あああぁ…………」

何も考えられなくなって、体力も精神力も使い果たしころでようやく長い長い射精が止まった。
僕は疲れ果て死人のようにぐったりとした。
それでもリレアさんの肉壺のとろけさせるような感触はペニスは萎えさせてはくれなかった。
僕は肩で息をしながら何とか呼吸を落ち着かせようとするが、いまだなおペニスが肉壺にじわじわと追い詰められ整いそうもない。

「セス君まだ全然足りません……さぁ、どんどん私の中で出して下さい」

リレアさんは僕の胸のあたりに両手をついてゆっくりと腰を上下に動かし始めた。
射精直後で敏感になっているペニスがリレアさんのきつく締めあげてくる肉壁に擦られ痛ましいほどの刺激が伝わる。

「そんなっ!…………ま、まって……うぁぁあ!」

僕はその刺激に身をよじらせながら、リレアさんの動きを止めさせようと手を伸ばす。
が、その手はあっさりとリレアさんの手に互いの指をからませるようにして捕らえられ動かせなくなってしまった。
指を解こうとしてもしっかりと絡ませ握られてしまった僕の手は、リレアさんに解放する意思がない限り解くことはできそうにない。
手も動かせず、リレアさんに跨られ乗っかられていることで身動きを全く取れない。
一方的な動けない状態で僕は極上といえる快楽を無理やり味わせられていた。

「ぁん……はぁん……セス君の、おちんちん……ぁあん……硬くて熱くて、気持ちいい」

ぬるぬるにぬめっている肉壁がさらに密着するように締まり、蠢きペニスを舐めしゃぶってくる。
そしてヒダにペニスが擦られるたびに強すぎる快感が降りかかる。
淫魔と言うにふさわしすぎるほどの肉壺が加減なく僕を襲う。

「ぁぁあ……ぅあ、や、やめ……て……」

そんな快感に耐えられるはずもなく僕はただ媚声を上げながらリレアさんのされるがままになるしかなかった。
僕の上で淫らに腰を振っているリレアさんは豊かな白い胸をたゆんたゆんと揺らしながら快感を貪っている。

「はぁ、はぁ……ごめんなさい私、セス君が可愛すぎて……気持ち良すぎて、腰が止まらないんです!」

リレアさんの腰の動きがさらに早くこねくり回すような妖しい動きな変わると、とたん快感も倍増し、精液がのぼってきた感覚とともにペニスがびくびくとリレアさんの中で跳ねる。

「そ、そんなにされたら…………ぼく……またっ」

もうすでに僕は限界だった。淫魔から与えられる快楽の前ではもはや耐える耐えないの次元ではなかった。

「どうぞ……好きなだけセス君のあっつい精液を…………私の中にいっぱい出して下さい」

僕は、リレアさんの手をぎゅっと握りしめたまま、また快感の証である精液を震わせ迸らせた。

「ああぁぁぁっ―――――!」

ビュルッ!ビュルルルルルッ!!―――――

「ぁぁあん、出てるのがわかります……セス君のおちんちんが私の中でびくびくって震えて、精液がいっぱい……ぁあっ、いい! もっと!」

精液を出しているにもかかわらずリレアさんは腰の動きを休めず、吐き出される精液を1滴残らず吸いあげるかのように腰を前後左右に揺さぶっている。
それがまた新たな刺激となってか、僕のペニスからは奥から奥からと、どんどん新しい精液がリレアさんの膣内へ送られていく。
同時に身体の中の力が抜けていく気がした。
ただ疲れて、力が抜けていくのとは全く違う。
何か、自分の奥底に眠る何かが引っ張り出されていくような感覚がする。
だが今の僕にはそんなことはどうでもいい。
気持ち良すぎて何も考えられない。

「はぁっ、はぁっ……」

「ふふっ、もっともっといっぱい出して下さい……私の中をセス君のでいっぱいに染め上げて下さい!」

休まる暇もなく、またリレアさんが僕の上で腰を振って動き出した。






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