シチュエーション
![]() トロトロと眠りについている所で、男が布団に入ってくる気配がした。 気がついたけど、そのまま少し眠ったふり。 男は、どこをどう触れれば反応するのか、熟知している鋭さで乳房を弄ってくる。 ちょっと寝ぼけまなこ、でも触れられれば・・身体は正直に反応する。 「やめようよ…ねむいよ……」 体を反転させ、そんな抵抗もしてみる。 すこし眠くてすこし気持ちいい、とろけるような夢見ごこちの快感。 気がついたら太腿を擦りあわせ、身悶えしていた。 そんな反応が楽しいらしい・・・男は胸を愛撫していた手を引っ込めると、ニヤついて言う。 「どうしたの・・・?」 「ああん……もう………」 すでに濡れてしまっているのに、もう疼いて・・・ 男の手が私の手を男の股間に導く。 「さわって・・・ごらん・・?」 手で触れるのはすごく好きだ、愛しい気持ちで満たされる。 棹をさすり、鈴口を指先でいたぶる、 睾丸をまさぐり、戸渡りをなぞり・・・また棹を・・・ 私の手が欲望のままに、生き物みたいに移動する・・ 我慢できなくなってきた、体を起こしてフェラの体勢をとろうとする。 グッと頭が押し戻された。 「そのまま触って・・・あいた手で自分のを触りなよ・・」 「…えっ……いやだ……あなたが・さわって………」 ひどい意地悪をいう・・触れてほしいことを分かっているのに。 「どこを触ってほしいの?・・さわってほしいこと、自分でするの・・わかった?」 「あ……おっぱいを……さわって…ほしい…の……」 「だめだよ、自分で触るんだ・・」 男の語気がすこし強くなる。 「いやあ……」 そんな恥ずかしいことを私にさせようというのか ぶわっと、羞恥心が急激に膨れ上がる。 いつも1人で楽しむ時には、していることだ。 でも・・・触れられたいところを、自分で触って感じて、 それを冷静に見ている眼がすぐそばにある。 身体を小さく動かして身悶えしながら、それでも私は言われた通りにしてしまう。 男の言葉と視線に、操られるようになって・・・ 左手で棹を擦りながら、右手で乳首を手の平で、柔らかく転がしはじめる。 「そんな風にしたいんだ・・・」 じっと見ながら男が言う。恥ずかしいからやめて・・・ それでも火がついた快感を求めて、私の手はとまらない。 もう顔が見られない、でも突き刺さるような視線を感じる。 「んんっ……ああんっ……」 より感じるように、自分から乳首を少し強く摘まんでひねる。 そう、いつもこんな風にするのが好き。ちゃんと見ていてくれているだろうか? 見つめられているのが分かっていながら、静かに私は興奮している。 「胸だけでいいの?・・・下の方もさわれば・・?・・・・」 「いや…だ…さわって…ほしい……」 羞恥で声が消え入るようになる。 「だめだ・・・自分でさわるんだ・・・ほら・・・」 男の手が私の右手を足の間に導く。 「…あ…やっ………はずかしい・・い……」 「自分で気持ちよくなるとこ、触ってごらんよ・・・」 「ああんっ………」 ビショビショの割れ目をなぞり、クリトリスをゆっくりと刺激する 触ってしまった、自分から・・・続けていられないくらい、快感が強い。 「・・・そう・・・その調子・・・もっと下もさわってごらんよ・・ほら・・指を入れて・・・」 いやだ・・自分の指を入れても気持ちよくない・・あなたに触ってほしいのに・・・ 「ほら・・・やるんだ・・・」 手の上に男の手が重なり、ぐいっと膣の方へ導かれる。 「やだったら……」 ますます羞恥の気持ちが強くなる、どうしてこんなことをさせるんだろう。 「そう・・・指を入れて・・・そうだよ・・」 言いながら男は手を添えて、私の指を上から応援するようにグイグイと押し込む。 中はもうとろけきって、したたりおちている。 「ん……んんんっ………」 言葉にならない喘ぎ声が漏れる、私の指は短い、そんなことをしたら益々焦れてしまう。 焦れて昂ぶりを見せる私の顔を見ながら、男が尋ねる。 「ん?・・どうしたの・・どうしたいの?」 「……あぁ…………もう…だめ………」 「ほしいか?・・・」 「ああ・・ん………ほしい………」 「我が儘だなあ・・・よし、それじゃあ・・・」 ああ、もう欲しい、入れて欲しくて堪らない・・・ 仰向けのまま膝を曲げて、アソコがよく見えるように足を自分から開く・・ ・・・早く、早く来て・・もう待ちきれないから・・・ ビショ濡れのアソコにずいっと入ってくる、熱いかたまり でもまだ入り口だけ、どこまで焦らすつもり・・? 「ああんっ……いやっ………」 男の腰に足を絡みつかせる、もっと奥まで欲しいから。 すっと腰を引き、浅くツンツンと軽くつく そのあと奥へ深く入ってきた。 「あああんんんっ…………」 私の声が高くなり、尾を引く。待っていた、このときを。 中が満たされて、足が強く絡みついていく。 もっと もっと もっと みたして ふさいで こわして ずっと味わっていたいから。 堪らなくなって腰がせり出す、すこし起き上がり後ろ手をつく。 深く子宮口まで味わうように、腰を打ち付ける。 「はあああっ…………」 「気持ちイイ・・・?」 「………う・ん……すご・く…たまら・な・い……」 中をゆっくり掻き回されながら、いつまでもいつまでも、こうして繋がっていたいと思った。 膣の中が別の生き物のように、動き始める、私の意志と関係なく。 「ああっ……ああっ……んんっ………」 喘ぎ声がだんだん短く、せわしくなる、のぼりつめていく。 「逝くぞ・・・逝っていいか・・・?」 「ん・ん・んんっ……一緒にっ………」 「うっ・・・・・・」 私の中で波が押し寄せる、持ち上げられ、ふわっとさらわれて・・・墜ちた。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |