映画
シチュエーション


12月中旬、高校生だった私と彼は映画を見に行ったんです。
授業が午前中で終わって、そのまま電車に乗って一番近くの映画館へ行きました。
話題の映画だったんですが、平日の昼頃という事もあってかガラガラで、椅子の80%以上は空いていたと思います。

たいして人の入らないまま映画が始まりました。
私達は手を繋ぎながら映画を観ていました。
最初は映画に集中していたんですが、彼が指を動かしているのに気がつきました。
繋いだ手の指で、私の指の爪の上をなぞるんです。
爪が性感帯というわけじゃないけれど、いつもエッチする前後に同じ動作をするからでしょうか、私は何だか気持ちいいようなムズムズした気持ちになってきました。
彼の爪も同じように指の腹で形を確認するみたいになぞります。
二人の椅子の中央にあった手は、次第に彼の膝の上に移動しました。
わたしは手を放すと、彼の膝から内腿の途中あたりまでゆっくりと手を前後させました。
すると、撫でていた手を彼が掴んだかと思うと、反対の手で私の内腿を触り始め、スカートの中に手を入れたんです。
私は、膝に、着ていたPコートを掛けていたし、端っこの席で隣のおばさんとも離れていたので、多分気付かれていないとは思いますが内心ドキドキしまくりでした。
彼の手は内腿を通り過ぎ、下着の中央のラインをスーッと上下に触ります。
触られた直接の快感よりも、『こんな場所でパンツを触られてる』っていう緊張と興奮で、映画の内容が吹き飛んでしまいそうでした。
半分ボーっとした頭で、私は何故か『負けてたまるか』という気持ちになって、彼のモノをズボンの上から触って、軽く扱いてみました。
すでに堅くなっていて、4〜5回扱くたびにドクン、と波打って、それがなんだか玩具で遊んでるようで楽しくなってきたんですが、彼にまたしても手を掴まれ、阻まれます。
その後も、彼に触られて小さく「んっ…」って言う度に彼がニヤニヤ笑って手を放しての繰り返しでした。
映画が終わった後、更に大変な事しちゃったんですけど、それはまた次回に…。






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