シチュエーション
![]() ユウジと初めてエッチしてから、そう、少し経ったくらい。 あれは、そんな日のことだった。 ----------*----------*----------*----------*---------- 日曜日、ユウジの部屋に遊びに行って、二人でいろんなこと話して。 なりゆきでベッドでたわむれてるうちに、 ユウジがスカートの奥に手を伸ばしてきた。 「あっ!」と思ったけど間に合わなかった。 ショーツに触れた指が、いつもと違うその感触に動きを止める。 ユウジがベッドの上に起き上がる。 「?」 「ゴメン、ユウちゃん。きょうは‥ダメなの」 「え?」 「昨日から‥で」 「それって‥‥え〜っ!そんな〜」 なんて言ったらいいのだろう。 私だって‥私だってユウジに抱かれたい。 さっきから、キスされて髪撫でられて、声聞いてたら、 すごくエッチしたくなってて。 でも、気持ちはいつもとおんなじぐらい感じてるのに、 やっぱり、だめなんだよね。 いつものときみたいに、なんかジワーってならないし。 やっぱ女の体って、そう言う風にできてるんだろう。 そう思った。でも、なんて言えば‥‥ 来たときに最初に言っておけば良かったのかもしれないけど、 そんなこと‥‥恥ずかしくて言えっこないし。 「わかった。んじゃさ、ユミ、お願い」 ユウジは私を抱き上げ、ベッドの前のカーペットにおろした。 そして自分はベッドに浅く腰掛ける。 ズボンのファスナーおろして、手を入れてる。 突然、ピョコンってユウジのあれが飛び出してきた。 私どうしたらいいのかわかんなくて、きょとんとしていた。 だって、それダメなんだから。今日は。無理したくないし。 そんな私の肩をユウジの両手がつかんで、両足の間に引き寄せる。 え〜っ?なんなの?って思ったけど、 強引に引き寄せられた。 で、目の前に、ユウジのが‥ピクンピクンって‥‥ 男の人の、こんなに近くで見たの‥‥初めてだ。 大きい。かなり。 私だって、小さな子供のおちんちんぐらいは何度か見てる。 でも目の前のが、それと同じ物だとはとても思えない。 形も、そして大きさも。 なんか全体に赤黒くて、先のほうが広がってて。とっても変。 でも、これが入ってきて、私あんなに気持ちよくなっちゃうのか‥‥ 最初はずいぶん痛かったけど、最近はそんなことなくて。 逆にユウジが入ってくると、すごく気持ちがいい。ほんとに。 この間なんか、一瞬意識が途切れてたし。 「イった」のかな、あれって?よくわかんないけど。 それにしてもやっぱり変だ。 目の前のこれと、あのときの感触って、いまいちつながらない感じ。 で、これをいったい‥‥? ユウジの顔を見上げた。 うん、ってうなずいてる。 ‥‥そうか。口でやって欲しいんだ。フェラチオっていうやつだ、確か。 色々なところで見たり聞いたりして、知識はあった。 でもエッチだってユウジが初めてだったから、 そんな経験なんて、もちろんなかった。 どうしたらいいんだろう? とりあえず、先っぽのほうにキスしてみた。 急にビクンって大きく動いて、唇からはずれた。 こんどは、えらみたいに張り出してるとこまで唇で包んだ。 どう考えても全部を口に入れるのは無理。 のどにつかえちゃう。そう思ったから。 ちょうど段になってるところに、唇が引っかかる。 吸ってみた。 チュク‥チュク‥チュク‥ 口の中の唾液が、すごく卑猥な音を立ててる。 それが、静かな部屋の中に響いてた。 一度唇を離す。しげしげと見てしまう。 さっきよりは、なんとなく抵抗が無い気がする。 けっこう‥‥かわいい? ユウジの一部だし、うん。そうだよね。当然。 そう思ったら、なんか急にいとおしくなって、 横とか、反対側とか、たくさんキスしちゃってた。 唇にキスするのと気分的に全然変わんなくて。 そんなふうにしてたら、もっとやってみようと思って、 もう一度、こんどは真ん中ぐらいまで口の中に入れた。 すこしずつ、喉の奥にぶつからないように気をつけて、 頭を動かしてみる。 ユウジが「ウッ」っと言って、体をこわばらせた。 いけない。なんか痛くしちゃったのかな? 心配になって、くわえたそのままの姿勢で上目遣いに見る。 「あ、心配しなくていい。すごく気持ちいいんだ。 そのまま続けて」 ちょっと安心。 「それより‥」 続いて聞こえたユウジの言葉に、 あ、やっぱり下手なのかなって思って、口の中から出そうとしたら、 「ちがう!そのままで」手が頭を押さえた。 「?」 「いや、俺のをくわえたまま、そんな風に見上げられると、 なんか、もう、いっちゃいそうで‥」 え?あ! ユウジから見えてる私の姿って‥‥ この人の目に映ってる光景。 硬くなったユウジのものをくわえたまま、見上げる私がそこにいて。 その瞬間、私の全身がカーッって熱くなった。 すごいこと、してる‥‥私って‥‥ 突然、口の中のユウジのが硬くなって上あごを押してきた。 同時に急に太くなったのが唇でわかる。 なんか無理やり唇が広げられるような感じで。 え?どうしたの? 「だめだ!ユミ!もう‥‥!オレ‥」 その言葉が終わらないうちに、 口の中で、ビクン!って感じでユウジのが動いた。 そしてわたしの口の中に、あたたかいものが勢いよく飛び込んでくる。 ユウジ‥イったんだ。 でも、そんなことを考えてる暇はなかった。 つぎの射精が私の喉の奥を直撃して、息が出来ずに激しく咳き込んだ。 あわてて唇を離す。 目の前の硬いものは、何に支えられてるわけでもないのに、 ユウジのうめき声とシンクロするように、 上下に脈打ちながら次々と白いものを吐き出している。 呆然とする私に向かってユウジのが飛んでくる。 その光景のあまりの生々しさに、私は呆然としていた。 顔に、髪に、つぎつぎとかけられる。 やっとおさまる。 さっきあれほど暴れたものは、今は何事も無かったみたいにじっとしてる。 大きいままだけど。 気づくと口の中は変な味で、顔とか髪に粘液がまとわりついてて。 「ゴメン。なんか、メチャクチャ興奮しちゃって。 大丈夫か?ユミ?」 すまないって顔のユウジ。かわいそうなぐらい。 いいのに。そんな顔しなくても。 「ううん、大丈夫。なんとか。 それより、ユウちゃんが喜んでくれたのがすご〜く嬉しいんだ、今!」 「ほんとに?」 「うん、ほんと。 あ、ひどいカッコだから、ちょっとシャワー浴びてくるね」 口をすすいで、強いシャワーを浴びながら、ついさっきのこと思い出してた。 ユウジが気持ちよくなってイったとき、私、とっても変な感じで、 いま思うと、あれは‥多分‥イっちゃう寸前。 あそこに入れてたわけじゃないのに、同じぐらい気持ちよくて。 今さわってみると、あそこの中ヌルヌルしてて‥ 生理とかの問題じゃない。 こんなこと、絶対ユウジには言えない。口で感じてたなんて‥‥ でもこんど、またユウジに求められたら、 私、本当にイっちゃうかも。 なんか、こわい‥‥‥ ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |