ユウジとユミ 第2章
シチュエーション


ユウジと初めてエッチしてから、そう、少し経ったくらい。
あれは、そんな日のことだった。

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日曜日、ユウジの部屋に遊びに行って、二人でいろんなこと話して。
なりゆきでベッドでたわむれてるうちに、
ユウジがスカートの奥に手を伸ばしてきた。

「あっ!」と思ったけど間に合わなかった。
ショーツに触れた指が、いつもと違うその感触に動きを止める。
ユウジがベッドの上に起き上がる。

「?」
「ゴメン、ユウちゃん。きょうは‥ダメなの」
「え?」
「昨日から‥で」
「それって‥‥え〜っ!そんな〜」

なんて言ったらいいのだろう。
私だって‥私だってユウジに抱かれたい。
さっきから、キスされて髪撫でられて、声聞いてたら、
すごくエッチしたくなってて。

でも、気持ちはいつもとおんなじぐらい感じてるのに、
やっぱり、だめなんだよね。
いつものときみたいに、なんかジワーってならないし。
やっぱ女の体って、そう言う風にできてるんだろう。
そう思った。でも、なんて言えば‥‥

来たときに最初に言っておけば良かったのかもしれないけど、
そんなこと‥‥恥ずかしくて言えっこないし。

「わかった。んじゃさ、ユミ、お願い」

ユウジは私を抱き上げ、ベッドの前のカーペットにおろした。
そして自分はベッドに浅く腰掛ける。
ズボンのファスナーおろして、手を入れてる。
突然、ピョコンってユウジのあれが飛び出してきた。

私どうしたらいいのかわかんなくて、きょとんとしていた。
だって、それダメなんだから。今日は。無理したくないし。
そんな私の肩をユウジの両手がつかんで、両足の間に引き寄せる。
え〜っ?なんなの?って思ったけど、
強引に引き寄せられた。

で、目の前に、ユウジのが‥ピクンピクンって‥‥

男の人の、こんなに近くで見たの‥‥初めてだ。
大きい。かなり。
私だって、小さな子供のおちんちんぐらいは何度か見てる。
でも目の前のが、それと同じ物だとはとても思えない。
形も、そして大きさも。
なんか全体に赤黒くて、先のほうが広がってて。とっても変。

でも、これが入ってきて、私あんなに気持ちよくなっちゃうのか‥‥
最初はずいぶん痛かったけど、最近はそんなことなくて。
逆にユウジが入ってくると、すごく気持ちがいい。ほんとに。
この間なんか、一瞬意識が途切れてたし。
「イった」のかな、あれって?よくわかんないけど。

それにしてもやっぱり変だ。
目の前のこれと、あのときの感触って、いまいちつながらない感じ。

で、これをいったい‥‥?
ユウジの顔を見上げた。
うん、ってうなずいてる。

‥‥そうか。口でやって欲しいんだ。フェラチオっていうやつだ、確か。
色々なところで見たり聞いたりして、知識はあった。
でもエッチだってユウジが初めてだったから、
そんな経験なんて、もちろんなかった。
どうしたらいいんだろう?

とりあえず、先っぽのほうにキスしてみた。
急にビクンって大きく動いて、唇からはずれた。

こんどは、えらみたいに張り出してるとこまで唇で包んだ。
どう考えても全部を口に入れるのは無理。
のどにつかえちゃう。そう思ったから。
ちょうど段になってるところに、唇が引っかかる。

吸ってみた。

チュク‥チュク‥チュク‥

口の中の唾液が、すごく卑猥な音を立ててる。
それが、静かな部屋の中に響いてた。

一度唇を離す。しげしげと見てしまう。
さっきよりは、なんとなく抵抗が無い気がする。
けっこう‥‥かわいい?
ユウジの一部だし、うん。そうだよね。当然。

そう思ったら、なんか急にいとおしくなって、
横とか、反対側とか、たくさんキスしちゃってた。
唇にキスするのと気分的に全然変わんなくて。

そんなふうにしてたら、もっとやってみようと思って、
もう一度、こんどは真ん中ぐらいまで口の中に入れた。
すこしずつ、喉の奥にぶつからないように気をつけて、
頭を動かしてみる。
ユウジが「ウッ」っと言って、体をこわばらせた。
いけない。なんか痛くしちゃったのかな?

心配になって、くわえたそのままの姿勢で上目遣いに見る。

「あ、心配しなくていい。すごく気持ちいいんだ。
そのまま続けて」

ちょっと安心。

「それより‥」

続いて聞こえたユウジの言葉に、
あ、やっぱり下手なのかなって思って、口の中から出そうとしたら、

「ちがう!そのままで」手が頭を押さえた。

「?」
「いや、俺のをくわえたまま、そんな風に見上げられると、
なんか、もう、いっちゃいそうで‥」

え?あ!
ユウジから見えてる私の姿って‥‥

この人の目に映ってる光景。
硬くなったユウジのものをくわえたまま、見上げる私がそこにいて。
その瞬間、私の全身がカーッって熱くなった。

すごいこと、してる‥‥私って‥‥

突然、口の中のユウジのが硬くなって上あごを押してきた。
同時に急に太くなったのが唇でわかる。
なんか無理やり唇が広げられるような感じで。
え?どうしたの?

「だめだ!ユミ!もう‥‥!オレ‥」

その言葉が終わらないうちに、
口の中で、ビクン!って感じでユウジのが動いた。
そしてわたしの口の中に、あたたかいものが勢いよく飛び込んでくる。

ユウジ‥イったんだ。

でも、そんなことを考えてる暇はなかった。
つぎの射精が私の喉の奥を直撃して、息が出来ずに激しく咳き込んだ。
あわてて唇を離す。

目の前の硬いものは、何に支えられてるわけでもないのに、
ユウジのうめき声とシンクロするように、
上下に脈打ちながら次々と白いものを吐き出している。

呆然とする私に向かってユウジのが飛んでくる。
その光景のあまりの生々しさに、私は呆然としていた。
顔に、髪に、つぎつぎとかけられる。

やっとおさまる。
さっきあれほど暴れたものは、今は何事も無かったみたいにじっとしてる。
大きいままだけど。

気づくと口の中は変な味で、顔とか髪に粘液がまとわりついてて。

「ゴメン。なんか、メチャクチャ興奮しちゃって。
大丈夫か?ユミ?」

すまないって顔のユウジ。かわいそうなぐらい。
いいのに。そんな顔しなくても。

「ううん、大丈夫。なんとか。
それより、ユウちゃんが喜んでくれたのがすご〜く嬉しいんだ、今!」
「ほんとに?」
「うん、ほんと。
あ、ひどいカッコだから、ちょっとシャワー浴びてくるね」

口をすすいで、強いシャワーを浴びながら、ついさっきのこと思い出してた。

ユウジが気持ちよくなってイったとき、私、とっても変な感じで、
いま思うと、あれは‥多分‥イっちゃう寸前。
あそこに入れてたわけじゃないのに、同じぐらい気持ちよくて。
今さわってみると、あそこの中ヌルヌルしてて‥
生理とかの問題じゃない。

こんなこと、絶対ユウジには言えない。口で感じてたなんて‥‥

でもこんど、またユウジに求められたら、
私、本当にイっちゃうかも。
なんか、こわい‥‥‥






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