変身少女戦士サクリファイサー
シチュエーション


「ハァッ……ハァアッ……!!」

白昼の街中、しかし人の気配が全くなく、車も走っていない異様な町を、何かに飢えたような息遣いで徘徊する者がいた。

「いねぇ……どこにもいねぇよ……」

それは、全く人の気配のしないこの街以上に異様な存在であり……人語をしゃべってはいるものの、その姿は明らかに人間ではなかった。
頭部、胴体、脚部こそ人間に近い形状と大きさをしていたが、全身は繊毛のようなものに覆われ、臀部は大きく膨らみ、その手は六本あり
そして八つの目をもったその顔は……「蜘蛛」そのものであった。

「メスぅぅううううっ!!メスはどこだぁあああああっっ!!」

何かの限界に達したかのように、その異形の怪人は叫んだ。

「だーれもいないよ!すでにここには避難勧告が出されてるから!」

すると突如その背後から、若い女性……いや、少女の声がした。
怪人が振り返るとそこには10代前半とおぼしき、黒い髪をポニーテールに束ねた少女が立っていた。

「ほぉお……でぇ、お嬢ちゃんは避難しないのかい?……オレを目の前にして逃げたり叫んだりしないのかいっ!?」

何かに飢えていた怪人はすでに落ち着きを取り戻していた。そして今度は逆に喜びを抑えきれないといった様子に口調が変わった。
目の前に現れた少女は、まさにこの怪物が欲していたモノだったからだ。

「うん!……あたしはアンタを退治しに来たんだから!!」

少女は異形の怪人に対し、平然とそう口にすると両手を広げ、高くジャンプした。

「変身!!」

少女が叫ぶと少女の着ていた、学校の制服と思われる衣服が下着を含めて一瞬で消滅し、成長途中の細身の裸身が晒される。
その直後、少女の周囲にリング状の光が現れ、それは少女の小さな乳輪を隠すように胸に巻きつき、光の衣装へと変わった。
続けて、今度はU字型の光が少女の真下から現れると、それは少女の体に縦にはまるように足の間に入っていく。
そして股間から前後の首の付け根まで体の中心線にフィットして先の二つのリング状の光同様、衣装となる。
その瞬間、リング状の光とU字型の光の二本の線が、前は鳩尾の真上の胸の中心、後ろは左右の肩甲骨の中心でそろぞれクロスして一体化し、十字架のような衣装が出来上がった。
さらに、リング状の光がもう一つ現れるとその光はチョーカーのように首の周りに巻きつき、それが股間とお尻から伸びている先ほどのU字型の光と一体化して固定される。
最後に少女の手足に、それぞれ肘と膝まで覆う、全体は白く、淵が青いデザインのブーツとグローブが装着された。

「変身少女戦士!サクリファイサー!!」

地上に降り立ち、そう口にした時、少女の黒髪のポニーテールは、肩まで伸びた銀髪へと変わっていた。

クモの怪人も流石にこれにはあっけに取られ……しばしの沈黙ののち口を開く。

「これは驚いた……ずいぶんエッチな格好だね、お嬢ちゃん」
「……っっ!!言うなぁ!……変身するとこうなっちゃうんだから仕方ないでしょ!!」

幅四センチほどの光の衣装に乳首と秘部が辛うじて隠されているそのコスチュームは実は本人も気にしているのだった……


西暦20××年。
日本を中心に突如、地球上に人々を襲う謎の生命体が多数出没した。
通称「レイパー」と名づけられたその生命体は、驚異的な身体能力と戦闘能力を持ち、人類の女性を次々と犯していった。
襲われ、犯された女性達はレイパーの人間をはるかに超えた力、異常な性交に耐えられず、例外なく死亡してしまう。
人間の重火器ではまったく歯の立たない脅威の生命体「レイパー」達に人類は怯え、蹂躙されるしかなかったが、そこに一人の少女が立ち上がった。
彼女の名はサクリ。またの名を、変身少女戦士サクリファイサー。


第一話「変身少女戦士登場! 〜怪奇!クモ怪人〜 」


「「うおおおおおっ!!」」

両者の叫び声とともに戦いは幕を開けた。
クモ怪人の八本の手足をかいくぐり、サクリの右こぶしが怪人のボディを打つ。

「ぐあっ……げっ……!?」

クモ怪人はよろめき、表情こそ伺えないものの明確なダメージを受けた様子を見せた。
これまで警察、機動隊、自衛隊に至るまでが試みた、人類のいかなる攻撃にも全くそのような素振りをみせなかった怪物がである。

「んぐああっ!!……くもんがっ!!」

クモ怪人は六本の腕を振り回すがそれをサクリは回避し、今度はサクリの左が怪人の顔面にクリーンヒットする。
両者の力はほぼ互角だったが……スピードと反応でサクリが上回っていた。
文字通り手数はクモ怪人の方が上だが、その全てがガードされるか空を切り、代わりにサクリの的確な攻撃が次々と命中する。

(勝てるっ……!!)

サクリはそう思い、渾身の力を込め、とりわけ重い一撃を怪人の腹に叩き込んだ。

「ごぼぉっ……!!」

怪人は口から緑色の体液を吐いて苦しんだが

「……へ……へへ……掴んだぜ……」

……その直後、得意げな様子を見せる。
自分の体に食い込むサクリの右こぶしを……六本の手のうち一本が掴んでいたのだ。

「はぁっ!?これだけで、なに得意げになってんのさ!?放しなよっ!!」

ここまで何発も相手に攻撃を叩き込み、逆に自分は一撃も喰らっていない。腕を一本掴まれたからなんだというのだ。
サクリはそう思いながら今度は左こぶしを振り上げた。

……しかし、この時点で形勢は明らかに逆転していたのだ。

「くっ……」

三十秒後、そこにはクモ怪人の六本の手のうち四本に……四肢全てを掴まれ、中空に持ち上げられたサクリの姿があった。

「手足の数の差で……こっちの勝利だったな……」
「こ、このぉっ!!」

サクリは手足をバタつかせるが二人の腕力は互角、一度掴まれてしまうと中々手は振りほどけない。

……でも、手より力のある足の方は振りほどけそうだ……そう思った時。

「あぐぅっ!!」

クモ怪人の残った手がお腹にめり込み、サクリが苦痛に呻く。
人類のあらゆる攻撃が利かなかったクモ怪人にサクリの拳がダメージを与えたなら、その逆もしかりだった。

「大人しくしてな……でないと」
「ずっ!ズルイよ!手が六本もあるなんて……うぐっ!!」

もがくことを止めないサクリの腹に再び拳がめり込む。

「普通の人間ならこの一発で胴体が真っ二つなんだけどな……くくっ、これなら満足させてくれそうだ……なっ!!」
「あっ!!……うぅ……!!」

怪人の拳が次々と身動きできないサクリのか細い胴体へと沈む。

「げぼぉっ!!……げほっげほっ……」

腹に十数発目の拳がめり込んだ所で、サクリはとうとう激しくむせ返り、胃液を吐き出す。
その中には未消化の食事などはなかったが、かすかに血が混ざっていた。

「かは……も……もうやめ……」

苦痛に涙を浮かべ、思わず許しを請うサクリを見て、クモ怪人は自分の勝利を確信した。

「大人しくしてればもう殴ったりはしないさ」

体力的にも精神的にもサクリが抵抗不能になったと判断したクモ怪人はその巨大な臀部を痙攣させたかと思うと、そこから大量の糸を吐き出す。
そしてその糸は怪人の背後の路地に巨大なクモの巣を作った。

「な……なに……なにするの……?」

怪人はサクリを捕まえたまま身体を反転させると、自分の作った巣に近づいていき……

「きゃっ!!や……やめてっ……ひっ!!」

巧みに六本の手を使ってサクリの身体を上下反転させると、逆さ大の字の形でクモの巣に貼り付けてしまう。

「ん……くっ……!!」

サクリは身をよじらせるが、糸が身体にぴったりくっついて離れない。

「さてと、じゃあまず邪魔なものを取っ払って……」

クモ怪人の手が、サクリのコスチュームの胸の中央で十字にクロスした部分を掴んで引っ張る。

「きゃあああっ!!」

悲鳴とともに、十字の衣装がズレて、サクリの外見上は普通の二次成長途中の少女と変わらない初々しい裸身が晒される。
強いて違う所をあげるとすれば、サクリの肌には普通の人間ならばどんな若く、美しい少女でも全身をくまなく探せば一箇所ぐらいはあるであろう
ほんの僅かなシミ、黒子、傷跡すら全く無い、生まれたれの赤ん坊のような肌であり、また首から下(今は逆さまになっているので首から上と言うべきか)
には体毛は産毛すら一切なく、股間まで幼女のようにツルツルな所であろうか。

「ちっ……やぶれねぇ……」

サクリの衣装はクモ怪人の腕力をして、ズレて多少伸びただけで千切れはしなかった。

「ひぐっ……あぁあああ……!!」

衣装が引っ張られてお尻と股間に激しく食い込み、サクリは声を上げる。

「まぁ……ズラすだけで事は足りるか……これはこれでソソる格好だし……な」

怪人は一度衣装を元に戻すと、改めて乳首を隠している衣装を下にズラし、サクリの胸を露出させる。
膨らみ途中のサクリの胸はズラした衣装が引っかかるほどのボリュームはなかったが、クモ怪人は自分の出した粘着性の糸を伸ばして衣装にくっつけ
サクリの色素の薄い小さな乳首を晒しものにしたままにする。

「……な、なにする気さ!!……きゃあっ!!」

クモ怪人の六本の手のうち、下の二本の手が伸び、サクリの掌に収まるほどの膨らみ途中の乳房を掴み始めた。

「やぁっ!!触るなっ!!」

人間の男の子にも触らせたことのない胸を、クモの化け物に揉まれてしまう嫌悪と屈辱にサクリは叫び、身をよじらせる。

「やめてっ……ぅあっ!!痛い!!……強いよっ!!」

次第にクモ怪人の手に込められた力は強くなり、さほどボリュームのない胸を根元から搾り出すかのように、指を食い込ませるように揉みしだいてきた。

「あぁ……柔らかい……瑞々しい弾力だぁっ!!!」

思い切り弾力を味わえるほど乳房を揉める事にクモ男は感動していた。
なにしろクモ男の握力で普通の人間の女の乳房をマトモに掴めば痛いどころの話ではなく、一瞬で乳房は潰されてしまうのだから。

「ひうっ!!」

乳房そのものを一分ほどかけて弄んだ後、クモ男の指先がサクリの両方の乳首をくいっと摘み上げる。

「や……やめろっ!!……やぁぁぁ……!!」

クモ男の指先がつまんだ乳首をクリクリと捏ねたり、引っ張ったり。ピンッと指先で弾いたりして弄ぶ。
こんなふうに乳首で遊ぶのも、クモ怪人にとって体が脆すぎる人間の女性相手には不可能な事だった。

「おいお嬢ちゃん、やめろって言いながらあんたの乳首……ちょっと勃ってきたぜ……?」
「うるっ……さい!!鳥肌が立つようなもんだっ!!……あうっ!!」

自分が加減をせず胸を弄んでも壊れない、それどころか嫌がっていても体では感じてしまう存在にクモ怪人は歓喜していた。

「う……うぅ……やめてよ……このヘンタイ……っ!!」

サクリは続けて、むき出しのお尻をクモ怪人の二本の手に撫で回され、揉まれ、時にペチペチと叩かれていた。
だが、その間も胸を弄ぶ怪人の手は休まらない。
クモ怪人の手は六本、目は八つある。
下の手で胸を揉みつつ、上の手でサクリの下半身を弄ぶことも
下の目でサクリの初々しい胸や恥辱に歪む表情を見ながら、上の目でサクリの下半身を間近で観察することも出来るわけだ。

「さて……ではいよいよ、お嬢ちゃんの一番大切な所で遊ばせてもらおうかな」
「……!!」

怪人のその言葉に、これまでは嫌悪と恥辱に染まっていたサクリの表情に驚愕と恐怖が混ざる。

「さぁて!今度はじっくり見せてもらうぜ!!」
「いやあっ!!」

下半身を守っていた、幅四センチほどの光の衣装がズラされ、胸の衣装同様、背後の糸に貼り付けられると、サクリの性器がクモ怪人の眼前に晒される。

「ほぉ……人間のメスのここはグロテスクなもんだと思っていたが……綺麗なもんだ」
「見るなっ!!みるなぁああっ!!」

サクリは羞恥に叫び声をあげ、なんとか足を閉じようとするが張り付いた糸は逆さ大開脚の格好を強制して許さない。
大きく足を開いているため普段はぴったりと閉じているサクリの股間のスリットは左右に開かれ、微かにピンク色の中身が覗いていた。
しかし、怪人はそれだけでは飽き足らず、その場所に手を伸ばすと、指でぱっくりと秘裂を割り開き、中の具を間近で確認する。

「凄い……中も鮮やかな色だ……」
「やぁーーーーーっっ!!」

自分の恥ずかしい場所に外気と怪人の視線が触れる感触にサクリの絶叫が無人化した街に響いた。

その後もクモ怪人の手によってサクリの下半身は弄ばれ続けた。

「おや……この奥にうっすら見えるのは……そうか、そうか、あんたはまだ処女なんだな、じゃあ破らないように弄ってやらなきゃな」
「やめ……見る……な……!」
「こっちがオシッコの出る穴か、どうだ?くすぐられると漏れちゃいそうか?」
「いや!……やめろっ!!」
「クリトリスはまだ皮を被ってるんだな……どれ、ちょっと剥いて中身を……」
「いたいっ!!」
「おぉっ……この分じゃオナニーもまだあんまりしてないな……?」

「や……やめっ……もうやめろよぉぉぉ……!!ぐすっ!……ううぅ……」

性器を玩具のように弄ばれ、観察される恥ずかしさと惨めさに、とうとうサクリは泣き始めた。

「じゃあこっちはどうだい?」

クモ怪人はそう言うと、お尻を揉んでいた手を左右に広げてサクリのお尻の穴をむき出しにし。

「えっ!……や……」

そんな場所にひんやりとした空気が触れる感覚に戸惑いと屈辱を感じた直後。

「……うああっ!!」

そこに怪人の指が突っ込まれる。

「……ふ、ふざけんな!!何考えて……やぁああっ!!」

思いもよらない場所に指を入れられ、痛みとそれ以上の恥辱に怒りの声を上げるが、さらに穴の奥まで指を入れられ、サクリは言葉もなくなる。
この間もほかの場所を弄る手の動きは一向に止まることはない。

「ひ……いぃっ!!……や、やめ……やあっ!!……やだ……あっ!!……うぁっ!!」

サクリはクモ男の手によって同時に両胸を揉まれ、秘所を弄られ、クリトリスを摘まれ、肛門に指を出し入れされた。
残り一本の腕はお尻を撫で回していたかと思うと、太ももをさすったり、肋骨の浮き出たわき腹に指を這わせたり、首筋に指を絡めたり……
とにかくサクリの体の至るところを撫で回し、その反応を楽しんだ。

「うっ……くっ……もうやめ……やめ……てよ……あぁっ!」
「やめてって言いながらお嬢ちゃんもだんだん気持ちよくなってるんだろ?見ろよほら!」

膣口や尿道口を弄っていた手が一度そこから離れ、サクリの顔の前にかざされると、怪人の指の間にはサクリの出した愛液の糸がひいていた。

「くくくっ……お嬢ちゃんも……糸が出せるんだな」
「……〜〜っっ!!」

あまりの屈辱にますます顔を真っ赤にし、身を震わせるサクリだが、そんな反応もクモ怪人の複数の手と目に伝わり、余計楽しませるだけであった。

クモ怪人は六本の手によるサクリの全身への執拗な愛撫を続けながら、彼女に突然質問をしてきた。

「お嬢ちゃん……さっきここはもう避難勧告が出てるから人間はいない……そう言ったよな?じゃあなんでオレが人間のいない所にいたと思う?」

怪人の六本の腕に全身を、乳首や秘所やお尻の穴まで弄られる不快感……
いや、今は不本意な快感も混ざった刺激に唇を噛んで耐えていたサクリは、怪人の唐突な問い首をかしげる。

「は……?いきなり何?っていうかあんたバカ?あんたが人間のいない所にいたんじゃなくて、あんたのいる周辺に避難勧告が出て誰もいなくなったの……んんっ!!」
「……でもね、お嬢ちゃん、オレは人間どもの言葉が判る……当然その避難勧告が出てたのも知ってたし、オレがその気になれば
人間の使う車とか電車とかいう乗り物より遥かに早く移動できるんだぜ?そんなオレがなんでわざわざいつまでも人間のいない所にいたのかなー?」

怪人はすっかり立ち上がってしまったサクリの乳首を引っ張り、クリトリスをトントンと叩いて遊びながら、楽しそうにそう口にする。

「うっ……知らないよ!!……ん!!……化け物の考えることなんかっ!!」
「あんたを待ってたのさ!!あんたがオレに会いに来てくれる!犯されに来てくれるのをなっ!!」
「あうっ!!」

怪人は叫ぶと同時に、サクリの膣口に入れていた指と尻穴に入れていた指を素早く抜き。
両方の乳首とクリトリスをキュッと強く摘んで指を離し。
残る最後の一本の手はサクリのお尻をパンッと手形が残るくらい強く叩く。

「〜〜〜〜っうくっ!!」

体の六箇所に強い刺激が同時に走り……サクリは体をびくっと跳ねさせ、不覚にもこの瞬間……軽くイッてしまった。

「…………!!」

こんな化け物に弄ばれて、挙句の果てにイカされてしまったことにサクリは、これまで以上の羞恥と屈辱を覚えたが……
その直後、そんな感情さえも隅に押しやる事態が起こる。

「あんたなら突けばすぐ壊れちまう人間のメス共と違ってオレを満足させてくれる……そうだろぉっ!!」

そう怪人が叫ぶと、散々サクリを弄んできた六本の手のうち一本が音を立てて変形を始め……

「ひっ……!?」

そしてそれは……腕の太さを保ったまま、男性器の形になった。

「え……や……いや……!!」

知識として男性器というものの姿形は知っているサクリであったが、生殖体制を備えたそれを生で見るのは初めてであり

「いやだぁああああっっっ!!!」

その生殖器が自分の腕より太いものであると知ったときの恐怖とショックはすさまじかったが
それ以前にこんな異形のクモの怪人に犯される事自体、絶対に嫌だった。……ましてサクリはまだ処女なのだ。

「人間の女どもは……これを突っ込んだ瞬間内臓が破れてショック死しちまったが……お嬢ちゃんなら大丈夫だろ?……ま、ちょっとは苦しいかもしれねぇが」
「いやだっ!いやだっ!!いやだっ!!!」
「なぁに……たっぷり弄って濡らしてやったから……少しは痛くなくなったはずだぜ?あぁ……そうだオレの方も濡らせばもっと楽になるかもな」
「いやだっ!!いやだっ!!いや…………おぐっ……ぉおぉおおおおっっ!!」

絶叫するサクリの口に怪人の腕……いや、今はペニスが押しつけられ、中に押し込まれようとする。

「んぐっ……おぉっ!!おおおおっ!!」

サクリの拳より大きいその亀頭は到底口に収まりそうなサイズでは無かったが、人間の拳と違って骨がないため、なんとか無理やり口腔に押し込むことが出来た。

「……んぐぅううううおおおおおおっ!!!」

しかし入れられたサクリの苦しみは並大抵のものではない。
顎が外れそうなほど口を広げられ、口内を満たされてなお、喉の奥へ奥へと亀頭が押し込まれ吐き気がこみ上げる。

「ごっ……おごっ!!……ご……!!」

巨大な亀頭が喉の奥まで押し込まれると、息が完全に出来なくなると同時に凄まじい嘔吐反射に襲われ、胃液が逆流するが
出口はぴったりと塞がれているので吐き出すことはできない。

「うごっ!!おおっ!!おおっ!!」

呼吸も出来ないまま、激しい嘔吐欲求に襲われながらそれが適わない苦しみはまさに地獄の苦しみで。

「あぁ……お嬢ちゃんの口の中……喉の奥……あったかくて気持ちいいぜぇ、先っちょにお嬢ちゃんの胃液がかかってピリピリする……行く……ぞ……!!」
「おぐぅっ!!おごっ!!……おがっ……がぁっ!!!」

苦しみに追い討ちをかけるかのごとく、クモ怪人は腕であり生殖器であるサクリの喉奥まで犯しているそれを激しく動かし始めた。

「ぐげっ!!ごぼっ!!!……がっ!!がぼぉおおおおっ!!!」

イラマチオと言うのすら生ぬるいこの責めにサクリは白目を剥き体を痙攣させると。
晒されたままの股間からじょろじょろとおしっこが漏れ始めた。
漏れた小水は重力に従い、逆さ磔にされたサクリ自身の体を流れ……汚していく。

「はははっ!!漏らしちまったかい、お嬢ちゃん!おまけに自分のションベン塗れになっちまって……!!」

サクリの惨めな姿を見て、クモ怪人は萎えるどころかますます興奮した様子でまるでパンチを繰り出すかのように生殖器をサクリの喉奥へとぶち込んでいく。

「ああっ!!……すげぇっ!!イッちまいそうだ……このままこっちに出してもいい気もするが……やっぱりお嬢ちゃんの初めてをもらわないとな」

射精を迎えそうだと悟った怪人はサクリの口から勢いよくペニスを抜く。

「……っっっ!!おげぇええええっっ!!……げほげほっ!!……うげぇえええっ!!げほっ!!げほぉっ!!はぁーーーーっ!!はぁーーーっ!!」

ようやく口を開放されたサクリはまず少し血の混ざった透明な胃液を大量に吐き出し、続けて激しくむせ返り、最後に酸欠に陥りながら呼吸をした。

「……た、たすげでっ!!……げほっ!!だれが……だずけでぇっ!!!……げほげほっ!!!もう死んじゃうぅうううっ!!」

そして、少しだけ呼吸が整うと、むせ返り、泣きながら助けを求めた。
……しかし、サクリ以上にこの怪人に善戦など出来た者などいないのに、誰が彼女を救えるというのだろうか。

「さぁ、じゃあお互い準備も整ったことだし……本番行くぞお嬢ちゃん……殆ど関係ないかもしれないが……呼吸を整えたほうがいいぜ」
「いやぁっ!!!もう許してっ!!やだっ!やだっ!!やだぁあああっっ!!」

先ほどまでサクリの上の口を犯し、拷問に等しい苦しみを与えてきたものが、今度は下の口から……少女の一番大切な所から入ろうとしている。
予想できる単純な苦痛もさることながら……自分の純潔をこんな化け物に、人類の敵に奪われなければいけないという絶望。

(なぜ?なんであたしがこんな目に!なんで……!!!???)

サクリは自分の運命を呪い、頭の中が真っ白になった。

「まぁ……お嬢ちゃんは少なくとも死にはしないさ……それだけでもオレに犯されて殺された人間のメスどもよりはラッキーだよ」
「…………っっ!!」

だが、怪人のその言葉を聞いたとき……サクリの表情が変わる。
目の前の怪人は何百人もの女性を犯し、殺してきた憎き敵ということを思い出した。
そして、こんなヤツの前で苦痛と恐怖に負けて、わが身可愛さのあまりうろたえてしまった自分を恥じた。

「…………あんたは絶対……許さない……っ!!」

サクリは強い意志の宿った瞳で……怪人を再びにらみ返していた。

「……さっきまで泣き叫んでたのに……急に雰囲気が変わったな……まぁオレの興味はあんたのココだから関係ないけどなっ!!」

サクリの変化も意に介さず……怪人のあまりにも巨大な性器がみちっと音を立てて、幼いサクリの膣の入り口を残酷に押し広げ……
そのままズブリと音を立て奥に入っていった。

「…………っっ!!」
「おや……叫ばないのかい?それとも痛くて声も出ねぇか?」

サクリは声を上げなかった。
痛くなかったわけではない。痛くて声も出せなかったわけでもない。自分の意思で耐えたのだ。
もう負けない。せめてこいつの前でこれ以上無様に泣き叫んでやったりなんかしない。そう誓ったから。

「……〜〜〜〜〜〜〜〜〜っっ!!ぐっ!!〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っっ!!」

だが、歯を折れそうなほど食いしばっても涙がこぼれて来る、体が真っ二つにされそうな痛みに気が狂いそうになる。
それでも容赦なく、怪人のペニスはさらに奥へ奥へと進んでいき、サクリに与えられる苦しみも増していく。
入り口こそ裂けてはいないが、中では間違いなく出血しているはずだった。
しかし、怪人の生殖器があまりに太いため、入り口が塞がれ破瓜の血が溢れることすらない。

「すげぇ……すげぇきついよ……こんなに力強く俺を締め付けてくれるメスは初めてだぜ」
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っっ!!んぐっ……〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っっっ!!!!」

自分の生殖器がサクリの生殖器に締め付けられる感触に怪人は陶酔した。
一方のサクリは自分が内側から破裂しそうな苦しみにガクガクと身を震わせて耐えていた。

「おっ……一番奥に届いたな……ここが……子宮口かい?」
「…………っっんぎゃっっ!!」

特に敏感な……子宮の入り口を弄られ、とうとうサクリの口から短く叫び声が漏れる。
それに快感など微塵も混ざっていない事は言うまでも無い。
元々は手であった怪人の生殖器の先端は起用に子宮口を刺激しながら……そこをこじ開けさらに中へと入っていこうとする。

「……〜〜〜〜っっ!!」

その異様な感覚に、単純な痛みや恐怖以上に……生命としての、雌としての危機感が生じ。

「駄目っ!!そこは駄目っ!!いやぁーーーーーーーーーっっ!!!」

サクリにこれまで堪えてきた拒絶の声を上げさせる。

「本当に……奥の奥まで……犯してやるよ……っっ!!」

怪人の生殖器であり、手である器官がサクリの子宮の中に進入し……そこを蹂躙し始めた。

「……い、いや……いぎゃっ……ぎゃあああああーーーーーーーっっ!!!」

これ以上泣き叫んでやらないというサクリの微かな抵抗は予想以上の陵辱に儚くも潰えた。

「あ……あぁ……ぁ……」
「すげぇ……こんなに入った……お嬢ちゃんの中……気持ちいいぜ……」

怪人のペニスは……とうとう腕であった時の肘に当たる部分の近くまでサクリの膣の中に埋まっていた。
……しかしこれで終わりではない。本格的な性交はここから始まるのだ。

「動……かすぞ……!!……うああああっっ!!」
「ま、待って……!!……っ!!ぐぎゃあああああっっ!!」

怪人がペニスの抜き差しを始めると、二人そろって絶叫をあげる。
とはいえ片方は快感と歓喜の叫び、もう片方は苦痛と絶望の叫びという対照的なものであったが……

「う……うぉぉっ!!すげぇっ!!……熱いっ!!絡みつくっっ……最高だぁああっ!!」

怪人は快感に絶叫しながら肩を動かし、サクリの膣に生殖器となった腕を激しく出し入れさせた。

「がっ!!……うがっ!……あっ!!……ぅああぁあああっっ!!」

サクリはまるで自分の内臓が滅茶苦茶にかき回されるような苦痛と恐怖を感じながら、ただ叫ぶしかない。
その状態からからクモ怪人が絶頂に達するまではそれほど時間を必要としなかった。
もっともサクリにとってはその時間は決して短いとは思えなかっただろう。

「うおぉっ!!出すっ!!出すぞっ!!……ああっ!!…………ああぁあああっっ!!」

怪人はその叫びとともに、フィッシュブローのごとく、そのペニスを勢いよく、サクリの性器の一番奥に叩きつけ、その直後、自身の欲望をサクリの中で爆発させた。
すでに何百人という人間の女性を犯し……それでも決して射精することの出来なかった怪人の射精は凄まじい勢いと量で。
あっという間にサクリの子宮の中を満たし、彼女の細かったウエストを妊娠したかのような姿に変えていく。
子宮から溢れた精液は続けて膣内を埋め尽くしたが、それでも収まりきらずに
怪人の腕によって既にはちきれそうになっている膣口の入り口から破瓜の血と混ざってあふれ出した。
逆さ磔にされたサクリの白い肌が……溢れて滴り落ちる大量の精液によって埋め尽くされていく。

「うぶっ……う……うぅ……」

とうとう顔まで精液で覆いつくされると、サクリの意識は……そこで完全に途絶えた。

「ふぅぅぅ……はぁぁっ!!」
「……っっ!!」

怪人がズルズルと子宮の中にまで入り込んだペニスをサクリの膣から抜くと。
気絶したサクリの体がビクンと一瞬反応し、膣からどぴゅっと大量の怪人の精液が溢れ、逆さに磔にされた彼女の体を覆いつくした精液をさらに上塗りする。
元はピッタリと閉じた一本線で、まるで幼女のもののようだったサクリの無毛の性器は、今や痛々しく広がり
ヒクヒク痙攣しながら奥まで覗けるほど開きっぱなしになっていた。

「あぁ……お嬢ちゃん……最高だったよ……もう、オレ死んでもいいぜ……」

自分の精液とサクリの愛液に塗れた自分の生殖器を腕に戻し、至福に満ちた声でクモ怪人がそう口にした直後。

「……じゃあ死ね」

背後から突然、一人の男が現れた。
十字軍を連想させるような、胸に十字架をあしらった衣装のその男は変身したサクリと同じ銀髪で、
年齢も人種もよくわからないが背が高く、精悍な顔立ちをしていた。

「なんだお前、いつの間に……?このお嬢ちゃんの仲間……がっ!!」

言葉をさえぎるように銀髪の男のパンチがクモ怪人の顔面をとらえる。

「てめぇっ!!……うげっ!!」

クモ怪人は激昂して男に飛び掛るが、カウンターで今度は腹部に前蹴りを喰らい、地面を転がる。

「キサマに勝ち目はない……射精した直後のキサマらの戦闘能力は十分の一以下にまで減退する」

その言葉通り、もうクモ怪人は銀髪の男の敵ではなかった。

「く、くそっ……やぐもっ!!」

普通の人間の目にも目視可能なほどクモ怪人の動きは鈍り、男にいいように殴られる。
そのうち力の差を察した怪人は銀髪の男に背を向けて逃げ出した。

「こ、これでもくらえぇっ!!」

……だけではなく、尻から大量の糸を吐き出し、背後にいる敵に向かって飛ばす。

「無駄だ!!」

しかし次の瞬間、男の手からは光の剣が現れ、すさまじい剣さばきで蜘蛛の糸はすべて切断された。

「ぐぎゃあっ!!」

切断されたのは糸だけではなく、怪人の膨らんだ臀部がぼとりと地面に落ち……光を放って消滅する。

「虫けらのオスってのは交尾を終えたら死ぬものだろう?」

銀髪の男は冷徹な口調でそう告げ、光の剣の切っ先を怪人に突きつけた。
諦めたのか、動く力もなくなったのかもう怪人は逃げも抵抗する素振りも見せず、代わり男に言葉を投げかける。

「ああ、そうか……わかったぜ……お前、酷いやつだなぁ……」

男は怪人の言葉を無視して、光の剣をクモ男に振り下ろす。

「エクゼキューショナーズソード!!……はぁっ!!」
「あの女の子はエ……ぐぎゃあああああっっ!!」

断末魔の叫びをあげ、クモ男は脳天から真っ二つになると、切断されたそれぞれの体が光を発し、死体も残さず消滅した。

「…………」

怪人の消滅を見届けると銀髪の男は光の剣を消し踵を返す。
そして逆さまで大の字に磔にされ、犯された膣の中を晒したまま、ピクピクと痙攣しているサクリの元へと向かい。
怪人の精液や自分の小水を滴らせ気絶している彼女を拘束している糸を切断し、その腕に抱きかかえ、顔をぬぐってやる。
散々な仕打ちを受けて気絶した割には安らかな……寝顔に近い表情のサクリに男は少しほっとしたようなため息を漏らした。

「君にはこれから今日と同じく……いや、今日以上の過酷な戦いが待っているだろうが……頑張ってもらわなくてはならない」

意識を失ってして聞こえてはいないであろう彼女に向かって男は話しかける。
いや、それは彼女にではなく自分に言い聞かせているようであった。

「君と私……どちらか一人が欠ければ、人類はヤツらへの抵抗手段を失うのだから……」

それだけ口にすると気を失ったままのサクリを抱えて……男はどこかへ去っていった。






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