スレンダーガール美穂 vol.3-2
シチュエーション


02朱音

ベッドの上、俯せに横たわる朱音。普段使わない白いレオタードを何故か
着けている。若しかすると、美穂を初めて目にした時から、白い美貌に
惹かれていたのかもしれない。

……だめっ!触らないで!

「あ、あっ」

腰、尻、そして胸……

「か、感じる……」

感じている……
沸き起こっている緊張と萎縮、躊躇いと恥じらいが、朱音にも伝わってくる。
確りとした腰から尻への拵えと、レオタードの瑞瑞しく蔓りとした手触りが、
朱音にも感じられる。
やや小振りだが形の良い乳房が胸の膨らみの下で揺れ、薄紅色の乳首が立って
いるのが、朱音にも分かる。

「胸が、ぁ……」
「ち、違う……くぅっ……」

撫ぜられ、触られ、嬲られているだけなのに、慎み深く恥じらいながらも、
あんなに感じている、信じられない……息を呑み、悲嘆のヒロインを凝視
する白いレオタードにも、じっとりと汗が滲んでいる。

股間に貼り付くレオタード越しに陰唇が薄ら覗いている。
あれが……ああ……
牽き上げられ、股間に食い込むレオタードの滑らかな感触に仰け反る。

「あうっ!」

いやらしい辱めを受け、淫らな責めに為す術も無く悶えている。

「ゎ……ぅぁ……やめて……ああああ……」

あそこを……レオタードで擦られてる……いぃ……


02-2朱音

レオタードに覆われた柔らかな下腹部を、執拗に指が這っている。生地越しの
絶妙な刺激に、とても耐えられない。悩ましく喘ぐ淫声が響く。

「……っこ、声、声出ちゃう……」
「っ…… んぅ……毀れてしまう」
「ん、ああっ……もぅ、乱れちゃう……」

声……
惨めに辱められ、痴態を晒す姿など、もうこれ以上、見ていられない。狂おしく
淫らに悶えている。ああっ、こんなことって。しかし、欲求のまま許されざる
悦びに堕ちまいとして苦悶する凄艶な姿から目を逸らすことができない。

頬がほんのり染まり、レオタードの擦る感触を一層感じる。秘奥がじんわり
蕩け、淫靡な熱を帯びている。
凄く高揚してる……
何時しか自分を美穂に摩り替えて、倒錯の激しい昂ぶりを覚えていることに
否が応でも気づかされる。
そんな、わたし、酷い目に遭わされている美穂に、こんなに欲情するなんて……

「だ、だめ……」
「もう……我慢できない……」

辱められ、悶えまくる美穂を想い、わたし…わたし……感じてる。

「ん……あ、あっ、あっ!あうっ!

あっ、そ、そこは、そこっ!あああああっ………」
回想の美穂が悲しい絶頂を迎えたとき、朱音は小刻みに腰を蠢かし、白いレオタード
を濡らしている。

「いく……」

そのとき、外に異変、絹を裂くような悲鳴が!






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