誘惑カジノ
シチュエーション


友人が逃げた。
高校以来の仲で、いろいろなことで世話になってきた。
借金の保証人になってくれと言われたとき、渋々ながら引き受けた。
俺は裏切られたのか。

友人は、あるカジノに出入りして、多額の借金をしていたらしい。
大学を出たばかり、フリーターの俺に払えるはずもない金額だった。
俺は黒服の男たちに問答無用で連行され、カジノの支配人であるという人物に会うことになった。
こんなところで、俺の人生は終わるのだろうか。
親には迷惑をかけられない。
肝臓を切り売られたり、セメントで固めて東京湾に沈められたり。
恐ろしい想像ばかりが頭に浮かんだ。

「おまえが大木貴史か。ダチに裏切られて、借金漬けになった不幸な男、だな」

支配人は女だった。それも、若く、威圧的な態度さえ魅力的に思えてしまうほど美人である。

「う、うるさい!アイツは、アイツにはきっと事情があったんだ!」
「フ・・・・・・どうかな。まあ、いい。それで、借金は払ってもらえるのかな?」

支配人が書類を取り出す。利子なども含めて1億を超えていた。

「払えるわけないだろう。俺の生活状態だって調べてるんじゃないのか」
「確かに。とはいえ、こちらとしても踏み倒されるわけにはいかない。・・・・・・わかっているのだ
ろうな?」
「・・・・・・・・・」

ドスのきいた声。俺を値踏みするように見つめる双眸。
気持ちが折れそうになるのを、一心に耐えていた。

「おまえも気の毒だしな。一つ提案があるんだ」

にや、と支配人は笑った。

「3日後に、ウチでちょっとしたパーティーがある。それなりに地位のある人物も来る予定だ。
そこで、おまえにはあるイベントに参加してもらう。見事、彼らを楽しませたら借金は帳消しに
してやろう」
「・・・・・・・・・イベント、だって・・・・・・」

俄に信じられない。何か裏があるんじゃないか。
それに、本当だったとしても、俺に人を満足させられるのか。相手は目の肥えた、得体の知れな
い大物たちなのだ。

「引き受けるか?もっとも、引き受けなくても、失敗しても、おまえにはちゃんと払ってもらう
つもりだ。身体でな」

支配人が舌舐めずりする。背筋に寒気が走った。やるしかない。

「何をやればいいんでしょうか・・・・・・?」
「ああ、それについてはもう決めてある」

告げられたそのイベントの内容。俺は絶句した。

友人に連れられて一度来たことはあったが、カジノの経験はほとんどない。
薄暗い室内に、キラキラした電飾、ミラーボール。
思い思いの場所でくつろぐ人々。給仕を務めるバニーガールたち。
映画などで見る典型的なカジノの風景に思われる。
が、そのなかで、唯一異質な存在があるのだ。
場にいる誰もが訝しげにチラチラ視線を送ってくる。
異質なのは俺だった。
もちろん、周りは着飾った貴人ばかりで、時給いくらのバイトで食いつないでいる一般人の俺が
浮くのは当然だ。
しかし、それだけではないのだった。
人々の目は、俺、というよりも、俺の一部に向けられている。
20代前半くらいの赤いドレスの女が、好奇に満ちた眼で見つめてきていた。
さすがに恥ずかしい。始める前は楽勝だと思っていたが、これは羞恥との戦いだ。
30前くらいの婦人が不審そうに、そして蔑みを浮かべて俺を見ている。
前を通り過ぎるバニーガールが、悪戯っぽく微笑む。
俺は俯き、視線に耐えていた。

場が落ち着いてきたところで、支配人が出てきた。
今日は内輪のパーティーだと聞いている。カジノの常連で、支配人とも親しい人々ばかりである
らしい。
なるほど、初めから打ち解けた雰囲気で、支配人は挨拶した。
一人が手を挙げた。さっきの赤いドレスの女性だった。

「あのぉ、あちらのお兄さんはどなたなんです?どうして・・・・・・ねぇ?」

客たちの間で笑いが起こる。皆の視線が俺に集中した。

「すいません。紹介が遅れましたね。彼は、ある事情で、このパーティーの余興に出演してもら
っているのです」
「事情って?」
「彼の友人がここで借金をつくりましてね、その保証人になってあげたんですけど、友人の方が
逃げてしまったので、彼が代わりに借金を負うことになってしまったのです」
「えー、かわいそー」
「ひどーい」

俺に同情する言葉が聞こえてくるが、どちらかというと楽しんでいるようでもあった。
金には困らない奴らなのだ。借金なんて、気にしたこともないに違いない。

「そこで、私は彼にある提案をもちかけました。それは、このパーティーの間中、一度も・・・・・・
勃起をしなければ、借金は帳消しにする、というものです」

人々がざわめく。支配人は話を続けた。

「皆さんは、彼の身体に触りさえしなければ、何をして下さってもけっこうです。・・・・・・おわか
りですね?」

含んだ目を、支配人は俺に向けた。客たちの間に再び笑いが起こった。

そう、俺はこのパーティー会場で、一人全裸になっていた。
椅子に座り、動けないよう縛り付けられている。手を動かすこともできないように、椅子の背に
両腕が拘束されていた。
部屋は暖房が効いているので寒くはない。
しかし、大勢の人間の中で一人だけ裸であり、皆に見られている、という状況は耐えがたかった。
露出狂なら興奮するのだろうが、幸い俺にはそんな性癖はない。
それでも、容赦なく注がれる視線は堪える。
このパーティーには女しかいなかったのだ。
正確には、俺以外が全員女性なのである。客も、給仕役も、女だけだった。
支配人は言っていた。今回のパーティーは彼女の知人友人で、金持ちの男を誑かして結婚した女
ばかりなのだと。
なるほど、パーティーの客たちは20代から30半ばの女性、それに、娘らしい15、6歳くら
いの少女たちがいたが、皆美しかった。
男を誘い、興奮させ、心蕩かすプロフェッショナルたち。彼女らのパーティーならではの、絶好
のアトラクションというわけだ。好色な視線に囲まれて、俺は既に不安を感じ始めていた。


「あら、美雪ちゃん。あなたのとこの男、この前テレビに出てたけど・・・・・・」

「へえ〜、そうなんですか・・・・・・ひどい話ですねえ・・・・・・」

「素敵なネックレスですね。どうなされたんですか?」

「そうそう、これは秘密なんだけどさあ・・・・・・」

「すごーい!あのハジメくんと喋ったんだ!もっと話聞かせてよ・・・・・・」

すぐにも仕掛けてくるかと思えば、女たちは料理やワインを楽しみながら会話に夢中だった。
眼が飛び出るような高級品の話や芸能人、スポーツ選手らとの社交の話など、俺には非現実的な
話題ばかりが聞こえてきて、裸で座っていればなおさら夢の中のような気がしてくる。
案外、このまま終わったりしてな・・・・・・。
都合が良すぎるとは思っても、そう願わずにはいられない。
いくら男を誑かして玉の輿に乗るような女でも、夫がいる身でそうそう他の男を誘惑したりする
だろうか。正直、このイベントに引いた女性もいるのではないだろうか。そして、意外に食いつ
かない客たちに、支配人は内心焦っているのではないだろうか。

そんな考えが甘かったことは、すぐにわかった。
最初から俺に対して興味を持っていたらしい赤いドレスの女。
他の客と話しながらも、チラチラと流し目を送っていることに気づく。

「クス・・・・・・・・・」

一瞬、目が合った。
女は俺に見せつけるように、手のグラスに接吻する。薄くルージュの引かれたセクシーな唇。あ
んなのにキスされたら・・・・・・。いやいや、ダメだ。そんな妄想に耽っては、まさにこの女や支配
人の思う壺ではないか。
俺は大きく深呼吸して、興奮を鎮めるよう努力する。
だが、赤いドレスの女は容赦なく俺を追い詰めにかかっていた。
数人の貴婦人たちとお喋りしながら、しっかり俺の様子を観察している。いや、鑑賞していると
いうべきか。獲物を見つめる猫の眼で、俺の慌てる姿を楽しんでいるのだ。
女は少し屈んでテーブルのフォークを取ると、皿に並べられたソーセージを突き刺した。
俺の胸に不安と期待が広がる。まさか・・・・・・。
ちゅぷっ、と音が聴こえそうなくらいおもむろに、女はソーセージを口に含んだ。
彼女の白い頬が吸い上げるように蠢き、ソーセージはなかなか噛み千切られずにしゃぶられ続け
る。油の滴るソーセージは、彼女の薄い唇に挟まれ、咥え込まれて、ぷるぷると震えているよう
に見えた。

(ちゅぷっ、・・・・・・くちゅ、くちゅ・・・・・・ぢゅぷぢゅぷぅっ・・・・・・・・・)

あ、あああ・・・・・・。

頬張られたソーセージが口の中で弄られ続けている。舌でくすぐられ、唾液にまみれてしゃぶら
れて。扱くように上下する女の頬。

(こんな風に、してほしいんでしょう?ウフフフ・・・・・・)

女の流し目がいやらしく笑った気がした。
ちゅぱっ、と吐き出される腸詰肉。唾液の糸がセクシーな紅い唇とつながっていた。
長い舌で弄ぶようにソーセージを舐め上げながら、女は視線だけで俺を翻弄する。
まるで自分の男根が咥えられているかのように、下腹部が疼き始める。

(馬鹿な子ね。勃起しちゃったら、もう終わりなのにねえ)

再び口に含まれてしゃぶられるソーセージ。
あの女の口内で、どんな玩弄を受けているのだろう。

(ぢゅるるっ・・・・・・ほぉら、もっとよく見てぇ・・・・・・くちゅくちゅ、ちゅぷぅ・・・・・・)

口の中に隠れた舌の動き、唾液の熱さを想像して、俺は張り詰めたソーセージから眼を離せなく
なっていた。

「もう、お終いですか?」
「え?」

我に返る、俺。すぐ横に、トレーを抱えたバニーガールが立っていた。

「勃起しそうですよ。もう諦められたんですか」
「う、え・・・・・・あ・・・・・・」

見れば、俺の男根は既に半ば勃起していて、鎌首を持ち上げた蛇のように固くなっていた。

「完全に反り返るまでは大丈夫ですから、頑張ってくださいね」
「あ、ああ。でも、なんで?」

彼女は支配人の側の人間ではないのか。俺を気遣うメリットがあるのだろうか。
この絶望的な状況で味方を見つけたような救いを求め、バニーガールの優しげな笑顔を見上げる。

「友達のために頑張っているんでしょう?そういうの、応援したくなっちゃうもの。マスターには
悪いですけど、ね」
「あ、ありがとう・・・・・・」
「負けないで。ここの人たち、男をたらし込むプロだから、油断してるとすぐにやられちゃいます
よ。私の名前はサツキ。困ったことがあったら言ってくださいね。それじゃあ、また」

そう告げて、サツキは背を向けて去っていく。
網タイツのしなやかな脚が動くたびに、紅いバニー衣装に包まれたお尻が可愛らしくフリフリ揺れ
ていた。きゅっと引き締まった桃尻がなんとも魅力的である。
応援してくれる子もいるんだ。頑張らなくては。
エロティックな女ばかりのカジノ。どんなことがあっても動揺しないように、気を引き締めるんだ。
一つ大きく深呼吸して、俺は決意を固めた。

「フフ、こんにちは。楽しんでる?」

赤いドレスの女だった。年齢は二十代前半というところか。
彼女はずっと俺のことをうかがっていたようだが、ついに直接仕掛けてくる気なのか。

「ど、どうも・・・・・・」
「綺麗な女の人ばっかりで、うれしいんじゃないの?」
「そう、ですね・・・・・・」

身体を近づけられると、香水の匂いなのか、甘い香りで眩暈がしてしまう。
離れたくても俺の両手両足は椅子に縛り付けられている。女は妖しく微笑みながら、吐息がかかり
そうな距離まで顔を近づけてくる。

「ねえ、勃起しないの?」

フフ、と女の眼が細められる。囚われた獲物を甚振る獣の眼だ。

「そんなに私、魅力がないかしら?」

目の前で、れろっと舌なめずりをしてみせる。
ルージュの紅に加えて、さっき食べていたソーセージの肉汁だろうか、てらてらした油が、女の唇
を一層扇情的に見せている。

「どうなの?ね・え・・・・・・」

少し開かれた唇。妖しく蠢く舌。

(しゃぶってあげましょうか?それとも、舐められたい?)

そう問いかけているようで、俺は頷いてしまいそうになるのを必死で堪えた。
少しでも気を緩めれば、男根は俺の意思を無視して隆々と反り返っていたことだろう。

(へえ、まだ頑張るんだ。ムダなのに)

女の挑発的な瞳は、そう言っているような気がした。

「あ、あ、あぁ・・・・・・・・・」

(ソーセージにしたみたいに、キミもして欲しいんでしょう・・・・・・)

吸い込まれそうな美貌。俺の欲望は屈してしまえと働きかけてくる。

「ふぅ・・・・・・・・・」
「あっ、くうぅ!」

鼻先に熱い息を吐きかけられ、思わず背筋を震わせた。

駄目だ・・・・・・もう、もたない・・・・・・。

そんな俺の限界を見計らったかのように、女は身を引いた。
可愛らしく舌を出して微笑む。

「ゴメンね、意地悪して。意志の強い子は好きよ。また遊んであげるから、他の人たちに負けない
でね」

ロングヘアの茶髪を優雅にかき上げて、女はパーティーに戻っていった。
一つの難関を越えたことに、俺はホッとする。とはいえ、彼女の口振りからするに、また俺を責め
に来るのだろう。しかし、負けるわけにはいかない。
誘惑パーティーはようやく一時間が過ぎたところだった。

料理が下げられ、客たちはギャンブルに興じ始めた。
スロットマシン、ルーレット、ポーカー。
傍目には何をやっているのかもわからないようなゲームもあった。
ただし、ギャンブルに熱中しているのはほんの一部で、その他は周りで歓声をあげたり、会話に盛
り上がったりしている。
まだ誰も仕掛けてくる様子はないが、気を抜くこともできなかった。
時折感じる視線。
さっきの赤いドレスの女だろうか。
股間へ向けられることもあれば、全身を舐めるように見つめられているようでもある。
ギャンブルが始まってから、部屋の雰囲気は明らかに変わっていた。
照明は少し落とされ、薄暗い中に橙色のぼんやりとした灯りがともる。流される音楽も、どこか甘
ったるい、うっとりするような美しい曲だった。
普段ならロマンティックといえるのだろうが、今では妖しく、俺の不安を煽るばかりだ。
ディーラーなども全てスーツ姿の女性が務めており、男は本当に俺しかいない。

「ふう・・・・・・・・・・・・」
「おにいさん、こんにちは〜」

トトト、と複数の足音が駆けてくるのを感じて俺は顔を上げ、

「うわあ、ホントにハダカなんだ〜。ヘンタイさんだね」
「おちんちん小さ〜い。これなら、私の彼氏の方が立派だよ」
「それって、勃起してないからじゃない?」

俺は呆然となった。
周囲をとりまき、何の遠慮もなく男根を見つめてくるのは、まだ幼げな三人の少女だった。

「そっか。勃起しちゃいけないんだっけ、この人」
「ダッサいよね〜。友達の借金、代わりに返済させられるなんて」
「こんなとこで裸になるくらいなら、私だったらすぐに払っちゃうけどな」
「う、うるさい!」

12、3歳くらいだろう。何の苦労も知らないような子供に好き勝手言われ、俺はついかっとなっ
てしまった。

「おまえらに何がわかる。親が金持ちだからって、ちゃらちゃら遊びやがって。ガキはとっとと家
に帰って寝ろよ」

少女たちは驚いたようだった。
こんな風に言い返されるとは思っていなかったのか、そもそも叱られた経験がないのか。
言葉なく俯く少女たちに、胸がすくとともに、少し後悔もした。いくら追い詰められているからと
いって、子供相手に言い過ぎたかもしれない。感情のままに罵倒して、大人気なかった。
だが、次に女の子たちの口から発せられたのは、謝罪でも反省の言葉でもなかった。

「ちょっと。なにそれ」
「偉そうに説教垂れちゃってムカツクー」
「そんな格好で言っても全然説得力ないよね」
「なっ・・・・・・・・・」
「さっきはアカリさんに迫られて勃起しそうだったんでしょう?」
「その前はバニーのお姉さんのお尻に見とれてたよね」
「今度は私たちでハアハアするの?ロリコンだねー」

反省どころか、少女たちは言いたい放題に馬鹿にしてくる。

「だ、だれが、おまえらなんかに・・・・・・」
「へえ?ホントに?」

挑発的な笑みを浮かべたのはツインテールの髪型の少女だった。

「だったらぁ、アタシのおっぱい見ても、なんとも思わないよね」

そう言うなり、ブラウスのボタンを外して胸元をはだける。

「や、やめろ!」
「どぉしてぇ?ロリコンじゃないなら、アタシらの裸見ても大丈夫でしょ?」
「私たちも見せちゃおっと」

ロングヘアの子、ショートボブの子もワンピースの肩紐を外してしまう。

「まさか、勃起しちゃったりはしないよねー」

クスクスと嘲笑う少女たち。

ここまで馬鹿にされて、絶対に勃起などするものか。
俺はロリコンじゃない。赤いドレスの女のような妖艶な女性ならともかく、こんな年端もいかない
子供に欲情するなんて考えられなかった。
しかし。

「ふふ、どう?」

ロリコンじゃ、ないはずなのに。

「ほらほら、見てぇ〜」

どうして。

「くすっ、なんかもう、釘付けだねー」

幼い頃から大事にされてきたのだろう。手入れも欠かしていないに違いない。
少女たちの肌は白く、綺麗だった。
膨らみかけの胸も無垢な美しさを見せていて、整った容貌と合わせて妖しい色香を匂わせる。

「だらしない顔。いいよ、私たちで勃起させちゃうから♪」

ショートボブの少女が蔑むように言って、顔を寄せてくる。触れ合いそうな、キスでもされそうな
距離。美少女の顔、甘い吐息に、俺はクラクラしてしまう。

「このままずっと、見つめてあげるね」

俺を破滅させる小悪魔の微笑から目を離せない。
視界一杯に、蕩けるような可愛らしい笑みが広がる。

「アタシのことも忘れないでよ」

耳元でささやかれた瞬間だった。

「ふぅ〜〜〜」
「ひぃっ、い、ひゃあっ」

耳たぶを優しく吐息が撫でていく。

「触っちゃダメだけど、息ならいいんだよねぇ」

ツインテールの少女が得意気に言う。

「耳たぶが弱いんだ」
「首筋はどうかな?」

反対側、ロングヘアの少女だ。俺は恐怖に駆られて叫ぶ。

「や、やめてくれ!」
「やーよ。そんな恥ずかしい格好で私たちに説教したお仕置き♪・・・・・・ふぅ〜〜」
「ひやあああっ、ああああっ」
「ふふ、すごい悲鳴。このまま勃起しちゃいなよ。どうせ我慢なんてできないんだからさ」

無邪気で残酷な三人の少女の悪戯に、俺の未来は閉ざされようとしていた。
彼女らにとって、俺が借金で破滅しようが何とも思わないのだろう。まさに、パーティーの単なる
イベントとしての価値しかないのだ。
男根は既に血管が浮き出るまでに膨張して、カウパーさえ垂れ流していた。サツキは、完全に反り
返るまでは大丈夫だと言ってくれたが、もう耐え切るだけの精神力もない。敗北は時間の問題であ
った。






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