シチュエーション
(やだ・・・先生。あたしの足ばかり見てる) 期末試験を病欠した飯田真紀は、土曜日の午後、居残って追試験を受けていた。 教室にいるのは真紀と、彼女の担任の大沢慎介だけだった。 大沢は三十歳になったばかり。顔は悪くないのだがあまり女っ気はなさそうだった。 真紀は正面に座った大沢の視線を足元に感じて、顔は机に落としたまま上目遣いに大沢の方をうかがった。 大沢はいすに座って文庫本を読んでいる振りをしながら真紀の足に見入っていた。 (ちょっと挑発してやろうかな) テストは世界史だったが、得意な分野だったのでとっくに問題をやり終えていた真紀は、ふと、いたずら心を抱いた。 真紀は髪をかき上げる振りをして少し上体を動かすと、わざと足を大きく動かして組んだ。 (見てる、見てる) 制服のスカートをウエストの所で折り込んで短くしてあるので、足を組むと太ももが半分くらい露出する。 角度によってはその奥のパンティーまで見えてしまうから、電車の中なんかで足を組むことはまずしないが、今はかなり大胆に足を組んだのでスカートが上までずりあがっていて、大沢の座っている位置からだとパンティーが見えているかもしれない。 真紀がさりげなく咳払いをすると、大沢はすっと目をそらすが、またすぐに目を戻してくる。 真紀はまた少し体を動かしていすに浅く腰掛けるようにした。そしてまた足を組替える。 たぶんパンティーは丸見えだろう。肉つきのいい太ももとその奥に見える三角形の白い布から大沢はもう目が離せなくなっていた。 大沢は、真紀の視線が自分に向いていることに気付かない。 真紀は大沢に目を向けたまま、組んでいた足をゆっくりとほどき、じっくりとじらすように左右に開いていった。 大沢は呆けたように口を開いて真紀の足が開いていくのを凝視していた。 真紀は左手を太ももにおとし、その奥に手を入れるようにゆっくりとスカートを捲り上げていった。 真紀の指がその一番深いところに達したとき、大沢ははっと気付いたように顔を上げた。 その視線が真紀の目とあった。 「先生、どこを見ていたの?」 大沢は顔を真っ赤にしたまま黙っていた。 「あたしの太もも見てたでしょ。パンティーも見えたかなー」 「な、何を言ってるんだ。も、もう、問題はできたのか」 「ふーん、とぼけるんだ。あたし言いふらしちゃおうかな。二人きりになった教室で大沢先生にパンティーを見られたって。きっと問題になるわよね」 「ば、ばかなことを言うな。俺はお前のパンティーなんか見てない」 大沢は立ち上がった。 「先生のあそこ、ふくらんでるわよ」 確かに大沢のジャージのあそこは不自然にふくらんでいた。 大沢は反射的にそれに目をやると、何か言いたそうに口をパクパクとしたが言葉は出てこなかった。 真紀は、明らかに動揺している大沢を見ながらいすから立ちあがると、ゆっくりと大沢に近付いた。真紀の甘い体臭が大沢の体をつつんだ。真紀は大沢の耳元でささやくように言った。 「見てたんでしょ、先生。見てたから、ここ、こんなになってるんじゃないの、せ・ん・せ・い」 真紀はジャージの上から強張りをなでた。 「うぅ」 大沢は言葉にならない声をあげた。真紀は大沢に体を寄せ付けると左手で強張りを撫でながら、右手で尻をゆっくりとなでまわした。 大沢は息を荒くし、されるがままだった。 「どうしたの、先生。なんか言ったら」 「や、やめ・・・な・・・さい」 「気持ち良すぎる?さっきより一段と大きくなったみたい」 真紀の手は硬くなったものをなでさすり、時々それより下に降りては袋をやさしく揉んだ。 大沢はもう立っているのもやっとのようだった。 「すごく感じてるのね。直接触ってあげる」 真紀の手がジャージの上から進入した。 「あっ、ううっ」 真紀の手が鉄棒に触れると大沢はビクンと体を振るわせた。 大沢の先端はもう濡れていた。真紀は大沢の肉棒を包むように握ると、上下にゆるゆるとしごき始めた。 真紀は器用に大沢のジャージを引き下げ、その下のトランクスまでをもずり下げた。 学校の教室で、三十を過ぎた男の教師が、顔もまだあどけないショートヘアのセーラー服の女子高生に下半身を丸出しにされ、その肉棒を弄ばれていた。 「い、飯田・・止め・・・やめな・・さい・・」 大沢はそう声を絞り出すのが精一杯だった。 真紀は紅潮した大沢の顔を見つめると、その唇にいきなりキスした。 真紀の舌が大沢の口の中へと侵入してくる。真紀の甘い吐息が鼻をかすめる。 大沢はもう放心状態になっていた。真紀の手は相変わらず大沢の硬くなったものを優しく握っている。 大沢は段々とこみ上げてくるものを感じた。 真紀はそんな大沢の反応を感じ取ったのか、徐々にしごく手のピッチを上げた。 ぬちゃぬちゃという規則正しい卑猥な音がシンと静まりかえった土曜の午後の教室にこだましていた。 「うおぉおぉおぉ・・い、飯田・・ほ・・本当に・・・止め・・止める・・んだ・・」 限界まで責められた大沢は、かろうじてそれだけ叫ぶように言った。 真紀はしごく手を一旦止めた。真紀は大沢の猛り狂ったものを握ったまま熱い目を大沢に向けて注いでいる。 なんとか最悪の事態を回避した大沢はぜぇぜぇと荒い息を吐いている。 真紀はその荒い息を奪うように自らの唇を大沢の唇の上へと重ねた。 今度はねっとりと絡みつくような熱烈な口付けだった。 真紀の手は相変わらず張裂けそうな程膨張した大沢の強張りを握っている。 その手は大沢の鈴口から溢れ出した大沢の体液でべとべとだった。 そうして真紀はゆっくりと大沢の唇から自らの唇を離した。 「本当にここで止めちゃっていいの?先生のこれ、こんなになってるのに・・本当にここで止めちゃうの?」 そう言って真紀は不意に大沢の鬼頭をその暖かく柔らかい手の平の中へと包み込み、先端をより柔らかい指の腹の部分で優しく優しく撫で回した。 大沢の顔が快楽とも苦しみともつかない何とも形容し難い表情に大きく歪む。 「こんなチャンスもう無いよ・・」 そう言って真紀はその手を大沢の肉棒から離し、大沢の上着の裾の下から服の中へと侵入し大沢の胸の辺りの部分を妖しく撫で回した。 その手はそのまま大沢の身体を滑り落ちると猛り狂った大沢のものには一切触れず大沢の太ももの辺りの部分をさまよった。 その指先は大沢の一物を巧みに避けながら大沢の下半身を妖しく妖しく撫で回す。 大沢はその心の中で様々な葛藤と戦っているようだったが不意にこれ以上堪えきれなくなったのかビクンとその体を振るわせ真紀に向けて言った。 「い、飯田・・さ・・触ってくれ」 大沢は一旦そう屈服の言葉を発すると、堰を切ったようにもうこれ以上我慢が出来なくなっていた。 「い、飯田・・触って・・触ってくれ・・頼む・・早く・・早く触って・・」 今までとは別人のように大沢は自らの一物を真紀の手に擦りつけるようにして必死に腰を動かしていた。 その姿は理性ある大人の男性像とは程遠く、まさに目の前に与えられた圧倒的な快楽を必死に貪ろうとする猿そのものだった。 「人にものを頼むときは言い方ってものがあるでしょ。何をどうさわって欲しいのかはっきり言って」 「わ、わかった・・先生の・・・先生のあそこを・・・さわって・・・さわってくだ・・さい・・」 「あそこってどこ?」 「ああ・・早く・・早く先生のおちんちんを・・先生のおちんちんを触って下さい・・お願いします・・あぁ・・早く僕の・・僕のおちんちんをさわって・・」 大沢はその眼にうっすらと涙すら浮かべながら真紀に向けて哀願した。 今の大沢には目の前の真紀が観音様にも地獄の悪鬼にも見えた。今の真紀になら殺されてもいいと本気で思った。 大沢はその鈴口から夥しい量の体液を垂れ流し続けながら必死に真紀に対して従順の意をとり続けた。 もはや大沢の意識に先生と生徒という社会的な身分関係は微塵も存在していなかった。 あるのはただ真紀の細くて白い美しい指に全てを扱き取られ搾り取られたいという欲求だけだった。 「ウフフ、だいぶ可愛くなってきたじゃない・・」 そう言って真紀は大沢のペニスを軽くしごいてやった。 すると大沢はその口元をだらしなく弛ませながら真紀の手から少しでも多くの快感を得ようと必死にその腰を動かし続けた。 その姿は最早猿以外の何物でもなかった。大沢は真紀の前で完全に人間以下の存在に成り下がってしまっていた。 真紀はそれを虫けらでも見るような冷たい目つきで見下ろしながらゆっくりと大沢に向けて言った。 「ねぇ先生・・」 その言葉に真紀の完全に従順なる犬と化した大沢は敏感に反応する。 「先生のこれ、楽にしてあげようか?」 その言葉を聞いて大沢は期待と興奮でその眼をギラギラさせ、一層そのペニスをヒクヒクとヒクつかせた。 「でも一つだけ条件があるの」 そう言って真紀は大沢の顔をのぞき込んだ。 「これから先、先生はどんなことでも私のいうことをきくの。どんなことでもよ」 そう言って大沢の顔をのぞき込んだ真紀の瞳には有無を言わさぬ不思議な力強さがあった。 それはもしも大沢が真紀の申し出を受け容れれば、大沢は本当に何でも真紀のいうことをきかねばならぬであろうことを雄弁に物語っていた。 大沢の心に最後に残った教師としての矜持が、真紀の理不尽な申し出を受け容れることを頑なに拒否していた。 「い、飯田・・・いくらなんでもそれは・・受け容れるわけにはいかな・・」 大沢がそこまで言いかけた時、真紀は不意にその口元に見る者をゾクッとさせるような小悪魔の微笑みを浮かべ大沢への下半身へと向けてその手を伸ばした。 くちゅくちゅくちゅくちゅくちゅくちゅくちゅくちゅ・・・ 真紀の細くしなやかな指が怒張しきった大沢の一物に絡みつき男の魂をとろとろに蕩かすような焼けつく快楽を送り込んできた。 それは男の理性を狂わせ男を自分の意のままに操るためだけに計算されつくした完璧な手淫だった。 その圧倒的な快楽の前では大沢の卑小な自意識などあっという間に見る影もなく至極無惨に崩れ落ちていった。 「あ・・ああっ・・飯田・・飯田様・・わたくしは貴女様の犬です・・貴女様の御命令ならばどんなことでも従います・・ですから・・ですからどうかこのわたくしめのペニスに御慈悲を・・御慈悲をお与え下さい・・」 ついに大沢は最後の一線を越えてしまった。今や大沢は真紀の与える圧倒的な快楽の前に蹂躙され屈服させられる喜びに目醒めつつあった。 真紀はその口元に冷ややかな笑みを浮かべながら自分の試みが上手くいったかどうかの最終確認をしてみることにした。 「先生、最低ね・・自分の担任の生徒の前でこんな姿を晒して・・恥ずかしくないの?教師としてのプライドはないの?今の先生の姿最低よ。本当に汚らわしい・・」 そう言いながら真紀は大沢のペニスを軽くしごいてやった。すると大沢は嬉々として自分のペニスを真紀の手へと擦り付けてくる。 真紀の調教は完全に成功していた。今の大沢には恥も外聞もへったくれもなかった。 あるのはただ真紀が与えてくれる圧倒的な快楽だけだった。 「ウフフ、もう完全に堕ちちゃったのね・・・いいわ、先生が私のものになった記念に先生の苦しそうなこれ、私が楽にしてあげる。」 そう言うと真紀は大沢の背後へと回り込み、大沢の一物にその白くて瑞々しい指を絡みつかせた。 それだけで大沢の表情はこれ以上無い程弛みきり、恍惚として自らの全てを真紀の手へと委ねた。 そうしておいて真紀は大沢の耳元にその口許を寄せ、熱っぽい吐息と共に大沢に向けて淫らな言葉を囁き始めた。 「ねぇ先生・・真紀の手気持ちいい?・・先生のこれ、すっごく硬くなってる・・・女子高生におちんちんシコシコシコシコされて・・すっごく気持ちよくなっちゃったんだ・・・ウフフ、先生恥ずかしいね・・・」 真紀がそう淫らな言葉を囁く度、大沢はビクンビクンとその身体を振るわせ、恥も臆面もなく「あっ、あっ」と官能の声をあげ続けた。 その間も真紀の指は弛むことなく大沢の肉棒を扱き続けている。 大沢の視線は焦点が定まらず、その膝は生まれたての子鹿のようにガクガクと震えていた。 大沢はひょっとして自分はもうとっくの昔に死んでいて、自分が今いるこの場所は極楽なのではないだろうかと考えるようになっていた。 そうでも考えなければ、この下半身からどうしようもなく湧き起こる圧倒的な快感はとても説明がつかないものだった。 「ウフフ、先生苦しそう・・・。いいわ、先生のこれ楽にしてあげる。これ以上やったら先生、本当に頭おかしくなっちゃうもんね。」 そう言って真紀は大沢の一物をもう一度しっかりとその手に握り直した。 「先生、今までいっぱいいっぱい我慢させちゃってごめんね・・・でももう我慢しなくていいから・・・先生のここに溜まったものいっぱいいっぱい出していいから・・・ほぉら真紀が見ててあげる・・・先生のおちんちんに溜まった汚いものいっぱいいっぱい出してごらん。」 シコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコ・・・ 「あっ、あ・・あぁ、あぁあぁあああああああああああああ!!!」 その瞬間、大沢は魂が消え入る程の断末魔の叫び声をあげ、そのペニスから夥しい量の精液をほとばしらせた。 ピュッ、ピュウルルーーーーーーーーーーーーッッ!!! 大沢の精液は、座席の前の方だけにとどまらず、座席の最後尾の辺りにまで白濁色のアーチを描いてその飛沫を到達させていた。 流石の真紀も、大沢の精液のその量、飛距離、射精の継続時間にはただただ目を丸くするばかりだった。 「すごぉい、いっぱい出たね。」 真紀はそう言いながらも最後まで大沢の一物を扱き続けて大沢の精液を残らず搾り出してやろうとする。 当の本人の大沢は、全く心ここにあらずといった様子で、真紀が大沢の残った精液を全て扱き出してやろうとするがままにさせておいた。 ようやく大沢の射精が一段落つき、真紀が大沢のペニスに残った最後の精液をその手で扱き出してやると、真紀と大沢のいる土曜の午後の教室は、大沢の放った大量のスペルマの飛沫と臭いで大変なことになっていた。 真紀は大沢の我慢汁と精液でベタベタになった両手を、大沢が履いていたズボンで綺麗に拭い、追試験の解答用紙を教壇の上へ置くと、放心状態のまま身動き一つしない大沢のもとへと静かに歩み寄って、 「じゃあね、先生。さっきした約束忘れないでよね。ちゃんと約束守ってくれたら、又いいことしてあげるんだから。」 と言って大沢の頬へと軽くキスをして、そそくさとその教室から出ていった。 土曜の午後の教室に独り取り残された大沢は、先程の真紀の言葉とこれからの学校生活のことを想像し、早くも又その一物の容積をムクムクと増大させていくのだった。《終》 SS一覧に戻る メインページに戻る |