シチュエーション
![]() 山奥深い建物の中。少年達の訓練の声が響き渡る。 毎週学校が休みになると、少年達はここに集められる。 将来のテクノレンジャーを育成すべく、有望な高校生を中心に構成された「テクノレンジャー少年団」の訓練が施されているのである。 「おらぁ〜!そんな事じゃ、デスイービルは倒せないぞぉ!」 鬼教官の怒号が訓練生に容赦なく浴びせられる。 「そんな事言ったって、キツいもんはキツいっすよぉ〜!」 永沢タケシが情けない声で教官に訴える。 他の団員達が、声をあげて笑う。 永沢タケシ・・・今は辛い訓練で情けなく音をあげている。 しかし、実はこの男、少年団の中でもかなりの有望な人材で、その頭脳の明晰さと冷静な判断力で将来が期待されている。 また、そのキャプテンシーの強さから、皆から慕われ少年団をうまくまとめあげている。 「しっかりしなさいよぉ(笑)リーダーのアンタがそんな事でどぉすんのよ!」 この勝気な少女・・・椎名いづみが、半ばからかう様にタケシに言う。 いづみは、今時の女子高生には珍しく、凛とした美しさで団員の羨望の的だった。 タケシに、そんな対等に軽口を叩けるのも、いづみぐらいのものである。 言うなれば、タケシがキャプテン、いづみが副キャプテンと言ったところか。 二人は、お互い尊敬しあい、いつかテクノレンジャーになった時には、二人でデスイービル軍団を粉砕しようと、正義の心を誓いあっていた。 いや・・・そういう感情のみで留まってるのは、いづみの方だけかもしれない。 タケシは、テクノレンジャーとしていづみと一緒に戦えるのを楽しみにしていた。 そして将来大人になったら、正義のヒーロー同士、結婚しよう。 それくらい、タケシはいづみに対して恋心を抱いていた。 ここは、デスイービル軍団のアジト。首領を中心に各幹部が作戦会議を開いていた。 「ふむ。何やらテクノレンジャー少年団という組織があるそうじゃないか。」 首領が忌々しそうに幹部に語りかけた。 「こいつらが成長して、テクノレンジャーになったら、ますます奴らの勢力が増強し、我々の野望が遠のくではないか!!何か良い作戦はないのか!」 恫喝する様に、幹部に投げかける首領。 「そんなガキども、ワシの力で捻じ伏せれば木端微塵ですわい!」 いきり立って吠えるのは、剛力軍曹パワキル。 「待ってパワキル。貴方の力ならそれも簡単かも知れないけど・・・。 ふふふ♪首領、もっと面白い作戦を思い付きましたわ」 そう不敵な笑みをたたえながら進言するのは、あの蠱惑密使セダキナ。 「首領、この写真をご覧ください。」 セダキナは二枚の写真を首領に見せた。 「この男が、リーダー格の永沢タケシ。そしてこの美しい女が椎名いづみ。 この二人を潰してしまえば、少年団など骨抜きになったも同然。 この作戦、わたくしセダキナにお任せ下さいませんか?」 「ううむ。お前の力なら、何か面白い事をやってくれるかも知れん。 よし!やれい!お前の力で、テクノレンジャー少年団をブッ潰せ!」 首領は、何が行われるか楽しみと言わんばかりに、そう叫んだ。 「ふふふ♪待ってなさい坊や達、この蠱惑密使セダキナ様が、アナタ達を破滅させてアゲるわ♪」 セダキナは、その妖艶な舌で唇をベロリと舐めながらそう言った。 「じゃあねぇ〜また来週〜♪」 「キツい訓練だからって、逃げるんじゃないぞぉ〜♪」 各団員達は訓練が終わったその解放感からか、軽口を叩きながら家路へと急ぐ。 「タケシ君、一緒に帰ろ♪」 いづみとタケシは、帰る方向が一緒なのだ。 訓練が終わると、こうやって家の近所まで、テクノレンジャーに対する熱い思いを語り合いながら一緒に帰るのが定番となっていた。 この日も、いつもの通り、熱く語り合いながら帰る二人。 そんな二人の後ろから、不穏な気配が忍び寄っていた。 「いづみ、なんか後ろから近づいてくるぞ。気をつけろ」 「うん。私も気になってたの。警戒しようね。」 すると突然背後から、デスイービル軍団の戦闘員達が、奇声をあげながら襲いかかる。 「来たぞ!」 タケシはいづみに、警戒を呼び掛けながら、ブラックから教わった鳳凰の構えを取る。 いづみは両手を広げて、ピンクから習った白鳥の構えを取る。 「ふわははは!!ガギども!そんな脆弱な構えが、この剛力軍曹パワキル様に通用するかな?」 「黙れ!悪党ども!テクノレンジャー少年団の力、見せてやる!」 タケシはそう言うと、さらに気合を入れる。 彼らにとって、初めての実践、デスイービル軍団との戦闘が始まった。 だが、しかし、やはりまだまだ未熟な彼らにとって、いきなり幹部であるパワキルとの戦闘は荷が重すぎた。 次第に形勢は不利になり、やがて二人は地面に倒れ込んだ。 戦闘員に蹂躙されながら、タケシは悔しそうな表情を浮かべる。 「ふわははは!!!見たか!これがパワキル様の力よ。 じゃあ、この小娘はさらっていくからな。」 パワキルはそう言うと、いづみを肩に担ぎ、戦闘員と共に素早く去っていく。 助けを求めるいづみの悲痛な叫びが聞こえる。 タケシはそれらをおぼろげな意識で感じながら、 「待てぇ・・・待てぇ・・・」 と呟くのが精いっぱいだった…。 ここは再びデスイービル軍団のアジト。いづみが、衣服を全て剥がされ、生まれたままの姿で両手を縛られ、宙づりになっている。 しばらく気を失っていたが、やがて目が覚めると 「ここは・・・?」 「ふふふ♪よぉやく目が覚めたかしらお嬢ちゃん、初めまして♪」 「お前は!!蠱惑密使セダキナ!!!」 「おほほ♪ご存知とは光栄だわ、椎名いづみちゃん♪ ・・・それにしても、瑞々しい肌ねぇ・・・お姉さん、羨ましいわぁ♪」 「当たり前じゃない!これでもピチピチの現役女子高生よ! アンタみたいなオバさんと、一緒にしないで!!」 「おほほほほ♪ごあいさつだこと♪そんな勝気な女の子、お姉さん大好きよ♪ さぁ…今から貴女を可愛がってアゲる。。。」 そう言うとセダキナは、今からこの清楚な女の子をいたぶるのが楽しみと言わんばかりに舌なめずりをした。 「やるがいいわ、セダキナ。私はどんな拷問にも屈しない。正義の心は折れやしない!」 いづみはセダキナを睨みつけると、そう言い放った。 「ふふ♪バカねぇ…こんな可愛い子に拷問なんて野暮な事はしないわ。 貴女にはねぇ…今から、『女の悦び』を教えてアゲるのよ・・・」 そう言うとセダキナは、いづみの全身を、その妖艶な指先で、少しずつ愛撫し始めた。 「ふふ♪この勝気な事を言う口から、どんな可愛い鳴き声が聞けるのかしらねぇ…」 先ずは首筋を妖しく撫ぜながら、長い舌で耳を舐めあげる。 いづみの体が、その意思とは無関係にピクンと反応する。 そして、決して豊満ではないが、ツンとして張りのある、二つの胸のふくらみを蹂躙する。先ずは周りから、そして最も感じる突起した部分へと、焦らすようにゆっくりと愛撫していく。 (ああっ・・・あぁ〜ン・・・ダメ・・・どぉしたのアタシのカラダ・・・ こんな攻撃に負けちゃダメ…でも…でも…) まだ男性経験のないいづみは、かつて味わった事のない快楽に、思わず身を任せてしまいそうになる。 しかし、テクノレンジャーとしての誇りと正義の心が、それを律する。 「負けるもんか…お前になんか負けるものか…」 「あらあら、相変わらず強情なお嬢さんね… でも…ここはそぉは言ってないわよ…」 そう言うと、セダキナは、まだ誰にも犯されてない、いづみのヴィーナスの丘にしなやかに指を這わせる。 既にいづみの恥肉は、恥ずかしい潤沢なオイルで満たされていた。 「んんっ…ああっ…ああぁ〜ン…」 次第にいづみの口から、快感を貪る歓喜の声が漏れだした。 「んふ♪本当に可愛いわぁ〜♪いいわ。もっと気持よくしてアゲる。 私の可愛い子猫ちゃん・・・秘儀!!蠱惑籠絡!!」 そうセダキナが叫ぶと、セダキナの指先から、ヌルヌルとしたローションのような液体が滴りだした。 「んふふ♪もっと感じてね…この液体にはね、強力な媚薬が含まれてるの。 この秘儀で、正義の心なんか溶かしてアゲる…」 セダキナは、その妖しく光沢を放つその指先で、さらにいづみの最も女を感じる秘肉をいたぶり始める。 さらにいづみは、悦楽の叫びをあげ続ける。 だが、最後の一線で正義の心が理性となって甦る。 (だめ・・・これ以上身を任せちゃ・・・アタシ・・・アタシ・・・ヘンになっちゃう・・・) 「止めろ・・・止めろセダキナ・・・。私は・・・負けない・・・」 歯をくいしばりながら、必死の抵抗をするいづみ。 「むふぅ…本当に辛抱強いわねアナタ。 分かったわ・・・もっと楽しみたかったけど、最後のトドメを刺してアゲる・・・」 セダキナは、小さいカプセルのようなものを取り出した。 そして、既に快感に溺れている秘肉の穴へと挿入する。 するとカプセルは、激しい震動と共にいづみの膣内で暴れだす。 襞という襞を蹂躙し始める。かつてない快楽の波がいづみの中枢神経を襲う。 激しく痙攣する、いづみの膣内。 「あっ…ああっ…ああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」 激しい叫びと大量の潮ふきとともに、いづみは気を失った・・・。 タケシは一人悩み苦しんでいた。 いづみが拉致されたのは、明らかに自分の失態と力のなさだ。 テクノレンジャーの幹部には、報告はしたものの、パワキルの足取りを追うのはかなり困難を極めるとの事。 連絡があるまで、しばし待機せよとの命令だ。 しかしタケシは、何としても自分の力でいづみを助けたかった。 そう。それは正義の心と言うよりも、いづみへの愛の証かも知れない。 そんな事をぼんやりと考えながら下校するタケシの背後から、あの声がかかった。 「タケシ君♪こんにちは♪」 背後には、元気そうないづみの姿があった。 「いづみ!!お前、一体デスイービルのアジトからどうやって…」 「んふ♪これでもワタシはテクノレンジャー少年団よ♪ ヤツらの隙を見て・・・抜け出してきたの。脱出なんて簡単よ♪」 そうやって、いづみはタケシの前でおどけてみせた。 「よかった・・・本当によかった・・・」 タケシは、思わずいづみを抱きしめたくなった。それは安堵の気持からだけではなかった。 いつもは、窮屈な戦闘服かラフな私服姿しか見たことのないいづみの姿。 それが今日は学校帰りなのか、紺色のブレザーに、チェックのミニスカートといった制服姿。 それが男子校に通っているタケシには眩しく映り、少しではあるが劣情を催したのだ。 そんなタケシの様子を見たいづみは、いつもの調子でからかうように言った。 「タケシ君、どぉしたのぉ?顔が赤いよぉ?」 「い…いや…何でもないよ…」 慌てるタケシをいづみが問い詰める。 「うそぉ〜♪おかしいよ?言ってよぉ〜♪」 観念したタケシは照れながら言った。 「いや…その…制服姿…可愛いな…と思って…」 きょとんとしたいづみは、吹き出しながらも 「うん♪似合う?ありがと。これ、ウチの制服なんだ…可愛いでしょ♪」 照れながら頷くタケシに、いづみはいつもの真剣な顔に戻りこう言った。 「ねぇ…私たち、今回の件で、力不足感じたでしょ… それに…ヤツらのアジトの様子も少しは分かったし… ねぇタケシ君、これから時間ある?ワタシの家で、ちょっと作戦会議しない?」 今回の件でタケシはいづみに対してかなりの罪悪感を感じていた。 それに、憧れのいづみと二人っきりで「会議」出来るのだ。 タケシに、いづみの申し入れを断る理由はひとつもなかった。 ここは、いづみが住んでいるマンション。几帳面な性格のいづみらしく、散らかった様子もなく、キチンと片付けられている。 「あれ…いづみって…ひとり暮らしなんだ…」 「うん、そうなの。両親が仕事の都合で海外で暮らしててね。このマンションを借りてるの。あ、いいから、どこでも好きなところでくつろいでて。今お茶を入れるから。」 タケシは、ここで憧れのいづみが生活してるのかと思うと、少なからずワクワクした気持になった。 それに、今は、この部屋にいづみと二人っきり・・・。 そこは健康な男子らしく、淫らな妄想もよぎったが、いづみを大事にしたいという気持ちとテクノレンジャーとしての自覚が、それを妨げた。 「でね…ここから外部に抜ける通路になってるの。ワタシもそこから脱出したんだけどね。 どうやらココは警備の目が届いていないみたい。狙うならココね。」 いづみがタケシにアジトの様子を教える。 しかしタケシは、実のところいづみの話は耳に入っていなかった。 一生懸命話しているせいだろうか、いづみの脚元は、しだいにだらしなく崩れていった。 すると、ミニスカートから張りのある太ももが眩しいくらいに目に入る。 さらに熱を帯びて話しているいづみのスカートの裾が、次第にたくしあげられてくる。 最初は閉じられていた脚も、段々話が過熱するとともに開いてくる。 すると、まるでタケシを淫らに誘うかのように、純白のパンティが見え隠れする。 さらにタケシを困惑させたのは、いづみから漂うほのかな甘い匂いだった。 (あれ?いづみって、こんなにいい匂いするんだぁ…) それはタケシの鼻腔から脳内へとまるで麻痺させるように染み込み、タケシの体内へと少しずつ吸い込まれていった。 いつまでも、この匂いを堪能していたい・・・そう思わせるくらい甘美な匂いだった。 (あぁ・・・いづみ・・・好きだ・・・好きだ・・・) いつしかタケシの思考は、いづみへの恋慕に支配されつつあった。 「ちょっとー、タケシ君、聞いてるのぉ?」 いづみの、ちょっと怒った声で、タケシはハッと我にかえった。 「ま、仕方ないか、今日はちょっと暑いしね・・・。ぼぉーっとしちゃうよね。 ゴメンね。今エアコンちょっと故障してるんだ。 ねぇ、ブレザー脱いでもいい?」 いづみはそう言うと、紺色のブレザーをゆっくりと脱ぎだした。 とたんに、白のブラスウがはちきれんばかりにふくらんでいる二つの胸のふくらみが、タケシの目の前に現れた。 (あ・・・あれ?いづみって、こんなに胸おっきかったっけ?) タケシは訝しがりながらも、その蠱惑的なやわらかい胸肉に目がくぎづけになった。 すると、いづみはいつもの勝気な言動からは考えられない意外な行動に出た。 「ごめんね…心配かけて…タケシ君、心配したでしょ…?」 いづみの瞳は、男なら誰でも「守ってあげたい!」と思わせるくらいにウルウルしていた。 そんな瞳に見つめられて、うろたえながらもタケシは 「あ…当たり前じゃないか…」 とだけ言った。 「嬉しい…あの…あのね、タケシ君…」 そう言うといづみは、タケシに抱きついてきた。さらにタケシを襲う甘美的な少女の体臭。 タケシの胸板に、むしゃぶりつきたくなるようないづみの柔胸が密着する。 「アタシ…タケシ君に心配かけるの…一番辛かったんだ…。 ねぇ、タケシ君、いづみの事・・・・・・・・好き?」 思わぬ問いかけに戸惑いながらも、いづみへの愛おしさが爆発しそうだったタケシは 「う…うん…実は…ずっと前から、いづみの事…好きだった…」 「えっ!?嬉しい・・・実はアタシも・・・。ねぇタケシ君・・・キスしよ。。。」 そんな大胆ないづみの行動にタケシは慌てた。だが、目を閉じてキスを待ってるいづみの唇は、官能的なまでに濡れていた。 ついにタケシは、いづみの唇に、自分の唇を合わせた。 お互い貪りあう唇と唇。淫らに絡み合う舌と舌。 いつしか二人は、お互いを求めあっていた・・・。 その時である。突然閃光が走ったかと思うと、周りは一度に真っ暗になり、青白い光と共に、二人の怪しい姿を映し出した。 「蠱惑密使セダキナ!!それに、剛力軍曹パワキルまで!!」 「オホホホホ!お楽しみのところ、お邪魔するわよ。 さぁ、永沢タケシ、今日からお前は私たちデスイービルの配下になるのよ!!」 そう言うとセダキナは、溢れんばかりのフェロモンを発散させながら、そのセクシーな肢体をしならせた。 「ほぉ〜ら、よくご覧♪蠱惑密使セダキナ様の悩殺戦闘服を!」 セダキナの戦闘服は、黒のレオタードを基調としていた。その鋭角に食い込んだハイレグの股間からは、ぷっくりとした恥丘が見てとれた。 セダキナが小刻みに動く度に、恥丘がタケシを挑発するように左右に動く。 さらに胸の谷間を強調するようなその胸元からは、溢れんばかりのオッパイがブルルンと揺れていた。 危うくタケシはフラフラとセダキナの元へ行きかけるが、正義の心で踏みとどまる。 「そんな誘惑に屈する程、オレの正義の心は弱くない!!」 タケシはそう叫ぶと、いづみの体を気遣って、いづみに言った。 「いづみ、お前は危ないから下がっていろ」 タケシはいづみを自分の背後に守ると、鳳凰の構えでセダキナを威嚇する。 だがセダキナの口からは、意外な言葉が発せられた。 「オホホホホ♪勇ましい事だこと。でもねタケシ、お前の戦う相手はアタシじゃないんだよ」 「何!?どういう事だ!!」 「そろそろ姿を見せてもいい頃よ♪いでよ!!ダークエンジェル!!」 すると、何と背後にいたいづみが、突き飛ばすようにタケシの肩を押しのけ、真っ直ぐにセダキナの元へ向かうではないか! そしてタケシの方へ振り向くと、今まで見た事のない淫らな表情でタケシに微笑んだ。 セダキナは愛おしそうにいづみと熱いキスを交わすと、こう言い放った。 「さぁダークエンジェルいづみ、かつての仲間に、生まれ変わった姿を見せてあげなさい!」 するといづみは頷いて、あのいつもの真剣な表情に戻り、こう叫んだ。 「永沢タケシよ、ダークエンジェルいづみの色香に溺れなさい!蠱惑化身!!!」 するとどうだろうか。みるみるうちにいづみの姿は、セダキナと同じデスイービルの戦闘服、悩殺コスチュームへと変貌した。そして腕には、デスイービルに忠誠を誓う紋章が刻まれていた。 「いづみ・・・どうして・・・どうしてなんだ!!」 狼狽するタケシを嘲るように、いづみが冷たく言い放つ。 「アタシはね、セダキナ様によって、ダークエンジェルとして新しく生まれ変わったの。 セダキナ様にアダを為す者は、このアタシが許さない!覚悟して!タケシ君!」 そう言うといづみは、いつもの白鳥の構えから、タケシを攻撃する。 「やめろ!やめろいづみ!!目を覚ますんだ!!」 タケシは叫ぶが、いづみの耳には届かない。 いづみを愛しているタケシに、いづみを攻撃出来る訳もない。 ついにはタケシは、いづみの激しいキックで、床にうずくまった。 「ねぇタケシ君…もういいじゃない。ワタシと一緒にデスイービル様に忠誠を誓お♪ そしたら…いづみの事…いつでも好きにしていいよ♪」 そう言うといづみは、その悩殺戦闘服の機能を最大限に活かす。 くねくねと肢体をくねらせ、豊満に改造された胸を揺らし、恥丘をチラつかせながらタケシを誘惑する。 「やめろ!!そんな誘惑に、この俺が負けるとでも思ってるのか!」 「あらあら、こんないづみはキライ?こんなにセクシーなのにぃ… タケシ君、いづみの事、好きって言ってくれたよね? それに、今日のアタシ、すっごい甘くて堪らない匂いしてたでしょ? これもセダキナ様に教わった籠絡の術なの。 でも、まだいづみの誘惑攻撃に屈しないつもりなのね・・・? だけど、これを浴びても、そんな事が言える?食らえ!蠱惑光線!うっふん♪」 いづみのクリクリッとした瞳から悩殺ウィンクが放たれる。 いづみの瞳から、激しい閃光が光る。 まともに蠱惑光線を浴びたタケシは、たちまちいづみのトリコになった。 目の前のいづみが愛おしい・・・抱きたい・・・犯したい・・・。 そんな感情がタケシの思考を一杯にした。フラフラといづみの元へ近づくタケシ。 いつの間にかタケシは、服を脱ぎ捨て、真っ裸になっていた。 だが、そんなタケシの視界に、愉快に嘲笑うパワキルの姿が目に入った。 途端に、デスイービルに対する憎悪の念が復活し、すんでのところで踏みとどまった。 「やめろ…オレに…誘惑は…通用しない…」 そう気力を振り絞って言うタケシに、いづみの更なる挑発が繰り出される。 「バッカじゃないのぉ〜そんなにガンバって。ほら、もうタケシ君の股間は爆発寸前だよ? 早く開放してアゲなよ・・・。 それに、デスイービル様に忠誠を誓えば、こんな人ともエッチ出来るんだよぉ〜♪ ンフフフフフ♪蠱惑化身!!」 すると、あっと言う間にいづみの姿は、テクノレンジャー全ての憧れの的に変貌した。 そう。テクノピンクである桃山絵美華の姿に!! 「こんな絵美華とエッチ出来るんだよぉ♪さぁ、早く絵美華の魅力に堕ちちゃいなさい♪」 桃山絵美華のあの独特の甘ったるい声でそう言われたタケシの感情は、こなごなに砕けんばかりだった。違う!絵美華先輩はそんな人じゃない! そう思ってもタケシの下半身は、早く快楽を貪りたい一心だった。 「ふふふ♪ダークエンジェルよ、タケシ君の求めてる女の子は、その子じゃないんじゃない?」 セダキナはそう言うと、何やらいづみに耳打ちした。 いづみはニヤッと笑うと、再び蠱惑化身を繰り返した。 すると、先ほどからタケシの劣情を掻き立ててていた、いづみの制服姿に戻った。 「どぉ?この姿、タケシ君可愛いって言ってくれたよね?」 そう言うといづみは、スカートの裾を挑発するように捲り上げた。 とたんに露わになる、タケシを悩殺してやまない、張りのある太ももと純白の布切れ。 「知ってるんだよ♪さっきから、いづみのパンティ、食い入るように見てたもんね。 ふふ♪バカね。誘惑されてるとも知らずにさ。 いいわ。このパンティ、タケシ君にアゲる!!」 そう言うが早いがいづみが純白のパンティを脱ぎ捨てタケシに投げつける。 するとパンティが先ほどから暴発寸前に屹立してるタケシの肉棒に絡みつく。 そして、まるでパンティに意思があるかのように、タケシの肉棒をシゴきはじめる。 「どぉ?さっきまで、いづみが履いていたパンティの感触は? ねぇ、さっきまでそのパンティ、ここに密着していたんだよ・・・」 いづみが両脚を拡げ、M字開脚のようなポーズで挑発する。 それは、男なら心臓を鷲掴みにされんばかりの光景だった。 タケシが心から愛した女性の秘部が、いやらしい淫汁で濡れ濡れになっている。 うっすらと生えた黒い陰毛がヌラヌラと光沢を放ちながらタケシを誘う。 さらにいづみは、自らの指をその陰部に擦り付け、淫らな喘ぎ声をあげる。 「あぁぁン…タケシ…早くきてぇ…いづみのオマ●コを…タケシのチン●で犯して…」 いづみのパンティは、焦らすようにタケシの肉棒を擦り続ける。 しかし絶頂に達しようとすると、根本をギュッと縛り、射精を妨げる。 タケシは、もう気が狂わんばかりになっていた。 (イきたい・・・イきたい・・・イきたい・・・) 「さぁ!ダークエンジェルよ、タケシにトドメを刺しなさい!」 恍惚の表情を浮かべていたいづみは、セダキナに言われると軽く頷き、最後の蠱惑化身を行う。 するとそこには、テクノピンクのコスチュームに身を包んだいづみの姿があった。 実はこれこそが、タケシへの最終兵器となってしまった。 タケシは、いづみに恋い焦がれるばかりに、いづみがテクノレンジャーの衣装を身に纏っている姿を想像し、何度も何度も自らを慰めていた。 そんないづみの姿を目の当たりにしてしまったタケシに、もう正義の心など残っていなかった。 獣のようにいづみに襲いかかり犯し続けるタケシ。 淫らに改造されたいづみの膣内の襞が、激しくタケシの肉棒に絡みつく。 いづみは艶めかしく腰をグラインドさせながらタケシの耳元で蕩けそうな声で甘く囁く。 「タケシ君は、もうアタシの操り人形・・・デスイービル様のシモベ・・・さぁ、忠誠を誓いなさい・・・」 その都度タケシは大きく頷く。 「誓う…誓うぞぉぉ!オレは、いづみの為なら、何でもしてやるぞぉぉ!!」 最高の絶頂に達し大量の欲望の塊をいづみの体内に吐き出したタケシは、雄たけびと共に気を失った・・・。 次に目覚めた時、タケシの顔は邪悪に満ちていた。 そう。これからタケシは、デスイービルの戦闘員として、一生デスイービルに忠誠を誓うのだ・・・。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |