テクノレンジャー 警護要請
-2-
シチュエーション


「ちゅぷべちょべちょ。ぬぷぷぷっ。じゅるるるるっ…」
「うぐぉヲぉっ。。せ。りな…ちゃん あぇをををっ」

口内から分泌されるドロドロっとした液体を満遍なく染み込ませるかのように、いやら
しい音を立てながら彼の肉棒をあちこち舐め回す瀬理奈。真っ赤に硬直しヒクヒクと動く
欲棒を口に頬張り、じゅるじゅると音を立てて吸引する。瀬理奈のフェラテクと彼女の口
から分泌される液体がもたらす快感に声にならない声を上げ身悶える滝山。夢にまで見た、
否、想像を遙かに超越した性の快楽に決壊寸前だ。

「うぇをぇっ。すぉの、けっこんしたら…」
「ングッ…ちゅぶっ。あんっ、なぁに?」
「その、毎日。こういう…こと」
「うんっ。瀬理奈、いっぱいご奉仕しちゃう。ねっ、あ・な・た」
「うおおぉぉぉぉ〜〜っ!!」

瀬理奈の夢のような言葉に天にも昇る滝山。天井を仰ぎ、白目を剥く。あとは放出する
しか術はない。

「あぁっん。あなた。瀬理奈でイって…っ」
「ひゃあい。せりなちゅあん…うっ…」
「いっぱい出してッ 全部出してっ」
「うぉををあ……ィ…イク…っ…イっ……クゥーーっ!」

言葉にならないうめき声を上げ、白濁した液体を瀬理奈の口の中に放出する滝山。
全身がピクピクと痙攣する。真っ赤に膨張した肉棒から、ありったけの精が音を立てて
彼女の口に放出される。永遠に続くかのようにドクドクと放たれる精。それに連れ、
彼の体からは全ての力が抜けて行く。
瀬理奈の可愛いベッドの上にマグロの死体のように仰向けで倒れ込む滝山。顔からは生気
が失せ、目は虚ろになっている。そして彼の肉棒には瀬理奈の口内から分泌された粘着性
の高い液体がドロりと絡みついている。
そんな滝山に冷めた視線を送り、口の回りに付いた白い液体をペロペロっと舐め回した
かと思うと、ニヤりと笑みを浮かべ呟く瀬理奈。

「ンフッ。特別警護チームのリーダーも形無しネ」

可愛くいじらしくエッチなお嫁さん…とはかけ離れた邪悪な妖女の表情。衣装を直しな
がら、滝山の様子を観察する瀬理奈。

「媚薬唾液を肉棒に染み込ませると、侵蝕率が高いの。直ぐに私が欲しくてたまら
なくなって。私とヤるためなら、どんな事でもするようになるわ」

ピピッ──。

電子音と共に瀬理奈のタッチ式のターミナルに浮かび上がる一人の禍々しくも妖美な
女性の姿。

「ンフフフッ、見せて貰ったわ。さすがは私の一番弟子ネ」
「ああっ、セダキナ様。ご覧いただいていたのですね。お褒めにあずかり光栄です」
「可愛かったわよ、瀬理奈ちゃん。あなたの誘惑術も進化していて。ウフフ」
「セ、セダキナ様、その、いつも通り秘書Sと呼び捨ててください。それに、この
ブリブリ可愛娘お芝居、ちょっと恥ずかしいんです」
「アラッ、私は楽しくってたまらないケド…」
「ああっ、流石はセダキナ様。あの五十嵐博士、ただの下僕のくせにすっかり父親
気取りで」
「そうね、なかなかの演技だったわ。流石はあなたの下僕ね、瀬理奈ちゃん」
「んもぉっ、セダキナ様っ。それにしてもレンジャー本部の男達ってば、すぐに
メロメロになる上に早漏な奴ばかり。あれで私達デスイービルに刃向かおうだなんて、
笑わせてくれますワ」
「ンフフフッ、私の睨んだ通り。だからこそ私達の作戦がうまく行くのヨ」
「はっ、確かに仰る通りです。影のレンジャーと呼ばれた特別警護チームのNo.1も
この通り。これで奴等の力もかなり削げたかと」
「ソウネ、邪魔者が減って動きやすくなったわ。でも、例の物を完成させるにはより
多くの頭脳が必要。もっと多くの博士を誘惑して下僕にするのよ」
「かしこまりました、セダキナ様。次は…この植物学の権威・植松博士を」
「ンフッ、期待しているわよ、私の可愛い瀬理奈」
「んっ、セダキナ様、その、名前…嬉しいです」
「さぁ、行きなさい」
「ハッ、それでは」

セダキナとの会話を終え、呼び出した二人の戦闘員に指示を与える秘書S。先程彼女を
羽交い締めにし、ブラウスを引き破り美巨乳を露出させた男達だ。ベッドの上で
昇天したまま横たわる滝山をどこかに連行、いや運搬していく戦闘員達。その様子を
邪悪な笑みを湛え見守る秘書S。しばらくの後、ピチピチ秘書姿で下僕の五十嵐博士と
共に研究所を後にする。
一方、研究に没頭する植物学の若き権威・植松博士。その夜、彼の元に、人生を一変
させる甘く淫らな誘惑者が訪れようとしていたとは、知る由もなかった。






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