半分半分
シチュエーション


いつまでこれが続くのだろう。

薄暗い部屋の中では、何人もの男が一人の少女を犯していた。
始めは抵抗し、痛がっていた少女も、いまでは野太い男根に突き上げられるたびに軽く達している。

「ひっ、ひっ、は、あ、ああ、いっちゃぅ、ひっ、またっ、ああ、ダメ」

小さな桜色の唇は意味をなさぬ呻きを繰り返し、
ちょっと薄い色をした瞳は虚ろに天を仰いでいる。

わたしは部屋の真ん中で、柱に縛り付けられていた。
両足はM字型に固定され、両手は頭の上で縛り上げられている。口には丁寧に猿轡。
ストッキングが透けてショーツが丸見えになっているが、わたしは一枚も脱がされていない。

「もう、もう、は、あ、ああ、死ぬ、死んじゃう、助けて、ああ、イク、イクぁぁぁあああっ」

男たちは無言で少女を犯し続ける。

アクメに達してぐったりとなった少女が、あたしの前に運ばれてくる。
あたしが見ている前で、少女は仰向けに寝た男に刺し貫かれ、
そして少女のアナルを後ろから別の男が抉った。
声にならない悲鳴をあげる少女の口に、別の男が自分の物を押し込む。
もう、少女は、ただの穴でしかなかった。

わたしの秘所は、随分前からぐしょぐしょに濡れている。
けれどわたしは少女の痴態を見せ続けられるだけで、
男たちはわたしを縛り上げてからこのかた、指一本ふれようとしない。
わたしの腰が、無意識のうちに悩ましげにうねる。でも、わたしが欲しい快楽は、どこまでも遠い。

少女の口を犯していた男が、ビクビクと痙攣する怒張をひきぬいた。
そしてわたしの顔の前に男根をつきつけると、
次の瞬間、大量の白い体液がわたしの顔に噴出した。
わたしは反射的に目を閉じたが、それより先に、下腹部がカッと熱くなったのを感じる。

ダメ、そんなのじゃ、全然イケない。

やがて、アナルを掘っていた男が彼の器官をひきぬくと、わたしの顔でフィニッシュし、
最後には少女の体芯をいたぶっていた男が、わたしの顔に大量の精液をぶちまけた。
わたしの中で燃え広がっていた炎は、もうどうしようもないくらい轟然と燃え盛っている。

突然、身体の中を空っぽにされた少女は、しばらくのあいだ荒い呼吸をしていた。
が、朦朧とする意識のなかで、少女は言葉を搾り出す。

「ひどい、ひどい、もっと、ください、あたしに頂戴、イカせて、もっと、もっとイカせてえええ!」

その声を聞いて、わたしの中で何かがふっつりと切れた。

「お願い、わたしを犯してっ! お願い! わたしにもぶちこんでっ!
もう、ダメっ! ちゃんとイカせてよっ! わたしにも、わたしも……っ!」

男たちの間に、忍び笑いが広がる。

少女は、別の男たちにもみくちゃにされていた。
その様子を見ながら、わたしの目の前で、男たちがマスターベーションを始める。

あたしは膨張していく器官を血走った目で見ながら、
自分が決して満たされないことを確信した。






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