前神子
シチュエーション


とある村がある
そこは深い山奥にあり、人口は5000人ほど
グローバル化の波の中でも古い因習が残されている
それは神子の存在と、それを支える行事である
神子は代々続く一族の長女が務めることになっている
一生を神社で過ごし、村の安寧を祈って暮らすのだ
神子は数えで10歳の元旦に継承され、その娘が10歳になり代が変わると
前神子(まえみこ)様と呼ばれるようになるが、祈祷は一生続けることになっている
ついでに言えば前神子という名称は前々神子になったりしない
孫が生まれようが玄孫が生まれようが前神子は前神子である
これには理由があって、それは跡継ぎを作る必要の有無で前をつけるか否かが決まるのだ
つまり当代の神子には10歳の元旦、数え年であるから
9歳のうちに跡継ぎを作る責務を持たされるわけである
子作りにも伝統というものがある
神子となる女の子は生まれてから一生男と触れることは許されない
そして夫を持つこともまた、許されてはいない
神子は17日に一度、身を清めて村の中央にある台座に現れる
そしてその台座に頭を下、尻を天に突き出すようにして、前神子たちの手で固定される
そうしてそっとめくり開かれた陰唇へと、希望する男たちが射精していくのだ
あくまでも触らず、ただただ自慰による精が降り注がれ、神子は白く染まっていく
神子に精を放つことは健康や長寿の御利益があるとされ
老いも若きも少女のツルツルのそこに浴びせかけるのだ
神子はこうやって処女を失うことなく妊娠することになる
それも、女児が生まれるまで繰り返し孕まされるのだ






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