ある村の兄妹
シチュエーション


ここは山間の小さな村
ぽつぽつと建つ、藁葺きの三角屋根の家
その一つでの出来事
今は夕べ
窓の向こうで、女の子がカーチフから下がった三つ編みの
おさげ髪を震わせている・・・


「まだ言ってるの!兄さんに冒険なんて無理よ!」

泣きそうな顔で抗議する私

「無理なもんか!この一年、俺は必死で剣の腕を磨いて来たんだ!
毎日、毎晩同じことばかり言わせやがって!
俺は明日の朝ここを発つ!いいな!」
「兄さん・・・」

母さんが亡くなって2年、この村で私と兄さんは二人暮らしてきた
でも決してそれは、寂しい暮らしぶりではなかった

豊かな自然に囲まれたこの村
村全体で代々共同で運営してきた農場は毎年、お城に納めても
余りあるほどの恵みをもたらしてくれていた

村長さんはじめ、皆親切で、毎日わいわい言いながら農場の
作業を分担して行う
笑いの絶えない、楽しい毎日だ

でも、兄さんはそれでは満足できないらしい
偶々村に立ち寄った旅人の話しを聞いて、それからというもの

「こんなつまらない村、必ず出て行ってやる
他所の街、他所の国で大儲けしてやるんだ!」

これが兄さんの口癖になっていた

・・いやだ、兄さんと離れるのなんていや
昼間は村の人達といられるからいい、でも夜は・・・
わたし、一人でこの家で寝るなんてできない
なんとかして、兄さんを食い止めないと・・・
もう、あれを使うしかない
私はエプロンの裾をぐっ・・と掴んで、木靴に視線を落とした

「わかった、兄さん
そこまで言うなら、私もう止めない
それじゃ夕食にしましょう」

・・・どうしてもお兄さんが考えを変えず、それでも
引き止めたいのなら、これを食事に混ぜなさい・・・
村外れに住む魔女のお婆さんから買った薬
私は今夜、兄さんの食事に盛った
その薬の効用はお婆さんからしっかり聞かされていた
ごめんなさい兄さん・・・


カラン・・

兄さんの手からスプーンがこぼれ落ちる

「う・・なんだ・・・急に目眩が・・・」
「兄さん!だいじょうぶ?気分が悪いのなら
ベッドに行きましょう・・・」
「うう・・体に・・力が入らん・・・
腐った食い物でも・・・は!・・おまえ!まさか?!」
「兄さん・・ごめんなさい・・・」

屋根裏部屋
兄さんが子供の頃から使ってる部屋だ
他に部屋は空いてるのに、いい歳していまだにここで寝てる
干し草にシーツをかけただけのベッドもあの頃のまま
よくここで干草だらけになってふざけっこしたっけ

「よせ!やめろ!・・・」
「だめ、兄さん動かないで」

私は動けない兄さんの腹の上に馬乗りになって、服を
脱がしていく

「気分が悪いときはこうして母さんに服を脱がされて
いたじゃない」
「い!いつの頃の話だ!・・・」
「大丈夫これからはこの私が母さんの代わりだから
色々な意味で・・・」
「!な!・・・おまえ、まさか知って・・・」


何時の頃から二人がそうなっていたのかは知らない
若くして未亡人になった母さん
あの日、あの晩、物音に気付いてそっと覗いた母さんの
部屋で見た光景は信じられないものだった

親子だからという点で驚いたのはずっと後の話し
二人の行い自体が私にとって衝撃だった

優しい眼差しで、いつも温かい笑顔を絶やさなかった母さん
その母さんが、馬小屋で二頭の馬がしているのと
同じことを兄さんとしていたのだ

四つんばいになった母さんは、昼間はピンで留めている、
自慢の髪を振り乱し、声が漏れないよう、片方の手で口を押さえ、
壊れた人形みたいにガクガク揺れていた

ぱあん!ぱあん!ぱあん!

兄さんの腰が母さんのお尻を叩く音
背中に圧し掛かった兄さんは、赤ちゃんだった頃の私達を育てた
母さんの大きなおっぱいを鷲掴みにしていた

そして何より衝撃だったのは、兄さんの驚くほど大きくなった
オチンチンを、母さんのお尻の穴に挿し込んでたことだった

((な・・・なんでそんなこと・・してるの・・・
きたなく・・ないの?))

昼間はこれまで通りの仲のいい家族、しかし夜は・・
兄さんは週に二度くらいの割合で母さんの部屋に入っていった

母さんが兄さんのオチンチンを掴んで口に咥えている
ぺちゃぺちゃという音が私の耳まで届く

「あああ・・・母さん・・すごい・・・いい気持ちだよ・・・」

昼間は大人ぶって大威張りの兄さんが子供みたいな
猫なで声をあげる

「さあ、今度は母さんを気持ちよくしておくれ」

息子の前でお馬のような姿勢を作り尻を突き出す母さん

兄さんが母さんのお尻をべろべろ舐め回す
やがて兄さんは自分のオチンチン持って、その背中に乗りかかる
”う!”という声が、二人から漏れて、ゆさゆさと揺れ始める

「母さんと兄さん、とても気持ちよさそう・・・」

くぐもった唸り声をしながら重なったお馬のように揺れ動く二人
段々、烈しくなって、また”う!”という声がして止まる

向かい合って口付けをしてる間に、私は部屋に戻る

一年が経ち、二年が経っても兄さんと母さんの行いは続いた
その間、私も色々な知識を得るようになっていた

「母さんと兄さん、”夫婦の交わり”をしてたのね
兄さんは、父さんの代わりなんだ・・・」

赤ちゃんがまちがって出来ないよう、二人は用心しながら
お尻で交わっていたのだ

「兄さん、母さんが死んで、ずっと寂しかったのでしょう?」

ついに兄さんをパンツ一枚の姿にしてしまった私

「くそ!おまえ、なんてことを!生意気だぞ!」

この期に及んで強がる兄さんの最後の一枚をひっぺがす

男の力をただ一点に完全に集める秘薬の影響で
びーーーん!と青筋立ったオチンチンが天を向く
私はそれをおずおずと手にとってみた

「く!・・」
「兄さん、ぴくんと跳ねた
これから、あの時の母さんと同じことしてあげるね」

私はおさげ髪を後ろにどけると、一度深呼吸した
そして、兄さんのオチンチンに顔を近づけた

ぺろ・・・

一舐めしてみる、何だかしょっぱい

「く!・・」

兄さんがまたぴくんと跳ねる

「兄さん、気持ちいいのね」

私は兄さんのオチンチンを下から上まで舐め回した

「くぅぅ!よせ!やめろ!」
「兄さん・・母さんにしてもらってた時と顔が同じだよ」

私はそう言うと、思い切り口を開いて、むぐぅ〜と
特大ソーセージを頬張るように兄さんを口一杯含んだ

「ぐ!ああ・・・」

情けない声で兄さんが仰け反る

私は兄さんを思い切りしゃぶってあげた
兄さんはいくことが出来ない
この薬は、一度使われたら朝日が昇るまで決していけない
薬なのだ

ちらりと上目で兄さんの顔を見る、早くも朦朧とし始めてる
まだまだ夜は長い

「兄さん・・・見てて」

私は寝そべる兄さんを跨いで立ち、カーチフとエプロンを外す
次いでブラウスを肌蹴、花柄のスカートを足元に落とした

「見て、兄さんもう母さんにも引けをとらないでしょ?」

産まれたままの姿になった私は、すっかり大きくなった
胸の膨らみを兄さんの目の前に差し出して見せる

「おまえ・・おまえ、本気なのか?」
「兄さん・・・」

私は片方の乳房を兄さんの顔に押し付けた

「んっぷ!」

兄さんが、私の乳房の中で咽ぶ

「はあ・・兄さん、兄さんのものだよ」

兄さんの頭を抱えて、むにゅむにゅさせる

「んぶ!・・んむむ・・・」
「あん・・・兄さん・・くすぐったい・・・」

私の胸の圧力で顔をざくろみたいに赤くした兄さんを見ながら
魔女のお婆さんにもらった、もう一つの薬を今度は私が飲む

「はぁ・・・兄さん・・私、なんだかぼおとしてきた」

つぅーー・・と私の股の間から液が垂れてくる
兄さんと母さんを覗いていた時にうっかりを寝巻きを濡らしてたのと
同じやつだ

「にいさん・・待ってて・・準備・・するから」

しゅっ・・しゅっ・・

「んん!・・」

私は兄さんの顔の上で、自ら慰め始めた

ぽた・・ぽた・・

兄さんの顔に私の液が垂れ落ちる

「ふぅ・・これだけ潤えば、大丈夫ね」

私は兄さんの下半身の上に移動する

「兄さん、私、母さんとは違うよ・・私、兄さんのお嫁さんになるわ」

母さんと比べれば全然薄い毛の中に宛がいながら呟く

「お!おい!そっちはまずい!そっちはよせ!」
「大丈夫兄さん、私、兄さんを繋ぎ止めるためならなんでもする
私自身が兄さんをここに繋ぐ紐になる」

ぐっ・・と場所を探り当てる

「それじゃ兄さん・・交わろぉね・・」
「よせ!よせ!よせ!よせ!・・・」

私は尻を落とし始めた

「んん!」

二人して自分以外の体温を感じて同時に声を発する
さっき飲んだ薬のお陰で痛みはあまり感じない
私はさらに尻を落として行く

私の割目がぱっくりと兄さんのオチンチンの幅に広がり
そのままずぶずぶと身体の中に突き刺さってくる

「ああ・・すごい・・私のお股・・あの時の・・母さん・・みたい
あ・・・ああ・・・兄さん・・どんどん・・嵌って・・くる」

そしてついに私は兄さんの腰の上に尻餅をついた
兄さんと私のちぢれ毛が縺れ合う
私達、兄妹は夫婦になっていた

「兄さん、見て・・・私達・・”夫婦の交わり”・・してるわ
ほら、よく見て・・・」

乙女を捧げた証拠の赤い血が、私達の隙間から流れ落ち、
二人のちぢれ毛を染めていた

「お・・おまえ・・・おまえという・・やつは・・・
最低の!最低の妹だ!」
「おまえは・・・さすが、母さんの娘だよ淫乱な血はそっくりだな」
「に・・兄さん、怒らないで・・・」
「母さんはな・・・父さんが亡くなったあと、村の別の男と
関係し始めたんだ
でも、そいつは・・・母さんの頼みを無視して、母さんを妊娠させた
魔女の薬で・・堕胎したそうだけど・・・」
「そ・・・そうだったの」

「ある晩、母さんが・・・俺のベッドに潜りこんで来やがった
魔女からもらった薬をもってな・・・
そして、それ以来・・・母さんが亡くなる寸前まで・・・
おまえ・・・おまえがやってることは!あの時の母さんと
おんなじだ!!」
「兄さん・・・」

私は上体を倒し込んだ
すっと兄さんの口を唇で蓋をしてあげた

「ん!・・・むぅ・・・」
「うん・・・にい・・しゃん・・」

私達は甘い口付けを交わした
兄さんがしゃべる気が失せるまで舌と舌を絡ませあった

屋根裏部屋の天井から差し込む月の光が
干草ベッドの上で裸で重なり合い、ボッス・・ボッス・・と
シーツを乱れさせる兄妹を照らし出す・・


「う!うん!にい・・さんあの頃も水浴びしたあと
裸のまま・・ここで遊んでて・・よく叱られたよね・・・」

すっかり身体は成長した私たち
頭の中はあの頃のままであるかのように、裸でじゃれあう

「はあ・・はあ・・兄さんなんだか・・変な気持ち
これが・・夫婦の・・交わり・・なの・・ね」

兄さんは終始、無言で横を向いたまま
でも、口は半開きで息はかなり荒いのがわかる
兄さんが感じてる、私の中で感じてくれてる


私は腰を振った、腰の中で兄さんを愛し続けた

「は!は!に!にいさ!・・あ・・あうぅぅ!!!」

私は感極まって、兄さんを入れたまま天国へ上った

「は・・ふぅ・・いい・・きもちぃ・・・」

がくんと兄さんの胸の上に倒れ込む

「ふう・・・兄さん、夫婦の交わりって、こんなに気持ちいいこと
だったんだね・・・
道理で母さん、兄さんを誘惑しちゃうわけだ・・・」

体が気だるい、眠気が襲ってくる

「私、もう寝るね、兄さんも眠って繋がったまま寝ましょう」
「こんな状態で寝れるわけないだろ・・・
おまえは、ほんとに昔からわがままだ・・・」

兄さんの愚痴が遠くに聞こえていた

カッコぉ・・カッコぉ・・

外からカッコウの鳴く声が聞こえる

「ん・・・」

兄さんの胸板の上で意識が戻り、下半身にひりひりとした
異物感を感じる

「目が覚めたか」

頭の上から声が降ってきた

「兄さん、おはよう一睡もできなかった?」
「不思議なことに眠れたよ、いやらしい夢をさんざん見たがな」

そういうと兄さんは私の両肩を掴んで引っくり返した

「え?あ!つぅ!・・」

媚薬が切れて、今更初めての痛みを感じる

天窓の外が少し白み始めていた

「兄・・さん力が・・戻ってるの?」
「昨夜はずいぶん、コケにしてくれたな」

そんな!薬の効力が切れるのが早い!

ボッス!ボッス!ボッス!

兄さんに逞しく抱かれる私

「あん!あぅぅ!」

私達、兄妹の熱烈な交わりに干草ベッドが烈しく揺れ
シーツの端から中身が舞い散る

「あ!くぅ!にいさ!痛い!ゆるして!あうぅ!・・」
「おまえは!悪い妹だ!こうして!・・やる!」

兄さんは怒りに任せて私を猛然と串刺しにした

「あ!あぅ!あ!は!・・・」

舌を噛みそうなほど兄さんに突かれる私
信じられないような勢いで自分の乳房が弾け飛ぶ

そして兄さんは私をがっしりと抱き締め、めり込みそうなほど
腰をくっつけると”う!”と低く唸った

「あ・・・」

お腹の奥でじんわりと熱いものが弾ける感じに
思わず熱っぽい声が出た

山並みから朝日が顔を出した
まばゆい陽光を受けながら、私達兄妹は血を混ぜあう
兄さんは私のお腹の奥に溜まり切っていたものを気の済むまで
出すと、水を飲みに下の階へ降りていった

改めて自分のお股を眺める
べろ・・と歪にめくれた、その奥から濁ったどろどろが溢れ出ている

「・・・これが、兄さんの子種・・
これで・・これで、よかったのよ・・ね」

ここへ来て、ようやく涙がこぼれた

ドカドカと兄さんが、上がってきた
ベッドの上でしょげてる私を、いきなりベッドに組み伏せた

兄さんは妹の身体をべたべたになるまで舐め回し
やがて、両足を思い切り広げて、力強く貫いた

「う・・うん・・兄さん・・もう・・旅には・・出ない?」
「・・・当分・・はな・・・」

私達はしっかりと抱き締めあった

その日一日、私は兄さんと干草塗れになって交わった

「あ!あ!あ!あ!あ!」

私は大きな善がり声を上げて、いっぱいお腹の中に
兄の深い愛をもらった



あれから一年が経った
暖炉の前で、赤ん坊に乳を与える私
すると不意に扉が開いた

「あ!にいさ・・あなた!おかえりなさい!」

私のお腹の子が兄さんの子であることはすぐに知れ渡った
法律上まずいことなので、村長が別の村を紹介してくれ
今はそこで夫婦として暮らしてる

「いつまで経っても”兄さん”と言いそうになるな」

兄さんは相変わらず仏頂面でいることが多い
でも、あれ以来私から離れるようなことは言いださない

「食事はいい、子供の手が離れたら、すぐに来い」

兄さんは、私のお尻をぽんと叩くと隣部屋に消えた
今晩、久しぶりに私を苛め抜くつもりのようだ
私はぶるんと胸をふるわせた






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