保守子の受難
シチュエーション


今日はいつものあの女(ひと)に、いつの間にか、三角木馬みたいな物にまたがされていた。
女の有無を言わさない雰囲気は、健在だ。
保守子は、白いブラウス一枚で、天井の梁から吊された紐で手を縛られて、
木馬の不安定な鐙に爪先立ちになっている。
どう調整したのか、木馬の頂点は、晒された保守子の秘部の触れるか触れないかの所で、
そそり立っている。
またがっている木馬は、シリコンだか低反発スポンジだかの柔らかい素材で作られている様だが、
それは保守子にとって、痛みとは別の意味で恐怖心を煽る。

かなりの時間、その様な体勢で、足はもう限界に近い。

「なぜ、私にこんな事をするの?」

震える声で、目の前の女に尋ねる。

「さぁ?どうしてかしら?」

ふっと微笑んで、女は保守子に手に持った、リモコンを見せる。

「それより、これなんだと思う?貴女に楽しんで貰いたくて、いろいろ用意したのよ。」

突然、保守子の跨る木馬から甲虫が羽ばたく様な金属的な機械音が鳴りだした。

突然震えだした木馬が、触れていないにも関わらず、空気を介して保守子の大事な所に、
振動伝わってくる。
強力な振動は、ちょっと秘部に触れただけでもどうなるか、想像に堅くない。
保守子の目が、恐怖に染まる。
本能から来る、ほんの僅かの重心の移動。
しかし、ここでは最悪の選択だったかもしれない。
その僅かな動きに、限界だった躰耐えきれず、膝が砕け、鐙から踏み外してしまった。
数センチの奈落への落下。
僅かな前への突き出した体勢が災いして、保守子の花弁だけでなく肉の芽までもを鋭くつぶし、
木馬の頂きはクッションの様に保守子の形に合わせて、全体重を受け止める。
その一瞬の後、振動がわずかな接点を通じて駆け上がった。

「ふぁぁぁんっ!だめぇ!とっ、止めてくださいっ!」

極限まてのけぞる保守子。
秘部に馬の背が食い込むが痛みはない。
逆に秘部がめり込みんだ木馬の頂きから、受け取る振動が変換される甘い電気を、脊髄を駆け上る。
せめてかかる体重を減らそうと、木馬の傾斜を脚で挟み込んだ。

「あぁぁぁぁっん!」

内股からも伝わる振動が、快感となり翻弄される。

「ふぁんっ!あぁぁん!だめなんですぅ、ひぁっ!!!」

我慢が出来ない甘い声をあげながら、どこか楽なポイントが無いかと、
躰を動かすが効果の程はなく、その行為すら木馬から与えられる快感を、
導き出すプロセスになっているに過ぎない。
時折躰が弾かれた様に大きく跳ねるのは、振動する木馬の背が、肉の芽に当たったからだ。
お尻の谷間から、アナル、花弁、クリトリスまで蹂躙され、花弁より滴る蜜を吸い上げて、
振動する木馬の頂は保守子の形に、ますます深くフィットしくわえ込む。

「私、レズッ気無いんだけど、貴女を見てると疼いてきちゃうな」

潤む瞳の保守子と目の合った女は、保守子の二つの形の良い膨らみに、片手を伸ばす。

「ひゃんっ!やめっやめてぇ〜」

レズッ気はないと言っていた割に、ブラウスの上からこねる手は、手練れのものだ。
初めての胸からの刺激に、追い詰められていく。

「まだ、貴女は頑張る気?」

保守子は、流されそうな思考の中、首を振る。
保守が彼女にとっての喜びであり、誇りだ。

「まぁ、私としては、他に機能もあるから、その方が嬉しいけど」

ブラウスの上からもわかる位、尖った乳首を弾いて保守子を鳴かせてから手を離し、
ふたたびリモコンを操作する。

振動とは別の音が木馬からし、保守子は肩越しに木馬の背が波打ち出したのに気付いた。
見開いた保守子の目には、どういう構造か、後ろから、自分のお尻をめがけて、
5センチ位の一つ目の山がゆっくり迫って来ている。

「いやっ!来ないで〜っ!」

保守子の懇願虚しく、迫る震える山はお尻の谷間を舐めあげて、アナル、そして花弁に襲いかかる。
波うつ峰の頂点は、ぷっくりと膨れた、保守子のに濡れた花弁をゆっくり掻き分けて、
下から振動を突き上げる。

「ふわっぁん!」

入り口を浅く削られ、痺れが子宮の奥まで、貫いた。
そして最後に、敏感な肉の芽だ。

「あぁぁっ!いっちゃうっ!」

振動するの頂きが、保守子の肉の芽をガッチリつぶしくわえ込む。
木馬の振動を、接する肉の芽一点にたたき込まれ、絶頂に駆け上がる。
しかし、波打つ木馬の背中はこれだけでは、終わらせなかった。
蜜で滑りの良くなったゲレンデを、一つ目の山の頂点から谷間までの短い滑走。
花弁と肉芽をこすりあげて滑り落ちた先に待ち構える谷間が、保守子の秘部のカーブに、
ジャストフィットした。

「ふあぁぁっ!らめぇ〜!」

前のポイントから後ろのポイントまで、同時にパルスが躰を突き抜け、連続でイッてしまった。
波打つ木馬の背中の次の波が、保守子に襲いかかる。
移動する谷間が、窪みに嵌った秘部全体を擦り上げ、山がお尻から舐め上げる様に秘部を蹂躙していく。
短い間隔の二度の絶頂で弛緩した躰を、次々に起こる波に導かれるまま、
保守子の腰は淫靡なグラインドを描かされる。

「ぁぁぁぁ、やん、止め、ひぁん」

絶え間なく秘部をとてつもなく長い舌で、舐め上げられる様な感覚に、保守子から発せられる言葉は、
だんだん意味を持たない物になってくる。

「なかなか良い顔になってきたじゃない」

様子を見ながらリモコンを片手にもてあそんでいた女は、保守子の顎に手をかけて、
焦点の合わない顔を覗き込んだ。

「でも、若いんだから、もうちょっと壊れないで欲しいな」

不吉な事を呟くと、リモコンを操作した。

すると、保守子の真下で木馬の背に変化が起きた。

「ふわぁぁぁん、なゃにかはいってくるぅ」

保守子の真下で生えてきた何かが、乱れた穴を満たし貫いた
木馬から生えた適度に長い弾力のある杭は、保守子の体を木馬に張り付ける楔となった。
楔は、波打つ馬の背の振動とシンクロしてバイブレーションし、保守子のトロトロの肉の壁をかき回す。

「やんっ!ふぁっ!あんっ!いくっ!いっちゃう!また、いっちゃうよぅ〜」

波の周期が早くなり、保守子の躰は上下に揺さぶられる。
波の谷間では、保守子の前の肉芽と後ろの穴を、震える馬の背は舐める様に同時に擦り上げ、
一方波の頂点では、楔は悶える保守子を容赦なく突き上げる。

「かっはっ!」

内側の柔らかい部分を抉られて、閉じた瞼の裏側に火花が弾ける
肺の空気も吐き出して、絶頂の悲鳴も声にならない。

「ぁぁぁぁぁぁ、またいっちゃうぅ〜」

暴れる木馬の背にまたがり、何度も逝き続ける。
しかし、彼女は降りることは許されない。
そう、新たな創造主が現れるまで…
いや、それすら言い訳になってしまいそうな快感の中、さらなる絶頂への坂を保守子は
駆け上って行った。






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