シチュエーション
「こっこれは!」 ひかりは目を覚ますと、自分の置かれている状況の異常さに、思わず声をあげた。 分娩台に下着姿で拘束されていたのだ。 「おっおのれ!またあ奴の仕業か!」 身体をよじり、台からの脱出を試みるものの、両手は台の後に頭の上で縛られ、両足は台の器具により大きくMの字に固定されており、逃げ出すことは不可能だった。 「くっ!なっ何か方法は……。」 「ありませんよ。」 後から声が聞こえる。 「あっ!きっ貴様!」 ひかりの背後から、ピンクの着ぐるみの腕が二本伸びてきて、ひかりの胸を揉み始めた。 「こんばんは、ひかりさん。」 兎はそう言うと、右の耳たぶを甘噛みし、耳殻を舐め、外耳道に舌を入れた。 「ぁぁっ!やっやめ、ぁっ!」 ひかりは顔を左に背け、舌から逃げるが、すぐに逃げ場を失う。 ニュッ、ニュル、ニュルルッ。 追いついた兎の舌が、耳の穴を這い、舐めまわす。 「ぁっ!ぁっ!ぁぁっ!」 兎はゆっくりと耳から舌を抜く。 「相変わらず耳が弱いですね。」 「こっこの卑怯者め!恥を知れ!」 「ふふっ、おっぱいの丸出しは恥ずかしくないのですか?」 そう言って、左手に持ったひかりのブラを、ヒラヒラと見せつける。 「あっ!いつの間に!」 「ひかりさんは乳首も弱いからなぁ。」 左右の胸を、直に両方の手のひらで揉みながら、中指で乳首をなぞる。 「くっ……、ぁっ!」 そこに親指が加わり、中指と親指の腹で乳首を優しくこねる。 「ぁっ!んっ!ぁぁっ!」 甘い声を漏らしながら、兎の指から逃げようと動かない身体を左右に振る。 「ひかりさんは可愛いなぁ。」 左手の中指の腹で乳首を弾きながら、右手の人差し指と中指をひかりの口になかに差し込む。 「んんっ!」 ひかりは兎の指を噛んで突然の侵入に抵抗したが、兎は気にすることなく指を舌に絡め、唾液を集め始めた。 たっぷりと指に唾液を纏わせ、ゆっくりと口のなかから出す。 「ふふふっ。」 兎は採取した唾液をひかりの右の乳首に塗り始めた。 「ぁっ!っ!あっ!」 ニュル、ニュッ、ニュルル。 丹念に丹念に乳首に唾液を塗りこむ。 「あぁっ!やっやめて!やめて!」 ひかりは無駄とわかっていながらも、動かない身体を左右に振り逃げようともがいた。 「えっ?なめて?わかりました。舐めてほしいんですね。」 兎は涎で光る突起した乳首を、指でしごきながら言った。 「なっ!ちっ違う!やめてくれと言ったのじゃ!」 「照れなくていいですよ。」 兎はひかりの正面に立つと、長い舌をだしレロレロと動かし、胸に顔を近づける。 「いっ嫌!やめっあっ!」 兎の舌がひかりの右の乳首を捕らえ、舐める。 ひかりの涎のうえに、兎の涎が塗り重ねられた。 「ぁっ!あっ!」 縦に縦にと何度も乳首を舐めあげ、乳輪をなぞる。 「ぁぁ!やめろ!ひっ卑怯者!あっ!ぁぁあっ!」 兎はひかりの抗議の声を無視し、乳首を吸い上げ口のなかで甘く噛み、噛みながら舐めた。 「あぁぁっ!」 「どうです?卑怯者の舌は?気持良いでしょう?」 「きっ気持ち悪いだけじゃ!」 「それは残念ですね。では卑怯者の指は如何ですか?」 兎はそう言うと、パンツ越しにひかりの割れ目を指でゆっくりとなぞり始めた。 「ああっ!いっ嫌!嫌ぁぁ!」 ゆっくりと何度も何度も優しく割れ目をなぞりながら、兎はひかりの左の乳首を舐める。 縦に舐め、舌で何度も左右に弾き、吸い、舌のうえで転がし、噛み、放し、舐め、噛む。 「ぁああっ!やめて!やめ、あっあぁぁ!」 「気持良いと素直に言えばやめてあげますよ。」 「うっ嘘じゃ!あっ!もっもう騙されんぞ!ぁぁっ!」 「ふふっ、どうぞご自由に。」 兎は音をたて右の乳首に吸い付いた。 左手でひかりの左胸を弄び、右手はパンツの上から割れ目を執拗になぞる。 カリカリと乳首を甘噛みしながら、右手は割れ目から陰核へと責めの対象を変えた。 「あああっ!あっあっ!」 「そんなに気持良いですか?」 パンツの上から優しく陰核をこすり兎は尋ねた。 「ちっちが、ぁぁっ!ちが、違う!ぅぅっ!」 兎はうなじに舌を這わせ、左手で髪を撫でながら、右手で陰核を責め続ける。 「なっない!きっ気持ち良くなんかない!ぁぁっ!だから止めて!止めてぇ!」 身体をくねらせひかりは叫んだ。 顔は紅潮し、目には涙を浮かべ、息遣いは荒い。 「わかりました。」 兎は右手をパンツのなかに滑らせた。 「気持ち良くないなら、当然濡れてませんよね?濡れてなかったら止めてあげます。」 兎の右手が無毛の丘を越える。 「ただし、少しでも濡れていたら、もうどんなに泣いても(鳴いても)許しませんよ。」 「そっそんな!まッ待て!ちょっと待って!」 ひかりの声を無視して、ゆっくりと進行を続けていた兎の指が、ついにひかりの性器へと到着する。 そこはすでに全体にうっすらと濡れ、膣口からは愛液がこぼれていた。 兎はこぼれた愛液を指ですくい、膣口を指の腹で優しく叩いた。 ピチャ。ピチャ。ピチャ。 濡れた音が微かに部屋に響く。 「ふふっ、これは何の音ですか?」 「しっ知らない!」 「とぼけちゃって、可愛いなぁ。」 兎は人差し指で膣口から愛液をすくい、陰核に塗り始めた。 「ああっ!やっ!あっあっっあああっ!」 愛液をすくっては陰核に塗り、優しく指の腹で転がし、また愛液をすくい陰核に塗る。 「クリトリスこんなに大きくして。皮もすぐ剥けちゃいましたよ。」 「ちっ違うぅ!やぁ!やっやめてぇ!」 愛液で濡れたむき出しの陰核を、兎はじっくりと責める。 ゆっくりとしかし確実に、絶頂の波がひかりに押し寄せようとしていた。 「いっ嫌!嫌!嫌じゃ!やめて!やめてくれ!」 「おや、もうイキそうなんですか?」 「ちっ違う!あぁっ!だめ!まって!まって!」 びくびくと身体を震わせ、喘ぐひかり。 「最後の機会です。兎さんの指が気持ち良すぎて、ひかりのおまんこはぐちゃぐちゃです。と言えばやめてあげますよ。」 チロチロと舌先で乳首を舐め、指で陰核を転がしながら兎は言った。 「あっあっあっあっ!ああっ!」 「はやく言わないと、間に合いませんよ?」 「いっ言わない!身体は好きにされても、こっ心までは!誇りまでは好きにさ、さっさせ、ああっ!させない!」 「そうですか。ひかりさんのそうゆうところ、大好きです。」 兎はそう言うと、ひかりの陰核を容赦なく責め立てた。 限界まで肥大した陰核を、転がし、こすり、こねあげる。 「ああああっ!いや!いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっ!!」 身体を数度波打たせ、硬直し、ひかりは絶頂した。 「最高ですよ、ひかりさん。」 膣口からあふれ出す愛液を指ですくい、陰核に塗る。 「ああっ!」 「まぁ、あまり難しく考えず、いっぱい気持ち良くなってください。」 再び陰核を指の腹で転がす。 「だっだめ!まって!まって!まっっ、ああっ!いやぁ!」 絶頂を迎え、更に敏感になった陰核を責められ、ひかりは身体をのけ反らせ喘いだ。 「ほら、ほら、ほら。」 兎はひかりの言葉に構わず、陰核を転がし、こすり、こね、転がし、こねまわした。 「まっまた!だっ、だめ!だめぇ!だめぇ!あっあっあっ、ああああああぁぁぁ!!」 二度目の絶頂。 ひかりの目から涙がこぼれた。 痙攣が治まらぬなか、ひかりを無理やり絶頂へと導いた兎の指が、陰核から膣口へと滑る。 「ふふっ、休ませませんよ。」 兎の人差し指と中指が、ひかりの膣内へ許可なく侵入する。 「やっ、やめて!ああっ!」 ひかりの弱いところを調べるかのように、じっくりと丹念に膣内の隅々を這い回らせながら、兎は指を二度三度ゆっくりと抜き差しした。 「あっっ!あぐっ!」 「おやおや、これはすぐ吹いちゃいそうですね。」 「なっ何を!あっ、きっ貴様!」 「あれ?わかりました?そうです、潮を吹いてもらおうかなって。」 悪戯がばれた子どものように、兎は照れ笑いをした。 笑いながらひかりのGスポットを刺激する。 「いっいや!だめ!やっやめて!やっやぁぁ!」 ひかりは動かない身体を必死にくねらせ、何とか逃げようともがく。 「大丈夫、わかってます。パンツを履いたまま吹かせても、視覚的におもしろくありませんからね。」 膣壁前方上部の膨らみを優しく圧迫しながら、空いている左手で器用に鋏を使い、パンツを切り、剥ぎ取った。 愛液で濡れ、兎の指を飲み込んだ無毛の性器が露になる。 「ふふ、いやらしい。ひかりさんのパイパンおまんこを見るだけで、射精しちゃいそうですよ。」 そう言うと、兎はひかりの性器へ顔を近づけ、ぺロリと舐めた。 「んんっ!」 「さて、邪魔なパンツもなくなり、指も動かしやすくなったことですし……。」 優しく圧迫を続けたいた指が、少しづつ力強さを増していく。 「好きなだけ潮を吹いてください。」 チャッチャッチャッチャッ。 兎の指がひかりのなかで暴れ、淫らな音を奏で始める。 「あああっ!だっだめぇ!だめ!だめじゃぁ!」 チャッチャッチャッチャッ。 「んんんっ!んんっ!ああっ!あっ!あっ!あっあっあっ!」 チャッチャッチャッチャッ。 「まって!まっまって!まって!おねがい!まって!まってぇぇ!」 チャッチャッチャッチャッ。 「ほら!ここ!ほらほら!」 「ああっ!ああああっ!あああああああああっっ!!」 ビュッ!ビュッ!ビュッッ! ひかりは絶頂とともに、尿道から潮を矢のように何本も吹き出した。 「ふふっ、まだまだ。」 兎は追撃の指をゆるめない。 チャッチャッチャッチャッ。 「やっやめ、やめ、あああっ!んんっ!あう、あああああああああっっ!!」 ビュッ!ビュビュッ!ビュッ! ひかりの身体は、ひかりの意思から離れ、兎の指の合わせ何本も何本も潮の矢を放つ。 「どうです?気持良いでしょう?」 勝ち誇る兎の声は、ひかりの耳には届いていなかった。 次々と襲い来る絶頂の波に抗えず、それどころではなかったのだ。 「いや!いやっ!いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」 ビシャャャァッ! 絶叫のような喘ぎ声とともに、尿道から潮柱を吹き上げ、ひかりは果てた。 身体の痙攣は治まらず、膣口からはおびただしい量の白濁した愛液が溢れ出す。 「うっ、ううっ、ううぅぅっ。」 悔しさと羞恥でひかりは泣いた。 「泣くことはありませんよ。」 兎は優しく髪を撫でる。 「潮を吹くひかりさんは、とても綺麗で、とてもいやらしく、輝いてますよ。ほら。」 そう言うと、ひかりの下半身へと顔を沈め、潮と愛液に濡れひくつく性器を舐め始める。 「ああっ!やめて!もうこれ以上辱めないで!」 暴れるひかりの腰を両手で押さえつけ、兎は膣口、尿道、陰核と舐め上げた。 ひかりはわずかに逃げることさえも許されず、幾度もの絶頂で敏感になりすぎた秘部を舌で犯された。 「だめ!まっまた!あぁっ!だめ!だめ!」 陰核に狙いを定め、舐め、舌先でグリグリと押し、音をたて吸い付く。 「いっいやぁ!ゆっ許して!もう許してぇぇ!」 上半身をのけ反らせ、髪を振り乱し、ひかりは懇願した。 兎はそれを合図にしたかのように、吸い上げた陰核を口になかで舐めまわす。 縦に、横に、円を描き、容赦なく責め立てた。 「あああっ!ゆっゆる、ゆるし、あっっぁ!あっぁっあああああああっ!!」 ピュッ! 少量の潮を吹きながら、ひかりは絶頂した。 しかし、兎はそのまま陰核を舐め続け、腰を押さえていた右手を戻し、再び人差し指と中指でGスポットを責める。 「ああああっ!だめぇ!だめぇぇ!だめぇぇぇ!」 兎の舌は陰核に絡みつき、指は膣壁前方上部にできた膨らみを指の腹で掻き出すように、何度も何度もこすりつけた。 「おっおねがい!ゆるして!ああっ!たったすけて!たすけて!!」 ビシャァァァ!ビュッ!ビュッ! 尿道から勢い良く潮が吹きでる。 「ああああああっ!いや!いや!もういやぁぁぁぁぁぁ!」 ビュッ!ビュッ!ビシャ! 狂ったように喘ぎながら、ひかりは絶頂し、潮を吹き続ける。 「あああああああっ!!あああっ!!あああああああああっ!!!」 ビシャャャァ!ビシャ!ビュッ!ビシャ! 「ああ、すごい。ひかりさん、すごく綺麗です。」 兎は顔をあげ歓喜した。 だが、責めの手をゆるめたわけではない。 舌の代わりに左手の親指で陰核をこすり、手の平で無毛の丘の上から膀胱を刺激する。 右手も膣内の膨らみを全て掻き出すかのように、休みなくGスポットを責め続けた。 「ああああっ!!あっあっあっ!!ああああっ!!あああああああっ!!」 ビシャ!ビュッ!ビシャ!ビシャ! ひかりはもう考えることも出来ず、与えられる快楽に反応し潮を吹き続けた。 身体は硬直と痙攣を繰り返し、膣口からも愛液が止まらない。 「ああああっ!!んあああっ!!あああうっ!あああああああぁぁ……。」 ブシャャャャャャアッ!! 大量の潮を撒き散らしながら、ひかりは気を失った。 「最後まで気持ち良いとは言ってくれませんでしたね。」 快楽に意識をさらわれ、ビクビクと痙攣を続けるひかりの髪をなでながら、兎は少し悔しそうに呟いた。 「まぁ良いでしょう。夜はまだ永い。第2Rはハメ潮を吹かせてあげます。」 ふふふふっ、兎の笑い声が部屋に響いた。 SS一覧に戻る メインページに戻る |