シチュエーション
「んんっ?ここは……。」 男が目を覚ますと、見知らぬバーのカウンターに座っていた。 どこか懐かしさを感じさせるレトロな内装の店には、客はおろか店員の姿も見えない。 手元に置いてあるマッチには、SPLASH BAR 『ウサギ小屋』と書いてある。 「いらっしゃいませ。」 突然声をかけられ、男は驚いて声の方を向き、また驚いた。 そこにはいつの間にか、バーテンダーの格好をしたピンクの兎が立っていたのだ。 「ようこそ、ウサギ小屋へ。」 戸惑う男を余所に、兎は深々と頭を下げ、続けた。 「当店では潮をこよなく愛するお客様方のために、吹きたての潮をご提供させていただいております。」 「しっ潮の提供?」 男は混乱しながらも、潮という言葉に反応した。 男は潮吹きが大好きだったのだ。 「はい。美女による潮吹きを目の前で楽しんでいただいたり、お望みであれば飲んでいただいくことも可能です。」 兎はそう言うとスッと右手で合図をした。 すると店の奥のステージに明かりがつき、カーテンがゆっくりと上がり始める。 「本日はこの五人をご用意させていただきました。」 カーテンの上がったステージには、天井から吊るされた鎖に万歳の格好で両手を拘束された、下着姿の五人の女性が並ばされていた。 皆、口にボールギャグを咥えさせられ、顔に恐怖の色を浮かべ兎と男を見ている。 「どうぞお好きな女性をお選びください。」 「すっ好きな女性を……。」 男はゴクリと唾を飲み込むと、フラフラとステージへ歩き、まじまじと女性の品定めを始めた。 女性達は男と目が合わないように、自分が選ばれないようにと、皆必死に顔を背ける。 男は下卑た笑みを浮かべ、一人一人覗き込むように確認した。 どの女性もいままで男が出会った事がないような美女揃いだ。 男の足が四番目の女性の前で止まる。 「おいおい、嘘だろ!」 男の声が喜びで震えた。 「君、アイドルのみなみちゃんだろ?信じられない!俺、君の大ファンなんだ!」 「んーっ!んんーっ!」 女は必死に顔を横に振り、違う、違うと訴えた。 「くくくっ、何が違うもんか、絶対間違いない。万が一違ったとしてもこんなにみなみちゃんに似ているんだ、俺は君を選ばせてもらうよ。」 「んーっ!んーっ!」 女は涙を流しながら嫌だ嫌だと暴れたが、可哀想な事に彼女に拒否権は与えられていなかった。 「わかりました。」 兎はそう言うと、再び右手で合図をする。 一瞬ステージの明かりが消え、再び点く。 するとステージには男の指名した女だけが残っていた。 「では、そこのお席でお楽しみください。」 兎は男がステージの前の席に座るのを確認すると、ゆっくりと女の背後にまわった。 ボールギャグを外し、首筋に舌を這わせ、ブラの上から女の豊かな胸を優しく揉み始める。 「やっ!嫌!やめて!触らないで!」 女は体を動かし兎の手から逃げようと試みたが、両手を鎖に繋がれ吊るされたような状態では満足な抵抗もできず、ただ兎と男を喜ばせただけだった。 兎は優しくリズミカルに女の胸を弄びながら、舌で耳を責め始める。 「っ!やだ!放して!放して!」 耳殻を丹念に舐めあげ、一気に外耳道に舌を差し込む。 「あっ!ぁぁ!」 舌で外耳道を犯しながら、兎の両手はブラの内側に滑り込み、直接胸を揉みしだく。 「んっ!やっ!ぁっ!やっやめ!」 「卍解。」 兎は暴れるみなみの耳から舌を抜くと呟いた。 ドン!無意味に派手な音をたてホックが弾け飛び、ハラリとブラが落ちる。 「なん・・・・・だと・・・・・・!?」 男は驚愕の声えをあげ股間を押さえた。 男もこれまで多くの胸を見てきた、本で、ビデオで、風俗店で。 しかしみなみの胸の破壊力は、いままで男が見てきたどの胸よりも強烈だった。 清純派アイドルとして高い人気を誇るみなみの胸、多くの男達が想像し、おかずにしてきた胸。 多くの男達が憧れ、しかし決して見る事の叶わない胸が、いま露になり男の前にあるのだ。 「いやぁぁ!いやぁぁ!」 見られまいと、隠しようもないのに必死に体をくねらせ逃げるみなみの姿が、更に男の興奮を煽り立てた。 突然ビクッとみなみの体が跳ね上がる。 兎がみなみの両乳首を責め始めたのだ。 人差し指で乳輪を数回なぞり、乳首を優しく掻く。 「っっ!ぁっ!……っ!」 そこに親指が加わり、乳首を優しく摘み、柔らかくしごく。 しごきながら先程とは逆の耳を舐め、耳たぶを甘く噛む。 「くっ!……ふっ!ゃっやめっ!あっ!」 兎は右手の人差し指と中指をみなみの口のなかに差し込むと、舌から涎を集める。 みなみは思い切り兎の指を噛んで抵抗したが、兎は全く気にすることなく涎の採集を終えると、涎のたっぷり着いた指を口から抜きみなみに見せた。 「ふふっ。」 ニッコリと笑うと再び耳を責めながら、たっぷりの涎を右側の乳首に塗り始める。 「あっ!やだ!やだ!んんっ!」 人差し指を中指で乳首を挟むと、上下にゆっくりと動かす。 乳首に塗り終わると、次は乳輪をなぞりながら涎を塗していく。 涎でコーティングされ、テカテカと光るみなみの乳首は軽く突起していた。 「もう起っちゃいましたね。」 首筋を唇でなぞり、左右の乳首を指でクリクリと擦る。 「ぁぁっ!ちっ違う!そんなこと……。」 みなみは泣きながら頭を振り、違う違うと否定した。 「それは失礼しました。ではもっと近くで確認してみましょう。」 兎はみなみの左側に立つと乳房の前に顔をもっていく。 「ふふっ、確かにこちらは起っていませんね。」 兎はペロッと舌をだすと、ゆっくりと乳首に近づけた。 「だっ駄目!やめ、あっ!」 みなみは体をくねらせ逃げようとしたが、兎に腰を押さえられ逃げ場を失う。 逃げ場を失った乳首を兎の舌が捕らえ、舐める。 「ぁぁっ!ゃあっ!」 乳輪を円を描くように、乳首を縦に横にと舐めまわし、吸う。 「んんっ!……んぁ!」 チュッ、チュッと何度も音をたて吸い、口の内に招待した乳首を舌で優しく転がす。 「んぁ!んぁぁっ!」 口から解放した乳首を舌でなぞり、優しく、甘く噛む。 「ぁっぁっ!ぁあっ!」 みなみの乳首は兎の涎で光り、硬く突起していた。 「うっ兎さん!」 突起したみなみの乳首を再び舌で弄ぼうとしたとき、男から悲痛な声があがった。 「兎さん、駄目だ!もう爆発しそうなんだ!あまり焦らさないでくれ!」 股間を押さえ苦しむ男を見て、兎はニッコリと微笑むとみなみのショーツに手をかけた。 「わかりました。あと少しお待ちください。」 そう言うとショーツを一気に足元まで下ろし脱がせる。 「いっいやぁぁぁぁ!」 足を内に閉じ、必死に見られまいと隠すみなみ。 「ふふっ。」 兎はゆっくりみなみの後にまわると、閉ざされた足の間に手を入れた。 「だっ駄目ぇ!やめてぇ!」 みなみは力の限り足を閉じ抵抗したが、兎はその抵抗を楽しむようにわざとゆっくりと足を開いていく。 「それ。」 兎はみなみの足を開かせると、親が小さい子にオシッコをさせる格好で持ち上げた。 「いっいやぁぁぁぁ!やめて!見ないで!降ろしてぇ!」 ガチャガチャと鎖をならし、みなみは叫んだ。 なんとか手で陰部を隠したいのだろうが、鎖は無情にもみなみの両手を拘束して放さない。 「気のせいでしょうか?何かいやらしい匂いがしますね。ふふ、お客様、私の代わりに確認していただけますか?」 兎はみなみの足を更に大きくMの字に開かせ、言った。 「あっああ、いっいいとも。」 男はフラフラとステージに向かって歩く。 その目にはもはや理性の光は宿っていない。 「いっいやぁ!駄目ぇ!来ないで!駄目ぇ!見ないで!見ちゃ駄目ぇぇ!」 兎の腕のなかで暴れ叫ぶみなみだったが、男は一向に構わず開かれたみなみの陰部を覗き込む。 「こっこれは凄い。」 みなみの女性器は意外と毛深く、少し色素沈着をしていた。 陰核包皮から見て、おそらくあの皮の下には大きな陰核が隠れているだろう。 膣は少し狭そうな印象をうける。 そして膣口からは、恐怖と羞恥と快楽によって愛液が垂れていた。 「とっとても清純派のアイドルのマンコとは思えないな。くっくっく、いやらしく濡らしやがって。」 「みっ見ないで!見ないでぇ!違う、違うのぉ!」 みなみは違う違うと頭を振り、ガチャガチャと鎖をならした。 「何が違うんだ?それなりに使いこまれた立派なマンコ持ってるくせに、へへっカマトトぶるなよ。」 「ですがお客様、みなみさんはまだ潮吹きの経験はないようですよ。」 そう言うと兎は指を伸ばし、皮の上から優しく陰核を撫でた。 「ああっ!」 ビクッとみなみの体が跳ね上がる。 「憧れのアイドルの初潮吹きを見られるなんてお客様は大変運が良い。ですがその前に、この立派なクリちゃんを可愛がってあげましょうね。」 陰核を皮ごと優しく刺激しながら、兎は言った。 「なっ!ああっ!やっやめ!って、ぁぁっ!」 みなみの懇願を無視し、膣口から溢れた愛液を指ですくうと、皮の上から陰核に塗り始めた。 「やめっ、やめて!やめ、っぁぁあ!あっ!」 すくっては塗り、撫で、またすくっては塗り、撫でる。 それを何度繰り返しすうちに、遂に陰核が皮からその姿を現した。 「なっなんていやらしいクリトリスなんだ。」 男から悦びの声があがる みなみの陰核は平均的な女性のものより一回りほど大きく、ぷっくりと実に良い形をしていた。 「ふふっ、いっぱい鳴いてください。」 指で膣口から愛液をたっぷりと集め、ゆっくりと陰核に迫る。 「だっ駄目ぇ!やめて、お願い!やっああっ!あっ!あっ!んんんっ!」 みなみの願いも虚しく、兎の指は敏感なみなみの陰核を捕らえ、優しく弄び始めた。 「ああっ!ぁっあっあっ!やっやぁ!ああっ!」 兎の腕のなかで体を仰け反らせ、ビクビクと震える 「随分とクリちゃん弱いみたいですね。」 愛液でよく滑る陰核を優しく、しかし執拗に兎の指が撫であげる。 「やっ、やん!あっぁっぁ!も、もう、めっ、やめ!やめってぇ!」 「ふふっ、イッたらやめてあげます。」 暴れるみなみを全く気にすることなく、円を描くように指で陰核を責め、次にゆっくりと上り下りを繰り返す。 「そっそんな!だっ駄目ぇ!あっあっあっ!ああぁっ!」 指と指の間に陰核を挟み優しく擦りあげる。 「やっ!あっあっ!くっ、ぁっあっぁっ!やっ!やぁぁぁ!」 呼吸を乱し、甘く鳴き、膣口からは新しい愛液が溢れ流していたが、それでもみなみは懸命に耐えた。 耐えたが、しかし兎の指はそんなみなみの理性を、突き崩してあげますとばかりに次々と快楽の波を送り込む。 「あっあっ!あっ!んんっぅ!あん!あん!っっああぁぅ!」 限界がもうそこまで近づいてきた。 「ほら、ほら、ほら。」 兎は止めとばかりに更に大きく肥大した陰核を、あくまで優しく、しかし容赦なく責めたてた。 「あああっ!あっああああああああ!!」 暴れていたみなみの体が縮こまり、硬直したかと思うと、派手な喘ぎ声とともに絶頂し、絶頂後ビクビクと痙攣を起こした。 みなみの目からは涙が流れ、膣口からも愛液が零れる。 「ふふっ、ではそろそろ潮を吹いてもらいましょうか。お客様少し手伝ってもらってもよろしいですか?」 「あ、ああ。」 兎の声で男も我に返る。 愛液が顔にかかる距離で、憧れのアイドルの痴態を目の当たりにしたのだ、男が呆然とするのも無理はない。 兎はみなみの両手の鎖を外すと、そのままソファーに抱きかかえて行く。 みなみもまた強烈な絶頂感からまだ呆然としていた。 兎はみなみをソファーに降ろし、マンぐり返しの体勢にする。 みなみもここでようやく我に返り暴れ始めたが、もう遅かった。 「こらこら、暴れては駄目ですよ。お客様、すいませんがこちらに来て足を押さえてもらっても良いですか?」 「わかった。」 男は兎に代わってみなみの両足を押さえた。 足を押さえながら、目の前にあるみなみのいやらしく濡れた女性器に、むしゃぶりつきたくなる衝動もどうにか抑える。 兎はその間にソファーの裏側にまわる。 「本当でしたら、いまからみなみさんのおマンコをベロベロに舐めまわしてイかせたいところですが、これ以上はお客様が待てないみたいですので。」 そう言って自分の右手の人差し指と中指をぺロリと舐める。 そして人差し指で陰核を数回優しくこねると、そのまま指を滑らせ膣へとゆっくり沈ませた。 「ああっ!」 「奥の方からしっかりと濡れてますね。嫌がってはいますが、結構感じてらしたんじゃないですか?」 ゆっくりと何度も指を出し入れしながら兎は尋ねた。 「ちっ違います!かっ感じてなんか、いまっっ、っぁぁあ!」 途中で中指も加わり、二本の指がみなみを犯す。 ヂュクヂュクといやらしい水音が店に響き渡る。 「ふふっ。上のお口より下のお口の方が正直みたいですね。」 「ああっ!ちっちが、っあ!そんな、そんなことなっい!」 「では、いまから両方のお口を素直にしてさしあげます。」 そう言うと、兎は差し込んだ指をだ曲げ膣壁の前方上部にあるわずかなポイントを責め始めた。 「なっなに?ああっ!いっいやァ!」 陰核からの快楽に勝るとも劣らない、未知の快楽がみなみを襲う。 「どうです?ここ?気持良いでしょう?」 兎は的確にみなみのGスポットを擦りあげながら尋ねた。 「だっだめぇ!そっそこ、そこはだめぇ!ああっ!まっまって!まって!まってください!」 みなみは必死に暴れ、なんとか兎の指から逃れようとしたが、男によってしっかりとソファーに身体を押さえつけられ叶わなかった。 「へへ、こいつめ逃がさないぞ。」 チャッチャッチャッチャッチャッチャッ。 膣肉を掻き回され、みなみの内から淫らな音が響く。 「だっだめ!おねがい!おねがい!へっ変なの!変になっちゃうの!」 快楽に顔を歪め、髪を振り乱しみなみは許しを求める。 チャッチャッチャッチャッチャッチャッ。 しかし兎は膣内にできた膨らみを掻き出すように擦り続けた。 「ああっ!だめっ!だめっ!だめぇぇ!ゆるして!ゆるしてください!おっおねがい、おねがいします!」 いやしい苦悶の表情を浮かべ、涙と涎を撒き散らし、ビクビクと大きく体を震わせながら、みなみは兎に、男に助けを求める。 ヂャッヂャッヂャッヂャッヂャッヂャッ。 「ほら、ほら、ほら。」 そんなみなみに、無情な兎の指から容赦なく快楽が贈り込まれる。 「ああっ!ああっ!あああああああああっ!!」 ついに快楽の波が必死の抵抗を続けたみなみを飲み込む。 みなみの絶頂とともに、尿道からチョロチョロと潮が溢れ、みなみの身体を流れ落ちる。 膣からは白濁した愛液が噴き出すように零れた。 「驚きました。イッたのに潮吹きを我慢されましたね。」 みなみは呼吸を乱し、ガクガクと痙攣している。 「ふふっ、では次も我慢できますか?」 ヂャッヂャッヂャッヂャッヂャッヂャッ。 再び兎の指がみなみのGスポットを責め始めた。 絶頂を迎えたばかりのみなみに、再び絶頂の波が押し寄せる。 「ああっ!まっまた!あうっ!だめっ!でちゃう!でちゃう!でちゃうぅ!やっやめ!ゆるしてぇ!もう、できない!がまんできないぃぃ!」 プシャ!プシャ!プシャァァ! 新たな絶頂の波に呑まれ、遂にみなみの女性器から潮が吹きだした。 マンぐり返しの状態で足を押さえつけている男にも、勢い良く潮がかかる。 「いやぁぁ!いやぁぁ!ごっごめ、ごめんなさい!ごめんなさい!」 プシャ!プシャ!プシャ! 膣肉を掻き回す兎の指の動きに合わせて、新たな潮が次々と吹き出す。 「ふふふっ。ほら、ほら、ほら。」 まだまだ許しませんよと、兎の指は執拗にみなみを責め立てる。 しかも更に深く大きな絶頂を与えるため、左手の人差し指で、潮と愛液で濡れた剥きだしの陰核を擦りあげた。 「ああぁあああっ!!ああああっ!ああああああああああああっっ!!」 ブシャァァァァ!ブシャァァァァ! 陰核とGスポットを同時に責められ、みなみの理性は完全に崩壊した。 次々と間断なく絶頂に襲われ、みなみの尿道からまるで噴水のように何度も何度も潮の柱が吹き上がる。 「うおおおおおおおおおおおっっ!!」 大量の潮を浴び、男もまた性的興奮の極みに昇りつめる。 「おおおっっ……、あれ?」 男は布団を跳ね飛ばし起き上がった。 「あれ?夢?」 男は周りを見渡したが、そこは間違いなく自分のアパートの一室だった。 「あれ?何だろう?俺いますごくいい夢みてたような?あれ?全然思い出せない。」 男はもやもやとした気分のなか、自身がまるで水をかけられたかのように濡れているのに気が付く。 「うわ!何だよこれ!雨漏り?うわっ、口に入った!しょっぱっ!おえ!汚ねぇ!」 更に立ち上がると下半身の異常にも気が付く。 「おいおい夢精してるよ!マジ最悪!」 男は寝直すため、タオルで顔を拭き、パンツを履きかえると、部屋の壁に貼ってあるアイドルのポスターに話しかけた。 「おやすみ、みなみちゃん。」 SS一覧に戻る メインページに戻る |