シチュエーション
![]() 久しぶりに屋敷にお戻りになっていた旦那様が昨日旅立ちました。旦那様は世界各国を飛び回るお忙しい方なのです。 旦那様の前では奥様はとても可愛らしくなります。まるでティーンエイジャーの女の子みたい。旦那様のことを本当に愛していらっしゃるのだと思うとなんだか微笑ましい気持ちです。 旦那様が旅立たれて奥様はとても寂しそうです。 今夜は奥様に呼ばれているのでたくさん慰めてさしあげたい。 私は奥様の部屋の扉をコンコンとノックします。奥様はすぐに扉を開いて出迎えて下さいました。 奥様はネグリジェ姿で金色の髪を緩く編んでいます。私のことを黙ってぎゅっと抱きしめて下さいました。奥様は私より頭二つ分くらい大きいので奥様の腕は簡単に私を捕まえてしまうのです。 奥様の甘い香りに包まれているとなんだかくらくらしてきます。 「ソフィア。私、眠れないの」 項を奥様の繊細な手が撫でて、耳に吐息がかかります。私はドキドキしてぎゅっと目を閉じました。 奥様は私の手を握り、ベッドまで引っ張っていきます。 二人で並んで横になって手を繋いで見つめあいます。 「ソフィア」 そのまま眠ってしまうこともあるけれど今日は奥様の腕の中に引き込まれました。 「あったかい」 ぎゅっと私を抱きしめて奥様は髪に頬ずりします。私はくすぐったくてちょっと笑ってしまいました。 やわやわと奥様は私の背中やお尻を撫でてきます。ちっともいやらしくない優しい動きです。 私たちはどちらからともなく唇を重ねあいました。触れるだけのキスを何度か繰り返してから舌を絡めあいます。 お尻に触れていた奥様の手がだんだんと熱っぽく変わっていくのがわかりました。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |