世界征服 パンツだから恥ずかしいもん
シチュエーション


僅かなる日の光さえ刺さぬ真なる深淵
絶望と虚無しか存在しないと語られるその世界
古の賢者達はその地を
‘魔界,と名づけた
その魔界より
人間界を手中に収めるべく遣って来た
そのモノは今。


「こらぁ! 待ちなさいってばぁ!」

近所の子供達と遊ぶのに夢中であった。

「じゃすてぃす・ぶれーど!」

ポカリ。

「うにゃぁ! ……このぉ! こっちだって負けないわよ!」

近くの子供達相手に
‘ジャスティス・ファイブ,ごっこに興じるデビるん。
無論、本気の‘ゴッコ遊び,であった。

「お嬢様もあんなに楽しそうにして」

ポカポカと子供達と夢中になってごっこ遊びをしている姿を従者であるアルスは、
楽しそうに眺めていた。




「えっ? 今なんと?」

アルスは掃除機を掛けながら首だけをデビるんの方を向けた。
人間界征服の居城たるこのおんぼろビルの一室を常に清潔に保つのが彼の日課である。

「公園よ! コ、ウ、エ、ン! 人間の子供達が集まるところよ」

人差し指をアルスにビシリと突きつけながらエッヘンと、デビるんは無い胸を反らす。
小脇に抱えた袋から食べかけのお菓子が
キレイにしたばかりの床を汚していくのがアルスの目に止まるが、
忠誠心溢れる彼は見て視ぬふりをする。

「私の偉大さを幼い内から教え込んで、将来私の為に尽くすようにするの!」

両手を腰に当ててさらに無い胸を反らす。

そんなに反らしても小さいことには変わりないのだが、主人の事を思い、アルスは黙ることにした。

「なるほど、では早速近くの公園に行き子供達に会いましょう」

掃除機を止め、割烹着を脱ぐとアルスは出かける準備を始める。

「ふふふ、少しづつ支配の領域を広げていってゆくゆくは……」
「あ、デビるん様、早く着替えちゃってください」
「そう、わかったわ、フフフ、見てなさい、私の偉大さを人間達に思い知らせてやるんだから」

そう言いながらモソモソとデビるんは着替えを始めた。

と、秘密基地で会話していたのが一時間前。

すっかり子供達とデビるんは打ち解けていた。

「お嬢様も遊び相手が出来てあんなに嬉しそうに」

アルスはしみじみと一人呟く。

「秘儀! スカート捲り!!」

バサリ。

「!? きゃあ!」
「うわぁ……デビるんおねえちゃん黒いのなんてはいてる」
「ああ、ほんだぁ、すっげー、おとなみてぇ」
「えエー黒いのは、エッチなヒトがはくんだよ」
「じゃあ、デビるんちゃんってエッチなんだ」

子供の一人に情け容赦なくスカートを捲くりあげられ、パンツが丸出しになったデビるん。
子供達の好奇の目はデビるんのパンツへと集まった。

「わ、私は大人だから黒いのを履いても良いの!!」

スカートを必死に押さえながらデビるんは顔を真っ赤にする。

「へー、デビるんおねえちゃんオトナなんだ〜」

「デビるん様ウソはいけません」

突然子供達の会話にアルスが混ざる。
つかつかと、デビるんに近づくと、

「ほら、こんな感じです」

ペロン。

ワンピーススカートを胸の所まで捲り上げた。

「なっ!? なにす――!! ふにゃ!」

コリ。

さらに胸に指先を這わすと突起を指で擦り挙げた。

「ほら、君達と、大きさは大差ないでしょ?」

コリコリとデビるんの『ポッチ』を皆に見せ付けるように指で弄びながら、
逃げられないようにデビるんを押さえつける。

「あ、ば、バカ!! 何してるのよ! この変態!!」

後ろから弄ばれながらじたばたとデビるんは暴れるが、責め手は休まるどころか、
なお、コリコリと責め続けてくる。

「バ、バカァ……ばかぁ」

声にも力がなくなってくる。
子供達に見つめられて恥ずかしさのあまりデビるんは顔を真っ赤にしてイヤイヤをするが、
アルスの指は主人であるデビるんを責めるのを止めない。

「お、おねがい……アルス……も、もうホントに……だめ」

ハァハァと、荒い息が零れ、
子供達はその様子を息を潜めてただジッと見つめ続ける。

「す、すごい、苦しそう」
「ねえ、ねえ、デビるんちゃん、今どんな感じなの?」
「君達、もし良かったらヤッテミルかい? デビるん様は大人だから平気ですよね?」
「なっ!?」

突然のアルスの申し出に、驚きでデビるんは大きく目をむく。

「ナ、なに言って――」
「デビるん様、こんな小さい児達に弄られて、‘ネ,を挙げないですよね?」
「えっ!?  あ、あ、あぅ……も、モチロンよ!!」
「ほら、じゃあ皆、デビるん様の体、好きにしていいよ」
「えっ!? ほんとにいいの?」
「じゃあオレやってみる!」
「えっ!? ちょっと待ちなさいアンタた――! くゆぅうぅう!!」

わらわらと寄って来た子供達の手はペタペタとデビるんの胸だけでなく、
脇の下、首筋、頬など様々な所に手が伸びてきた。

「や、やぁん! ダメ、ヤメテ! そんな所触っちゃ―― くぎゅうぅ!!」

誰かの手がデビるんの敏感な部分にクリーンヒットしたらしく、大きく背中を仰け反らせるデビるん。

「お、いいですね、今の所もっと責め立てて見たらどうですかね」
「ナ、何言ってるのよ! ソンナのダメ―――」

クニュクニュ。

「うにゅうう! や、やめて! そこはさわらないで」

イヤイヤと首を左右に振りながら抵抗するデビるん。
だが子供達の好奇心溢れる指先は情け容赦なくデビるんんを責め立て続けた。

「ら、らめなの! そこクニュクニュしちゃらめなの!!」

既にろれつが回らなくなってきている。

「ほらほら君達、悪の手先は完全にKO寸前だよ、さあ早く止めを刺すんだ!」

アルスはぐったりした主人を羽交い絞めにするとグイッと持ち上げる。

「ど、どうするの?」

少年達より疑問の声があがる。
更にアルスは小さい女の子をトイレに行かせるような格好をデビるんに取らせると。

「君達男の子が持ってるその剣でこの悪魔を突き刺すんだ」

そう言いながらデビるんの股をグイッと開いた。
トロトロとした蜜がとろりと零れる。

「ふ……ふにゃ?」

少年達に弄られて前後不覚になっているデビるんは、ぽにゃんとした顔で聞いていた。

「ど、どうする?」
「健太君、お前レッドだろ、どうにかしろよ」
「わ、わかったよ」

少年の一人が前に出てくるとゆっくりとズボンを脱ぎ、自分の物をデビるんのトロトロと濡れた、大事な弱点につきたてた。

「うわあ!」
「ふにゃ!? うにゅううう!!」

少年が突き入れるのと同時にアルスはゆっくりとデビるんの体を動かし始める。

「す、すげえ、デビるんお姉ちゃん、気持ちいい」
「あにゅうう! あ、あああ!」

貫かれているデビるんは大きな悲鳴を上げ、やがてはアルスとは違う自分自身の動きで動き始めた。

「いい! いい! だめえ! アルス!! も、もう漏れちゃうぅぅぅう!!」
「うっわああ! なんか来るなんかくるう!!」

少年もデビるんも最早限界であった。
二人の動きが俄然速さを増していく。

「くぎゅううう!! もうラメええ!! ラメになちゃうう!!」
「あああ!! なんかすごい! なんかすごくなるう!!」

ブシュウウウ!!

「アアアアあああァァァ!!!!!」」

ガクガクと二人は身を震わせながら同時に果てつくしていったのだった。





予断であるがコノ少年は後に汁男優として、様々な女優を相手にする事になるのはまた別の話。





「如何したんです、デビるん様? 浮かない顔をして」

アジトに戻ってきたデビるんはブンむくれたまま、ソファーの上でポテチをやけ食いしていた。

「ちゃんとデビるん様の事が子供達に伝わったじゃないですか?」

ボリボリと言う音が激しさを増す。

「僕が裏切ってヒーロー側に回ったからですか?」

ますます激しさを増すと、最早袋ごと食べるのではないか? と言うほどになる。

「胸ちっこいのなんてすぐに克服できますってば」

バチーン!

凄まじい音を立ててクッションがアルスの顔面に直撃した。

「死ねえええええ!! この変態! ド変態!! 超変態!!! MAX変態!!!!」

矢継ぎ早な怒声と共に全力攻撃のクッション攻撃がポカポカとアルスに襲いかかる。
猫の絵のかかれたクッションから羽毛が濛々と舞、
まさに部屋の中は彼女のいた魔界さながらの地獄絵図となってゆく。
やがて殴りつかれたデビるんが肩でハアハアと荒い息を吐き始めると。

「解りましたデビるん様……とり合えず凄く美味しいプリンが冷蔵庫に入ってます」

服の襟を正しながら、アルスが言う。

「……本当に……美味しいんでしょうねぇ?」

ジロリと上目遣いでアルスの顔を見つめるデビるん。

「無論です……ですが……」

そう言うとアルスはぐるりと部屋を見回し。
じっとデビるんの顔を見つめる。

「な、なによ…………!」

瞳と目が合い思わず頬を紅くするデビるん。

「まずはコノ部屋中を飛び回る鳥の群れをキレイにカタシますか」

そう言うとアルスは撫でるように主人の頭に停まった鳥の羽を、そっと、とりのぞいた。






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