シチュエーション
「隆景お兄ちゃん、今日は何にする」 義妹の舞子に言われ、 「じゃあカレーがいいな」 と答える、両親が亡くなり、母親の連れ子だった舞子を引き取り小さい時から 面倒を見ていた隆景、小さい頃から見ていた為、恋愛とは程遠いものを感じていた 今日は、学園祭、舞子と一緒に学校に来た隆景は、占いをしている真由美を見かける 真由美は隆景の幼馴染だ、小さい頃から高坂兄妹の付き合いは長く、恋愛とは 無関心だった真由美だったが、実は、彼女隆景のことがすきなのである 「お兄ちゃん、占いやってみよう」 「いいよ、俺信じないし」 「じゃあ、私一人でやってくる」 「待ってるぞ」 「うん」 「いらっしゃい、舞子ちゃん、で、何を占って欲しいのかな」 「私の運勢」 「判った、ちょっと待っててね、」 真由美は、水晶玉に手をあて念じる 「見えたわよ、舞子ちゃんの運勢は、大吉、いい人に出会えるって」 「本当に」 「さあ、次はあんたよ」 「俺は」 「いいから来なさいって」 「判ったよ」 「じゃあ、始めるわよ」 「うん」 真由美は、早速水晶玉に手をあて念じる 「見えて来たわよ、あなたの運勢は、大吉、次に出会った初めての人と結ばれる」 「そうか」 「うん、そうよ、けど、次に出会った初めての人って」 「真由美」 「あ、ああごめんね、今日はおしまいじゃあね」 「ああ」 真由美はショックだった 次に出会う初めての人が大好きな隆景と結ばれるのだから。学園祭が終わり 舞子と一緒に帰った隆景、舞子にその話をすると、突然不機嫌になる 「舞子、どうしたんだい」 「な、何でもないわよ、それより、スーパーへいきましょ カレーの材料買わなくちゃ」 「ああ」 舞子が怒っているので 「アイツ一体どうしたんだ」 と考える隆景だった。 「あの占いの事か、俺は信じてないけどな」 しかしその占いが、隆景の運命を変える事になる。 翌朝、隆景と舞子が神社で散歩していると、可愛い巫女さんが現れる 名前は、池薙あやめ、神社で巫女をしているのだ 「あ、お早うございます」 「お早うございます」 舞子は昨日の話を思い出し 「この人が、お兄ちゃんのそんな嫌だよ、お兄ちゃんが他の女の人に取られるなんて」 舞子は辛かった 隆景はあやめと話をしている 「あやめさんか、いい名前だね」 「いいえ、それより、そちらの方は」 「ああ、義妹の舞子」 「よろしくお願いします」 舞子は、あやめをにらみながらこう言った 「お兄ちゃんは、渡さないんだから」 「え、何の事ですか」 「いいえ、気にしないで下さい」 「あ、はい」 「じゃあ、また」 「どうも」 「あやめさんか、可愛かったな」 「お兄ちゃん」 「イテテテ、何するんだよ」 「お兄ちゃんの鈍感、バカ」 家に帰り舞子は、隆景に想いを伝えた 「お兄ちゃん、お兄ちゃんは、あやめさんの事好きなの」 「舞子、何を言ってるんだ、そりゃ確かに可愛いけど、まだそこまでは」 「だったら、ずっと言おうと想ってたの、私ずっとお兄ちゃんの事が好きだった真由美さんにもあやめさんにも負けたくないの、お兄ちゃんは、私の事」 「俺か、俺は、舞子の事、しかし、舞子は俺の」 「判ってる、けど私は好きなの、抱いて欲しいな」 「ああ、お前がそこまで言うなら大好きだよ、舞子」 「お兄ちゃん」 兄は妹を抱いた 「お兄ちゃん、恥ずかしいよ」 「大丈夫、俺がリードするから」 「うん、お兄ちゃん、」 舞子を裸にしてストッキングを外す 「いやあ見ないで」 そして、隆景は、舞子の胸を吸い、ペニスを窒内にいれ動かした 「ああん、いい、あはん」 「俺も、もう出そうだ」 「お兄ちゃん出して、私の中へ」 「ドピュー」 二人は安眠した。数年後、若い男と女が子供と暮らしている 名前は、夫隆景、妻舞子、子供景子、高坂一家に新しい命が生まれた春であった SS一覧に戻る メインページに戻る |