シチュエーション
先生、このスレはもうだめなんでしょうか? 俺ずっと、このスレを支える職人の一人になりたかったんです。 それなのに、なんで・・・。 スレにはいろいろな人がいていいと思うんです。 少しずつでも献血する人。 一度に大量に献血する人。 献血がなくなったらスレは死ぬんです。 俺、196さんの献血とか、他の人の献血を、ずっと待ってるんです。 こんな、こういうタイトルのスレだからこそ、中はもっと明るくしていくべきじゃないんですか? 先生も、「諦めたら試合は終了だよ」って言ってたじゃないですか! 俺、待ってますから、ずっと待ってますから・・・。 327 :名無しさん@ピンキー:2007/12/15(土) 12:26:41 ID:99Rc276l >>326君、君は勘違いをしている。私達はスレを支えるんじゃない…>>1君を支えるんだ。 そこを間違えてはならない。 328 :名無しさん@ピンキー:2007/12/15(土) 21:54:20 ID:BnYjLdC4 今日一日が終わる 安らかなこの子の寝顔をみているとほっとする。 今日は無事に終わった、だが明日は? いつまでこんな事が続くのだろう… いつも明るく振る舞ってはいるけどその心中は… それを考えると切なくなる。 わたしに何が出来るのだろう?今迄何が出来ただろう? この子の苦しみを少しは減らすことが出来るのだろうか? あの子の苦しみを代わる事は出来無い わたしではあの子を助けることは出来ない この時ほど自分の無力さを思い知る だけど… だけど知ってしまったのだ、あの祈りを。 13 不吉とされるあの番号、だけどあれは… あれは…一縷の希望の番号ではなかったのか >>13 あの時わたしは決心したのだ 死なせない 絶対に途中で終わせない 全力でこの子を守ると そしていつか現れる>>950を一緒に待つと 千の祈りが届くまで 奇跡が起きるその日まで 先生、わたしもう逃げません。 >>51さん職場復帰w 329 :名無しさん@ピンキー:2007/12/16(日) 02:19:15 ID:tOyvpYRu ♪神様 人はどうして生まれてきたの 誰かを愛し愛されるため 病院内の、広めの個室。白いベッドの上。 イヤホンから流れてくる、耳慣れたアーティストの曲。 誰かを愛し愛されるため…なんて、綺麗事。 「あと3ヶ月で、あなたは…」なんて言われて、人を愛することができるの? …実際はもう少し遠回りの言い方だったけど、隠せなかった…あの、若い看護婦は。 どうして、神様はこんなに非道なんだろう。 私は…。 生 ま れ て こ な き ゃ 良 か っ た 331 :名無しさん@ピンキー:2007/12/18(火) 18:46:27 ID:XMwkWAST 「はぁ……」 白いため息を吐きながら、俺は病院を見上げる。視線の先にある病室、 そこに彼女が――>>329が居る。 今日もまた、ただ怒鳴られるだけだった。なんで私に関わるの、と。 今までずっとそんなことはなかったから、態度の変化に戸惑ったけど、 理由は看護婦さんが教えてくれた。 別に、いつ君が死ぬかなんてどうでもいいのに、ただ、今を一緒にいたいだけなのに。 「はぁ……」 ため息をもう一つ、ため息をすると幸せが逃げる、なんて言葉があったな、とか思った。 保守!! 332 :名無しさん@ピンキー:2007/12/21(金) 17:37:45 ID:1sTO1dHR 私は貴女を愛しています。 ……手を握っても、良いですか? (保守です?) 333 :329:2007/12/21(金) 22:05:57 ID:pnIPlbrT 「………」 病室の窓の外に、彼の姿が見える。 白い雪に跡を残しながら、淋しげに去っていく後ろ姿。 「>>331……」 ぽつりと彼の名を呟く。 「…ごめん、ね…」 頬に涙が伝う。 違う、本当は、違うの。 嬉しかったの…来てくれて…。 でも、 …自意識過剰だと思う、けど…。 …もし、ね。 もし、 私を愛してしまったら…。 彼は、「失くす痛み」を知ってしまう。 そして、この先ずっと… 「神様って、いるのかな…」 静かな病室に、私の声だけが響いていた。 335 :名無しさん@ピンキー:2007/12/21(金) 23:12:22 ID:XN7dIkOR 歩きながらふと考えてしまう。 世の中うまくいかないものだな……と。 床に伏せる彼女の事を想い、精一杯共に生きようと頑張っている>>331 その彼の事を想うが故につらく当たってしまう>>333 両思いの二人が病気という壁のせいで悲しい想いをしている。 状況が違うが、同じように悲しいすれ違いの末別れてしまった 親友の事を思い出しこちらも悲しくなってくる。 出来るなら今すぐにでも病気を治してあげたいが 彼女の容態は如何ともし難い処まで悪化してしまっている。 自分を含め、他のどの医者でも治すことは不可能に近いだろう。 それこそ奇跡が起きない限り……。 窓の外を見ると雪が見える。そういえばそろそろクリスマス……。 人々が幸せになれる日にあの二人にも幸せが訪れてくれれば……。 そんな考えが頭をよぎり、自分まで弱気になっていると 気づいた私は気合を入れなおす。 不可能に近いがまだ可能性は残っている。 まずは過去の前例を調べてみよう。 もしかしたらどこかに突破口があるかもしれない。 それにみんなの力を合わせればもしかしたら……。 そう考えた私はすぐさま行動を開始した。 336 :331:2007/12/22(土) 00:36:36 ID:nQP23DO7 「はぁ……」 そういえば、もうすぐクリスマスか、そう思いながら空を見上げる。 空は、今にも雨が、いや、雪が降りそうな一面の灰色だった。 「はぁ……」 次に、白く残って消えていく息を見ながら、俺はまた>>329のことを考える。 そして、考えながら呟く 「失くす痛み、か……」 きっと辛いものだろう、もしかしたら、何もかもをやる気力を失うぐらいかもしれない。 彼女は、きっとそんなことを思って俺に言うのだろう。私に関わらないで――と。 だけど、もう関わってしまった。自分の中を大きく占めるぐらい。 だから、もうそんなことを言われても、なんの意味もない。 「神様って……居るのかな」 もし、居るなら、彼女に気付かせる為に、彼女と過ごしたい未来のために、 ―――と言う勇気を、俺にください。 357 :名無しさん@ピンキー:2007/12/31(月) 16:33:00 ID:/LxlPbtm また>>1さん…いないんですね。 半年ごとに二、三日いなくなりますよね。 家に帰ってるって先生言ってましたけどあれって嘘ですよね? >>1家になんか帰ってないし。 本当はどこにいるんです?どんな治療を受けてるんです? まさかこのまま…なんて事はないですよね? お願いします!>>1に会わせてください!少しでも力になりたいんです っ!…なにを笑っているんです?なにが可笑しいんです? あんたたち本気で>>1を治す気あんのかぁ! 358 :名無しさん@ピンキー:2008/01/02(水) 10:19:29 ID:xC7R9pQT >>357 256「落ち着いて下さい!大丈夫>>1ちゃんはちゃんと先生の許可を得て自宅です もう2、3日したら戻ってきますよ」 (たぶん新作読んで顔テカテカにして) 「え?>>51さん?え…えっと風邪拗らしたみたいで… あの、ほら、ナントカのカクランって言うですかね(笑)あ、医者の不養生ですか?でもわたしさ達医師じゃ無いし ってそういあ話じゃない?あははは」 (だからあれほど温かくして行きなさいって言ったのに) 359 :名無しさん@ピンキー:2008/01/02(水) 18:57:00 ID:GDrmdbbJ なんかひぐらしばりの悲しい擦れ違いが起こりそうwww 本当の事を言えない>>358さんに疑念を爆発させる>>357 >>357「どうして嘘つくのかな?かな?」 >>358「別に嘘なんか言ってないわよ〜」 >>357「嘘だッ!!!!!!」AA(ry 360 :51:2008/01/04(金) 14:50:36 ID:7Fyz5IwW 病院の屋上から、歌声が聞こえてきた。 小さな声だけれど、澄んでいて耳に心地がいい。 「…?」 ドアの間からそっと除いてみると、一人の少女が歌っていた。 色素の薄い長い髪に、今にも折れそうな華奢な体…。 「>>329ちゃん…」 ♪神様 人はどうして生まれてきたの? 誰かを愛し合いされるため? 大地や大空、海や山は幾千もの歴史を見てきた 必ず掴める幸せがあるのなら どうしてこんなに傷つくの? 「…………」 音をたてないように、そっとドアを閉める。 「神様は…居ないのかしら…」 思わず、そう呟いた。 もし、居るんだったら。 >>329ちゃんのためにも、…>>331くんのためにも…。 どうか…。 361 :51:2008/01/07(月) 22:31:15 ID:4e5C0xor >>51「え?神?いるわよ、だってほら>>1ちゃんが神!神!て嬉しそうに本読んで… そう、わたしが買って来た…あの本… 本… (嘆息) 凄かった… ねぇ>>360さん、観たことある?あんな、あんなに人が大河の様に波の様にこう、 ドドドドドって…凄い人が沢山のひとが一斉に…」 >>256「先輩、>>51先輩、大丈夫ですか、まだ本調子じゃないんじゃ… あ、いえナンでも無いんですよ?あはははは」 と言う事で、とりあえすみんな一応元気の様です。 >>196さんはどうしてるのかな… >>272さんも… 364 :名無しさん@ピンキー:2008/01/18(金) 01:38:07 ID:RFrsYhjt 残念ですが… 365 :名無しさん@ピンキー:2008/01/19(土) 13:59:06 ID:TixFoxUb まさか>>1ちゃんに何かあったんですか!?ねえ、答えて下さい>>51さん!! 366 :名無しさん@ピンキー:2008/01/20(日) 10:39:09 ID:bz3uwMe1 >>365 落ち着きたまえ!君も看護師だろう!さあ、自分の仕事に戻りたまえ。 ・・・大丈夫だ>>1ちゃんについているスタッフは皆優秀な者ばかりだそのことは君もよく知っているだろう? さあ早く>>329ちゃんの点滴を換えてきなさい、私は>>1ちゃんのところに応援に行ってくるから。 367 :331:2008/01/20(日) 14:55:48 ID:6IoaYDkZ …いったい、何があったんですか? この騒ぎは… …っ、>>329に会わせてください! 368 :名無しさん@ピンキー:2008/01/20(日) 18:18:14 ID:wQfFjhdH >>367 こちらです…とか言われて一階よりも下に連れて行かれたら… 嫌だよねーwww って談話室でBL同人誌を交換しながら>>1と>>329がワッフル食いながら談笑してたよ 369 :329:2008/01/20(日) 19:33:03 ID:6IoaYDkZ 会いたい。 自然にそう思った自分に…思わず嘲笑してしまった。 どうして? 「失くす痛み」を知ってほしくないんでしょう? 彼の幸せを守るために… 自分が許せない。 結局、自分自身を可愛がってたってこと? 「>>331…」 ぽろぽろと、涙がこぼれ落ちる。 会いたい。 会いたいよ…。 静かな病室は、 明るいのに、牢獄のように暗くて。 広いのに、鳥籠のように窮屈で。 孤独だ。 371 :名無しさん@ピンキー:2008/01/24(木) 23:24:45 ID:P0+1Kc0Y >>368 ああ、>>329までも…遅かったか…orz あれか、二人してお互いの婿話ですか 379 :368:2008/01/26(土) 23:50:22 ID:il0HT1cJ >>371… ああ、ごめん。間違えた。 >>329は嫌がってた。 380 :名無しさん@ピンキー:2008/01/27(日) 12:08:39 ID:Oks3F0OI >>1「ねえ、ちょっと…どう思う?このキワドイショット〜」 >>329「ど、どうって言われても…」 1「客観的な意見でいいから」 329「意見なんて、言いようがないのに…」 >>331「…>>329?」 329「…!」 1「? 彼氏?」 329「ち、違います…」 331「何やってんだよ…人が心配してたのに、こんな所でのんきにワッフルなんか…」 329「ご、ごめ…(あ…) …>>1ちゃん、それ(BL同人誌)…貸して?」 1「いいわよ」 329「…ほら…見なさいよ(>>331の前にずいっと突き出して)」 331「え…」 329「私、こんなの読んでたのよ?腐女子なのよ。幻滅でしょ?こんな女」 本当よ。これが私の趣味。分かったらさっさと私から離れて!」 331「落ち着けよ!俺は別に、お前の趣味が何であろうと…」 329「いやっ!(談話室を飛び出して)」 331「お、おいっ!走るなって!」 バタバタバタ… 1「ちっ…ノーマルだったか…」 392 :名無しさん@ピンキー:2008/02/17(日) 20:03:57 ID:zrPQLHzn この病院も人増えてきたよなー こいつらでSS大量に作れそうだよな 393 :名無しさん@ピンキー:2008/02/17(日) 21:47:24 ID:vhRdEfBt >>392 >>1の相手をどうするかが一番の問題だな。 394 :名無しさん@ピンキー:2008/02/18(月) 01:01:37 ID:1piuCgP1 >>393 >>361「絶対そうですよ」 >>256「違うわよそんな事ないって」 >>51「あら何の話し?」 256「あ、先輩ちょうどいいところに」 361「せんぱーい、先輩なら知ってますよね?>>1ちゃんの本命」 51「え?何?>>1ちゃんの相手?」 256「そうです、この娘ったら160だって言うんですよ、違いますよね?」 361「えー、だってあれだけの…ねぇ?」 51「そういえば本人が否定してたって217先生が言ってた様な」 361「えー」 256「ほらごらんなさい、やっぱり本命は196さんですよね?」 51「うーん196さんは1ちゃんの事大分気にしてたけど…でも1ちゃんの方はどうかしらねぇ」 256「え、その気は無さそうですか」 51「うん、わたしも160さんか196さんのどっちかだと思ってたんだけど、どうもそうでも無いみたいだし」 256「そうなんですかぁ季語うあの二人のどちらかだと思ってたんですけどねぇ」 361「そういえばバレンタインのチョコとかどうでした?」 51「だってあれみんなにあげてたでしょう?わたしも貰ったもの」 256「そーですよねぇ…」 361「あ!」 256「何よ」 361「わかった、217先生じゃないですか!」 256「それは無いわよバカね!」 51「そうよねぇ」 361「そうですかぁ?でも1ちゃん217先生のことじーっと見てたりしてますよ」 256「そ、それは主治医なんだから当たり前じゃない」 51「あ、そう言えば…確かに217先生の部屋の辺りでよく見たりするわね」 361「でしょう?」 51「うーん…まぁ217先生って若いのに落ち着いた感じだし、やっぱりああいうのに憧れても おかしくないわね」 256「でもほら年の差とか…」 51「そんなの年の差カップルなんかいくらでもいるじゃない、三船なんとかトコみたいに」 256「そ、そんなロリコンじゃないですよ!先生は」 361「つか先輩なにムキになってるんですか、ねぇ?51先輩w」 51「そうねぇーw、256ひょとして、あなた…」 256「あ!あーもうこんな時間ですよ、わ、わたし193ちゃんの検温に行かないと」 バタバタバタ 51「んふふふ、どう思うアレ?w」 361「そりゃぁやっぱり…そうですよねぇw」 51「うふふふふ」 361「えへへへ」 一方その頃>>1は 「そろそろ>>217先生のネタもマンネリかなぁ」と次ぎのネタの構想を練してた。 と、いう事でみなさん元気の様ですww。 395 :331:2008/02/18(月) 01:57:37 ID:QJB3tgzy 「おい、待てよ!」 俺の言葉にも振り返らずに、走り続ける>>329。 「止まれって!」 俺は>>329の腕を思い切り掴んだ。 「…っ!」 >>329はロングヘアを翻して振り返る。 「離してよ…痛い…」 「…………ごめん」 少し躊躇したけど、掴んでいた手をそのまま離した。 「………」 強く握ったら、折れてたかな。 そう思えるくらいに細くて、儚くて、酷く頼りない腕だった。 「…どう…して…」 「え?」 掴まれた腕を軽くさすっていた>>329が、俯いたまま小さな声を出した。 「どうして…私に関わるの」 「……」 前にも、その言葉を投げつけられたことがあった。 その時は唖然として、言葉を返せないまま病室を後にした、けれど…。 今更何を迷う必要がある? 「君が、大切だから」 少し大きめの声で言うと、>>329の小さな肩がビクッと震える。 その壊れそうな姿を見ても尚、俺は言葉を続けた。 「好きとか、嫌いとか…そんな言葉じゃ言い尽くせない。 >>329はもう、俺の一部だ。……いや」 一旦言葉を切ると、>>329の華奢な体をそっと抱き締めた。 「!」 「俺の半分を占めてるかもな。だから…君を失って、平気でいられるなんて保証はできない。 お前を失った1年後に、今と同じように笑える自信はない。でも…それでも…」 抱き締める力を少し強めた。 「未来なんて関係ない。今を一緒に生きたい。ただそれだけだ」 「………」 腕の中の>>329は、何も言わずに硬直している。 「言いたいことはこれで全部だよ。でも、君が俺の気持ちを迷惑に思っているなら…」 「違うっ!」 >>329は俺の言葉を遮って、細い腕を俺の背中に回してきた。 「違う…違うの。私はあなたに…あなたに、辛い思いを…させたく…なくて」 「うん」 「あなたに、失くす痛みを知ってほしくなくて…」 「…うん」 「だからっ…私…んっ」 言葉を絞り出そうとする>>329の唇を塞いだ。 いいよ。 もう何も言わなくて。 今から残りの一生、ずっと側にいよう。 写真なんか無くても、思い出せるように…。 398 :名無しさん@ピンキー:2008/02/23(土) 01:01:57 ID:vfHNmOff 保守剤投与 399 :名無しさん@ピンキー:2008/02/25(月) 18:56:43 ID:UkTNNiKl だが断る 400 :名無しさん@ピンキー:2008/02/25(月) 19:04:54 ID:BGbcJe++ >>399 こら、わがまま言わないの。 そんなんじゃいつまでたっても良くならないわよ? はい、じゃあちゃんとお薬飲みましょうねー。 405 :名無しさん@ピンキー:2008/03/01(土) 01:19:13 ID:kzb2R53v >>400からインスパイア 「もう、そんなに我が侭ばっかり言ってたら何時迄たっても良くならないわよ? え、何お願い?お願い聞いてくれたら言う事聞くって?本当に?クスクスそうねぇ出来ることなら え、わたしと?今ココで?ダメよ、そんないやって、ダメだってば!え。そりゃぁ…でも… …本当に?でも…見つかったら…え?うん、だって…そりゃわたしも嫌いじゃ無いけど… ってあ、こら、え?え?あっ本当にするの?あっ…あっ、ダメよそんな…もうっ! ようし、あたしも…えいっどうだっ…あんっ!そんなぁ…あ…ダメぇ、ううん、じゃこうして… え?嘘…あん!ちょっ!そこだめっ!…ああん、もうっ、わたし…こんなに…こんなに早く… こんなになっちゃってぇ…くやしい……くやしい…こんな子供に…手玉に取られてる… この子…なんて上手い……わたし…わたし… もうだめ…」 「クスクス本当お姉さん弱いよね、オセロ」 416 :名無しさん@ピンキー:2008/03/09(日) 14:48:39 ID:lk38H/mq 保守剤投与 417 :331:2008/03/12(水) 22:41:34 ID:YdAnHnAA 正直、困惑していた。 あの子の命は、燃え尽きてしまうとばかり思っていたから。 先生が事実を告げてくれたときは、都合のいい夢を見ているんだと思った。 でも、事実だ。 話を聞いた俺が、今ここにいる。 >>329と向かい合っている。 「…本当に、驚いたわよね」 彼女が小さく呟いた。 「…でも、嬉しいよ」 「…嬉しい?」 「ああ。…君は嬉しくないのか?」 「そんな訳ないじゃない。嬉しいわよ、一緒にいられること…ただ…」 「…ただ?」 >>329はふぅっと息を吐く。 「…永遠に一緒じゃないから、ね」 「…………」 その言葉は、俺の胸をチクリと刺した。 困惑して、思わず自分の考えをそのまま口にしてしまう。 「それはお前だけじゃないだろ。俺だってそうだ。 ここはネバーランドじゃないんだよ」 「…………」 俯いた>>329の肩が、小さく震えているのに気がついた。 途端に激しい後悔の念が襲ってくる。 馬鹿。何言ってんだ。フォローにもなってない。悲しみを増長させただけだ。 「…どうしたの、>>331?」 「え…」 顔をあげた>>329は、柔らかく笑っていた。 前と同じ、俺が好きになった笑顔………。 「写真なんかなくても、思い出せるように」 「!」 「…でしょ?」 「ああ。…あ、でも写真は撮るよ」 >>329は一瞬きょとんとした後、ぷっと吹き出した。 何か変なこと言ったかな。 「ええ、わかってるわ」 そう言うと、>>329は俺の頬にそっと口付けた。 「…っ!!」 「今はここまでね」 「あ、ああ…」 悪戯っぽく笑う君。 その姿がとても愛しい。 こんな時間が、とても愛しい…。 418 :名無しさん@ピンキー:2008/03/14(金) 19:57:00 ID:FtzZX10c >>416 …どうしても、飲まなきゃダメ? 419 :名無しさん@ピンキー:2008/03/14(金) 22:19:11 ID:8kc10adL >>418 君が生きたいと望むなら飲んでくれ。 それが私の望みでもある。 420 :418:2008/03/15(土) 22:26:35 ID:iOaSjMQL >>419 うん…わかった。先生がそう言うなら。 ありがとっ、心配してくれて! 422 :名無しさん@ピンキー:2008/03/20(木) 16:26:28 ID:5Fvxv9+U ………。 えっ?あ、こんにちは…。あ、すいません。これから診察ですか? …え、ええまぁ…。この病室の>>1って子と、ちょっとした知り合いで…。 …いや、ついさっき来たんですけど、なんかすごい慌てた様子で。はい。 なんか枕を庇いながら睨んでくるんですよ。 で、まぁ少しばかり話して、出て来たらお見舞いの果物持ったままで…はは。 …困ったなあ、病室戻ったらまた睨まれそうだし……って何笑いをかみ殺してるんすか。 まあいいや、ちょっとこれ>>1ちゃんに渡してやってくれませんか。えー…>>51さん。お願いします。すいません。 んじゃ、俺はこれで。また来まーす。 423 :名無しさん@ピンキー:2008/03/22(土) 02:32:01 ID:zezyDqYb >>51「はいはい、わかりましたw、またきてあげてくださいね. あ、そうそう今度来る時は… 424 :名無しさん@ピンキー:2008/03/22(土) 22:40:29 ID:gZSrVjn0 >>51君!急患だ!あと2分ほどで到着する。いっしょにきてくれ! 425 :名無しさん@ピンキー:2008/03/23(日) 20:43:02 ID:FDZU7iUo >>420のキスはお薬の味がするね…。 426 :420:2008/03/23(日) 23:33:24 ID:cWoIq51r うん…レモンの味じゃなかったね…。 427 :名無しさん@ピンキー:2008/03/24(月) 00:42:33 ID:ffT51dyJ いつも投薬は口移しで飲ませて貰っている>>420たん 429 :名無しさん@ピンキー:2008/03/28(金) 02:15:41 ID:BqICjajh お見舞いにきたけど…検査中かな? だれもいないや お花だけ替えてかえろっと 今度来るときは合えるといいな… 453 :名無しさん@ピンキー:2008/04/06(日) 18:08:06 ID:W+bKdwxM 「困ったな…。いや最初はただの保守ネタ…というのかな?そういうのの積もりだったんだがね」 かつかつとボールペンのお尻で机の上を規則正しい間隔で叩きながら>>217先生が幾分苦笑気味に答える。 「過疎気味のスレにおいては味も素っ気もない保守…という言葉だけで潰れていく、 という事は決して少ない事ではないんだ。 そこで私はちょっと凝った保守の積もりで書き込みをしたんだ。」 珍しい…。今日は多弁なんだ。 「死にかけだったスレだったのだが>>51君の気の利いたレスに神職人君たちの見舞いのSS…。」 こちらを見る目がちょっぴりほろ苦く、 「これらの素晴らしい偶然が重なってこのスレは今も生きているんだ。 まさに奇跡…、ここは住人の愛に支えられているんだ」 そして、酷く優しかった。 454 :名無しさん@ピンキー:2008/04/06(日) 22:02:42 ID:QgqgEeuI ここで先任の先生が登場ですよ >>65「待て待て>>217君、とりあえずここは>>442さんのお見舞いが先だろう」 455 :名無しさん@ピンキー:2008/04/12(土) 15:10:21 ID:s+Onn0U0 「>>442さん…エロがないからって、投下を恐れる事はないのよ」 ストールをまとった>>329がどこからともなく現れ、静かに語りかける。 「>>1さんは喜ばないかもしれないけれど、病棟のみんなも、私も…貴方を待っているから」 >>442の肩にそっと手を置き、にっこりと優しく微笑んだ。 SS一覧に戻る メインページに戻る |