仮病少女
シチュエーション


「そんな!それじゃ君は……」

少年が絶望的な声を上げる

「あら、今更知らなかったとでも言うつもりなの?」

この白い部屋の絶対君主、白いベッドに腰掛けた少女が見下す様に言う。

「…だって君は……だとしたら…」

今迄信じていたものが全て嘘だったと言うのか?そう思うと少年の腰から力が抜け、思わずサイドボードに手をつく。
ぎしり、とベッドが鳴る。
少年のそんな様に少女鼻を鳴らす、その目は下僕を見下ろす君主の目だ。

「大袈裟ね……あなただってそうでしょう?何のために来てるのよ、ここに」
「それはだって……」
「あなたもみんながあの娘にしたみたいにしたいんでしょう?」

ごぶり、と少年の心の黒い物が澱が揺れる。

<違う…あの子は…>

「…そんな風に……言うな…」
「何よ、あの娘がよくってあたしが駄目って事は無いじゃない、あたしにも」

少女の声はもう少年の耳に入ってなかった。
『あの子』あの少女は…耐えていた、自らの運命から、そして待っていた、やがて来るであろう希望を。

ダノニコイツハ

少年の心の澱はごぼごぼと広がり、それとともにその心は冷えて行った。

「どうせあの子だって心の中じゃ……」
「煩い!黙れ!」

激しくその肩を掴む。

「痛い!何すんのよ、ちょっ!離して!やめてよ!何よ知ってるのよ、あんたがあの子の事をどうおもってたのか!」

一瞬少年の力が緩んだその隙に、少女がするりと腕から抜け出す。

「だれか…」
「うおお!」
「うぐっ」

計算した動きではない、少女が助けを呼ぼうとした刹那、少年はその行く手を阻もうとして大きく足を出した、
そこにまるで狙ったかの様に見事なカウンターで少女の腹が当たったのだ。

「うがっ、がっ」

腹を抱えてうずくまる少女、その姿が一瞬別の少女の姿とダブる。
あの少女
あの時少女は病に耐え、苦しみに耐えていたのに

ダノニコイツハ

「うおおおっ」

そのガウンの襟を掴んで力ずくで起こすとそのままベッドの上に叩き付ける

「あうっ!うっ」

その上に馬乗りになるや細い咽を掴む。

「わかったよ……してやるよ、望み通りにな……」
「がっ、かはっ」

酸素を求めてその口を開く、その瞳は突然の暴力にと痛みによる恐怖に震え、潤んでいた。
もう君主の目では無い。
少年は少女のガウンの帯びを抜くと彼女の両手をベッドの鉄パイプに縛り付けた。

「いや…やめて…」

サイドボードの小振りの包丁を取るとガウンの下のネグリジェの襟に差し込む、

「ひい…」

辛うじて出た悲鳴は消える様に小さかった。
ネグリジェが切り裂かれると白い薄い胸が露になる、その先の赤身がかった突起を見た時、少年の下腹部がギリリと鳴った。
そして吐息も荒く少女の径鼠部に刃物を差し込むとショーツを切り裂き、それを少女の口に押し込んだ。
彼の尻の下で少女の足が暴れる。
それを感じながら腰のベルトをゆるめ、ジッパーを降ろす

「ふぐ、ぐううう」

白い顔を朱に染めて少女が自らの運命に抗う様に頭を振る。

<そうさ、そんな抵抗など>
少年の怒張が引き出される
<あの子の耐えた苦しみに比べれば>
少女の膝の裏を持ちその脚を高くかかげる
<どれほどの物か>

少年の前に幼い秘裂が表れ、開かれたそこに分身を一気に突き立てる。

「ふうっ!ふうむむむうううううっ!」
「こうされたかったんだろ!お前みたいなクソスレ!こうして保守してやる!






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