そういうキャラ
シチュエーション


肩につかない長さに切り揃えられた艶やかな黒髪と肉感の薄いすらりとした体躯には、
校則通り着こなされた濃紺の冬用セーラー服がよく似合う。
彼女はこの進学校で常時30番以内をキープしている優れた頭脳の持ち主だ。
そんな彼女が、入学早々落ちこぼれて年々DQN化している俺に告白したのだから驚くしかない。
ドッキリという言葉が頭を過ぎった。が、彼女はそういうキャラではないだろうと思い直した。
俺は告白を受けた。

「須藤くん、今日私のうちに来ない?」

付き合ってたった2日目のことだ。真面目な彼女のことだから、
親御さんに紹介でもされるのではと内心緊張しながら高級感あるマンションの一室に足を踏み入れる。
しかし何のことはない、誰も居なかった。

「ここが私の部屋」
「へえ…」

よく片付いている。女の子の部屋は初めてだ。そうか、これが…

「ベッドに座って待ってて。コンドーム持って来るから」
「は?」

コンドーム?聞き違いか?普通ここはお茶では?彼女は向かいの部屋に入り、コンドームを持って戻って来た。

「7時半に親帰って来るんだ。それまでにしよ」

しよ。しよってお前。

「私前大澤くんと付き合ってたんだけどね、全然駄目で…」

そう言いながら制服を脱ぎだす。

「須藤くんなら遊んでそうだし巧いかなって思って」

サーセンDQN風の童貞でwwwしかしここは見栄、

「ま、まあ…」

彼女の様子を伺いながらいそいそと服を脱ぐ。
お互いに上と靴下を脱ぎ、彼女はブラにプリーツスカート姿。
正直猫だましをくらったような、興奮とは程遠い気分だった。
しかし白地に淡いブルーのリボンがあしらわれたブラに包まれている色白な柔肉を見た途端、自分の身体の然るべき場所が疼き出すのを感じた。

「藤村…」
「須藤くん…」

二人で倒れ込んだ柔らかなベッドからも、藤村の甘い香りがした。






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