強姦風味でぬるエロ有です、すみません。
更にいうなら相手スネークです。更にすみません。
それでも良ければ下スクロールお願いします。







































真夜中もとうに過ぎた頃、ひとつの人影が選手用の大浴場へと滑り込んだ。
青い服に青い髪、自身の体格に負けず劣らず華奢なデザインのティアラ。
その人影は誰あらん、紋章の王子ことマルスだった。
「良かった今日も誰もいない…」
そういって彼はそっと脱衣場を見回し、誰の荷物も無いことを確認して、ほっと安堵の息を漏らす。
皆が眠りに着く時間を見計らって、睡眠時間を削ってまで、こんな深夜に風呂を浴びるには訳があった。
マントを外して甲冑を脱いで、そっと躊躇いがちに上着のチャックを下ろすと…。
そこには晒を巻き付けた決して豊かとは言えない胸がある。
そもそもマルスは女性である。だから正しく云うなら紋章の王子ではなく、姫だ。
事情を知る女性参加者達は、勿論女湯へ来ることを勧めてくれたが、そこは天下の任●堂。
データ上男性であるマルスには、女性用の施設に入ることは出来なかった。
そのため、マルスは眠さを堪えて毎晩深夜に入浴を済まさねばならなくなったのだった。

『お風呂と蛇と段ボール』
 

「今までも大丈夫だったし、矢張りこの時間なら安全かな…」
そう呟きながらそろりと浴室に入る。
流石にバスタオルを巻いて入る訳にも行かず、小さなタオルと腕で体を隠して、そっと中を伺った。
一見して誰も居ない…と思ったときだ。
 
    『!』
 
どこかで見たようなビックリマークが、湯船の底から浮かんできた。
よくよく見ると、浴槽に誰かが沈んでいる。
そっと近付くと、彼はゆっくりと水死体の様に浮かび上がってきた。
逞しい筋肉、風呂でも外さないらしい迷彩のバンダナ、そしてふやけた段ボール。
「スネーク!?何やってるの?大丈夫??」
駆け寄って助け起こして頬をはたく。どうやら意識はあるようだ。
「いや何、ちょっと浴槽で匍匐前進を試みようと…」
「…っていうのは建前で、実際の所女湯と繋がってる穴から進入を試みた訳かい?」
「や、いや、…そんな事は……。……ん…??」
彼らしい妙な言い訳を呟いていたスネークの動きが、はたと止まった。
珍しくまんまるに見開いた目で目の前のマルスを注視する。
「なに……っあ!!」
溺れたスネークに驚いて思わず駆け寄り、浴槽に入って助け上げたばかりだ。
そんな状態で咄嗟に体を気にする暇も無く、マルスの何処からどう見ても女性らしい身体は惜しげもなく晒されていた。
慌てて慎ましやかな胸を両手で覆い隠すが、当然間に合う筈もない。
「お前…女だったのか…?」
「……………コレで男に見えたら困るな」
「…そうか」
観念したように認めたマルスにニッと笑いかけると、スネークは必死に胸を覆う細い腕を、強引に引き剥がした。
「やっ…なにっす……っ!?」
「解らないのか王子様…いや、お姫様?」
その声が色を孕んでいて、思わずぞくりとして身を引く。
マルスも男として過ごしているのだから、当然知識としては余計すぎるほど聞き覚えが有る。
だが、実際自分がそうした経験をする事になるとは、微塵も思っていなかった。
当然慌てて抵抗を試みるが、勿論力で叶う訳も無い。
両手を揃えて片手で簡単に押さえ込まれ、完全に手首を極められて、もがく事すら出来ない。
そんなマルスの様子を見たスネークは、そっと小ぶりな胸に空いた手を伸ばした。
掌にすっぽり収まるその膨らみを丁寧に揉みしだくと、それまで嫌悪しか見せなかったマルスの顔にさっと赤みが差す。
「ん…っん…っぁ」
「なんだ、一応気持ち良いんじゃないか」
「…っ違!い、いい加減にしろ!放してくれ!」
図星を突かれた様に頬を染めて、諦め悪く抵抗しようとするマルスに、スネークは少し手首を押さえる腕に力を入れた。
突然の痛みに歪む顔を気にも留めず、震える顔を撫でて耳に口を寄せ、そっと囁く。
「あんまり騒ぐと他の奴が来ちまうぜ?そしたら嬲り者になるのは誰だ?」
「…っ!?」
「アンタにゃ素手モーションの攻撃は無い、掴みの威力も無い。武器が無きゃ何も出来まい?」
違うか?と耳元で囁くと、初めてマルスの抵抗は完全に止んだ。
どうやら無駄な抵抗と悟ったらしい。
それでも最後のプライドが邪魔をするのか、唇を噛み締め決して声を漏らそうとしない。
 
喘がせてみたい。
 
そうスネークが思ったのは、男として生まれたが故の本能だろう。
今更逃げられるとも思えない彼女の細い手を解放し、かわりに余った手で項をなで上げる。
項に掛かる長めの髪を掻きあげると、キメの細かい肌があらわになった。
そこに口を寄せ、つぅ…と舌を這わせると、初めてマルスの身体がびくりと大きく震えた。
耳から首筋にかけてを舐めあげ、胸を相変わらず揉み続け、もう一方の手を焦らすように下腹部へ向ける。
髪と同じ空色の産毛が薄く生えたなめらかな丘。その奥に隠された、硬く閉ざされた場所。
既に立派になっている自身が貫くべき場所に触れると、湯の中でもわかる程そこは蜜に濡れていた。
スネークのゴツい指を滑り込ませるには少しばかりキツかったが、少しずつ弄っていくとやがて飲み込むように受け入れてく。
「…は…っ…う、ぁ…」
真一文字に噛み締めていた唇は、流石に耐え切れなくなったのか甘い声を漏らすようになってくる。
よほど悔しいのかそれとも痛みがあるのか、大きな瞳は涙に濡れていた。
挿れる指を増やし、不規則に掻き回す。内壁がほぐれて柔かくなるのが指先で解った。
舌ともう一方の手でこね回した胸の飾りは完全に立ち上がり、充血して桃色を濃くする。
時折「やめて…」と声が漏れるが、それよりも堪えきれない喘ぎの方が大きく聞こえて、人気の無い半端な広さの浴室にこだました。
篭った湯気のせいか、それとも羞恥がそうさせるのか、白い彼女の肌は綺麗に朱を湛えた。
おもむろに引き抜いた指を見る。湯を通してもはがれない透明の粘液が絡み付いて、ぬるぬると糸を引いていた。
「さて…そろそろいいか」
そういって指先の様相を誇示して、良く慣らしてやった事を解らせる。
同意を得るつもりは勿論無い。
相手の反応を待つまでもなく、その柔らかな場所へいきり立った自身をゆっくりと突き立てる。
かなりのキツさは感じたが、十分に慣らした事もあり思ったよりスムーズに入っていった。
恐らくは湯の助けも大きいのだろう。
「あっ…あぁ……っや…うぅぅ…っ!!」
奥まで届くと同時に、彼女の細い体は大きく跳ね上がった。
音の響きやすい風呂場であるからか、反響した嬌声が四方から聞こえ、より一層の欲望を掻き立てる。
「その感じぶりなら痛みは無さそうだな」
筋違いとは思いながらも少しだけ安堵し、まるでお許しでも貰ったかの様に激しく腰を振った。
必死に感じまいとしているらしいマルスも、段々に我を失いしがみついて腰を振るようになる。
スネークが最後とばかりに強く奥へ貫くと、同時に背中を逸らして果てた。
 
勢いの産物ほど、事が終わった後気不味いものもそうそうない。
いつまでも繋がっているわけにもいかないと、そっと吐き出したばかりの自身を引き抜いた時だった。
どろりとした赤い液体が、マルスの脚の間から流れ出た。
 
 
『オタコン!!マルスが処女だ!!!』
思わず真顔で無線を叫んだスネークが、その場でマルスにバッドでかっ飛ばされたのは云うまでもない。
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某所に投下したモノです。エロくない癖に無理矢理ってどうなのよと小一時間(ry。
キャラ崩壊しててすみません。単に無線やりたかっただけです。