11月8日(水) 姉御様のお屋敷にて。 使用人[[[[[おかえりなさい、お嬢様]]]]] 姉御{ただいま} うはwwwwメイドさんたくさんwwwww で、何故ここに居るかって? 何だっけ・・・。 確か、二日前 11月6日(月) にココアで起こされて、 その帰り道に起こしてやったんだからとかな理由で・・・えーと・・・ メイド[お荷物預かります] 姉御{ええ・・・お願い} うり「あ、どうも」 メイド[お嬢様、すでに用意は出来ております] 姉御{早速行きましょう} 俺 姉御 メイドさん メイドさん メイドさん メイドさん メイドさん メイドさん メイ(ry の順番。 どうも俺は人と並んで歩く場合、右側に人が居ないと駄目らしい。 姉御{・・・何をにやにやしている?} うり「男のロマンさ」 姉御{・・・気持ち悪} うり「瑣末な事だ」 ここでDJドウキョウのおでましだ!Hey! スレ〜20の>>792さんよりリクエストです。 「同居よ、せめてどんな冥土服なのか後で報告頼む」 ふむふむ。報告だけでいいのだな? 密かに撮った写真は見せなくていいのだな?いや、見せないけど。 >紺色ベースの色、白いひらひらは着いてる。 >紺?青?のネクタイしてます。 >頭のカチューシャみたいなのは着けてる人着けてない人様々。 >スカートはやや短め。そんなモッサリしてはいない。 >秋葉原にいるようなメイドとは違う。使用人って感じ。 >冥土服には関係ないが、正直に言おう―――。美人が多い。 そして、お給料は結構いいらしい(後日談) さ、現実に戻ろうか? 姉御{ここだ} うり「うわ、江戸時代」 なんか、後ろでメイドさん達がざわざわしてますが・・・ 姉御{・・・・・・} うり「何かいるな」 姉御{・・・解るか?} うり「ここまで来れば、な」 姉御{危害は?} うり「大丈夫だろ。自分より恐ろしいモノが来るんだ」 姉御{・・・お前か} うり「正確には俺の後ろ、だ。喰われる前に逃げるさ」 ↑の細かい説明はまぁ、またいつか。 大体は悟ってくれるとウレシス(´・ω・`) うり「しかし、いつから手入れしてないんだ?」 姉御{・・・先代} 先代?えーと・・・ああ、そんなにですか。 うり「ククク、死体とかなんか居そうだ(ニヤリ」 姉御{・・・ミステリーの匂いがする(ニヤリ} ざわざわ・・・ざわざわ・・・ うり「もけけけけけけけけけけぇ!」 メイ[[[きゃー?!]]] ズヌォ うり「パオ!」 姉御{・・・煩い} ※メイドさん方すんません。驚かせて本当にすんません。 とりあえずスレチェーック!!! 姉御{何だ?メールか?} うり「いや、ロクでもない事」 ん?メイドがたくさん居てもコッチはこれから江戸時代ですお(#^ω^)ビキビキ とりあえず姐●弟■(プライバシーの為(以下略 は密かにメイドカフェ経験者と推測・・・よし! 姉御{開けるぞ} うり「OK」 ガチャッ ガコン ギィィィィィィィイイ うり「うわ、埃くさっ!」 姉御{まず換気しないと駄目か} 物凄い埃。クモの巣。おや、ネズミさん。 そしてここで待望の人物紹介といこうか? うり オーブ国代表。世界の救世主、キラ・ドウキョ。 姉御 ムッツリお嬢様なクセして実はとんだドM。 メA メイドさん(A)。茶髪ポニテなお姉たま。 メB メイドさん(B)。メイド隊のリダ存在な感じ。 メC メイドさん(C)。童顔で巨乳で背が低い。 メD メイドさん(D)。腕っぷしは強い黒髪おねーさん。 他、省略とさせて頂きます。 うり「とりあえず、換気するなら二階の窓を開けてくる」 メB[お一人では危険です!私も行きます!] うり「ドミナントである私が為 姉御{こいつは安心できる。大丈夫} メB[お嬢様が言うのであれば・・・] とりあえず台詞言わせろと、上着は脱ぎましてと。 姉御{あの奥に梯子がある} うり「成る程」 姉御{そこから奥に窓がある} うり「了解、ささっとやってくる」 姉御{・・・何か遭ったら構わず呼べ} システム起動、戦闘モード起動します。 敵施設侵入・・・うわ、思ったより埃が凄まじいな。 ここか?暗いな・・・あ、これだ。これが梯子だな。 大丈夫か?なんかギシギシ言ってっけど・・・ ここが二階か・・・  ガッシャ!!!ガラガラ!!   何だ?! 姉御{・・・大丈夫ー?} うり「二階に上がったら何か音がしたー」 姉御{・・・罠・・・かな} うり「あ?何?」 姉御{気にするな!} ・・・罠って、トラップって聞こえたぞ今。オヒ。 あ、窓発見しますた。開かな・・・・・・・・・開いた 作戦完了!これより帰還・・・ あれ、ない・・・ない・・・ない?! メC[あ!梯子が・・・] うり「・・・退却路を塞がれたか」 姉御{待て、今なんとかする} 埃がひどいな・・・喉がやられそうだ・・・ メA[大丈夫ですか〜?] うり「問題無い」 姉御{現代の梯子を今取りに行ってる} 現代?ああ、アルミとかなんかで出来た現代の梯子ですね。 メB[メA、顔や手を拭く濡タオルを準備しなさい] メA[はい!] ・・・あ、やべ うり「ガハッ・・・ゴホッゴホッ・・・」 姉御{・・・・・・} メD[梯子はまだか?!] やっべ・・・気管支にイッたな・・・ メ?[梯子・・・倉庫で引っ掛かってまだ到着できません!] うり「ええい面倒だ!姉御、全員退避させろ!!」 姉御{解った} メB[ちょっと、何を?] 二階半の高さか・・・大丈夫、下はコンクリだ。 落ちても死なんだろう。あ、いや、右足の捻挫した箇所に響くか・・・ いいか、俺は面倒が嫌いなんだ! 姉御{いいぞ} 全装備パージ、よっと・・・ すたん うり「ふぅ」 姉御{・・・無事か?} うり「ああ、梯子は壊れちまったがな・・・悪い」 姉御{気にするな} メA[あの、タオルどうぞ] うり「あ、どうもありがとうございます」 ふきふき・・・うわ、真っ黒・・・ メB[よし、まずは――― 手順はこうだ。 木箱に入ってるものから何まで、全て蔵前に出してブルーシートの上に置く。 そこから。物を鑑定する人(業者)と細心の注意を払いながら掃除、 倉庫内のホコリ取りや破損箇所のチェック。 これを二回ほど繰り返すらしい。 俺は運び出す軍隊アリ、姉御は見張る隊長アリだ。 うり「あ、そこの木箱。腐敗してるみたいで持ち上げると壊れますよ」 メC[え?うそ?] うり「足元にカビが生えているし、脚で突付くと脆いんです」 メB[中身だけ運ぶとしよう] 一階、完了。 続いて、二階。 姉御{どーだ?} メA[足場がかなり不安定です] うり「ほい、落とさないように・・・」 メD[はい] メB[誰か手伝って!手が開いてる人でいい!] そんなこんなで蔵から全部出して・・・ブルーシートの上は色々な物で埋め尽くされ、 中で作業してた俺やメイドさん達は真っ黒になり。 そんなこんなで10時。 姉御{風呂に入れ} うり「いや・・・」 姉御{入らないと飯も食えんだろう} うり「あ、そういや忘れてたな」 姉御{さっさと入って来い} うり「うぃーす」 Another Episode −姉御編-W(前編)  了 − W(前編)オマケ編 − 蔵で二階の物だしが終わり、内装の掃除を見届けている頃。 姉御{・・・・・・} うり「ん?」 姉御に袖を引っ張られて呼ばれてた 姉御{来て?} 着いていくと、一本の刀 姉御{・・・どうだ?} うり「・・・・・・・・・」 血の臭いがする・・・アレだ。俗に言う妖刀っぽいもの。そこまでの代物ではないが。 結構これで人斬って血を吸って。持ち主をよく換える刀だったであろう・・・ 姉御{・・・やっぱりな} うり「へ?」 姉御{・・・何かあると、お前の眼の色は変わる} うり「うわー、自分でも気付かないとか変だなそりゃ」 姉御{・・・私は好きだぞ、そういう所} 変なところがお好みで・・・ メB[やはり、危険なのでしょうか?] 姉御{迂闊に触らない方がいい・・・メCは?} メB[手当て中ですが、大したことではない。と] どうやら、メCが刀を木箱から取り出したら何故か手を切ったとか・・・ 刀は鞘の中のまま。嘘だと思うが事実らしい。 うり「で、俺ですか。さいですか。」 姉御{お前は抜けるのだろう?} はい、そこで 姉御{お前はヌケるのだろう?} とか思った奴は総長に蹴られるぞ? うり「抜ける事は抜けるが・・・やってみないと解らん」 姉御{頼む} 抜いてどーすんだはこの際ナシにしておこう。 いや、そんな人が死ぬような眼で見ないで下さいよ皆さん。 にしても血生臭い・・・ ギシッ ズシシシャ  メA[うそっ?!] メD[馬鹿な・・・] 姉御{・・・・・・・・} メB{どうして抜けるの?!} いや、スッキリ抜けんな・・・ うり「ふぅ・・・」 錆びてはいる。錆びているんだが、力を入れなくても抜ける。 これは従姉や姉御が公認済だから当人は驚かないが・・・あ、抜けた。 うり「っと、酷い錆びと血だな」 赤黒い錆。人の血だ。 斬って斬られてそのままにして鞘に戻したんだろう。 武士なら刀を振って血を取るか、手入れはかかせない・・・ メA[あの、大丈夫ですか?] うり「何が?」 メB[手が切れるぞ?!] うり「平気平気」 俺からは血を吸えない。このレベルじゃな。 姉御{・・・それはどうする} うり「俺が貰うわけにはいかないな」 姉御{・・・・・・} うり「とりあえず、下手に拭くのも駄目だ。戻して封印しよう」 封印っても、誰も触らないようにするだけと、塩を「俺の手」で振り掛けてやるぐらいだ。 メB[君、何者?] うり「さすらいの高校生」 姉御{・・・ただの阿呆} メA[ぷぷっ!] うり「失礼な・・・霊界ではやや恐れられてるぞ?!」 メB[むっ・・・] 何睨んでんスか、そんな見つめられると・・・だめ!わたし!おかしくな(略 Another Episode −姉御編−W(前・オマケ編)  了