遠出から帰って洗濯やら次の準備をしている最中、お袋から電話。 母「今すぐに帰ってきなさい」 俺「何で?」 母「○○さんが今から来るって電話があった」 俺「なんでまた?」 母「お前に用事がある理由は一つしかないでしょ」 そんな会話で俺は実家に急遽突撃。 ○○さんは俺の亡き実父の従弟であり、とある仕事をしていた亡き祖父の甥である。 ○○=テオドール(ネタがわかる人はかなりのお年と見た)、テオとでもしておきますか… そんな感じでスレに馬鹿な書き込みをした直後呼び出されたわけです。 俺が帰宅すると、まだテオさんは到着していない。 とりあえずコタツに入って色々と親父(=母の再婚相手)と母と話をする。 結論は決まっている会話であるが、それ自体が嬉しかったりする。 で、テオさん到着。 とりあえず、会話は最近の事を話した程度で… しばらく両親と俺とテオさんで当り障りのない話をして、その後(現在の)親父は妹を連れて買い物へ。 姉は仕事で家にはいない。 そして、テオさんは本題を切り出す。 テオ「(俺)くん、家の娘と結婚して婿養子になる気はない?」 俺「その話はなかったことに…」 テオ娘=鳩子とでもしておきます そして、養子話は今までに何度かあったことで、取りわけ新しい話でもない。 その度に婿養子の話もセット。 実父が亡くなってしばらくして、 祖父がなくなった少し後。 俺が成人した頃。 節目…良くも悪くもだけど…の度にその話はあったことだ。 俺「まったくありません。鳩子さんもその気はないでしょうに」 テオ「鳩子とつながりあるのか?」 俺「本家で会ったときから、数少ない父の血縁だから…。連絡できるようにしてました。ある程度、年も近いですし」 テオ「そうか…」 俺「それに、俺にも彼女がいます。先の事はわかりませんが、   今までの誰よりも大切な存在です」 テオ「そうか、じゃあ、婿は別として養子に入る気は?」 俺「全くありません。仕事の事も絡んでくるんでしょう?」 仕事に関しては細かくは話しません。 テオ「俺の仕事、嫌いか?」 俺「嫌いとは言いません。でも俺には合いません。   収入は別として今の仕事に誇りを持ってますし、なにより好きなんで」 テオ「そうか…お前がそう言うならしかたないな」 俺「鳩子にいい相手を見つけて婿養子にして後継がせればいいんじゃないですか?」 テオ「うむ、だが鳩子が言う事を聞くとも思えない。    それに鳩子には男をみる目がない」 俺に後を継がせようとするテオさんに人を見る目があるかは…と思ったが黙る。 といいつつ、関係者を最低限の利用をしている俺も俺だがww 俺「まあ、今までの相手で聞いた話では後を継ぐのは無理そうですね」 メールやら実際に会った印象で決め付けてみる。 テオ「そうだな」 俺「でも、これからの時代血縁だけが全てではないでしょう。   適任者に継がせればいいとおもいますが」 テオ「そうなんだがな、周りが納得するかどうか…」 俺「それに関しては、俺からいくらか話をします。   それで納得しないで駄目になるならそれまでという事です」 テオ「案外厳しいんだな」 俺「言い方は悪いですが、俺にとっては他人事です」 テオ「そうか、お前の意思は解かった。仕事に関しては継ぐ気もないし、    口を出す気はないということか」 俺「今までもそうでしたが、これからに関してもそういうことです」 こんな話をして夕方にはテオさんは自宅へ戻る。 母「やっぱり恋人がいたんだね」 俺「まあな」 母「だったらたまにはここに連れてきなさい」 俺「その気になったらな」 とりあえず誤魔化す。それには少し時間が欲しい。 母「でも、テオさんがお前に継がせようとするのわかる気がするわ」 俺「なんで?」 母「お前、金の臭いには敏感だもの」 俺「それって誉めてるのか?」 そんな馬鹿話をしながら過ごす。 母「お前に欲があるのかないのか解からないときがあるよ」 俺「なんで?」 母「遺産の相続を拒否するかと思えば、最低限の遺産を貰い受けたでしょ」 俺「まあ、その当たりは問題のない範囲だろ」 母「で、その遺産をもとに小遣い稼ぎしたりしてるからねぇ」 俺「資産は運用しないと食いつぶすだけだろ」 母「確実に金になるように使ってるから金が欲しいとおもったら」 俺「思ったら?」 母「何か買うわけでもない」 俺「あんまり意味があるとは思わないからな。生活できれば十分だろ」 生活できれば十分、それは母の教えでもある。 そんな話から、現在の親父と結婚するまでの昔話に花を咲かせる。 そのうちに親父と妹帰宅。 仕事のあった姉も、夕食前に帰還。 その後はテオさんの話を忘れて、普通に過ごす。 焼酎を飲ませた為、親父は夕食後撃沈。 で、母に彼女のことなどをしつこく聞かれたが適当にあしらう。 そして、日曜日。 支度やら忙しく、早朝にアパートへ帰還。 スレを追いかけているうちに、メッセンジャーで同居からアクセス。 ちょっとばかしその話をする。愚痴に近いが、聞いてもらって楽になる。 その後は馬鹿話。 その後、同居からの返事を待たずに飯落ち→買い物→実家へ舞い戻り。 そしてまた早朝、出発準備のためにアパートへ戻る。 その後の話は、しばしお待ちを。 俺も酒が回っていいかげん眠いwww それに、この後は俺としても少し待ちたい。 俺のいないときにうpしやがって…anero恨むぞw と断末魔だけ書き残しておくか…