ゆべる台詞集

VS十代その1
「この時を待っていた。全てボクの計算通りだよ」
「もうそんなヤツの体なんてどうだっていい。くれてやるよ。一番欲しかった物が手に入ったからねえ。キミを覇王にする事によって完成させた最強のカード、宇宙を統べる究極の力をね」
「今までのデュエルは余興さ。お楽しみはこれからだよ。フフフ…。罠カード、バスター・サウザンド。ライフを1000払う事により発動。攻撃力か守備力が1000以下のモンスターは全て破壊し、お互いに1000ポイントのダメージを与える」
「さあ、始めようか、十代。ボク達の本当の時間をね」

VS十代その2
「いいよ、デュエルでボクを負かすことが出来たら。キミが心の中で思っている事、叶えてあげてもいいよ」
「思い出したかい十代?ボクはいつだってキミの為に生きていた。キミを泣かせる奴らをキミの周りから排除してやっていたんだ」
「キミにはボクという親友がいたじゃないか。ボクだけを見ていれば良かったんだよ」
「ひどいよ十代。ボクはこんなにキミの事が好きなのに。そんなボクを宇宙に捨てちゃったんだからね」
「ボクは毎日キミに呼びかけて泣いていた。でも、いつの日からかキミからの反応がなくなったんだ」
「キミがボクの事を忘れていた時、ボクは苦しんでいたよ。熱いよ、痛いよ、苦しいよ。何故、こんなに好きなのに、十代は何故こんな仕打ちを。その時気付いたんだ。これが十代の愛の形なんだって。十代は好きだからボクを痛めつけ、苦しませているんだって。だってほら、ボクは苦しんでいる間、キミの事を忘れるはずがないからねえ。キミのかけた謎が解けたとき、ボクは嬉しかったよ。だから決めたのさ、12の次元に別れて存在する全ての宇宙を、ボクの十代に対する愛で満たそうと。そしたらきっと、キミもボクの愛に気付いてくれるだろう。だからキミと関わる全ての人間を、世界を、苦しみと悲しみで満たそうとしたんだ。その考えは間違ってなかったよ。だって十代は今、ボクの目の前にいるんだから。フフフ…」

十代との会話(ここだけはどうしても会話だと思ったので)
      「どうしてそんな怖い顔してるの」
      「俺の仕打ちが憎かったなら、俺にだけ復讐すれば良かったんだ」
      「憎い?復讐?何を言っているんだ?言っただろ、全ては十代に喜んでもらえると思って努力してきた事なんだよ」
      「俺が喜ぶ!?仲間達が傷付いて苦しんで消えていっているのに!」
      「だって、それが愛だろう?キミを苦しめて愛の深さを伝えたかったんだ」
      「ユベル、お前にはもう、何を言っても無駄なのか」
      「デュエルしようよ。もっと苦しめてあげるよ。苦しみと悲しみの中でこそ互いの愛を理解しあうことが出来るんだよ」
      「…ああ。ただし、理解しあう為ではなく」

「なんだ、素直じゃないな、がっかりだよ。でもいいよ、ボクは待っている。キミがボクの愛を受け入れてくれる時を」
「勘違いしてないかい?ボクは傷付きながら喜んでいたのさ、キミの愛を感じてね」
「思い込んではいけなかったのかい?愛されてると思わなければ、あのつらさに絶える事なんて出来なかったんだよ。それなのに十代の愛をそんな奴らがボクから奪っていったんだね」
「覇王十代に泣き落としは効きそうにないね」
「嬉しいよ、コレがキミの愛なんだね」
「嫌だねえ。ボクの十代はそんな非情にはなれないよ」
「分かったかい、ネオスペーシアンとの仲間意識なんてそんなもの、何の役にも立ちはしない。ボク一人の愛の方がずっと強いのに。それなのに、キミはボクの愛より、ネオスペーシアンとの友情を選ぶって言うんだね」
「十代、キミはどうしてもボクを退けたいんだね。ネオスペーシアンとキミにとってボクの愛なんて邪魔なだけなのか。でも、そうはいかないよ」
「そんなにボクが嫌いかい。ボクにとって12の次元の宇宙とは十代と共に生きる為の空間。だからこの宇宙を愛で満たそうとした。でも、キミが仲間を呼び。そこまでボクを排除しようというのなら、もうこの宇宙を愛で満たす必要もない。いや、もうこんな世界すら要らない。終わらせようこの宇宙を、キミとの空間も、キミとの時間も。フフ…、楽しかったよ、十代」
「キミをボクの元へ誘う為に手助けしてくれた者達も、暗い暗い心の闇を持っていた。ボクは彼等の心の闇を食べながら、愛しいキミとの再開を待ち、最初の次元にキミを招待したのに。いや、あのデュエルも楽しかったよ…あんな奴が乱入して来るまではね」
「多分キミにはボクの愛を受け入れる準備が出来ていなかったんだね。だってキミの心の闇が、覇王が、眠ったままだったんだもの」
「悲しいよ十代。キミがこんなにわからず屋だったなんて。キミが悪いんだよ。ボクの愛を分かってくれないキミなんかいらない。この宇宙もいらない。みんな、みんな消えちゃえ」
「ボクが受ける苦しみをそのまま十代に返そう」
「キミが悪いんだよ。ボクという者がありながら、仲間との友情なんてくだらないものにうつつをぬかすから」
「目障りなやつめ。お前を先に消してしまえば良かったな」
「文字通りどちらかが完全な無になる、本気のデュエルをしよう。愛も情けも、入る余地のない戦いをね」
「所詮ボクの愛の前には、あんな奴等との友情なんてどんなに頼りないものか。さあ、最後のチャンスだよ。思い出してよ、十代」
「ヨハンのフェイバリット!」
「あんなに弱い奴のカードを使うなんて。そんなにアイツとの絆が重要なのかい。そんなにアイツが好きなのかい」
「ボクにあんなに注いでくれた愛情も今じゃアイツのものなんだね。許さない」
「本当ならこんな形で終らせたくはなかったけど、キミをボクのものにする為にはこうするしかないんだ。ゴメンね。十代の大好きな友達のモンスターでやられるのなら、本望だろうからね」
「ボクはキミを誰の手も届かない遥かな次元に連れて行く。そこでボクが永遠にキミの眠りを守ってあげる」
「嬉しいよ十代。キミの心がやっとボクに届いた。その憎しみは愛の裏返しなんだね。ボクの能力は攻撃で決して傷つかない事。自分は傷けられずに他人を傷つける事しかできない。そんなボクは誰の愛を受け入れる事はなかった」
「終わりだ。全てを終わりにする事で、ボクはキミの全ての愛を永遠に独り占めする事ができる」
「十代…二つの魂が一つになり、もう決して離れる事はないんだね。ボクは今、キミの愛と力に包まれている。共に戦おう!宇宙を破滅に導く光の波動と!」

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